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私は親になれない https://www.oyaninarenai.com/

流産を3回経験した子なし四十路女の経験談と小言。それでも切実に伝えたい事。未婚か既婚か、子ありか子なしか、専業主婦か働いてるか...何でもカテゴライズしがちなこの日本でも「個人」での自由な生き方がもっともっと当たり前になりますように。

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2020/02/06

1件〜100件

  • 95、「情けない」をしない

    久しぶりに少し暗闇君と濃密な時間を過ごした感がある。 前々から決めていた親と息子犬との小旅行を終えたのだが、ある意味でいい形でその旅を終わらせることができなかった。 森の中にあるある意味『療養的』に過ごせるだろう場所に本来なら7日ほど滞在する予定が、私の精神的不安定さのせいで4日で帰ってくることとなってしまった。 親に気を遣わせ、私も親に気を遣い、それが悲しくて、普通にできていたことができなくてどんどん自分にまた『✖️』をつけていってしまう悪循環だ。 其の私の精神状況と少しだけイラッとしていた父との間で最悪の空気を構築してしまい、とにかく家に帰りたくて、旦那に会いたくて仕方がなかった。 私は本…

  • 94、ほどけない

    なんとも言えない気持ちになって久しぶりに意図的に抗うつ剤を飲むことにした。 もうほぼほぼあまり作用しない程度の減薬にたどり着いていたのでどこか悔しい気持ちだったが、暗闇くんとの親密度が上がるのは今現在は特にごめんだ、と思いちょうど飲んでもいい日数が経ってもいたので投与。 おかげでちゃんと(ドーピングしてだけど)寝る事はできた。これだけで心を保つ体力維持には助かるのだ。 よく寝れたこともあって前日に久しぶりに一頻り大泣きした割には心はマシだった。 上手に起きた事を受け流そうと思った。自分を責めずに悲観せずに今日1日過ごそうと決めていつも通りのルーティンで家事をこなし、息子犬の散歩を終えた時。母か…

  • 93、理解できない

    久しぶりに過呼吸になった。 何日か前から兆しはあった。 産休に入ったと言う友人が「子供が生まれたら沢山絵本を読ませたい。」 とSNSで発信していて、もちろん初めは「うっ」と思ったわけだが気持ちがその時少し落ち着いていたこともあり、素直に『羨ましい』と感じる方が強かった。 私も結婚をして生まれてくるであろう子供を夢に見て、元々好きだった絵本を『これは読ませたい』『これはちょっと違う』と整理をして置いたままになっていた。 明るい未来しか見えなくて楽しみでワクワクしながら仕分けした思い出がある。 だから絵本の話はとってもとっても羨ましいと思った。 そして既に覚悟している出産報告、妊娠報告の第二波第三…

  • 92、密になれない

    久しぶりに美容室に行った。もちろん大手を振って行ったわけではないが、移してしまっては困る、と感じる家族が普通に稼働し始めたからだ。 私は私自身より、家族に及ぶのが怖くて自粛をしてきた所が強い。 そんな家族が割と普通に動き始め日常を少しづつでも取り戻して行かなけてはならない方面にシフトしたからだ。 伸ばし途中の髪を少々整え、割とお気に入りのカラーリングを前回、緊急事態宣言前ギリギリに行けた時と同じにしてもらった。 距離が近いのでもちろんどこか緊張をする。心の中で 『本当に嫌な世の中になってしまったなぁ』 と思った。人と会う時に、どんなに気のおける、信用に足りる人でも必ず心の中でどこか警戒心を持っ…

  • 91、悪いことではない

    ふとCSチャンネルを見ていると子供の頃大好きで何度も見ていたアニメをやっていた。 『うる星やつら 完結編』と言う、うる星やつらの劇場版だ。 この漫画自体世代は自分よりも少し上で単行本を読んでいたわけでもなく、どちらかといえば『らんま1/2』の方がガッツリ読んでいた方なのだが、なぜかこの『完結編』のアニメだけは自分の中でも思い出の一本に入ってるくらいの作品だ。 きっと当時のVHSレンタル時代の中、何かと一緒に父が借りてきたか何かだと思う。 それをどうにかして手に入れて持っていたはずなのだがそれはもちろんVHS。もうかなり遠のいてしまった自分の思い出のものだった。 久々に見ていると、わかっていたこ…

  • 90、『ペット』ではない

    6月に入り、すっかり世の流れ的には普通になりつつもあるけれど、やはりどこか人も警戒の中そして街も閑散としている場所はしている。 ただ一つ面白いなぁと思ったのは俗に『中毒性』のあるものと言われてるものには店内だろうが続々と人が入っていて活気を取り戻してる感があった。 特に。。。。 『ラーメン』。我が家の近所のラーメン屋は緊急事態宣言が全面的に解除された最初の週末、軒並み満員になっていた。 ラーメンは非常に中毒性があると思う。私自身も今異常に食べたい。 自粛期間中の最中には袋麺がめちゃめちゃ売り切れまくっていた。 中国のことは正直、思うところ多すぎて私自身は好いていないが現在の日本のラーメンは日本…

  • 89、同じではいれない

    「いい季節」と言う時になかなか思う様外には出れないご時世だったので気づけばもう梅雨が目前の6月手前だ。 噂のアベノマスクは我が家には割と早く投函されていたのだが、謎の一枚だけ少々黄ばんでいる状態のものだったのでそのままにしている。どこかに寄付をするにもこれではどうかな?と思いそのままになっている。 給付金についても旦那のマイナンバーのパスワード問題で引っかかり書類を待っている状態だが未だに音沙汰もない。 夏さえも過ぎ去っていくのではないかと思ってしまう。 自粛生活中に周りに推し進められた「鬼滅の刃」にはものの見事にハマってしまい、映画など待てないすっかり大人な自分たちは単行本をゲットしてしまっ…

  • 88、全ては共有できない

    この文章を書いていることを旦那には告げている。気持ちが少しだけ『アウトプット』できる様になったので今まであったことや流産経験を経て感じたことを落とし込めてみようと思うと。 どこかの誰かがたった一人でも思うところがあって、一瞬でも救われてくれればと思い始めたこのブログを開設する前にある程度の経緯は書き綴っていた段階だったので旦那にはこのブログを開設して少ししてからURLを教えた。 いつも自分の気持ちをうまく言葉で発することができない私はこの文章を通して、かなり包み隠さず思ったこと・思っていたことを出すことができている。過去のこともだ。 「時間がある時に一気に見ようと思ってる」 といった彼はきっと…

  • 87、真面目を呪わない

    緊急事態宣言が解除された。 だからと言って今日この日から突然元に戻るわけではない。 この数ヶ月で多くの命が奪われて多くのモノを失った人もいる。これからまだまだ影響をうけて辛い想いをしていく人が確実にいると言うことが悲しくて悔しくてならない。 まだこのコロナ戦争の入り口であった時に私は、 「元々鬱を持ち合わせてるから逆にこう言う状況には強いのではないか」と 綴った。 そう言う面も確かにあったと思う。自分がおかしくなる雰囲気を数日前から察知できるのだ。 その波が否応なくなぜか大体二週間おきに打ち寄せる様に訪れた。 朝起きた瞬間からこの状況を嘆き、何につけてもイライラして自分の孤独を呪ってとにかくそ…

  • 86、癒えない

    宇多田ヒカルの曲が好きだ。 正確に言えば、彼女が一時音楽活動を休止しそして子を産み、母親をあのような形で亡くした後の彼女の曲が好きだ。 どこか孤独のエッセンスを加えた前向きな曲や希望を散らした願い事、それは歌詞も然りだがメロディーや楽器の旋律もたまらなく惹かれる所が多い。 元々彼女の曲は聞いていたが、そこまで入り込むほどでもなかった。 しかし私が3度目の流産をし、打ちひしがれてる時に彼女の 『真夏の通り雨』 という曲が流れてきて、その瞬間に自分の気持ちをそのまま代弁されてるような、しかも曲に包まれて浄化されるような不思議な気持ちに包まれた。 ~夢の途中で目を覚まし 瞼閉じても戻れない さっきま…

  • 85、喋れない

    緊急事態宣言は未だ解けていない東京であるが、連休明けからは我が家の近所、いや、住宅街と言える場所はもうほとんど元どおりと言っても過言ではない。 最近できたと言うフルーツサンド的な店には連日行列ができている。こんな時にも並ぶのか日本人は、と毎日その行列を前に私は呆れてしまう。 しかし一方で、これもまた近所の商店街にある一つの居酒屋さんが今月に閉店します、と言う看板を立てて今まで使っていたのであろう食材や備品を売りに出していた。 これからもっともっと増えていくであろうこの情景を目にして苦しくなった。 もちろん今すぐに元どおりに戻るわけにいかない。 今の状況でごく普通に密な状況の店内で食事をしてる人…

  • 84、報われない

    引き続きちょっとした軟禁状態は続く。 うちの集合住宅の中には世に言う『非常識』としか見受けられない家が二つほどある。 非常事態宣言が発令され、医療現場も逼迫しておりコロナというものがいかに恐ろしいかを有名な著名人が身を以て示していた最中にも、と言うか最中だからかなのか普段よりも更に頻繁に家に沢山の人を招いては騒いだりしていた。 でっかい声で盛り上がってはその中で子供もペットも騒ぎ、そして同様に騒ぎながら帰っていく。 真夜中にも何回か行われてた。 もちろん集まるのは自由だ。だけど、私が心の底から思ったのはよくこんなご時世の最中 「やめてください」 と言われてる事を堂々と、なんの悪びれもなくできる…

  • 83、浮かばない

    初めて少し日が空いてしまった。 旦那の仕事がようやくうまく時差出勤や交代勤務ができるようになったので一人の時間が大分減ったこともあるが、とにかくその一人の時間然り、そうでない時も我が家の息子犬の「くっつき虫」度が相当上がって来てることに理由がある。 やはり今のどこか「イレギュラー」な動きの毎日にワンコもストレスを感じてるのは間違いないようで普段と違う動きを見せることが増えた。 元より、犬というよりも猫っぽい性格で誰かが座ればその途端に膝に飛び乗り丸くなって眠る。 そのため現在、夫婦揃ってお尻の筋肉が凝ってしまい 「痛い、痛い」 の日々だ。 地獄か何かで膝の上に重石を乗せられているあの苦行的な拷…

  • 82、いない

    昨晩『アメトーク』でノムさんありがとう芸人をやっていた。 中学時代、ヤクルトスワローズが黄金期と言われる少し前から私はちょっとしたきっかけでヤクルトファンと化し、ファンクラブはもちろん応援歌も全曲モーラ。 その中でも頭のキレる立ち位置にいた古田の大ファンだった。 だから入団当初から繋がりが物凄い強かったノムさんには個人的にもとても思い入れがある。 昨晩の番組内でも懐かしい話が沢山繰り広げられてて、そりゃあもう 『池山』『広沢』『飯田』『内藤』『川崎』『岡林』『高津』『秦』 なんて名前を聞いただけで久々に心が踊った。 就寝が早めだった私は当時ベッドの中で延長戦になっていた野球中継をラジオで聞いて…

  • 81、ココロない

    自分の中の『LINE』の稼働率は高い方ではない。 ほぼ、旦那しか「毎日」は動かない。あまり友人とも頻繁に連絡を取るタイプでもない。 仲の良い仲間の中でもグループがいくつか別れていたりもする。 いい意味でも悪い意味でも、このグループはこの人たちがいては話がし難いという理由を元に作られているモノだと思う。 現在、たまに動くグループライン。こんな状況だからか普段よりもふと気づけば進んで盛り上がってたりする事が増えた。 それに助けられる事も大いにある。 ああ、皆頑張ってるな、とかくだらない話で気が紛れたり一人の時間が埋まったりする。 たわいもない会話の中でやはり如何にもこうにも自分が登場しづらい会話内…

  • 80、知らされない

    このコロナ騒ぎの裏側で4月から水質基準の見直しが行われたらしい。国民にはもちろん何も知らされずに進められたことのようだ。その中には毒性の強い除草剤や殺虫剤も緩和対象になってるらしい。これには飲料水の水質悪化が懸念されるのは必至だ。 マスコミが情報操作のもと動かされてることや、それぞれの利権や派閥によって偏った情報ばかりが特に地上波では流されてる事はわかっているのでなるべく偏らないように、でも自分の思う「正しさ」を選んで疑いながら自分に情報を取り入れるようになってから、特に国のやり方がよくわかるようになった。 テレビしか見ないお年寄りやお国の状況に全く興味もなく危機感もない人たちは疑問に思わない…

  • 78、むいてない

    ワインが好きだ。 二十代から散々パラお酒は飲んできて、ある程度は一通りの種を嗜んだと思う。 だいたい初めは梅酒とか当時はやってた杏露酒の類。 更にその頃のクラブではZIMAなんて、思えばなんの酒だよ!?と思ってしまう酒が出回っていて美味しいと思わずに酔うために飲んでた酒もある。テキーラや薬草酒の類。 やっすい日本酒を飲み過ぎて後悔したり、ボトルで芋焼酎を仲間でシェアしたりもした。 旦那がやっていたBarではBarなのにやたら緑茶ハイの類が美味しくてそればかりを飲んでいた。 赤提灯を巡っては二十代ですでにおっさん化していた。 ワインは途中で洋食にはやはりワインが合う(味が変わる)と分かった時から…

  • 77、好きじゃない

    雨が予報通り降っている。 結構な土砂降りだ。 気圧や湿気にめっぽう弱い私は起きた瞬間から体の調子が悪い。 熱が末端に溜まっている感覚と、頭と目がシュパシュパする感じだ。 以前、まだ『妊娠するために』と希望いっぱいで通っていたプレマタニティーフィットネス(妊娠しやすい体にするためのフィットネス)の先生が言っていた事がある。 「私は雨の日も好きです。なんだか自分を洗い流してくれるような・・・そんな浄化されるような感覚で好きです。」 こと、運動を推奨して先導をとっている人は割とそういう『前向き思考』みたいなものを前面に押し出してくる人が多いように感じる。 自分の心が前向きで調子が良い時はその言葉も『…

  • 76、変えなければならない

    心療内科に行って現在の状態を先生に話しただけで気持ちがとても楽になった。 とても短時間ではあるが、この言葉に言い表し辛い気持ちを言葉をゆっくり探りながら放出できただけでこの1ヶ月溜め込み状態であった何かが無くなった気がする。 前述の通り、現在通っている心療内科は転院して来た所で「薬」だけを与えて安心させようとする先生ではない。 初めに通っていた所はとにかくすぐに薬を大量に出してくる病院だったので、今思えば恐ろしい牢獄のような場所だったかもしれない。 そして今の先生は、きっと自分と本質が似ている。と感じるのだ。 私は元々神経質なところがあり、今執拗に推奨されている『手洗い』も『うがい』も元来やり…

  • 75、ママは負けない

    今日は『月に1度で良いでしょう』と太鼓判を押してもらってから初の心療内科だ。 こんな時だ。この1ヶ月で結構 「ヤバイ」 という日も何日かあり身構えてそれによって余計疲れたりもしたが、正直その日に抗うつ剤を飲んでもあまり変わりがなかった。 日によって波があるので抗うつ剤に対しての信頼性が逆に自分の中で無くなって来ている。 ある意味ではそれくらいに減薬できている証拠なのかもしれない。 否応なく呼吸が苦しくなる時、怒りがこみ上げる時、涙が出る時。 今はそれが普通であると思える世界状況だからなのかもしれない。 うつ病であることを自分で認めて診断されてからうまく付き合えて来ている。 このコロナ騒ぎの中、…

  • 74、足並み揃わない

    昨日、始めて友人とfacetimeで長時間会話をした。 音楽に携わっていた時の『相方』と呼べる子で、そりゃあもう素晴らしいピアノを奏でる彼女。 ちょうど誕生日だったので久しぶりにおめでとう、とLINEをした。 今でもバリバリ仕事をやって生き生きと過ごしてる彼女の職種はまさに『3密』の条件が重なる職種で現在、休業中だという。 そして彼女は1人でいる時間が長くて1日に1度はわけもなく涙する、と言っていた。 その気持ちが痛いほどよく分かった。 とても真面目で常識ある彼女はもちろん実家へ行く選択もしていない。 一人で自粛する道を選んでいる。 そんなLINEを読んで、私の方から 「明日にでもFaceTi…

  • 73、正義はない

    現在私が遂行中、そして終わりに差し掛かっているゲームは 『ペルソナ5スクランブル』というもので、名作と言われてる『ペルソナ5』の続編をRPGからアクションRPGに変え発売されたものだ。 シナリオもゲーム感もものすごくよくできている作品でよくまぁこんなものが作れるなぁ、と感心したのは物凄い久しぶりのものだったかもしれない。 続編前の初めの作品なんて参考書か!?というほどの分厚さの攻略本を片手にプレイした。その感じが自分的には楽しくて仕方なかった。 細かいことは置いておいて、内容がものすごくリアルで所々に映画や本並みに 『深いなぁ』 と思わされる場面やセリフが散りばめられていた。 モラハラやセクハ…

  • 72、怖くて仕方ない

    世の中がこんな状況になっているので、そして収束するにはだいぶ時間がかかってしまうのは必至であると感じるので。 自分の中の選択肢、 『親になるための努力』 をするのか否かの議題、というか課題、が静かに延長・待機状態になっている。 毎日目を覚ますたびに、何となく志村けんさんの事を思い出したりして今起こってる異常事態が夢でもなく、人々の生活や価値観までも一転させるような戦争状況にある事をまず思うのだ。目を覚ましてまず。 そうやって1日1日目を覚ますたびに、私も着実に歳をとっている。 歳を取るのは大歓迎。もっともっと歳を重ねたい。 ただ子宮の老化は間違いなく刻一刻と進んでるのだろう、と言うことまで感じ…

  • 71、3つのしない

    とにかく現実離れした事柄に触れていこうと毎日試行錯誤。 とはいえ、現在巷で『ウケている』と言われてるアニメは結構、現実味を帯びながら暗めのそして重めの内容のものが多い。 これが時代というやつか。 映画もイマイチ引かれるものがなくて、読書もどうにも集中できない。 おなじみのゲームはというと現在は名作と言われた『ペルソナ5』の続編、『ペルソナ5スクランブル』をやっている。 アニメにもなったくらいシナリオもゲーム性もとても優秀な作品で、続編といえどかなりよくできた今は特にありがたい『現実逃避』の一つになっている。 ちなみにこのペルソナは世直し的な内容が主だ。 細かく語ると、語り過ぎてしまうため割愛す…

  • 71、許せない

    昨日、息子犬がお世話になってるトリミングサロンから電話がきた。 この現在の事態を受け当面営業を自粛するため、今月のご予約をキャンセルにさせてください。という内容だった。ちょうど、来週に予約が入っていたため従業員さんのことも考え今は自粛を考えキャン セルしたほうが良いかな?と思い連絡しようとしていたところだった。 近所にあるこのサロンで我が子はシャンプーをお願いする。 小さな頃から通ってる所なのでいつも可愛がってくれる従業員さんやトリマーのお姉さんのことが大好きで、シャンプーは疲れるけどいつもその場へ行くのを楽しみにしていて、そこの店名を口に出すだけで尻尾を振るくらいとにかく好きで仕方ないらしい…

  • 70、飲めない

    実はこの歳になるまでコーヒーが飲めなかった。 ブラックはもちろんただただ苦い。 そしてカフェラテ的なものを飲むとどうにも気持ち悪くなる確率が高くて自分にはコーヒーが合わないと思い込んでいた。 息子犬が我が家来てから、まだ散歩ができない赤ん坊の頃から抱っこ紐に入れて色々な『ペットOK』のカフェに行ってゆっくりする時間を持つようにした。 そのおかげで猫並みに、いや、猫以上に座れば必ずや走って膝に乗ってくるべったり膝乗り犬になってしまったのだが、そのおかげでどんなお店に行っても、膝の上にさえいれば全く動きもせず何ならいることさえ気付かれないくらいに大人しくできる。 そんなこともあって、この子を連れて…

  • 69、呼吸しかない

    昨日、緊急事態宣言が出された。その前から出されるという情報があったわけなので関係があるのかないのかわからないが昨日からすこぶる精神的に調子が悪い。久しぶりに暗闇くんがご機嫌窺いに来た。 当たり前のように朝、息子犬を散歩に連れ出し買い出しに行く以外外出はしていない。要請されてるからというのもあるが、そうして行かないといつまでもこの状態が続く。医療現場を守り抜く事が急務だしいつまでもこの状態がダラダラと続くのが困るから一刻も早く皆、自宅待機して欲しい。毎日毎日思う。 旦那は職種上どうしても仕事に行かねばならない。特に今大事な時期らしくきっと深くは語らないがそれなりに大変な状況で必死なのだろう。 だ…

  • 68、生きていけない

    息子犬も大好きな人たちに会う事を控えさせてしまってる状況なので、ちょっとした散歩以外何とか家でストレスを溜め込まないように運動不足にならないように試行錯誤している。 ご飯も時間をかけて食べるおもちゃの中に入れるようにしたり、新しい『好きになる」おもちゃを発見できるように携帯でペットグッズと睨めっこだ。 うちの子はパグ犬なのでわりとグデッとした時間が長くてもそこまで問題ないが、大型犬や多くの運動量を必要とする子たちはもっと大変だろうと思う。 もちろん散歩はしてるのだが、何となく人を避けたりしながらなので人の大好きなうちの子はやはりどこか不満そうである。 そして昨日、挑戦した新しいおもちゃが彼の中…

  • 67、落ちない

    家にいる時間、テレビもずっと同じ事ばかりをやっていて見る気もしない。 PCを弄りながら音楽をかける時間が普段より長くなった。 時代は進んだもので、高校の頃、 「96年summer」とか「97年winter」とか自分で揃えてきた音源を当時はMDに自らプレイリストをそれはまぁまぁな時間をかけて作っていた。 もっと前にはA面からB面に行くところでは否応なく音が途切れるという何ともいえない暗黙の了解のもと、カセットテープにも落とし込んだものだ。 少し前にまたこのカセットテープ熱が再燃してたらしい。あの懐かしい感じとレコードとCDの間のアナログ感がたまらない気持ちは何となくわかる。 それに比べ、今はピッ…

  • 66、想像もしない

    『まさか』 『そんなはずは』 『自分がこうなるなんて』 世の中はほぼほぼそれで成り立ってる気がする。 予想もしなかったことが起こるからこそ生まれるものもある一方で、何故マイナスの面でもその連続だと分かっているのにそれを忘れ過信しては、馬鹿を繰り返してしまうのだろう。 それが人間らしくって~いいじゃない。 なんて鯔背に言ってる場合じゃないのが現在の世界状況だ。 震災の時に自分の生きてるうちにまさかあんなにひどい実情を目の当たりにする事となるとは思ってもみなかった。 そしてまさか自分が3回も流産をし手術を繰り返し親になれないだなんて、そんなはずではなかった。 まさかそこから自分から一番遠い存在であ…

  • 65、淡くてせつない

    今期、一番入り込めたドラマ『死にたい夜にかぎって』が終わってしまった。 賀来賢人さんの絶妙な表情や動きには引き込めれまくったし、わがままでどうしようもなくイライラ映るはずの女性を「可愛くて仕方がない」人物に演じ上げた山本舞香さんもこれからもっといい女優さんになるんだろうなぁと思わされた。 最終回、躁鬱病と閉所恐怖症をそれぞれ持ち合わせている二人が震災をきっかけに6年間の関係を終わりにするのだが・・・。 とても切なかった。 別れ際もどこかカラッとしてて冷めきてるように見えた彼女から渡された最後にもらった手紙。 『6年間お互いに時間の無駄だったね。マジで。でも最高に楽しい時間の無駄遣いだったよ。あ…

  • 64、ほぼ喋らない

    外出自粛を心がけ、息子犬の軽いお散歩と買い出し以外は極力外に出ないようにしている。割と近隣にいる両親にも会わないようにしている。 自宅に篭ることに関してはストレスもなく、流産後に子供や妊婦に出会うのが怖くて外に出られなくなった時よりも精神的には楽なのだが。 今のウィルスも、それに対する恐怖心的な物はその時の子供や妊婦に近いものがある。 これに関しては自分がどうなることより、大切な家族が感染してしまう事の方が何億倍も怖いので自分もかかってはいけない。とビクビクしてる感覚が強い。 ご存知のように我が家には子供はおらず、夫婦二人。そして息子犬。 渋滞を避け早朝暗いうちにかなり早く出ていく夫とは帰宅後…

  • 63、幸せと感じない

    不謹慎かもしれないが、今、妊娠してなくて。子供がいなくて良かった。 とどこか思ってしまっている自分がいる。 喉から手が出て、それも何本も出て、何メートルもゴムゴムの状態で伸びるくらい子供が授かりたくて仕方がなかった私だが、そして妊娠してもそれを継続できない身体である身ながらどこか客観的に見ると、今はそれで良かった。と思えてしまうのだ。 もしもようやく授かった子であれ、今まで自分に起こった事など夢だったかのように普通に授かっていた子が成長を遂げていたとしても。 今のこの世界に我が子が存在していたら心配で仕方がないだろうと想像するだけで、私の性格上恐ろしい。 まぁ、こんなビビりで弱っちい精神だから…

  • 62、恥ずかしいことではない

    これから5月にかけて「コロナ鬱」が多発するだろうと言われてるようだ。 確かに先が見えない状況下、ウィルスへの恐怖(一部の人を除く)に加え、その緊急事態に直面した人間の淀んだ感情やイライラや尖った思考を受け続ければ、今までうつ病になどなろうなんて想像もしてなかった人もその世界に足を踏み入れることになるのは避けられない気がする。 『みんなで頑張ろう』とフラッグを掲げてるうちはまだ糸がぴーんと張っていて前向きに捉えようと踏みとどまれるかもしれないが、そこが一番危ないんだよ。 とそれこそ絶賛うつ病との戦いが『重大局面』である私は訴えたい。 私はいつもようやくよくなってきた兆しが見えると必ず、こういった…

  • 61、涙が止まらない

    コロナウィルスで闘病中だった志村けんさんが亡くなった。 近所のスーパーに買い出しに来ているときにふと、携帯を見たときにこの訃報を知った。 恥ずかしながらマスクの中は鼻水だらけ。外だったけど目も真っ赤になるくらい涙が出た。 一連のコロナ関係のニュースの中で一番心がざわざわし、急な喪失感と不思議な孤独感にかられ、なんとも言えない暗闇が近づく音がした。 芸能人の死で涙したのは初めてかもしれない。 日本の宝であるお笑いの神様がコロナに殺されてしまった。 当たり前のように定期的にバカ殿様やだいじょぶだぁが今でも放映され、それはとにかく『当たり前』だった。 人間はいつか誰でも死ぬからそれが永遠とはもちろん…

  • 60、何も生まない

    少し前、久しぶりに 「お仕事は?」 「お子さんは?」 という防御不能の攻撃を受けた。 防具を持ち合わせていない、いや、せいぜいでも『布の服』という防具しか装備していないので一気にHP(ヒットポイント)は1で真っ赤である。 家にそそくさと口を紡いで帰り、息子犬に回復魔法をかけてもらった。 それで変に引きずらなくなったのは気づかぬうちにそこの所レベルが上がっていたのだろうか。 レベルアップのファンファーレは聞こえなかったけど。 こういう類の攻撃は今までも何回か受けてきて、暗闇街道まっしぐらの時はその毒が致死量にあっとい間に達し号泣したものだが、今となっては 『まだいたか。この化石的日本人。』 と、…

  • 59、耳を澄まさない

    連日、このような状況下においても『買い溜めお化け』や『パリピの妖怪』がそれはもう俳諧している。 ただ普通に日用品を購入したいだけなのに一気にそこに正気を吸い取られて一瞬外へ出ただけで重度の疲労感を感じる。 今週末は自宅待機要請が出ているというのに我が家の向いは昨晩、子持ちの家族が集まって大騒ぎしていた。 感染の恐れありの三つの要素をここでもう網羅しており、家の中にいるからいいと思ってるアホなのか全く意味のない迷惑な行為だ。 私の好きな映画の中に河瀬直美監督の『あん』と言う作品がある。 樹木希林さん演じる「ハンセン病」のおばあちゃんがある時、町のどら焼き屋に「働かせて欲しい」と懇願し素晴らしく美…

  • 58、やめられない

    現在、抗うつ剤と安定剤とそれに変われそうな漢方薬を飲み不育外来で勧められたビタミンDのサプリに加え葉酸サプリも飲んでいる。 時に、「ハッキリともう一度」と覚悟しきれてないのになんでこのサプリを私は毎日飲み続けているのだろうと、ふと我に帰ることがあるが、なんとなく続けている状態になってしまっている。 葉酸なんて、はっきりいって毎日空振りしながら飲んでる気分だ。 そして抗うつ剤の減薬を勧めているのだが、ようやく初めての段階にまで減薬をすることができるようになっている。 心療内科も2週に1度が3週に1度になり、先日ようやく、次は1ヶ月後にしましょうというなんともはやこの類の患者としては嬉しい太鼓判を…

  • 57、止まらない

    「面白い」「はまる」「すごい人気」と耳にタコができるくらいに周りから聞いていた『鬼滅の刃』をついに始めてしまった。夫婦で。 単行本さえなかなか手に入らず、しかもこの後映画化が予定されているらしい人気っぷり。しかも二人の子持ちの親友に 「鬼滅の刃、見てますか?映画始まったらご一緒しません?」 という知らせが少々前にきた。 なぬ!?そんなにか・・・・。 あまり不要不急の外出が制限されている今、他の推薦者が言ってたように動画配信サービスで見てしまおう! ということで始めてしまったのである。 はい。それは見事、お見事にハマってしまいザザザザと放っておけばずっと見続けてしまうであろう中毒性タイプの物語だ…

  • 56、しょうもない

    先週の三連休の様子を垣間見て予想をしていたことだが、都内でついに爆発的感染が始まったようだ。 都知事からは週末の不要不急の外出は控えるように、そしてできるだけ可能ならば仕事も在宅で・・・などと初めて東京として具体的な要請を発表した。 明らかな数値の推移がみれないとこういった事を発令できないのはわかるし、結局は国がもっと効力のある発令を出してくれないと東京都自体からは強く言えない・・・というのもいかがな仕組みかとも思う。世界に誇れる大都市だというに・・・。 そんな中で志村けんさんがコロナウィルス陽性と判明し今、病院で治療にあたっていると言う。 何かニュース速報が流れるたびにドキッとしてしまうくら…

  • 55、再び、推し量れない

    春がやってきて、大好きな桜が咲いて心が躍るはずの、前までは心躍ってなんでも出来るような気持ちになっていた季節。 子供を失ってからなんとなくそこに、悲しさというより少しだけ苦味が混じった寂しさのようなものが感じられる季節へと変わった。 現在住んでいる家の近くにはちょっとした桜の名所的な所があり、毎年この季節には春待ち、冬から解放され上を見上げキラキラとした顔で桜を眺めてる人が多く見られる場所だ。 元々人混みは苦手なのでピークの時には一切行かなかったが朝方、人のいない時に少し眺めに行ったりした。 桜が大好きだったから、元よりワイワイとしながら花見をするより、誰もいないそして一本だけひっそりと咲いて…

  • 54、涙は出ない

    二人目の子がお空に行った三月になったので、休みの日に前述したその当時に住んでいた近くにいた水子供養のおじぞうさんにご挨拶に行った。一人で行く時もあれば、旦那と行く時もあって9月・11月・3月の恒例行事になっているが今回初めて陽気もいいし息子犬も一緒に連れて行くことにした。 車で向かい、ワンコ用の抱っこバッグに入れて出向いた。 お菓子とお線香を持って行く。 そこがお墓と言うわけでもなくそこにいないのはわかってるが、心の中でその3人の子供を抱いているおじぞうさんにお空に行った子供たちを『お願いしてる』気持ちでいるので挨拶に行く気持ちである。 1回目の流産、そして2回目3回目と続けて行くうちにここに…

  • 53、意味がわからない

    一年半という短期間に妊娠、流産、妊娠、流産を経験してホルモンバランスのジェットコースターを繰り返した結果、体をぶっ壊して、内臓全体が沈黙し、痩せ細ってしまってからなかなか太れない。 元々痩せすぎだ、と言われていて周りからは『羨ましい』とよく言われたが、自分的には痩せすぎてて不健康そうでそれが嫌で、グラマラスな方に憧れたものである。 だから羨ましがられても、私だってこれがコンプレックスなのだ。と心に秘めていた。 一般的に『痩せている』ことの方が『いいこと』という思想が圧倒的多数で世に出てる情報も大体が痩せるための何か、というダイエット情報ばかりだ。 太りたいと情報を集めたいと思ってもほとんど存在…

  • 52、忘れたくない

    お風呂に入り、1日の終わりをゆっくり迎えようとしていた時、一通のLINEが入った。 久しぶりの相手からだ。 かつて私は音を、そして歌を仕事にしていた。 どこか取り憑かれたように勉強してちょっとした進学校に入った身だが、そこで見事に燃え尽き症候群か一気に勉強することが億劫で面倒くさくて成績は落ちる一方だった。 軽い気持ちでサボった模擬テストの日に、担任から母へと電話が行き中学生までは真面目一直線だったために帰宅した時に母は悲しいと泣いていたものだ。突然のお勉強リタイアに母も驚いての涙だったんだろう。 そしてその『もう受験めんどくさい』燃え尽き感は高校3年になっても持ち合わせたままで、周りがこぞっ…

  • 51、鳴らない

    気づけばもう三月も終わりに差し掛かっている。歳を行けば行くほど早く感じるようになるというがその先人たちの言葉は全くもって間違っていない。 ダウンタウンの笑ってないけない、で年越しをして一連のお正月業務を終えてもう3ヶ月過ぎ去るのかと思うと怖い。 昨年末には騒音に悩まされたマンションから脱出して少々落ち着いたところだったので、 「来年、もう一度、親になるチャレンジをしてみようかな」 とどこかで心に薄めにハンコを押していた。 そうしたら年末から年始にかけて体が絶不調。久々に物が食べれなくなり、その流れで胃カメラやらMRIやらを経ていたら次は旦那が酷く体調を壊した。 そして気づけばもう4年の3分の1…

  • 50、答えられない

    死を迎える時に 「幸せでしたか?」 という質問をされ 「幸せだった」 という人たちの多くは四つ以上の『趣味』を持っていたという話を聞いた。 4という数字は総合した上での平均値か何かなのだろうが、とても納得のいく話だ。数はさておき。 自分を含め、周りの人間も幸福そうな顔をしているのははほぼほぼ自分が好きなことについて語っている時だったりする。 『マツコの知らない世界』に出てくる紹介人は、面白く変わった人たちが多いがその分野が好きすぎる人たちゆえに皆大体目がキラキラしていてついでに押しが強い(笑)。好きで仕方ないのだ。 趣味は多方面にあることだが、それがあるということはひいては 『それを知りたい!…

  • 49、より良くない

    少し前に「AI崩壊」という映画を見た。前述したように大手を振って岩田剛典推しだから(笑)、というのもあったが内容にすごく興味を持ったからである。 物語は10年後、AIが人間の健康データ等を全て管理していてもうすでにドラえもんの世界。 こんな風になったら便利だよなぁという世界が実現している。 しかし、そのAI自体がバグを起こして次々と完全管理されていた人達が死んでいく。 持病を持った人からまずは爆弾が爆発するかのように死んでいく。 管理していたのがAIだからそれが機能しなくなってはどうにも対処ができなくなるのだ。 その後、そのAIは人々を選別し、不要だと判断した人間を殺戮し始める。 この時、少し…

  • 48、無くならない

    『不倫愛大分本気だったんじゃないか』の件で大分叩かれていた東出昌大がいきなり会見をしていた。 もうそんなしょうもない事言ってる場合ではない状況に世界が蔓延してしまったため消えてなくなってた気がする。 そもそもそんな人様の不貞行為なんちゃらで人様がテレビで偉そうにあーだこーだ言ってるのはどうでもいいし、被害を受けて傷ついたのは家族の杏さんと子供たちだけ。 その人たちと解決すればいいだけの話だ。 まぁ、いちいちこういう問題でお世間様に取り上げられちゃうのは顔を晒して仕事をしている方々にとってはある意味仕方のない事だし、『ばれたらえらい事になる』という想像力というか危機管理能力が無く欲求に走ってしま…

  • 47、願わずにいれない

    今日は、私が出会えた息子犬の寝顔をみて、 感じた事を映像にしたものをここに載せさせてもらおうと思う。 今日は少しだけ暗闇くんが耳元で囁いている。 だからこそ彼を思い切り抱きしめた。 そうしたら暗闇くんは嫌な顔をして少し離れた所でこちらを伺っている。 私が伝えたいこと。 私なりに願うこと。 どうか、苦しくてどうしようもない暗闇に立ち尽くしている方々も 少しでも小さくてもそれぞれの光を掴むことができるようになりますように。 【pug パグ】パグの我が子の寝顔を見て思う事、願う事~Looking at the sleeping face of Pug's child, thinking and wi…

  • 46、感謝できていない

    アーユルヴェーダの事を知る前から、不眠に悩まされていた私はそれこそミーハーな話だが『マインドフルネス』というものを知り、本を読み、実践してみたりしていた。 瞑想って奴だ。 若い頃は当たり前のように何も考えずにテレビを眺めたりしながら気づいたら寝ていた!なんて今では喉から手が出るほど欲しいスキルが普通に炸裂していて、『寝る前には明かりは暗く、とかブルーライトは控えて、とかキャンドルの灯を灯しながらリラックスできる香りを焚いて、瞑想。』 なんてちょっとヤバイ奴がやるやつじゃないかくらい思っていた。 寝るための努力なんて事をするようになろうとは考えもしないほどよく寝る方だったと思う。 それが突然、一…

  • 45、浸透しない

    今年の冬はどこか気持ち悪いほど暖かかった。 そんな最中にこのコロナ騒ぎできっと精神的に何かを抱えてる人はさらに壊れてしまったという人は多いだろうと思う。 私自身も結構ヤバイヤバイと思いながら、どこもかしこも同じような報道しかしないテレビのニュース番組に嫌気がさして見ないでいる。 恐ろしい洗脳の嵐。 逆に追いやって免疫力落ちるわ!と言ってやりたい。 流産を繰り返してぶっ壊れた体を治すのに3年、整体や鍼灸院に通ったりしてる中で 友人に勧められた一冊の本がある。 『パーフェクト・ヘルス』 というインド系アメリカ人であるディーパックチョップラという人が記した体と心の健康について『アーユルヴェーダ』の観…

  • 44、抜け出せない

    今、お気に入りのドラマが一つある。 話題の、胸キュンドラマ『恋つづ』はまぁ違う意味で楽しみにしている訳だが(あれは女性ホルモン分泌療法ですね。) 深夜帯にやっている 『死にたい夜にかぎって』 だ。 原作の本は読んだ事がないから、そこを忠実にしているのかどうかはわからないが、かなり引き込まれる内容で自分にも若干共感できる部分がある作品だ。 主演の賀来賢人が元々芝居がうまく雰囲気を作るのが上手な俳優だからというのも大きいと思うが、ものすごく暗くてヘビーな物事をどこかおかしく感じてしまう、そんな面白いドラマ。 学生時代に校内で一番の美人だった子によくわからない理由で毎日ビンタを受けた上にそれに『飽き…

  • 43、答えがない

    この文章をネット上にあげていく事を決めた時に、お世話になったカウンセラーの先生に久しぶりに連絡した。 私のこの経験を綴る上で先生の話は絶対に必要な事だったので、その旨をきちんと伝えておきたいと思ったからだ。 それと共に、久しぶりに厄介な暗闇くんと相対していたので先生と、そう、同じ経験をしている人と話をしたいとも感じていたからだ。 カウンセリングを受けていたのはもう3年ほど前になるので先生の状況ももちろん色々変わっていた。 以前とは少し離れた所に引越しされ、手術を経験し、そして何より驚いたのは少し前に養子を迎えられ「お母さん」になっていた。 それを知った時にはそれはもう、嬉しくて嬉しくて心が躍る…

  • 42、純粋なままではいれない

    こちらの文章でちょこちょこと書いてることだが、私の趣味の一つに『ゲーム』というものが大きく存在している。 一人っ子だった私は父がまだ二四歳という若さで出来た子であり、父は若さ故?か私を子供として、というよりもどちらかといえば一緒に遊ぶ『小さな友達』という感覚で育てられたイメージが強い。 そんな父も昔からテレビゲームが好きでファミコン発売当時はいち早く購入し、マリオブラザーズに『おーおー』と言いながら興奮してプレイしていた記憶がある。 私がある程度大きくなってからは 「こいつが欲しがってたから」 と私をダシに新作のハードやらソフトを買ってきていた。 そんな少し子供っぽい愉快な父と『遊ぶ』中で女の…

  • 41、忘れてはならない

    コロナの感染拡大で混沌とした状態が続きその話題や心までも曇りがちな空気が蔓延している現在であるが、今日で東日本大震災から9年。 忘れてはいけない日からもう、いや、まだ9年。 被災していない自分にとってはショッキングな天災として『忘れてはならない』というものになっているが、実際に被災された方々、大切な人を亡くして時間が止まっている方、いまだ収束などするはずがない福島第一原発の影響。 それに対し『9年か・・・』なんて想いを馳せるなんて偉そうな事だが、自分なりにそんな人たちが大勢いて今も必死に生きている事を考えると胸がずっしりと重たくなる。 正直一人一人の意識の問題が多く問われる今のコロナウイルス問…

  • 40、推し量れない

    これもまた少しだけ前の年末頃の話になるが、以前 「安定期入りました(マタニティーマーク写真付き)」事件 で疎遠になっていた子に偶然遭遇するということがあった。 遭遇するというより、ワンコを散歩させてる前を小さな女の子の手を引いてゆっくりと歩いてる見覚えのある顔を見て、ハッとしたのだが実は初めは通り過ぎた。 気づいたのだけど、起った事やとても傷ついたこと、そしてきっと彼女自身にも想いがあってどこか感じてる事があるだろうことがわかること。 多くのことが頭をよぎりすぎてその場から自宅近くまで足を止めることができなかった。 でも、その時 こんな偶然にもきっと意味がある、と思い返した。 どこか喉につっか…

  • 39、消えることのない

    昨年の春、長い間癌を患っていた母方の叔母が逝ってしまった。 何年も闘病をしていて病状は行ったり来たりを繰り返しながらも余命宣告よりも長く生き抜いた。 闘病中の7年前に私の結婚式があり、あまり旅行などに行ったことがなかったという叔母はその式を機に都会へ出てきて皆で集まり、クリスマスのイルミネーションを見たりして本当に楽しかった、ありがとうと言ってくれた。 いつも優しく後ろで微笑んでるようなタイプの叔母は私が会いに行くたびに、嬉しそうにご飯を用意しては温かい気持ちを分け与えてくれる、そんな人だった。 その叔母の容体が急変し、もう難しいかもしれないという知らせを受けて亡くなる半月ほど前に会いに行った…

  • 38、永遠はない

    毎日願う。愛犬の命が一日でも長く続くように。 私の命をできる事なら存分に分け与えたい。心からそう願う。 高校の頃、私の通う学校では学園祭にそれぞれのクラスで有名なミュージカルを自分たちで脚本をそして構成や舞台まで全てをアレンジし演じてそれを争う、そんな行事が存在していた。 これが結構全国的にも有名な行事でそこから本場のミュージカル俳優を目指す人も出るほど真剣に執り行われるものだった。 高校3年の最後の年に私のクラスは今でも上映されている有名な『ミス・サイゴン』をやる事になった。 歌うことが大好きで当時このミュージカルの主役『キム』を演じていた本田美奈子さんの歌に魅了されたこともあり、どうしても…

  • 37、飛び込めない

    この文章を書きつづれるまでに復活し、日々に少しづつでも彩りを取り戻さなくてはいけないなと感じ始めていた頃。 子供の頃からテレビドラママニアである私はとあるドラマを彩っていた『華』にとても惹かれるものを感じた。 花は元々好きだし、元気がない時に届いた花束に命を吹き込まれた感覚を持ったことも多々ある。 ただ、このドラマに登場する花は「花」と言うよりそこに訴えるものを感じさせる『華』であり、これを作っている人はどんな人なんだろう・・・と心を動かされたのだ。 不思議な事にこう感じた出来事とは別に、 『ちょっと無理にでも習い事でもしてみようかな・・』 と頭によぎりネット上で調べている時に一つだけ惹かれる…

  • 36、劣らない

    相変わらずココロは日単位、時間単位でも動く。 「もう一度チャレンジするのか」 ずっと3年もの間この大きすぎる選択肢が背中にずっしりのっかかっていて、その選択肢が大きすぎて頭がこんがらがり日々の小さな選択ができなくなる事が時たまある。 どっかの有名な銀座のクラブのママが 「大きな選択ができない人は出世できない(ひいては細やかな選択ができなくなるから)」 と言っていた。 だとしたら私はもう人としても女としても出世などできようがない。 自然に歳を更に重ねて静かにゲームオーバーを迎える方が楽なのではないかと思う瞬間が多々ある。 でも今現在三十九歳。今この時、 「やめた、あー面倒臭いし怖い。やめた」 と…

  • 35、言葉にならない

    少し前になるが、大黒摩季さんのニュースには言葉が出なかった。 子宮の病気と闘いながらの不妊治療。 そして不妊治療を終え、夫婦二人で猫ちゃんたちと生きていこうと決めたそうだが日々生活していく中で色々なことに遭遇し、周りの家族と嫌でも関わりあって生きていく中で消えなかった気持ち。 『夫への罪悪感』 旦那さん自体はそれでも構わないと言っていたらしいが、大黒摩季さんの心のつっかえが取れなかったのだろう。別れを決意して旦那さんは再婚。 そしてその再婚相手の間に子を授かり出産した時点で『離婚』を発表していた。 その子が無事に生まれてくるまではそっとしておくために黙っていたという。 その時点でもう心が震えて…

  • 34、主張の意味がわかっていない

    愛しい息子犬との日々が続いていて、毎朝起きた時に尻尾を振りながらよりそってくる時。 そして「おやすみ」と言った後に隣で小さな寝息を聞いてるだけで私にとってはとてつもない安定剤になっている。 もちろん実際の安定剤も相変わらず飲んでるわけだけど(苦笑) 変な言い方をすれば 「今日も生きていてくれている。側にいてくれている」事に安心していている自分がいると共に、感謝の気持ちで埋め尽くされる。 我が子はわんこだけど、こう言う無償の「愛情」と言うものを初めて教えてくれているのだ。 なかなか自分の子供が授からない私は親になる喜びを味わえない一方、親になる苦労も味わえていない。勉強できないのだ。 こういう事…

  • 33、偶然はない

    一人目、二人目の子がお空に逝ってしまった時に住んでいた家の近くには有名なお寺があり、水子供養の立派なお地蔵様がいた。 それはそれは綺麗で優しい顔のお地蔵さんだ。 カタチとしてこの世に残らなかった我が子にはもちろんお墓がない。 それがなんとなくモヤモヤした気持ちを抱える一つの要因になっていた。 当時、まだあまり引きずらずに早く忘れた方がいいという考えであった両親は、 「水子供養なんて気持ちを縛りつけるような事はしない方が良いのでは?言葉は悪いけどまだカタチにならずに流れてしまったんだから」 と言っていた。 きっと、私の心があまりにも執着する事を止めたくて出た言葉だったのだろうと思う。なので水子供…

  • 32、違いはない

    そんなわけで私たち夫婦の元には現在、1歳になる黒のパグ犬がいる。 愛玩犬というだけあってとっても愛嬌があって、でも頑固で寂しがり屋で四六時中くっついてくる。 この子が来てから旦那は仕事から笑顔で帰宅するようになった。 可愛くて仕方ないらしく『ちびまる子ちゃん』の中に出てくるたまちゃんのお父さんばりにパシャパシャ写真をとっては空き時間にそれをスケッチに起こしているらしい。 「俺にもこんな母性的な感情があったんだなぁ。」 と感じたと言う。 ちょっとだけ皮肉を言えば、既にこの世に生まれ、日々育ってるであろう自分の子供に母性がないわけないだろう。と心の中で突っ込んでいるのは仕方ないとしていただきたい。…

  • 31、かけがえのない

    ちょうど一年ちょっと前、太ももに違和感のあるしこりを見つけて手術をした。 前述したように幸い悪性のものではなく、無事に取り除く事ができたのだが手術自体も術後もなかなかの痛みがしばらく続いた。 流産の掻爬手術や術後を経験してる身としてはこんな痛みは屁のようにも感じたが、抜糸前は如何せん突っ張ってびっこを引く。 そんな最中にちょうど不育症外来に行かなくてはならない日があった。足を引きづりながら電車に乗り、不育外来の待合で待ち、診察を終え、会計でも長時間待つ。 足の術後すぐだったためにこの時点で 『どうしてこうも病院通いばかりなのか。どんだけ待てばいいのか。ツイテナイことばっか。』 とマイナス思考に…

  • 30、普通にできない

    丁度先日、旦那ととあるカフェでお茶をしていた時に偶然高校時代からの友人に遭遇した。 彼女の胸元には小さな赤ちゃんがしがみついていた。 彼女は私と同じくらいの年に結婚をし、私より少し後から子作りに挑戦したいと考え始めたようで少し前には不妊治療を行い、なかなかうまくいかないという現状を耳にしていた。 私のことも全て話していて、なかなかうまくいかない現状にお互いがお互い思うところがあったように感じる。 そしてそれからまた少し経った時に同じように偶然旦那と共に遭遇するという場面があった。 その時、彼女の様子を一目見た瞬間、 『あ、妊娠してる』 とわかったのだ。 私は自分自身の云々を経て、よくわからない…

  • SC2、文句が止まらない

    いつものように一通りの仕事を終え、少し前に書き留めていたものをこちらにアップさせようと人気の少なそうなカフェに入って(これを探すのが相変わらず任務みたいになっている)席につきコーヒーを一口入れたところなのだが・・・ 初めて入るほぼ人のいない雰囲気のいいカフェだからこそ、もう一つのフロアにいる方々の話が丸聞こえである。 それはまぁ、構わないのだけどどうやら外には毎度のママチャリ羅列が見えたのでどうやらママ友的な人たちなのだろう。 この時間はこの人種の方々を避けてのカフェ作業はほぼ皆無であることはもう承知済みで諦めている。 彼女らにも愚痴をこぼしたりなんでもない話をしてストレス解消する権利は大有り…

  • 29、情けない

    体もそうだが、心の回復が三年経った今でもなかなか思うようにならない事に、申し訳なく情けないと感じる日々。骨や筋肉と違って心の骨折は本当に長期戦。 すっかり良くなるということは無い気さえしている。ちょっとした事がきっかけで全てを思い出し絶望し泣き叫ぶ。そしてそれに呼応するように体がぶっ壊れる。このループはこの三年、治る兆しはない。 色々なことを経て辿り着けた自分なりの答えや対処法もあるが、小さな抵抗にしか感じれない時期もある。 両親やその他の人も『また社会に出て、働いてみたら』という。言い訳のようだが現在、外で私が仕事をせずに生活できている事は恵まれていると心から思っているが、この選択肢は自分が…

  • 28、逃げられない

    二回目、そして三回目の流産後に家にいることも辛く、だからと言って近所にはベビーカーというモンスターが出現することにビクビクしなくてはいけない精神状況の中、私はとにかくどこか遠くへ行きたくて仕方がなかった。 どこでもいい。とにかく遠くへ飛んで行きたかった。 しかし、実の所うちの旦那はパニック障害をずっと前から持っている。 基本、自分が運転する車やタクシーくらいしか乗ることが出来なかった。 私は元々生まれ育った家が旅行好きだったために子供の頃からいろんな土地へ連れて行ってもらっていたので、少なくとも年に一度くらいはどこかへ旅へ行きたい。 私にはそれが当たり前になっていた。 旦那は結婚前、いや、出会…

  • SC、安心できない

    いつもの流れと変えて今日は少しタイムリーな話題について思う事があったため、綴ってみる。 今更の話になってしまうが「コロナウィルス」なる新型肺炎が予想以上に蔓延してしまっている。日本の遅い情報の中にいるとはいえ、これまでの事をかき集めて考えたらどうにもただの新型ウィルスとは考えにくい。 作られた生物兵器であるかは勿論定かではないが、もう大きすぎる多すぎる何かが国単位、世界単位で水面下以下の下の下の地下組織で行われているようで日々恐ろしい。 こうもなってくると、人間、どこの国の人だろうが、性別はなんであろうが、何歳であろうが、何の仕事をしてようが、結婚してようがしてなかろうが、子供がいようがいまい…

  • 27、落ち着かない

    話はまた現在に戻るが、実はちょっと、いや、だいぶ困った近隣トラブルにて引越しの準備をしている最中でもある。 2回目の流産をし、その記憶が染み付いてしまったために1度目の引越し。 そしてその先のマンションも住んで一年半ほど経った頃に売却する方向になったので購入もしくは退去をと勧告されイソイソとまた引越し。 ようやく見つけたか?と思えた現在のマンションも上階の夜中の騒音があまりにも酷く(かなりのパーリーピーポーなのか夜中3時頃にいきなり暴れだす輩が集まる場所になっている)私のうつ病は今までで一番酷い状況となり、適応障害というものまで併発してしまった。 何度も言うようだ人間は睡眠が一番。眠れないと言…

  • 26、理解されない

    昨日久々に近くに叔母が来ているということで会いに行ってきた。 私の叔母も過去に死産を経験し、その後も妊活的な事を続けたらしいのだが体力的にも精神的にも疲れてしまい、子供を持つ事を諦めたと言う。 その事をちゃんと知ったのも私がこの経験を経てからのことだ。 人間、本当に人の気持ちというものを自分の経験なしに推し量ることは難しい。 子供の時から毎年お盆の時や年末年始に山梨の山中にある祖父母の家に集まり、叔父や叔母、そして従兄弟たちと同じ食卓を囲み過ごすのが東京生まれ東京育ちの私にとっては故郷に帰る気分を存分に味わうことができ、楽しみで仕方がなかった。 今思うとその集まりがとても辛く苦痛で何故私だけ?…

  • 25、吐き出せない

    最近では、私の周りはもっぱら第二子、第三子、が生まれ始めていて相変わらずSNS上にはその写真が日々溢れている。 以前は「結婚なんか」とか「子供なんか」とか言ってた人達でさえ親になり始めていて、なんだかんだ幸せいっぱい感をアピールし始めている。 私から言わせてみれば、虫のいい豹変にしか見えない。 私が30になるくらいの時に 「結婚して子供が欲しい」 と言ったら 「つまらなくなったもんだなぁ。」 なんて言われた事もある人でさえ、今は子供との日々をyoutubeで発信している。 まぁ、別にそれは構わないのですが・・・。 しかし心の暗闇くんは『はてさて、その幸せ感、いつまで続くかしら。ふっふっふ。』と…

  • 24、申し訳ない

    去年、とある情報番組内で一時期インスタグラマーで人気を博しテレビにも多数出ていたGENKINGさんが久々に出演しインタビューを受けていた。 今どんな生活をしているか、テレビ出演がなくなっていたのは何故なのかを語っていた。 彼女はタイで性別適合手術を受け、戸籍も女性になったという。 現在、事実婚状態にいるパートナーがいてとても幸せそうな顔をしていた。良かったなぁ、なんて思って微笑ましく見ていた。 しかし、語っている途中でなぜ戸籍上も女性になったのに彼と結婚をしないのか?と尋ねられると顔を曇らせ、目を潤ませながら語った。 「郊外のショッピングモールや夕方のスーパーに行けないんです。子連れの人たちを…

  • 23、会えない

    この3回の流産経験をした中で、良かったというか思いもよらず分かったことがいくつかある。 前述したように2度目の流産後、夜の耳鳴りに悩まされて耳鼻咽喉科に通っても結局わからずに『ストレス性』なのではないかと診断された時、一応一度脳神経科の方でも検査をしてみては?と言われ、生まれて初めて脳のMRI検査を受けた。 耳鳴りとは全く関係のないものだったのだがほんの数ミリの脳動脈瘤が見つかった。 この時から毎年経過観察をして大きくなっていないかを見るようになった。 不幸中の幸い?と言えることかもしれない。幸い元々血圧も高くないし痩せ型ということもあって、大きくなっていかない限り日常生活に問題はないが、もし…

  • 22、語れない

    近頃は周りが子育て世代真っ只中ということもあり、ほぼほぼ会うことがなくなった。きっと子持ちの人たちはそのコミュニティーの中で連絡しあって会っては話をしたりしてるのだろう。 私は一人っ子ということもあり、両親が割と自由な人だったので学生時代から実家で一人で過ごす時間が割と多かったりもして一人の時間にはかなり慣れている。 一人牛丼なんて当たり前だし、一人回転寿司も高校生の頃からやっていた。一人手練れであると自負している。一人バーミヤンは結構気を使った思い出があるが・・・。 『おひとりさま』とかいうわけのわからないトレンドが囁かれている時も鼻で笑ったものだ。無理してやることではない。 そんなこんなだ…

  • 21、変わらない

    こういう経験をしてもう一つ、強く強く感じた事がある。それは男性の子作りへの意識の低さというか知識の無さ。昨今では大分マシになてきているような気もするが・・・。 前述したように確かに男性は実際自分の体に子を宿すわけでもなく、ちょっと下品な言い方をすればタネを植えつけてしまえば水やりも収穫も一切関わりがない。 だから仕方ないじゃないか。と、今まで『男』『父』を立てる文化が当たり前であった日本では、「でかしたぞ!」とか言いながら後はお前、頑張れよ。ってな感じでお腹の中に宿った瞬間から子作りは女の仕事であると区切って考えていた風潮が強かったのだろう。 一度、旦那と赤提灯的な店で一杯やってる時に隣で飲ん…

  • 20、終わらない

    その後も、体調の絶対的な回復はできていない。 心の方も、ちょっとした事がきっかけで暗闇くんと対峙する事になりその度にこのしんどい繰り返しが永遠に続くのかと考える事がその精神状態に拍車をかけた。 心療内科に通い始めたのは、如何にもこうにも思うように物が食べれなくなってしまい、生理が再びストップしてしまってからだった。今からもう2年前になる。 しかも最初に行く事になった心療内科は1日でも早く助けて欲しくて『予約せずに行ける』という利点だけで飛び入り状態で深く考えずに選び、あまり親身には話をしないおじいちゃん先生。 とにかく、とりあえず「まずは。」ってなノリで薬を服用するようになってしまった。 元々…

  • 19、見れない

    こういう日々を過ごしてきた中で、結構パンチを食らいまくっていたのがSNSだ。フェイスブックやインスタ、当たり前のように日々関わるようになっている日常で私はこれに大分苦しめられた。 見なきゃいいじゃん、と言われればそれまでなんだが、外にも出れず世の中から疎外されてるような気持ちでいっぱいになっていた私はとにかく体がしんどい時も携帯を眺めているしかなかった。 映画や読書や大好きなゲームをする『心の余裕』がその時はなかったのだ。 そういう意味でも携帯ほど恐ろしいものはない。一日中、感情無しにでもずっと眺めてしまえるツールなんだから。ある意味では酒よりよっぽど中毒性があるのではないかとさえ思う。怖い怖…

  • 18、出口はない

    セカンドオピニオン的に新しく紹介していただいた病院にて、新たにいくつかの項目を検査した。 相変わらず、婦人科系の検査は痛い。発狂ものだ。でも、自分でもびっくりするくらいに慣れたものでちょっとやそっとの痛みでは何とも思わなくもなった。 痛みというのには体は慣れていくものだ。心は決して慣れるものではないけれど。 その中で、前の病院では検査しなかった項目から二つほど『もしかしたら関係してるかも』レベルで見つかったものがあった。一つは投薬にてすぐに直せるもの。もう一つは元々私の体に足りないものを長期的にサプリメントで補っていくというもの。 前述の通り2回目の流産後、初めて不育症の検査を一通りした時はこ…

  • 17、通えない

    そしてもう一つは鍼灸院。こちらの先生は普段はとある大病院で患者さんの相談を受けるお仕事をしながら、ご自分でも鍼灸院をされている方。とても優しい笑顔の温かい女性の先生だ。自らネットで検索をし見つけた先生だ。 これまでの事を細かく話をし、ゆっくり治していきましょうね。と言ってくださった。 3回目の流産手術を受けた後も、これと言った原因がなかったとはいえ不育外来には時々検査に通わなくてはならなかった。 ただでさえ記憶に染み付いてしまってしんどい空間だというのに、その不育外来はなぜか普通の『産科』的なエリアの真隣で拷問的な場所に肩身狭く置かれてるような感じだった。 不妊外来はちゃんと別のフロアに設置さ…

  • 16、戻らない

    決定的な指針が定まったわけではないけど、もう一度。もう一度だけ頑張ってみよう。という気持ちが出て来ていた頃、3回連続、しかも短期間の間に妊娠→流産→手術を繰り返していたために身体がとにかくボコボコに破壊されていて、体重は元より5キロ以上落ちていた。 物を口に入れてもすぐにお腹がいっぱいになってしまい、一時期はスープさえも飲めずに苦しんだ。 不眠も相変わらず続いていたためにもう色々限界。『寝れない』『食べれない』はとにかく一番しんどいし生きていくエネルギーが全く補充できないでいた。そんな身体が辛くて悲しくて泣く。その繰り返し。 食べる事が大好きで仕方なかったのになぁ。 よし。とりあえずはこの身体…

  • 15、決められない

    再び現在に話を戻す。 今の悩みというか今私ができない事の一つが、『選択』をするという行為。 一番ひどい時は頭の中では今日の夜には何を作ろうと何となく決まっているのにいざスーパーへ到着すると、どの食材をチョイスしたら良いかが選択できないのだ。鶏肉一つとっても手にとっては戻し手にとっては戻しと繰り返して気付いたら1時間くらいその場に居続けた。側から見たら完全に不審者である。 これもどうやらまた、うつ病の一つの症状らしい。 ・ セミナーに夫婦で参加してからは何となく風通しのよい日々が見えてきて心内はゆっくりと平常である時間が長くなっていった。 生理は来ないし、物もあまり食べれず体重は減る一方で体型な…

  • 14、進めない

    何ヶ月かカウンセリングに通いながら想いを話し落とすことで、少しずつだけど日常に色を取り戻していった。 そんなある時、先生から 「今度流産や死産を経験した人やご夫婦を集めて3つの団体でセミナーを行うんです。」 という話を聞いた。 世の中には流産をした奥さんに対して全くの無関心でいる男の人も少なくないと言う。厳しく言わせていただければ、まぁ男なんて基本はそんなものだと思う。 自分の体は痛くも痒くもないないし、きっかけを与えればそれで終了なのだから。 その点、私の旦那は何とか一生懸命私のことを理解しようと努めてくれていた事は痛いほど伝わっていたけど、前述のように前妻との子供がいるという事実が私には重…

  • 13、言われない

    それからかなりの時間を費やしながら必死でネットを検索して、同じように流産・死産を経験されているカウンセラーの先生を見つける事ができた。 藁にもすがる思いでネットからすぐにメールを送ると直後に返信をくれた。 こちらに負担をかけさせないようにだろうか、区の地域センターの一室でのカウンセリングだった。 先生はとても若くて綺麗でとっても痩せていて、一瞬で同じような悲しい想いを抱えている人なんだとわかるような出で立ちの人だった。繊細で柔らかくて少し哀しい、そんな空気を纏っていた。それでも、とても心強い。 不思議な感情が「初めまして」の瞬間、湧き上がったのを覚えている。 温かいお茶を昔ながらのヤカンから入…

  • 12、分かち合えない

    早急に引っ越しをし、バタバタしていることで少し気が紛れる時間が持てたことでまあまあ悪くない日が続いていたが、作業が落ち着いてひと段落した瞬間にまたすぐ暗闇くんはノコノコとやってきた。 暗闇くんを意識したのはきっとこの時が初めてだったと思う。ものの2ヶ月弱で戻ってきたやつをはっきりと認識した。行ったり来たりする何かがいると。 子連れの人とすれ違いそうな時、ゾンビゲームでもやってるような感覚でハッと道を変え、また出てきやしないかとヒヤヒヤしながら歩く。ベビーカー集団なんてボスレベルの危険地帯だ。地図上なんて真っ赤な危険地帯だらけである。 疲労と恐怖は積み重なり孤独はどんどこ増していく。 そして続々…

  • 11、色がない

    気分が割といい日とまぁまぁな日、ちょっと悪い日とどうしようもなく涙が止まらない日。ぐるぐる繰り返していた。 昔、好きだったドラマで『青い鳥』という豊川悦司主演のドラマがある。 物語の始まりは田舎町で小さな駅の駅長をしていた主人公がその地に現れる子連れの綺麗な奥様との出会い。再婚相手の佐野史郎演じる旦那さんにはただのモノ扱いされて、苦しい思いをしていた夏川結衣演じるその美女と結局お互いに惹かれあってしまい、旦那さんから逃げ出すために子供を連れて駆け落ち的なことをするんだけど・・・ 結局主人公を守るためにその奥様は自殺。子供だけが残る事になる。 刑務所から出てきた彼がその連れ子だった少女と再会した…

  • 10、外へ出れない

    空気が薄くて世界はここにしかないように感じて、一人じゃないのにとにかく一人と感じる毎日。 少し前までお腹にいた命はあっけなくまた、いなくなっちゃったんだもの。 取り上げられちゃったんだもの。 空虚って言葉はこういう気持ちにとても似合っている。おセンチなんてとうのとうに通り越して自分の体が存在してることさえもわからなくなるくらい空っぽだった。 これではまずい、と奮起して外へ散歩へ出向いても子供を見かけるだけでまた濃度の薄い堪えられない涙が流れる。発狂したくなる。そんなことは出来ないから手の甲を抓って紛らしながらまた家へ逆戻りする。 あの、子供の頃に注射を打つ時、痛いことを紛らわすために抓った時と…

  • 9、歩けない

    次の日の夕方に手術を終え、しばらく安静にした後旦那の車で自宅に帰った。 この空気感も3回目。慣れたものだ。 流産し、その子がお腹にとどまっている状態で行う掻爬手術というものを受けた後、何日間か子宮を元の大きさへ戻す収縮剤というものを飲まなければならない。 これは普通に妊娠、出産した人もお産後に飲むものらしくそれもまた精神的にもとっても酷なことだった。その薬には『妊娠中は禁忌』的なことがデカデカと大げさに記されていて、心の中では『なんて嫌味な』と思ってたものだ。 『妊娠中にこれを飲む人がいるのか?間違えて?それともわざと?だったらどっちにしろ親になる資格なんてねーよ』 なんてことまで思ったりして…

  • 8、明けない

    3回目の流産はお腹で少し育とうとしてくれていた事もあり、入院して前日からゆっくり処置を行いながら受けることになった。 告知を受けた後、散々に泣き叫び頭から煙が出るようにフリーズ状態の自分だったというのに、入院当日、当然ながら鼓動を止めてしまっている我が子の姿をもう一度確認する。再確認しなければならない。 もちろん動いてはいなかった。小さな形だけを残し、止まってしまっていた。 何も言えなかった。 母と父に付き添われながら入院病棟に行き、大丈夫だからと帰した後に仕事を終えた旦那が来た。ハッキリとした記憶はないけどその時は涙が出なかったと思う。 飄々と一日の流れを話しただけだったような気がする。 旦…

  • 7、信じれない

    不育症の一連の検査を旦那とともに終え、体の変調になんとなく違和感を感じていた日々。不育科の先生にも言われたのは 「やはり年齢とともに流産率はもっと上がってくる。できたらまた早くチャレンジした方が良い」 という話。 そしてそのまま、自分の体と心の声よりも先生の言葉に重きを置いてしまった。専門の先生だ。間違いない。急がなきゃ。急がなきゃまた同じ思いをする『確率』が増えてしまう。怖い。もう嫌だ。 急がなきゃ。急がなきゃ。 まるで宗教のようにその言葉だけを信じ、少し休んだ方が良いのではという家族の言葉にも耳を貸さなかった。貸せなかったのだ。 子供が欲しいと願いそれにチャレンジし、それでも何かが原因で躓…

  • 6、晴れない

    話は現在に戻る。 久しぶりに厄介な暗闇くんが随分と居座っていて、その上違う顔を度々覗かせてくるのだ。とにかく訳もなく泣かせてくる日。矛先の不明な怒りが頭の靄をフツフツと湧き上がらせようとする日。何もしたくないし、誰にも会いたくない日。底のない自信喪失の穴蔵から出てこれない日。消えてなくなりたい。どこか遠くへ行きたい。 そう。自覚症状のあるうつ病なのだ。 実はうつ病というものはこうして文字なり言葉に発すると少し楽になったりするものである。周りの家族以外に「私、うつなんだよね。」なんて言えてる時はそれは最早うつではないのだろうと思うけど、自分でこっそり告白したりするとちょっとだけ暗闇くんが嫌な顔を…

  • 5、眠れない

    この頃、体が確実におかしくなってることに気付き始める。 夜ベッドに入って周りが寝静まると近隣にずっとエンジンのついた車が止まってる低音が耳中に聞こえて気になって仕方がなくなった。その頃の住居はメゾネット式だったので上にある冷蔵庫の音かな?とか室外機の音かな?とか。ベッドから夜中に起き上がって何度もその音の出所を探りに行ったものである。旦那にも話し、色々な原因を探ってもどこか外から聞こえる音ではなさそうだった。耳鼻科に行って検査をし投薬をして様子を見るも、これまた特に原因もわからず一向に良くならなかった。 夜寝静まるのが怖い。テレビを付けっ放しにして寝てみたり。ノイズキャンセルの耳栓も無駄な出費…

  • 4、わからない

    二度目の手術の後、大きな病院で一度検査をした方がいいと勧められ、日本ではまだ不妊と違い認知度の低い「不育症外来」のある病院を紹介してもらって検査をすることにした。 二度の手術で体も心もボロボロだったけど旦那に話した一番の気持ちは 「原因を知りたい」 ということだった。 私には中学の時、結構なガリ勉タイプで行きたい高校の為にコツコツ、いや、がっつりと勉学に励み何とか望み通りの高校に入学した経験がある。 「夢は叶う!」 とか大手を振って言ってる人やメディアには今では反吐が出るし「頑張ってもかなわない夢もあるんだよ~」って明るく未来ある子らとやらに優しく教えてあげたいところだが、とにかく頑張ってもな…

  • 3、続かない

    二度目の妊娠はその一度目の子を手術でサヨナラした半年後。 その時の先生には一回目の流産後 「次は絶対上手く生きますよ」 と言われていて、流産することも実はそう珍しくないと知識に入れた後だったので(このこと自体やはり経験のない人、ましてや男性なんて絶対に知り得ない情報だ)気持ち的には不安よりもまだ期待の方が大きかったように思う。そしてその先生の『絶対』という言葉を信じ切っていた。 恐ろしい言葉だ。『絶対』って。 言ってくれるな。絶対なんて。 椎名林檎の歌詞にあったな。 「あなたはすぐに絶対などという、私はいつもそれを嫌がるの、だって冷めてしまえばそれすら嘘になるじゃない」 絶対なんてこの世に存在…

  • 2、育たない

    一度目の妊娠は四年前だった。 結婚してちょうど一年経とうとしている時。 ドラマでしか見たことのなかった妊娠検査薬を使用した時のテンションときたら物凄く、陽性反応が出た時なんて黄色い声を出した。一人で。そんな声普段では絶対に出せないのに。 嬉しくて未来がパァーッと開ける感覚。心があったかく、ジーンと満たされる感覚。何度も何度もその検査薬を見返してはこの先の事を想像し心踊らせていた。キラキラしていた。 『私もお母さんになるんだ。』 しかし、初めて我が家にやって来ようとしてくれていたその子は心臓の鼓動を鳴らすことなく空へ帰ってしまった。あの日の産婦人科の暗い診察室。普段では絶対に人前ではしない格好で…

  • 1、任命されない

    私には子供がいない。39歳の主婦だ。いや、正確に言えば私は親になれない。 心から将来は子供が欲しいと願って生きてきた人間だ。物事には必ず理由があるという文句は耳タコだが、私が親になる役目を任命されない理由があるとしたら、せめてそれを教えて欲しい。 それさえわかれば、何とか自分の中に無理矢理にでも腑に落とし違う生き方を真っ直ぐ模索できるのに。 前にも進めないし後ろにももちろん戻れない。今日は雨が降っているから人が少なくて助かる。 時折顔を見せる「暗闇くん」と名付けた鬱症状が久しぶりに顔を出している今は連休や晴れた公園、ショッピングモールなんて地獄絵図だ。 普通なら楽しいと感じるはずの場所や気候が…

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