お告げは『窯を籠めろ』
昨日は近年にはない1日早い点火により翻弄されたが流れを逆戻りにしたり、上昇した窯温度を下げてやることはできない。後は過去の流れに近くなるよう煙突・通風孔の調節に頼るしかない。それでも当方の意とする方向に向いてくれるとは限らない。私たちの心の内を読み切ったかのように今朝は240度と予想以上に上昇した。意に反するものの悪いことではなかった。窯を温める期間が1日分削られたと理解すれば、3晩目を越しこの温度なら本日中に窯を籠める条件が揃ったことになり、当たり前のように続ければいいことになる。以後の11時の点検では248度と大きな上昇はなかったが午後2時前、290度になったので煙突・通風孔ともに全開にし精錬を開始する。それからは順調に上昇し5時ごろ340度、未だ内部煙突の煙がみられること、煙突内部が白くなっていないことか...お告げは『窯を籠めろ』
2021/02/24 18:49