私にとってめちゃめちゃ思い入れのある一冊をご紹介します。 百合界の巨匠・竹宮ジン先生の初の百合姫コミックス「ラブフリッカー」です。 この本は竹宮ジン先生が商業デビューされて間もない頃に、百合姫に掲載していた短編が5編と後日談を描いた短編1編が収録されています。 本当に個人的な話なのですが、私が初めて百合姫本誌を買った時。 今から10年近く前でしょうか…? その時に掲載されいていたのがこの本の冒頭に掲載されている 「あたしのかわいいヒト」というお話! 竹宮ジン先生の百合姫デビュー作! そう!私と竹宮ジン先生の百合姫デビューは同時だったのです!!!!!! (そうじゃない) ラブフリッカー7Pより引…
あまりに自粛が暇なので、毎日のように電子で漫画を購入しちゃいます。 女の子がいっぱい出てくる漫画ばかりですが…w 今日(4/28)発売したばっかりの百合漫画・「田所さん」をご紹介! 黒髪の女の子が田所さん。 金髪の子が二階堂さんです。 この漫画の存在は前々から知っていたんですよねえ。 連載を読んだことはなかったのですが、作者さんがツイッターに上げていたのがRTで回ってきて。 (確かお風呂回だったような) それから単行本になるのを楽しみにしていたので、嬉しいです! すぐに買いました! 幸せしかない!根暗な田所さんと人気者の二階堂さんのイチャイチャストーリー! この漫画を一言で表すなら、 「田所さ…
【百合漫画紹介】好きなのは女の子 北尾タキ百合作品傑作選(北尾タキ)
いい加減自粛生活にも飽きてきました。 こまです。 いきなりですが短編集っていいですよね。 アンソロジーではなく、同一作家さんの同じ世界観、絵柄で描かれた物語たち。 その中でも私が最も好きな短編集、 北尾タキ先生の初単行本・「好きなのは女の子」をご紹介します!!! 北尾タキ先生って…? よく百合漫画のアンソロジー等を買っている人はもちろんご存じと思いますが、 主に女性同士の恋愛ものを書く漫画家さんです。 ……というか、私はそれ以外の作品をまだ見たことはないですね。 突飛な世界観や、難しい設定もなく ありふれた、どこにでもいる人々の恋愛模様を書く切り取ったお話を書かれる、 読後にとても幸せな気持ち…
【キャラ考察】青田泉について【できそこないの姫君たち】(ネタバレ注意)
現在第3巻まで刊行されている アジイチ先生の「できそこないの姫君たち」。 ますます絶好調な今作ですが、その躍進を大いに担っているのが 彼女、青田泉です。 第3巻の表紙は藤白と泉の2人。 携帯で誰かとやりとりをし、嬉しそうな表情を浮かべる藤白。 それを見て複雑そうな顔を浮かべる泉。 これだけでもういろいろなことが想像できちゃいますよね! ちょっと脱線しちゃうんですけど、本当にこの漫画の表紙好きなんですよ。 キャラの表情や立ち位置の変化で、どんなことがあったか。 この巻にはどういった内容が収録されているか理解できる。 美麗なイラストも相まって、より読者の想像を引き立てます。 私は電子ででしか所持し…
こんにちは。 今回はアジイチ先生の「できそこないの姫君たち」を紹介したいと思います。 これが1巻の表紙。 はい。これはもう王道ですね。 陽キャギャルと黒髪地味っこの王道百合です! 「citrus」や「ギャルとオタクはわかりえない」といった人気作を始め、 ギャルを絡めた作品には人気作が多いですよね。 私も大好きです。 しかしここで2巻の表紙も見てみましょう。 なんと先ほどの金髪ギャルが黒髪にイメチェンしているではありませんか! しかも心なしか、顔を近づけることに照れているような… もうこれだけでお腹いっぱい! 妄想するには十分過ぎる材料ではありませんか!! しかし本編はこれ以上に尊く、最高なので…
こんにちは。 今回は現在百合姫で連載中の漫画 「欠けた月とドーナッツ」を紹介したいと思います。 なんだか意味深なタイトルにも思えるこの作品。 きっと多くの人が主人公に共感し、そしてハマることができると思います。 自分に自信のない、社会人の女の子が主人公 この漫画の主人公は彼女。 まだ入社間もないOLとして働く宇野ひな子。 彼女は周りからの薦めもあり、オシャレをして彼氏を作ろうとしていましたが上手くいきません。 それもそのはず。 彼女自身がそれを望んでいないのです。 ひな子はこれまで男の人を好きになれずにいました。 生まれつき…かどうかは分かりませんが、男性に好意を向けられると気持ち悪いと思って…
【キャラ考察】早川ハジメについて【トラとハチドリ】(ネタバレ注意)
以前も紹介した、今最も熱い百合漫画の1つ 「トラとハチドリ」(ヨドカワ) 服やファッションのことを何も分からないまま、渋谷のファッション店で働くこととなった主人公の鬼頭マツリ。 そんなマツリに頭を悩ませつつも、彼女の教育係として成長を見守る早川ハジメ。 今回はこの早川ハジメについてスポットライトを当ててみたいと思います。 (ネタバレ要素を多く含むので未読の方は注意してください) 最初はマツリのことを良く思っていなかったハジメ。でも私情は仕事に挟まない! 主人公であるマツリもまっすぐで気持ちの良い性格をしており、誰もが惹かれるキャラではあると思うんですが、 私はどちらかというとハジメの方により強…
現在連載されている百合漫画で私が1、2を争うほどハマっている作品。 それがこの「トラとハチドリ」です。 オシャレなファッション店を舞台に、 2人の女性がいがみ合いながらも協力し、共に店を盛り上げていく姿が描かれています。 ファッションに詳しくない人も安心。 難しい専門用語はほとんど出てきませんし、仮に出てきても劇中でキャラクターが分かりやすく解説してくれます。 現にこの漫画を読むまでGUとユニクロだけで生活していた私も、何不自由なく読むことができています(笑) 正反対のように見えて、共にまっすぐな2人が主人公 この漫画の主人公は2人。 ガサツで破天荒、だけど目の前の人のことをとても大切にするこ…
さっそく今月発売の百合姫から感想を書いていきたいと思います。 今月号はmerryhachi先生の 「立花館ToLieあんぐる」が最終回を迎えるなど激動の号となりました。 まずはその立花館から、その後は私の好きな作品をページ順に見ていきたいと思います。 立花館ToLieあんぐる/merryhachi いおりが大好きだという気持ちを自覚したはなび。 先月はそんなはなびお姉ちゃんにこのみが決意の告白をし、そして涙を流すシーンまでが描かれました。 このみに背中を押され、いおりの元まで駆けていくはなび。 しかしいざ本人を目の前にすると尻込みしてしまいます。 いおりの“好き”と自分の“好き”は同じ“好き”…
はじめまして。 このブログの管理人の“こま”と申します。 社会人になり数年。 日々の仕事に追われ、疲弊し荒んでしまった私の心を癒してくれたのが漫画とアニメ。 そしてその中で描かれる女性と女性の物語でした。 友情、愛情、羨望、嫉妬、敵対。 どれを「百合」と定義し、どれを定義しないのか。 そんな難しいことは私には分かりませんが、 私は私が「尊い」と感じたものたちに、確実に人生を救われたと思っています。 しかし私には1つ不満がありました。 百合業界最大手の専門誌である百合姫。 その最新号を読んだ後はいつも物思いにふけり、他の人がどのような感想を抱いたのかネットで検索をするのですが ほとんどそれが語ら…
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