排泄としての発汗
肺と皮膚と腎臓は体の排泄作用の中心である。腹も胃もこれを手伝う。それ故、夏の下痢は皮膚の汗を急に引っ込ませるための汗混じりの便と解すべき場合もしばしばある。皮膚の汗が引っ込めば呼吸器の負担は急に増える。胃や腸を使い過ぎれば尿は色濃くなる。尿を我慢すれば、汗が出る。入浴後、汗ばむ時の扇風機は特に注意を要する。汗が出ている時に冷やすことはいけない。風邪も下痢もだるさも神経痛も、そうして生ずる。「風声明語2」野口晴哉今年もようやく秋めいてきた感じがしますが、本当に今年の夏は記録的な猛暑で大変な年でした。昨年もそうでしたが、今年のような夏が来年も続くのではと懸念されます。そんな今年も、夏バテの症状を訴える人が増えています。多分に汗の処理の問題が考えられると感じています。冷房はありがたいですが、汗を急に冷やすことは...排泄としての発汗
2024/09/30 10:46