・2022/12/24~2023/1/4 年末年始、未明の空に乱舞するほうき星たち。

・2022/12/24~2023/1/4 年末年始、未明の空に乱舞するほうき星たち。

西高東低の冬型が強まる中、房総は冬晴れが続くと思いきや、夜になると雲が空にたなびいた。冬になると強い西風と北まわりの風と南からの海風とが絡み合って相模湾付近に「房総前線」が突如、出現する。その雲は房総半島だけでなく関東一円を曇らせてしまうこともある。クリスマス・イブの24日未明になってようやく九十九里にも快晴夜が訪れた。冬至は過ぎたが日の出は年明け始め頃が一番遅くなるので夜は長い。しかも今、未明の闇夜の空には肉眼では見えないながらも8等から12等級のほうき星がいくつも散在している。いつもよりも時間をかけて、そうした彗星を一つずつ望遠鏡の視野に導入して撮影していく(写真上)。26日にはテレビの報道やドキュメント番組に星の映像を提供しているカメラマンさんが早くから海岸に来て撮影態勢に入っていた。日の入り後から...・2022/12/24~2023/1/4年末年始、未明の空に乱舞するほうき星たち。