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桑炭会 島根県伝統の炭焼き  https://blog.goo.ne.jp/sohtankai

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。<br>メインテーマは自然環境保全。

sohtankai
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2020/02/16

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  • 石倉 文夫個展の鑑賞

    春から急転直下で晩冬に戻ってしまい寒い週末になった。石倉文夫さんは桑並下地区にお住まいで桑炭会がお世話になりながら日頃から快く接して頂いている。この度、長年にわたり積み重ねてこられたご自身の才を披露されることになった。『横着物の夜なべ仕事』が如く、尻に火が点かないとスイッチが入らないため、最終盤になってからやっと足を向けた。熊野大社のすぐそばにある八雲郷土文化保存伝習施設で開かれている。寒いそぼろ降る雨の中で咲きはじめた桜が季節の同居を演じているようだ。無粋なブログ管理人、作品展の中に凝縮された石倉文夫さんの才能を紹介する術はなく、只々感心しながら観させて頂いた。百聞は一見に如かず、撮影した作品をご覧下さい。熊野大社作品用の竹ひご追記、昨日は花より団子の花見会を開催。石倉文夫個展の鑑賞

  • 桑炭会つうしん107号

    桑炭会つうしん107号

  • 花の春ぽつりぽつり

    ブログに載せる写真のためコンデジ(コンパクト・デジタルカメラの略)を車に乗せている。目についた季節のものがあればパチリ、良さそうなものに出会えばパチリ、テーマはないからアルバムは脈略のない駄作が記憶領域を攻め続けている。気づいたらマイ・サクラの蕾が膨らみ開花しているものもあった。ここのところブログでも春、春と謳っているがどうも本物になってきた。早咲きの八重桜馬酔木(あせび)は壺型のクラスターワサビはツルを伸ばし満開スモモめについたのでついでに乾燥気味の椎茸花の春ぽつりぽつり

  • 残材置き場を廃材で作る

    今季は自画自賛の活躍、山から頂いた木々の全てを使い尽くすことは叶わず残りが出てしまった。これらを窯に入れて駄炭を作る、燃やしてしまう、焚き木にするなど候補は出たが、結局は割木になるものは商品になるからきちんと管理しなければ・・・ということになり野ざらしを避ける。つまり雨露を凌げるようにする。俄大工の出現、手持ちの廃材をやり繰りし簡単工法で仕上げることが出来た。朝からの作業は3時に終わり足は再び畑の方に。残材は後日、移動の予定*********桑炭会のホームページ**************桑炭会クリックしてください残材置き場を廃材で作る

  • 春うらら、平和裏に窯を籠める

    昨日の不可解な危機から脱して今日は平穏な動きで今季最後の炭焼きを終えた。凡人には出来かねる超早起きで窯のチェックは頃にして4時半、その値は260度也。暫く温度の上りを待ち7時に通風孔を半分空けで精錬の準備に入る。9時292℃で通風孔を全開、以降に煙突の枝を順次減らしていく。11時には321℃になり煙突全開。この時点では13時30分になれば大体のことが見えるということにする。しかし実際は13時30分で348℃で青い煙が未だ出ている状態だったのでもう2時間の様子見にする。年寄りは集合となると時間よりも早く集まる習性があり15時チョイ過ぎに行って見ると直ぐの間に全員集合となる。368℃の温度、煙突内部の白さ加減から収束を始める。先ずは通風孔をを止めてガス抜きを始める。煙突からは何が燃えているのかと思わせるような煙が吐...春うらら、平和裏に窯を籠める

  • 奇々怪々の出来事、5日目の炭焼き

    1日を通してみれば煙突、通風孔の調節で低めではあるが前回と類似したカーブを描いており3晩越しを迎えることになった。昨日までの風は強く冷たいものだった。今日は強くはないが吹いたり止んだりを繰り返していた。ここのところ、煙突から出る煙の量を見るに炭焼きをしているようには見えないと感じていた。風の圧力で煙突が抑制されるとの推理で無理やり納得させていたが、今日になりどうもその推理は外れではないかと思うようになった。風は弱くなっているのに外の煙突からの煙は出る量が少ない。しかも内部の煙突からの量も薄く感じる。13時のチェック時、長い竹で外部煙突を叩いてみたらどうなるか竹を持ち出す。何度かゴンゴンと叩いてみるが見た目の変化はなかったが、暫くすると煙の量が増え風が吹いても途切れることはなくなった。小屋に戻ると通風孔から煙が逆...奇々怪々の出来事、5日目の炭焼き

  • 初めは高め後に低め、3日目

    早起きの5時半チェックは昨晩続きの83℃、9時に集合した時に焚口から窯中を覗くと小さな火が見えるが全体では火らしきものは見えない。温度は87℃と上がり気味のため煙突、通風孔で抑え気味の調節をする。夕方までに90℃位を狙っているがこの時点で87℃は、今流行りのオーバーシュート、ここで抑え込んだのが結構効いて夕方に80℃で終わった。今晩、管理下にない状態で急激な上昇を避けるため上がるための調節はせず明日に託す。9時ごろ17時ごろ初めは高め後に低め、3日目

  • 春二番、炭焼き2日目

    昨日に続いて、炭小屋が見えるところまで来ても煙突からの煙が見えない。昨日からの風は一向に収まる気配はなく時には強く、弱くを繰り返している。今日の風は冷たい。6時、昨夕最終で補給した焚き木は1/3くらい残したまま温度は66℃と微増。8時30分、煙突・通風孔ともに全開にし点火を促す。風が強く外部煙突から出る煙が遮断されているらしく煙受けのフードで受けた後にその周辺に滞留する。風の具合で屋外に押し出される。気を取り直したように煙突から申し訳なさそうにチョロト出ては消える。焚口でおきが溜まると風通しが悪くなり煙の出も悪くなる。風による煙突の遮断圧力と重なりいつものようにモクモクと力強い煙の出方と異なる。以前にも風が強い日、煙突で温度を計ると風の影響を受けてか予期しない温度変化を経験したことがある。今日はそれに似たような...春二番、炭焼き2日目

  • 温め2日目

    ゆっくりと窯を温め材料を乾燥させていく方針になってから焚き木の燃やし方に違いが出てきた。煙突のさんだらぼっちは調整用の枝をかませないで置くため煙突は閉鎖されたようになり煙はさんだらぼっちの隙間から少しずつ出るため外部煙突には吐き出されず小屋内に滞留する。遠くから見ると煙突からの煙がないためいい具合に進んでいないのではないかと心配になる。燃え方がゆっくりになるため焚き木の消費も少ない。普段はありえないことだが余り抑制し過ぎて消えてしまうのではないかとの思いがあり火の勢いが落ちるのに気を遣っていた。ゆっくリズムになってからは極端なこと『消えてもまた火を点け直せばいい』のだと多少、気楽になる。今日は9時の集合で顔を合わせる。昨夕からの焚き木は殆ど燃え尽き少しだけおきが残されていたのに焚きつけを追加し勢いを取り戻す。チ...温め2日目

  • 今季最後の炭焼き開始

    今日の作業は過日に終えた炭の窯出しと新たな窯立てに加え駐車場の砂利入れ整備と内容充実の一日。いつものことながら窯出しをする時は、最初に姿を現した時の全体の姿。炭に灰が多く被っていないか、窯の姿と同じような形で残っているか、そして量の残り方に異常は見当たらないか等々。焚口を壊して中を覗くと心配をよそに形、灰の状態共にいい。取り出す炭の一部に折れはあるが下部の割れは見当たらない。外観からは温度が上り気味になり力技で抑えたことによる影響はないようだ。前回から敷木の太さを2㌢前後のものに変更したことによる影響も分かりかねるが、敷木自体はバラバラになることなく形を残している。この窯も温めるのに2日かけたものでじっくりと乾燥させ炭化したものだからきっといい品質のものだと思う。窯出しの総量は304kgとまずまず。3月8日に仕...今季最後の炭焼き開始

  • 炭窯の身体検査

    2014年5月に今の炭窯の安全祈願祭を執り行い、工事着工を経て秋のシーズンには新しい窯での炭焼きを開始した。この間、致命的と言うべき不具合はなく不都合と感じるものには対処療法により切り抜けてきた。今、左側の焼失が問題になっているが生産量を大きく損なうものではないことから、大掛かりの修復工事は不要ではないかとの意見、寧ろ、窯底の凹凸の方が喫緊の課題であるとの意見もある。何れにしても窯を長く使うためには小忠実な手入れは欠かせない。窯の壁が剥がれたた時、新たに土を叩きつけて修復するが、新しい土と壁の土では性質が変わっており密着することは少ない。何重に塗っても微妙な隙間が残り燃焼すると剥がれる。それでもこの繰り返しにより手を書ければ万全とは言えなくともそこそこの結果は出せる。また土にも色々な種類があり向き不向きがあると...炭窯の身体検査

  • 寅の刻の英断、最終日

    昨日の最終調整の効果がどれくらいあるのかは夜中にチェックしてみるしかなかった。緩やかな上昇効果を狙ったものの効果薄の場合は最終日の今日、慌てて次の手を打つことになるが、そうした場合、選択肢が殆どない『現在のコロナウィルス対策』と同じ状況にあった。所謂、成り行き任せに近いものだ。ここで午前3時に立ち上がった人がいる。本人談だと、トイレに起きたからついでに出かけたとのことだが、状況は分かっていたからそのまま寝ようとしても『目が合わなくなる』ことも考えられる。前の小屋だと電気がなかったため夜の照明は懐中電灯だけで非常に寂しく、夜中に出かけることなど思いもつかなかったが、電気、以前より多少なりとも人家に近い場所だから、それも背中を押してくれたことだと思う。何れにしても、この英断がなかった前述のようにコロナ対策と同じ運命...寅の刻の英断、最終日

  • 抑え込みの5日目

    昨日の最終が120℃と高め、一晩で大きく上がらないことを願っていたが調節の期待範囲を超え朝一で228℃と思わぬ挑戦状を突き付けられる。窯の中の葛藤とは別に煙突から出る煙は穏やかそう。さてさて、このままではもう一晩越えることが難しくなるので、コロナウィルスよろしく抑え込みに走るしかなくなり、取り敢えず夕方に向けて余りダウンさせない緩やかな上昇を目指すことになった。煙突の枝を増やし、通風孔も4/5くらいまで絞って様子をみる。もし、このペースが押さえられない場合、夜中・明け方の作業も避けられなくなることが頭を過る。11時に220℃までダウンしたのを受け暫くは様子見としたが13時になると116℃と更に下がる。このまま下がり続けるのは好ましくないから枝を減らす。少しでも調節すると心配になるから細目に検温。15時、116℃...抑え込みの5日目

  • 120℃で2晩越し

    今日一日は90℃~100℃のところで落ち着いたカーブを期待していたが午前の推移から一転、午後になって25℃も上昇してしまい17時には120℃。夜中の急上昇を押さえるべく通風孔、煙突の枝を調節する。同じように加減して炭焼きをするが毎回々、同じ結果にならないのが面白いところで、難しいところ。天気が良いと5時を過ぎても未だ日が高く、季節の変わり目を感じさせる。ところが、未だ明るいのに5時と聞くと仕事納めの癖が残っており、もう少し頑張るぞとならない。ボチボチと生活スタイルを初春バージョンにギアチェンジしなければならないようだ。9時ごろ17時ごろ120℃で2晩越し

  • 寒い3日目に点火

    この時期になると気象用語にもなっている『春に3日の晴れなし』をよく使う。外で何かをしようとすると雨のために中断させられ、区切りがつかないからズルズルと先送り、送られた先で大慌ての後始末と相場は決まっている。今日も今日とて、さあとばかりに椎茸駒を打とうと外に出るとパラパラと落ちてくる。負けるもんかと、頑張るが風が冷たく指先がジンジンしてくる。敵わん、暖かい所に逃げ込む、こんなことの繰り返し。そんな天気の中、炭窯はゆっくりと温められ午後一には点火をみるかと思いきや、夕方まで引っ張られる。朝は未ださんだらで煙突を塞いでいたので遠くから見たら煙が見えず、まさか・・・・取り越し苦労。通風孔、煙突を全開にして点火作業を始める。と同時に木酢液の採取を始める。9時の時点で69℃、以後も割とスローカーブを描き火を点けてから48時...寒い3日目に点火

  • 窯の温め、2日目

    今回の窯も温めを1日かけて行うことになった。つまり、煙突の上にさんだらぼっちを載せ煙を押さえつけ、通風孔を極限まで絞り、尚且つ焚口からは焚き木を燃やし続けて材料を乾燥させていく。こうした抑制をしないでいると遅くとも今日の午後一番には点火してしまう。煙は煙突とさんだらぼっちの隙間と一部焚口からしか出ないので小屋の中に充満する。昨日から温め続け夕方に温度を測ってみたら69℃になっていた。今晩、火が燃え続けるだけの焚き木を追加し明日の点火を待つ。9時ごろ17時ごろ****桑炭会のホームページ****桑炭会クリックしてください窯の温め、2日目

  • ひな祭り、炭焼き初日

    ここのところの炭作業日を選択する桑炭会事務局の気象予想は外れなしでパーフェクト。午前中、少しの崩れはあったが炭出しの時だったので影響なし、午後の材料の片付けは晴天に恵まれ窯立てと並行して行う。桃の節句とはいえ風は冷たく動いていないと寒くなってくるが窯の中は南国楽園とまでもいかないが汗ばんでくる。窯の修復後、最初で窯の温めに2日をかけて行った、その結果が出る。いつものことながら、焚口を壊し窯出しの準備をする時は『本当に焚口を壊していいだろうな』と思ってしまう。心配することではないのに今回もそう思ってしまった。窯の中の姿は明らかに右側に比べて左側は残りが少ない。壁の修復の成果を期待したがどうも『ピンポーン』ではなかった。炭木は入口の方に立てた雑木は燃え尽き、ナラが少し残っている。持った感触ではそれなりの重さ堅さを感...ひな祭り、炭焼き初日

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