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2020/04/11

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  • 法隆寺五重塔を作る④ 五重塔のたたずまい

    完成した法隆寺五重塔構造模型を自然の中に置いてみた。

  • 法隆寺五重塔を作る③ 屋根をつくる

    法隆寺五重塔の1層から5層までの屋根をつくる。 図面がないので、正確な寸法が分からない。屋根の大きさは、模型に付いていた台形の型紙を元に計算した。屋根の傾きは、ネットで見つけた断面図を参考にした。 桁に隅木を乗せて屋根の傾きを決める。4本を正確に置くことが難しい。微妙なズレが、結果として屋根の台形の狂いになった。飛鳥人の技術力に感心することしきり。 下の写真では、心柱が層の構造に触れていないことがよく分かる。 屋根は垂木をつけて、瓦は置かない。 垂木の実寸は4寸(12cm)×5寸(15cm)である。60分の1縮尺では2mm×3mmになるのだが、2㍉角のヒノキ材を使うことにした。 問題は、垂木を…

  • 橋を架ける・両側から超える

    「人類は、神と神の愛にたどり着くための橋として、キリストを必要としています。皆さんもどうか手を貸してください。対話をもって、出会いを通して、互いに橋をかけましょう」 5月8日に新ローマ教皇に選出されたレオ14世の就任のあいさつの一節である。 橋を架ける この言葉を聞いた時、私は住井すゑさんの『橋のない川』を思い出した。 『橋のない川』は、被差別部落を題材にした小説である。 部落差別という「川」がある。その川には橋がない。橋のない川に橋を架けるのが差別をなくす営みだという。 「川」も「橋」も、ここでは抽象的な言葉である。 現実に橋を架けた例もある。 岡山県瀬戸市にある邑久長島大橋がそれだ。長島愛…

  • ぶらり中山道② 京~大津宿

    京三条大橋と大津宿間の距離は、江戸時代に調査された「宿村大概帳」によると3里。実測で10.7km。(以後、宿場間の距離はこの2通りの数値を使う。) 三条大橋を渡った道は、東山三条通を蹴上へと東進する。 蹴上への道の中ほどに「粟田口碑」がある。粟田口は京七口のひとつで、東海道での京への入り口である。碑は東進する道の右にあって、道を隔てた向こうに平安神宮の大鳥居が見える。 京都は千年も都があったところだから、そこここに「歴史」が転がっている。私の趣味で言えば、ほどなくして龍馬に出会った。 粟田神社に向かう途中に「坂本龍馬 お龍『結婚式場』跡」というのがある。1864(元治元)年8月初旬、青蓮院塔頭…

  • 法隆寺五重塔を作る② 裳階をつくる

    裳階(もこし)とは、 仏堂・仏塔などの軒下壁面に取り付けた 庇 (ひさし) 状の構造物のことをいう。 「裳」は、古代、腰から下にまとった衣服の総称で、「したばかま」ともいう。「階」は多層の建物の一つの層のこと。五重塔にとって裳階は「したばかま」のような層ということになる。 法隆寺金堂と五重塔の裳階は、1層の屋根の重みを支える「つっかい棒」である。本来ならばない方がいい「つっかい棒」が必要になったのは、平行垂木という構造による。ーーということは、以前に書いた。 世界遺産学習 法隆寺(その14)裳階 - 教育逍遙 -小学校教育の小径をそぞろ歩き- 私の作った構造模型は、屋根と裳階をほぼ省略したもの…

  • 法隆寺五重塔を作る①

    2年前に法隆寺五重塔の模型を作った。 ウッディジョーという会社が販売している75分の1スケールのキットで、29,000円(税込31,900円)もする本格的なものだ。ちょっと無理をして購入することにした。もともとは冬場の暇つぶしでやることにしたのだけれど、どうせならと西岡常一さんの『法隆寺』を買って勉強し、「世界遺産学習 法隆寺」としてこのブログに全15回アップした。 キットはそれなりに達成感も満足感も満たしてくれるものだった。しかし、一方で徐々に物足りなさも覚えていった。 キットは外見上の完成度は高いが、実は壁のなかは空洞になっている。つまり、心柱もなければ構造を支える柱もない。そこがおもしろ…

  • ぶらり中山道① 京三条大橋

    2024年11月、久しぶりに放送された「ブラタモリ」は「東海道五十七次」がテーマで、タモリさんは「東海道五十三次」と「東海道五十七次」が分かれる三叉路「大津追分」に立っていた。 東海道が「五十七次」あったなんて知らなかったし、そこに立ってみたいと漠然と思った。その時は。 昔の街道を歩いてみようかと、これまた漠然と思いたった。街道歩きと言えば東海道を歩くのが王道だろうが、長野県が主たる旅先である我が身には中山道の方がいいかもしれない。 そうだ。中山道を歩こう。 漠然と、の間はいいのだけれど、実際に歩くとなると結構敷居が高い。自宅からスタート地点までのアプローチ、その日の終点からの戻り方など、クリ…

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