chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
桑炭会 島根県伝統の炭焼き  https://blog.goo.ne.jp/sohtankai

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。<br>メインテーマは自然環境保全。

sohtankai
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2020/02/16

arrow_drop_down
  • 今年もお世話になりました

    今年もお世話になりました

  • 桑炭会つうしん No.129

    桑炭会つうしんNo.129

  • 門松立て

    恒例の門松立ては29日に行っていたが、20日過ぎからテレビなどで門松立ての風景が報道され始める。暮れの押し迫ってからのことよりすこし早めの方が良いとの意見があり今年は24日、昨日になった。事前に準備していた門松の竹と桶に持ち寄った材料の"縁起物"を華道家になったつもりで生け花宜しく立てていく。何年もやってきたので知恵もつき、手際は実に見事。労働力、材料提供はボランティア、出来上がった自画自賛の見事な門松の原価1000円ほど。桑炭会の底力とこれまた自画自賛。門松立て

  • 窯出しと窯立て

    今日は朝から晴天に恵まれて良い最後の炭仕事になるはずだった。期待とは裏腹に曇天、雨降りと期待外れの一日になってしまった。幸いに雨の中での作業は限定的だったから影響は少なかった。いつもより1日長くかかった窯の炭出し、焚口を取り除くと入り口付近の雑木は燃え尽き、左右の壁付近も少しばかり焼失している。ぱっと見た感じは少な目だが枝炭はしっかりと残っているようだ。いざ取り出すと雑木はほんの数えるくらいで直ぐにカシ炭が出てくる。敷木は多少炭材過不足気味の傾向にあるが今回は軽い力で簡単に折れる。カシ炭の皮は剥がれるが本体はしっかりしており下端の割れもなく途中で折れることもない。それは最後の炭までしっかりとしていた。窯底の修正に入れた石板、一日長くかかった炭焼きの影響を心配していたが申し分のないカシ炭が仕上がった。シーズンの初...窯出しと窯立て

  • 天気に翻弄され作業中止

    今朝のような天気が一番、判断に困る。しとしと降りではあるが遠くは明るく、すぐに雨は上がりそう、天気予報は各社によりバラバラ。作業中止の電話が来るかもしれないと後ろ髪をひかれながら炭小屋に出かける。顔を合わすと皆、おなじようなことを口にする。山は既に雨で濡れており伐採仕事は不向き、炭小屋にある材料の大方は始末してあり雨の中で作業するほどのこともなく結局、本日は中止となり22日に延期された。22日になれば窯は冷えており窯出し、上手くいけば窯立てをすることが出来る。年末で忙しくなる人も多いので火入れせずに新年になってからの事にした。天気に翻弄され作業中止

  • 4晩越しの窯籠め、7日目

    途中までは理想的だとか言って自画自賛していたのに結末は昨年にも記録していない延べで七日、137時間のロングランになった。その理由についての解説は困難なことで、明後日の作業日に話題となろう。今季初めての炭焼きで窯が冷えていたこと、窯底の入口を岩板で補修したことの2つが何らかの要因となるのか、先達の見解を伺いたい。昨日の最終で280℃だと以後の作業が夜中を越してしまうと判断し、今朝6時からの窯籠めとなった。ここの判断は難しく、夜越しの間に温度が上昇して炭化が進み過ぎ柔らかくなることがある反面、後70℃上がるのを待ち続けても上昇が遅く夜中になっても諦めることが出来なくなることがあるからだ。最終温度は340℃の所で煙突全開、通風孔全開の後に通風孔を閉鎖しガス抜きを行う。煙突閉鎖、目塗りとなり長い戦いに幕を閉じる。煙りの...4晩越しの窯籠め、7日目

  • 窯籠めその1、6日目

    昨日、最終の温度が以外にも低く抑えられていたことが響き、希望していた夕方までに窯籠めを終えることは叶わず、残業に託された。朝一が230℃で昨夕より約100度の上昇だが最終的には350℃くらいを目指すから日中の決着は、この時点から危うかった。かと言って無理な温度の急上昇は炭質にとっては悪害でオーソドックスな手法に従わざるを得ない。その後も小刻みに上昇していき、17時に280℃まで到達した。あと70℃ほどのところで、内部の煙突の煙はほぼ見えない状態、外部は水蒸気なるものがよく見える。8時30分頃13時頃17時頃、煙は見えない窯籠めその1、6日目

  • 静かに5日目

    朝の雑談では順調にやってきたので、このまま理想とするパターンになって欲しいと、夕方に200℃になれば・・・。昨日は窯の中でゆっくりと火が回り続け今日から少しづつ焼きが回り温度も上昇してくれることを期待しての話。ところが、今日も静かに推移し朝から夕方までの差が50℃弱、今晩は3晩目になるから、上がり過ぎてしまうよりは安心して夜を越せる。入口付近の窯底が低くなっている件で、今回少し手を加えている。低くなったところに幅60㌢ほどの石板を貰ってきて奥の方との差をなくす修正をした。窯底全体の高低がバラバラになっており本格的に修理するには大掛かりな作業になりそうで、様子を見ながら本業と修復をしていくことになりそう。明日は、いよいよ窯籠め、次回の作業は15日に山行きの予定。8時30分頃17時頃、煙突の煙が薄くなってきた静かに5日目

  • 理想的な温度カーブ、4日目

    天気がいいと炭窯に向かう足取りが軽くなる。何も歩いていくのではないが気分も晴れてルンルン。昨夕から今朝にかけての大きな変化を心配していたが、無用の長物だった。上昇は2℃に抑えられた86℃で推移し、日中も極めて緩やかに、温度管理がぴたりと当たっている。こんな時は手変え品変えでいじくる必要はなく実に楽な一日だった。今宵は2晩目、明日からの温度上昇がどのようになり、そのコントロールを如何にしていくか、炭焼きの肝に突入する。午後に突然のように雨が降ったようだが屋内ではそんなに大きな雨には感じなかったが、外に出てみると道路が濡れていたから思いのほかり量だった。雨上がりの夕日と星上山、きれいな景色。8時30分頃理想的な温度カーブ、4日目

  • 点火、3日目

    久々の朝からのドピーカン、その割には寒さはゆるく動きやすい。3日目の朝は煙が谷間に昇るゆったりとした形を見せており、これが絵になるのに写真撮りに失敗してしまい残念。朝一番のチェックは69℃、本日に点火させるために煙突を塞いでいたさんだらぼっちを外し、通風孔を全開にして最終の焚木を入れる。9時の様子では焚木の残りがありそれが燃え終るのにあと1~2時間はかかりそう・・・過去の経験から大体に延びる。結局、定例集合の11時30分に焚口閉鎖、木酢液の採取を始める、そして煙突に枝大を載せる。15時に通風孔の微調、17時に通風孔を70%、煙突を40%の閉にして1晩目を越えさせる。温度は84℃。明日は非常にゆっくりとしたペースでいて欲しいのだが。17時頃点火、3日目

  • 2日目、窯の温め

    昨日に今季初の火が入り窯の温めが始まった。昨シーズンの終わりころは連続して炭焼きしていた為、窯の冷える間がないこと、理由の分からない窯の状態によって2日目には点火していた。大方の予想通り、2日目の点火はなく黙々と焚木を燃やし続ける。今日は午前中はぐづつき気味の天気、午後は一時晴天、ころころと変わる冬特有で外仕事のタイミングが難しい。炭焼き中は天気に左右されることは少なく気にしなくていいが、自分の用事が天気に振り回される、これが山陰の冬。8時15分頃薄暗くなってきた17時頃2日目、窯の温め

  • 今季初めての火入れ

    昨シーズンの最初の炭焼きは11月24日、3週間ほどの遅れで初の火入れとなった。前回の続きで窯立て、次回のための炭木割り、薪づくりと多岐にわたる仕事を分業で進める。そのため、周辺にはチェーンソー、薪割機の合奏が谷間に鳴り響くが、幸いなことに一番近くの人家は会員宅でしかも距離があり騒音被害の心配はない。音に加えて切ったり、割ったりしたものを運び込む人の動きがあるので活気ある仕事場のように映る。この時期の材料は持ち帰っていても霜やら夜露で濡れており防水用のゴム手袋をしていないと手袋が直ぐにビシャビシャになってしまう。午前中に窯立てを終わり、午後からは障壁、焚口づくりの粘土細工。今にも落ちそうなのを我慢していた雨が耐えきれなくなったのか本格的な降りになり、時折日差しはみせるものの悪化していくばかり。外仕事の部隊は中止を...今季初めての火入れ

  • 昨日の木炭使用結果

    昨日、窯出しした炭の出来具合を調べるため炬燵で使用してみたが、一日経った今夕になってもしっかりとした形で残っており心配無用ということになった。いつもより1日も早く仕上がってしまっているので、急速な温度上昇により脆(もろ)い焼きになって火持ちが悪い炭になったのではないか危惧していた。日数が速くても炭の質に大きな違いがみられないとすると、炭焼きに要する日数の違いは何かということになる。俄か炭焼き人のブログ管理者には説明のしようがない。炭焼きは本当に不思議だと思う。桑炭会は2班に分かれて炭焼き当番をしている。2つの班共に目指す温度カーブに違いはないが、観察した結果によると通風孔を強めに閉めて煙突を弱めの調節かその逆パターンのようだ。それは意図してのものではなく、人の癖のようなものと言える。その違いは木炭の仕上がりに優...昨日の木炭使用結果

  • 済み出し、窯立て途中まで

    今季は初めから山に行き材料集めに精を出してきた。一通りの材料は整ったので今、窯の中にある炭を出した後に窯立てをすることになった。しかし懸案だった窯底の補修について決めておかなければならず喧々諤々、協議の結果、今更ながら補修土もないことからこのまま作業を進め、次回窯出し後までに材料を調達し補修することになった。昨季最後に焼き上げた炭出しをする。窯入り口の雑木は焼失しているが樫炭、枝炭の残りはいい具合。ただ、この炭は通常より1日早く仕上がっていることから質の心配をしていたが、いつものものと変わりない様に感じた。実際には使用してみないと分からないので今夕、炬燵に追加して確かめてみることにする。枝炭は小丸太から細い枝までしっかりとした形を保っているから当然、残りも多い。途中経過で聞いた生産量は約300kg、しかしこれに...済み出し、窯立て途中まで

  • 桑炭会つうしん NO.128

    色々な問題を提起した2021年もあっという間に師走。同じ時を刻んでいるはずなのに、そんなことはなかろうが時が自分の生を追い越していきそうな勢い。それに歩調を合わせると老けが攻めてくる。負けてたまるもんかと、一生懸命に力を注ぐ、それがなくなると本当に老けに負けてしまう。心の持ちようと自分に言い聞かせ頑張ろう!桑炭会つうしんNO.128

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、sohtankaiさんをフォローしませんか?

ハンドル名
sohtankaiさん
ブログタイトル
桑炭会 島根県伝統の炭焼き 
フォロー
桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用