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HOUKOUの彷徨人生 http://blog.livedoor.jp/linz36c/

36年間のサラリーマン人生を定年退職(2020年3月末)。その後しぶとく短時間再雇用で仕事していますが、いつまで続くことやら。読書、音楽、釣り、旅行、定年その後などについて書いていこうと思っています

HOUKOU
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2020/02/11

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  • イアン・マキューアン『未成年』

    この小説は、マキューアンが得意とする、夫婦(或いはカップル)の破綻を巡るストーリーを一方の軸として、それを縫うようにしてまもなく18歳の青年になろうとする若者アダムの、初々しさ、汚れなさ、そして危うさが対比的に清冽に描かれている。また同時に、宗教(思想信

  • 年金申請に行ってきた(2)年金振り込み開始の遅さに唖然

    (SHEINで買ったウォールフラワー)(1)からの続き。年金が偶数月の15日に振り込まれることぐらいは、私も学習していた。申請したのはは9月中旬。来月(10月)には間に合わないことぐらいは覚悟していた。その代わり、12月には確実に2か月分の年金が入り、その金で

  • 年金申請に行ってきた(1)いよいよ到来したハレの日に暗雲が漂う

    「年金申請書」が入った緑の封筒が郵送されてきたときは、まだ遠い先の話だと思っていたが、年を取って月日の経つのが速くなったようだ。(年を取ってよくなったことの数少ない変化かもしれない)ネットで申請の日時を指定する。私みたいな独身老人にとって、人生に残された

  • エッカーマン『ゲーテとの対話』(2)<神はいったいどこに奇跡を行うのか>

    この本は、特に大学時代熱中し、以来くり返し読んできた本である。芸術論に限らず、とても深い人生論、世界観に富んだ言葉が3巻の本に満ち溢れている。ここに引用する言葉も、よく読み返してきた箇所だ。<もし神が時として我々を驚かせるような、そしてどこからやってくる

  • 高血圧を何とかしなければ/その原因と当面の対策

    職場の定期健康診断で、血圧が大雑把に言えば許容値を+40オーバーしたことは前に書いた。私の「健康法」といえば、これまでの人生で、せいぜい「飲みすぎない、食べすぎないようにしよう」という程度のものであった。64年の人生で、入院するほどの病気にかかったことが

  • 健康診断で驚いたこと/こんなことだから未婚男性の寿命は短い?

    普通のサラリーマンであれば、大抵年に1度は職場健康診断を受けているものだろう。私もこの時期毎年健康診断を受け、そして毎度のことながら、その血液検査で3つぐらいの数値が上限値オーバーに引っかかってしまう。中性脂肪を除けば、その3つぐらいの項目がほんの少しその

  • バルザック『サンソン回想録』

    フランス革命に少しでも興味を持っている人であれば、サンソンという名を不気味な印象とともに思い出すであろう。またの名を「ムッシュ=ド=パリ」(ミスター・パリ)。フランス革命の激動期を含め、6代にもわたり世襲で最高技能執行者(要するに死刑執行人)を継いできた

  • 三日坊主の私がピアノを再開して、それが数週間以上続いているワケ

    これまで何十回となく3日坊主を繰り返してきた楽器演奏(の真似事)・・フルートとピアノ。それが、ピアノについては少なくともここ10年以内では最高記録である数週間以上も続いている。もしそのワケがあるとすれば、ピアノの蓋を開けて最初に弾く曲にあるかもしれない。

  • リタイア後、「孤独な老人」になることを避けることは可能か?

    私は58歳の時に、早期退職希望届を出したことは何回かこのブログで書いてきた。結局見苦しくも、それを土壇場で撤回したことも含めて。その時に、実は試みたことがある。それは大げさに言えば「社交的人間への変身」である。私みたいな独身者にとって、世間とのお付き合い

  • J・M・クッツェー『遅い男』/老境に差し掛かり、片足を失った独身男の物語

    クッツェー(2003年ノーベル文学賞受賞)の作品を読むのは『恥辱』、『鉄の時代』に続いて、これで3作目である。『鉄の時代』は不治の病におかされた老婆が次世代に語り掛けるメッセージ性の強い作品であった。この『遅い男』の主人公ポールは老境に差し掛かった現役引

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