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准胝院のブログ https://ryona.hatenadiary.jp/

准胝佛母の密教祈願道場「准胝院」のブログです。天台寺門宗教師「亮和」が祈願について語ります。

亮和
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2020/03/31

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  • よいお年をお迎えください。

    今の今まで拝んでおり、今年も残すところ5分! よいお年をお迎えくださいませ! 合掌 准胝院 里見亮和 蓮奈

  • 今朝のみいこ(小さな攻防)

    荷を出す、タイミングを目敏く察知して速攻箱を占拠。 みいこ「あたいの陣地にゃ」 檸檬の気配を察知する みいこ「むむっ!敵機襲来!」 退散する檸檬 檸檬「あたいはここでいいの」 みいこ「ドヤッ!」

  • 祈願内容はお答えできかねます

    ○○祈祷は何座拝むのでしょうか?○○供養は○○供をされるのでしょうか?等の問い合わせをいただきましたが、それは施主様に聞かれて答える内容ではないと思いますので返信でき兼ねますのでご了承ください。私の想い違いでしたら申し訳ございませんが何座拝むか?何の供養法をするのか?で祈願料を値踏みしているという印象を受けました。私は、その発想は本質をはずしていると思います。

  • 准胝仏母の姿を見、メッセージを貰う

    おそらくは、われわれが毎日見る「夢」は「この世」と「あの世」を繋いでいる……私はそんな解釈をするのが気に入っている。 しかも「あの世」の意味はかなり広めにとるのがいいとも思っている。 我々から神仏に向かった場合、少なくとも「この世」よりも「あの世」に近い方がアクセスしやすいらしい。だから「あの世」との架け橋である「夢」は神仏とのアクセスに大きな意味を持つことが起こり得る……と、考える。 具体的には、神仏は我々に向け、夢にメッセージを紛れ込ませている可能性は大いにあるということ。 そして准胝独部法では真言を十万偏萬行の験(しるし)としては「黒い穀物」を口から吐き出す夢を見るとある。これもまさにそ…

  • 荼枳尼天と稲荷信仰

    『荼枳尼天は稲荷である』 昨日の記事では、ついついそんな当たり前のことを解説することを忘れていました。 そうなんです。荼枳尼天は稲荷信仰と習合しているんです。 日本で「稲荷」と言えば神道の神さまであり、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)倉稲魂命(うかのみたまのみこと)をお祀りしている神社がほとんどだと思う。 ただ、神仏習合が当たり前の明治維新以前では、「稲荷」と呼ばれる霊場の多くには荼枳尼天が祀られていたというのは案外知られていない。 現代で明らかに仏教のお寺で「稲荷」を呼称するのは豊川稲荷、最上稲荷が有名。 「稲荷信仰」は、もともと「穀霊信仰」から発展した「五穀豊穣」を祈る信仰。だから荼枳尼…

  • 般若理趣分による荼枳尼天祈願

    般若理趣分による祈願を始めたいと思います。 今までも般若理趣分による祈祷は、施主様の願意に合わせて本尊の准胝仏母、不動明王様の威光倍増のため行っておりました。 しかし、この度は般若理趣分で荼枳尼天さまを拝み、威光倍増いただこうと思います。 中には般若理趣分と聞いても「?」と言う方もいると思いますので、まず般若理趣分というお経について軽くご説明します。 「般若」と言う言葉が含まれますので、皆さまが良く知る「般若心経」と同じグループのお経と言うのは想像できると思います。 この「般若」のつくお経が集大成されたものがあります。それが600巻に及ぶ「大般若経」です。 そして皆さまが知る般若心経とはこの6…

  • 木星と月~尊星王菩薩信者はよく空を見る

    木星と月。 スマホでもよく撮影できますね。 中央の上に見えるのが木星です。 木星の位置をいちいち覚えてはいないが、明るい惑星は慣れればひと目見て分かるようになる。 例えば金星は見えるタイミングは宵の明星、明けの明星と言うとおりだか、マイナス四等星程度(一等星の100倍)だからとにかく明るい。だからタイミングによっては太陽の出てる昼間でも見つけられるようになる。 また、火星と木星は時期によって明るさはは変動するが木星は概ね明るい。少なくともマイナス2等星オーバー。目立つから見つけやすい。火星も時期によっては明るくなると、見つけられる。火星は赤く見えるから、黄色く見える木星とは区別はつく。 最後に…

  • 初心忘るべからず。三千仏礼拝をやれ?

    本棚を整理していたら、三千仏礼拝の時に使った経本が出てきた。 皆はこの経本は借りてやっていたようだが、当時やる気だけは満々だった私は(笑)、複数回するつもりで経本をわざわざ買ったのだ。 三千仏礼拝に関する記事は過去に二度ほど書いているので参考にしてください。 ryona.hatenadiary.jp ryona.hatenadiary.jp 当時はまだ仏さまの名前も読めず、三千仏全部にフリガナをつけて行をした。 また、この行を行うときに「樒(シキミ)」を使うのだが、当時使っていた樒が最後のページにまだ挟まっていた。 さて、今になって急にこの経本が出てきたということは「やれ」ということなのかな?…

  • おしゃべり好きの荼枳尼天さま?

    昔、本格的な修行に入る前に、一信者としてブログを書いていた時に、よく「荼枳尼天さま」との会話形式のやり取りを記事にてしていたことがある。 今では記事を書くことにも慎重になり、僧侶、今では住職としての責任もあるので前ほどに「なんでもあり」という記事は避けている。 だからその当時のような「荼枳尼天との会話」なんてことはおいそれと記事にはしない。 ではなぜ今になって、わざわざ当時の話題を持ち出したのか? つい先日、それを思い出すエピソードがあったのだ。 ある熱心な信者さん。この方は元々准胝仏母を強く信仰する方だが、先に当院の荼枳尼天の御影を開眼して授与させていただいたことがあった。 以来、山城屋文政…

  • 四臂像は准胝様だった!?ご縁のお像は、知らずにやってくる

    私がお迎えしたはじめてのお像はこのお方。 まだ師僧にお会いする以前だから相当前です。 むろん得度すらしていない一信者だったが、覚悟を決めてお像をお迎えしたのを覚えている。 このお像はオークションでたまたま見つけたお像。「般若仏母」というタイトルで出品されていたが、当時はそれが「間違い」であることにも気づかず落札した。 私はその時「般若仏母」をお迎えしたかったのか? むろん違います。ではなぜこのお像を選んだのか? 理由は「このお像をどうしてもお迎えしたかった」という説明以外に思いつかない。 なんともいい加減に思えるが、私にとっては、「これだ」と確信めいたものがあった。 その後、このお像はチベット…

  • シュメール神話の女神「イナンナ」~詳しい読者さまの考察シリーズ

    SNSは色々とお詳しい方と繋がれるのがとても有難い。 ……ということで『詳しい読者さまの考察シリーズ』です。 「怖い女神さま」で紹介した読者さまのコメントを、さらに補完していただける内容です。 ryona.hatenadiary.jp まずは上記記事を読んでから、以下のコメントを読んでください。 内容は『シュメール神話における金星、愛や美、戦い、豊穣の女神「イナンナ」の話』です。 記事は以前にも一度ご紹介させていただいた『雨音村雲@藤浪永理嘉』さんの「X」のコメントです。 雨音村雲@藤浪永理嘉さん「X」リンク↓ https://twitter.com/amane_murakumo 以下引用です…

  • 今日の准胝院の風景

    モミジが綺麗に紅葉。 対象的に青々としたローズマリー。 寒くても元気。 八王子に来てすぐ植えたもの。いっとき、病気で真っ白になっていたが、薬で回復。 華。(名前はわからない💦) 今日のしゃみぃ。なんか見つめてる(私には見えないが💦) ではまた(=^・^=)

  • 当院の御影(仏画)についてのスタンス

    先日、記事のコメント欄で拙いながらも自身で描いている御影をダウンロードして祭壇に飾ってもよいかとのお問い合わせがありました。また同様の質問をよくいただくこともあるので、ここで改めて当院の御影(仏画)についてのスタンスをお伝えしておきます。 過去、ブログにアップロードしている当院の御影は、私の描いた完全オリジナルなのでダウンロードするのは特に制限はしておりません。ご自由になさってください。これについて著作権云々言うつもりはございません。 ただもしご自身のブログ、SNSなどでご使用する際には当ブログのリンクを入れていただくと嬉しいかな、とは思いますが(笑) ちなみに以下のサイトに今まで描いた全ての…

  • 怖い女神の考察

    先の荼枳尼天の記事で興味深い考察を頂いたので掲載させていただきます。 荼枳尼天と言えば、私は敬意をこめて「怒らすと怖い女神」とこのブログでも表現しています。皆さんも荼枳尼天にこういったイメージがあることに異論はないだろうと想像します。 さて、ではこの「怖い」イメージは、先日より話題にしている胎蔵曼荼羅系の「心臓を食らう鬼」からくるのか?元々、金光明最勝王経で見られる武神要素をも合わせ持つ八臂弁才天からくるのか?その双方の属性が習合したのか? 等、等いろいろな説はある。 前置きが長くなりましたが、以下読者様考察概要です。※内容は、コメント原文ではなく要約させていただいています。 インドの一地方に…

  • 望むものは、なんでも叶えてくれる?

    「望むものは、なんでも叶えてくれる」人によっては、こんなセリフを聞けば顔を顰(しか)める人もいるだろうと想像する。曰く「仏教徒はそんな自分の欲望を丸出しで神仏にお願いするのは否!」ということだろう。しかし、仏教の護法神である「聖天さま」と「荼枳尼天さま」には、そんな「望むものは、なんでも叶えてくれる」という修飾語で語られることが多くある。 これについては、私なりの「答え」をかつて記事にしたこともあった。要約すれば、祈願することで施主の行動変容が起こるか否か。施主さまが何らかの進歩をしてくれなくては。むろんその進歩は仏道に歩みを進めるということ。施主様の行動次第といっても、願いが通じれば天尊は「…

  • 魔力から神通へ

    中期密教的な荼枳尼天の話。 摩訶迦羅天に調伏されてた荼枳尼。 焔摩天の眷属としての荼枳尼。 胎蔵曼荼羅の絵は「醜い」ともとれる表現。 しかしもう少しイメージを膨らませる。 元々シュマシャーナ(インドの葬場)で行われていた黒魔術的秘教の影響を受けている=とりわけ魔力に優れると(神通広大で)崇拝されていた存在。 ……そのことを再考慮して出てきたのがこれ。 神通広大なら魔性の魅力は宿したい。

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