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  • あなたはあなた

    あなたはあなた - 歌う珈琲屋さん

  • 肝試し

    「中の町少女探偵団員たるもの、 度胸が据(す)わってなくてはならん」と、 団長のノブコが言い出して、近頃うわさの幽霊屋敷へ マリコとカナコが行かされることになった。 初めは「恐いからヤダ! 絶対ヤダ!」と 行くのを渋っていたマリコであったが、 「何かあったら、これで連絡しなさい」と、 マッチ箱のトランシーバーではなく、 本物の携帯電話を持たされて、にわかに勇気百倍! 「カナコ、我らはゴーストバスターズじゃ~!」 と、意気揚々出かけてきたものの、 やっぱり・・・こ・わ・い~・・・。 町はずれのその家は、長い間の放置で 庭木がうっそうと茂り 昼間だというのに薄暗い。 ノブコの指令は、中に入って、 …

  • それも やりましょうか?

    メガネのフレームがゆるんできたので、 通りがかりの眼鏡屋さんに入った。 折しも、 店内は 閉店セールの真っ最中。 と言っても、 閑散としていて、 出てきた店員も どこか 悲壮感が漂っていた。 ここで買ったものではないけれど 同じ系列の眼鏡屋さんだからいいかと思いつつ、 遠慮がちに差し出すと こちらの言うことを丁寧に聞いて すぐさま 調整にかかってくれた。 その上、仕上がったメガネを超音波洗浄しながら 私の サブメガネに 目を留め 「 それも やりましょうか? 」と言う。 あたしゃ 感激してしまった。 というのも、 以前、 まったく同じシチュエーションがあったからだ。 そこは いつも利用している…

  • 口では負ける?

    追い詰められると 口では おまえに かなわないよ とか 口ばかり 達者だな とか言う奴がいる 内容の真偽より あたかも 相手が ずるがしこいような印象を与えて 逃げる 卑怯だよ あんた そんな 皮肉が言えるんなら まともに 自分の思いを伝えたら どうよ 口べたでも なんでも 口角泡飛ばしてでも 一生懸命話そうとしてごらん でなけりゃ 初めから 戦わないか 黙ってりゃいい 口では 負ける? 心も負けてんだよ!

  • 直球

    相手がどうとるか わからないからこそ 思いをストレートに伝えるしかないんだ

  • わたしはわたし

    わたしはわたし - 歌う珈琲屋さん

  • 純度100% 天然たま

    良寛にも 一休にも 空海にも たまにもなれる 私が ここに居るのは 私が 私を 望んだから

  • 心の距離

    めったに会わない人だけど 外国に行っちゃう夢を見て 無性に 淋しくなった もっと 近くに 同じ国 同じ地域 同じテリトリー そんなことで 安心していたい自分がいる どこにいたって 心が離れていれば 遠い人には違いないのに

  • 一人暮らしをしている 長男のマサオが帰ってきた。 ツネミは、バーゲンで買っておいた Tシャツを 出してきて言った。 「ほれ、これ あんたに似合うと思うんだけど――」 マサオはチラッと見て、 「そんな ダサイ色着たら、警察に捕まっちゃうよ」 と笑って 受け取らなかった。 横で聞いてた イネが 言った。 「昔は、『アカ』しか 捕まらなかったがのう・・・」 おちゃらか おちゃらか おちゃらかほい 色とちゃうやろ おちゃらかほい! どんな色(思想、信条)でも捕まらない 社会でありますように・・・。

  • 食禅

    食事の途中で ふと 我に返って はあ~ っと 息つくことない? 肩に力入れて 夢中で 食べているか 別の事考えながら 口に運んでいるだけなのよね 「 いただきます 」 「 ありがとう 」 の 感謝の念もさることながら 目の前の 食卓に 全神経を集中して 一口一口を 味わい尽くす そうすると 適量で満足するし そのまま 栄養になっていくような気がするよ え? あなたは 食べ終わってから 溜息つくって? そりゃぁ すでに 食べ過ぎサインだよ!

  • ゴッド・ファーザー

    知人が ハワイの人と結婚した。 そして、 めでたく出産。 半年後には ハワイに移住するという。 地元では、 身内はもとより 友人 知人にいたるまで お祭り騒ぎ。 ハワイの人々は 人と人との絆を とても大切にするようだ。 なかでも 感心したのが 「 ゴッド・ファーザー 」 の伝統。 マフィアではないよ! 花婿に何かあった場合は 彼に変わって家族の面倒をみる人のこと。 たいていは 花婿の親友がなるらしい。 知人のもとには 連日 ハワイ便りが届く。 「 はやく はやく こっちいらっしゃい。 ゴッド・ファーザーも 会いたがってるよ~♪ 」

  • 刺激的なタイトル

    刺激的なタイトルだと つい 目が行ってしまう。 アクセス数が上がる。 なんでかな。 皆 退屈してるんかな。 新聞記事のような事件、そうそうは ないのにね。 落ち着いた生活 しようっと。

  • ホラー映画

    アタシは すこぶる 「恐がり」 である。 である からして、 決して ホラー映画など 観ない! ところが、 ところが である。 昔々、友人と 雨宿り代わりに 急いで入った映画館で なんと 幽霊映画 に 「出くわして」 しまった。 タイトルもよく確認せず、 初めの画面も のどかな田園風景だったので、 すっかり油断していた。 夜の場面になって、 何やら おどろおどろしい曲が流れてきたな~ と気づいた時には遅かった。 で、 でたーーー!!! しかも、 日本の幽霊! 欧米物の ゴタゴタメイクやら 怪物っぽいものと違って、 日本の幽霊は ほんっと こ・わ・い! それからが もう 大変! 心臓バクバク。 …

  • パンクロック

    ♪ 大変だ 真実が いかさまと 手を組んだ ♪ カーステレオから、 ブルーハーツの 力強く ちょっとハスキーな声が流れる。 ロック や タトゥーなど、もってのほかだった。 しかし、 ロックバンド 「すかんち」 の ROLLYさんや、体中タトゥーだらけの米国人が、 自分のいじめ体験を話して 子どもたちを励ましている姿や、 ロッカー達の叫びの中に、弱さを知った者ゆえの 優しさや 真実が見え隠れして、 この頃よく聞いている。 ROLLYさんの お母さんが またイケテル◎ 「いじめた相手に感謝しなさい」と言うのだ。 「おかげで、いじめたあなたより強くなれた」と――。

  • 年金

    姉に 「あんたも 一応 自分の年金の具合 調べてもらってた方が良いよ」 と促され、 被保険者記録紹介なるものをやってみました。 電話で「私の年金の記録を知りたいのですが」 と告げると、詳細な記録が送られてきます。 数年前、保険番号の統一化かなんかで 役所に呼び出された時には、ずいぶんと横柄な 対応でしたが、一連の不祥事の後、 電話の受け答えから、迅速なサービスまで、 えらい変わりようでした。 姉は、数年間のブランクが気になって 問い合わせたとのこと。 確かに会社勤めをしていて、支払っていたはずなのに、 その記録がない。 なんとか証拠はないものかと探していたら、 35年前のアルバムに、 給与明細…

  • 食生活

    「あんたは、こんなものばっかし、 子どもに食べさせとるとか?」 夕餉(ゆうげ)の食卓を見て、イネが言った。 「店で買ってきたものを、盛りつけただけかね」 「だって、仕事遅くなったし、ミンミ迎えて、 お母ちゃんもお腹空いてるだろうし・・・」 ツネミが言い訳した。 「今日は 四角くない」と、ミンミが言った。 「ほぐしたんだよ」とタカシ。 イネは あきれたように タカシに聞いた。 「いったい、弁当の時は どうしとると?」 タカシは お茶碗を叩きながら 陽気に歌った。 「お母さんの味~♪ 他作りの~味~♪ 弁当は冷凍 チーン!」 おちゃらか おちゃらか おちゃらかほい パックままより ましとよ ほい!

  • ぜんざい

    この頃、 ぜんざい作りが マイ・ブーム。 あく抜きには 一度ゆでこぼした方が良いらしいのですが、 サポニンだかなんだか 栄養成分も落ちてしまうので、 付け汁のまま、圧力鍋で炊いています。 小豆は 喉にイガイガ引っかかるような気がするので、 もっぱら金時豆を使っています。 不思議なのは、 ほんの少し塩を加えると 甘みの感覚が増すということ。 そういえば、 スイカにも 塩をふって食べると、 甘みが際だつ。 子育てもしかり。 甘いだけでは、 うまみのある人間は 育たないのかも知れませんね。

  • わたしの現実

    誠実な人がいるわけじゃない 誠実な対応があっただけ わたしは今日 資材の点検をし キチンと取り付けた 昨日は 苦情処理せず 席をはずした わたしは今日 あの人を手伝ってやった ガソリンスタンドの人には ぶっきらぼうだった 真面目な人 親切な人 愛情深い人 それは 人が勝手に決めること 今日の わたしは どうなのか 今 わたしは 何をしたのか それだけが わたしの 現実

  • 正直になろうっと

    なんだかすっきりしない。 そんな時はたぶん、小さな隠し事があるのです。 人と人、とりわけ家族の中にそれがあると、 何となくしっくりこない。 幸せが、少しずつ 漏れていってしまうのです。 正直になろうっと。 怖がらず、うがった見方をせず、 素直に気持ちを表してみよう。 相手の気持ちを おもんばかったつもりで、 ぜんぜん見当違いの行動に出たりする。 それを見て 相手も行動するから、 ますます見当違いの結果に向かう。 そして、あいつはそういうヤツなんだと お互い勝手に思い込んでしまうんだ。 私を理解してくれる人なんかいない。 本当の友がいない。 と思う時って、実は、本当の自分がなんなのか、 わからな…

  • 大義名分

    健康のため 人のため 自分のため ため ため ため・・・ 重たいんだよね 好きだから 楽しいから で いいじゃん

  • 今日から

    わたしは どんな一日を 過ごしたいだろう わたしは どういう人で いたいだろう わたしの 抱きたい思いは 何だろう わたしが 心から願うなら それは そうなるのかもしれない だとしたら もうすでに そうであるかのように ふるまってみたらどうなるだろう? 今日から!

  • もしも天国に行ったら

    もしも天国に行ったら 自分がやってきたことなんて たぶん 思い出さないだろうな それよりも 自分に良くしてくれた人や 知らないところで支えてくれていた人たちのことを 見せられるんだと思う そして ほんのちょっとの勇気がなくて できなかった親切や つまらない意地で言えずにいた ごめん を 思い出すんだとおもう

  • 東京だよおっかさん

    今日は母の日ですね。 母はもう9年前に逝ってしまいましたが、 この日が来るたびに思うのは、 母を気遣って実家へ行ったつもりが、 ほんとのところ、ご飯を食べさせてもらったりして、 気遣われていたのは私のほうだったなということです。 子どもは母の日を、たまには 「めんどくさいな」と思うことがあっても、 迎える母の気遣いにまでは心が及ばないものです。 そんな私でも、母に喜んでもらった思い出があります。 子孫を訪ねる 母のお供で 上京した時のお話です。 足腰と心臓の弱い母の事、 さて、どうしたものかと思案していましたら、 空港受け渡しの車いすリースが有るらしいとのこと。一週間借りても、送料込みで610…

  • お母さんは偉い!

    藤子さんが 赤ちゃんを連れて 遊びに来ました。 二ヶ月足らずの マコちゃんは 首もぐらぐらと 抱っこするにも一苦労。 初めての子育ては 恐る恐る といった感じです。 藤子さんは かつて保育園に勤めていたこともあり 「 子育てくらい 」と 高を括っていました。 ところが いざ 自分の子となると 大違い。 何もかもが 気になって 仕方がありません。 おっぱいは足りているだろうか? ゲップは出ただろうか? うんちの色は正常だろうか? ご主人は 海外出張で 責任のすべては 藤子さんにかかってきます。 あまりの心配で 眠れぬ夜が続いた日、 藤子さんは とうとう お母さんに電話をしました。 出来ちゃった婚…

  • 親の世話

    きょうだいが集まって 「母親の老後はだれが面倒見るか」 という話し合いをした。 次男のヤスヒロさんが言った。 「まず、親の意見を聞くべきだろう」 母親は、長男と暮らしたいと言う。 「それじゃあ決まりだ。 兄さんが母さんの面倒を見る。 そのかわり、僕たちは、兄さん達のやり方に、 一切口出ししない」 それで すんなりいった というのだから、 ヤスヒロさんの親も きょうだいも、 たいしたもんだと思う。 仕事が忙しいとか、家庭があるからとかで、 誰かに親を託しておきながら、 たまに いい顔して外に連れ出し、 親の愚痴を聞いたり、 世話をしている人の悪口を言ったりしがちだ。 改善する必要や 正す事があれ…

  • 読み聞かせ

    読み聞かせをしました。 小学三年生のクラス。 「モチモチの木」 をやりました。 弱虫の豆太が、腹痛起こした じさまの為に、 夜道を 医者様 呼びに行く話です。 物語の最後、じさまが 豆太に話しかける場面に来ると、ウッとこみ上げてきます。 下手するとウルウルしたり、声が震えてしまいます。 読み手が先に感動してどーすんだよ! と思うのですが・・・・・・。 沖縄で小学校の教諭をしていた娘は、 本土の寒い夜に駆けていった 豆太の辛さを分かってもらおうと、 学校近くのコンビニから氷を大量に買ってきて、 金盥(かなだらい)に入れ、 子どもたちにザクザク踏んでもらったそうです。 子どもたちは「わぁ~!」とか…

  • ナマステ

    神が遊んでいる 永遠の中に時を刻んで 無限を区切って 一つを散りばめて まったき平安の中に 悲しみや苦しみをでっち上げて 不幸ごっこをしたり 克服ごっこをしたり 誰かさんになりすまして遊んでいる ナマステ あなたの中の神に敬意を

  • 突然の雨

    突然の雨に、窓際の布団を濡らされてしまいました。 あ~あ。 そういえば以前、 二階のベランダに干して出かけている間に降られ、 ビショビショになったこともあります。 帰ってくるなり、お向かいの奥さんが声かけてきて 「取り入れてあげたかったけど、鍵かかってるし―― はらはらしながら見てたのよ~」 と、おっしゃいました。 その当時、子どもたちや そのお友だちが ちょくちょくおねしょをするので、 夜中に布団をひっくり返して寝かしたこともあります。 そんな布団でしたから、結局、こまめに裏返しながら 三日間干し続けて、使ったのでした。

  • 高校野球

    春季高校野球九州大会で具志川商業が初優勝した。 このようなご時世で、直接ではないにしても、 さわやかな汗に魅せられて、 今年もまた あちこちで 歓声が上がる。 そういえば 昔 プロレス中継に、 爺ちゃん達が テレビに向かって 唾飛ばして叫んだり、椅子から転げ落ちたり、 やんや やんやの大騒ぎしていたな~。 その姿を見て、うら若き乙女の私は 「あ~、恥ずかしい。 みっともない」と、 眉を顰(ひそ)めていたけれど、今となっては、 高校球児の好プレーに、 思わず大声を上げてしまう自分がいる。 人って、誰かを応援している時が、 一番幸せなのかもしれない。

  • ウインナーコーヒー

    ツネミのお母さんが 田舎から やってきた。 ツネミの仕事が終わるまで、ココーヨーカドー 一階の喫茶店で待つことにした。 ブレンド? キリマンジャロ? モカ?・・・?? メニューをしばらく見ていたイネは、 ウエイトレスにこう聞いた。 「ネスカフェは ないの?」 ウエイトレスは吹き出しそうなのを危うく押さえて 「いえ。ございません」と答えた。 「こ~んな立派な店構えで ネスカフェも なかとね」 と、ここはツネミの母ちゃん、 都会もんに 負けてはいない。 「しかたない。ウインナーコーヒーでよか」 「はい」 と承(うけたまわ)っていったウエイトレスは、 しばらくすると薫り高き ウインナーコーヒーを運ん…

  • 悲しい本

    この絵本に出会った時、 まず、タイトルが嫌だ と思いました。 なぜ、わざわざ 悲しい物語を 読まなければいけないのか。 私は今まで、ずいぶんと 悲しみや苦しみに馴染んできたから、 もう そろそろ そんな奴らとは 縁を切ろうと考えています。 絵本の主人公は、愛する一人息子を失った男。 1ページに、その男の 笑顔があり、 「悲しく見えると、ひとに好かれないのではないか と思って 幸せそうにしている私」 とあります。 その絵が、哀愁を帯びた笑顔が 実に見事で つい 買ってしまったのです。 どうしようもない 悲しみがあります。 拭っても拭っても 拭いきれない涙があります。 時間が経てば 自然に無くなる…

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