8.パーティー終了後の思わぬ誘い

こんばんは。いち子です。 『まさかそこからアラフィフ再婚出来るとは』8話目です。ランキング参加しておりますので、よろしければクリックして下さいませ☆↓にほんブログ村 ******************************* 岩尾さんとは一番最初の対面で初めて連絡先を交わした人だが、まさかパーティー会場を出てすぐに誘われるとは思いもしなかった。一瞬戸惑っていると、私達2人の前に大きい声で立ち塞がってくる者が現れた。「2次会行きましょ、2次会！」大柄でだぶっと太ったどこにでもいそうな中年男といった感じだった。いや、50代後半といった感じだから、中高年…？いやいや、そもそもこんな人いただろうか…

7. 最後に気になった人…？

こんにちは。いち子です。 『まさかそこからアラフィフ再婚出来るとは』7話目です。結婚相談所パーティーでようやく全員との対面が終わりましたが（あの時のことを思い出しながら書いていたら、疲れも蘇りました…！）その日のそれからのお話がもう少し続きます。 ランキング参加しておりますので、よろしければクリックして下さいませ☆↓にほんブログ村 ******************************* 様々な男性と話して頭の中がぐるぐるしながら、ぼんやりと座っていると、最初に私の目の前に座っていた男性が、両手にカップとお皿を持ったまま戻ってきた。「お疲れさまでした」 男性は自分の飲み物を抱えて5分ごと…

6. そこには様々な男性がいたPart3

こんばんは。いち子です。 『まさかそこからアラフィフ再婚出来るとは』6話目です。早く結婚相談所パーティーの話を終わらせたくて、本日も連日投稿しました。もう数話続くかと思います…苦笑ランキング参加しておりますので、よろしければクリックして下さいませ☆↓にほんブログ村 ******************************* 新たにやって来た男性は、先程の全体的に四角い男性より更にひと回りデカい大柄男性で、よいしょっ！と白いカップとお皿を抱えてドシンと座り込んだ。「女性の方はいいですねぇ、男は飲み物を持って何回も店の中を歩き回らなくちゃいけないから大変ですよ」 「そうですよね、私達は座ってい…

そこには様々な男性がいたPart2

こんにちは。いち子です。 『まさかそこからアラフィフ再婚出来るとは』5話目です。珍しく連日投稿です！ ランキング参加いたしましたので、よろしければクリックして下さいませ↓にほんブログ村 ******************************* 自己嫌悪に陥っている間にも、次の男性が隣の席にやって来る。 今は落ち込んでいる暇はない。気を取り直して、新たに横に座った男性と向き合い、挨拶を交わした。「野球がお好きなんですか？」 「はいっ！そうなんです」やっと自分の趣味に触れてくれる人が現れた！ 張り切って返事をすると 「僕はサッカーの方が好きなんです」 と返ってきて、少しがっかりした。野球観戦…

40代半ばからの初めての婚活

こんばんは。いち子です。 『まさかそこからアラフィフ再婚出来るとは』4話目です。あまり頻繁な更新ではありませんが、頑張ります…！ランキング参加してみたので、よろしければクリックして下さいませ☆↓にほんブログ村 ******************************* 参加男性陣が店内のテーブルの間を縫うように移動している間、私は参加者一覧の岩尾さんの名前の横に覚え書きを書こうとした。その間に、私の目の前にいた男性が移動してきて隣に座ろうとしていた。 周囲にはまだ移動中の男性達が取り巻いている。 すぐ真後ろを通ったりするので、自分の覚え書きが見えるのではないかと心配になった。先ほどの岩尾さ…

40代半ばからの初めての婚活3

こんにちは。いち子です。GWはやはりなかなか更新出来ませんでした…1話分のスパンを短くして、コツコツ更新していこうかなと思います。 『まさかそこからアラフィフ再婚出来るとは』3話目です。ランキング参加してみたので、よろしければクリックして下さいませ☆↓にほんブログ村 ******************************* 1対1になってから初めて笑顔を見せるより、普段から感じの良い表情を見せるようにした方が印象がいいのに。と、ちょっと評論家のようなことを思いながら、 「こんにちは」 と笑顔で返した。彼は、岩尾です、と名乗った。 次に年齢を聞いた瞬間、 「えーっ！」と目を見張るリアクショ…

40代半ばからの初めての婚活 2

こんにちは。いち子です。 『まさかそこからアラフィフ再婚出来るとは』2話目です。 まだまだ出だしですが、地道にお話進めていきます！ ******************************************************* 都内のとある高層ビルの最上階でエレベーターが止まると、私は未開の地に足を踏み入れるようにそろそろと歩を進めた。 辺りを伺ってみると、カフェというより『喫茶店』という言葉がぴったりなお店の看板があり、横には『○○結婚相談所パーティー会場』と案内板が並んでいた。 店内を覗き込むように見てみると、相談所の女性係員らしき人が 「こんにちは！」 と笑顔で声をかけて…