新宿の某ヨガ教室でのこと 「アシュタンガー・ヨガやってますぅー」と言ったら、「えっ!ラージャ・ヨガやっているんですか」と言われ「いやいや、アイアンガー先生の同門のパタビージョイスさんが提唱するパワーヨガの原型になったヨガのことですぅー」 公式にはアシュタンガー・ヨガ=八支則のヨガのことで、ヨガスートラのヨガ。つまりラージャヨガのこと。瞑想とヨガ哲学もやっていて結構勉強している人も多いので、このようになってしまった。 紛らわしい。これからはアシュタンガー・ヴィンヤサ・ヨガと言わなきゃいけない。 この教室は、どちらかというとヴィンヤサヨガから縁遠い教室であった。 あの系統の強度の強いヨガは、休日エ…
ちょっと前の映画、「シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸」で出てきましたが、ソー・ハム呼吸の記事ってあんまりない。ですからちょっと習ったことについてちょっと書いて見ました。 やり方 両手はチン・ムドラで、ソー・ハムはマントラ(真言)で繰り返し、胸で唱えながら呼吸します。 ソー・ハムソー・ハム、ソー・ハム.....と言う感じ。 吸気の時、ソーと唱え、空の彼方に吸い上げる。呼気の時、ハムーと唱え、大地へ吐き下ろす。こんなイメージで意識を中心軸沿いに移動させます。この呼吸を結びついたマントラを、鼻、喉、腹でもどこでもいいので感じてみます。 これを10~15回くらい実施します。 回数は絶対ではない…
井上 哲玄さんは、日本の曹洞宗の僧侶。NHKこころの時代に禅の井上哲玄老師出演ー悟り・自己という番組に出演していたり、NHKの仏教講座にも出演している。 話をきくにつけ、井上哲玄老師。ただものではないと感じました。瞑想プロセスでの質問に、ズバズバと答え。すげーと感動した覚えがあります。 始めに見たのは、「スピリチュアルテレビ」で小泉義仁さんが紹介されていたことから、その質疑応答。説法内容を聞くにつけすごい。ただ物ではないと感じて、今に至ります。 修行を積んだ禅坊主は、そういう頭の回転が極端に早く一休さんでおなじみの「作麼生」(そもさん)「説破」(せっぱ)の禅問答、公案での成果なのかとも考えられ…
インドでは、この図をシュリーヤントラと言います。周囲をT字ヤントラで守られ、中心、律動、左右の広がりを表し、宇宙全体の象徴しています。ヨガ行者は、これを見てヤントラの瞑想を行い、一般の人は護符のようにあつかっています。 ヤントラは具体性が低く象徴性的で単純であるため、個人の意識の各レイヤに作用し、様々な人生のヒントをくれると言われています。一種の観想瞑想の道具です。 やがて、曼荼羅が作られるようになります。曼荼羅はインドの古典リグヴェーダでは、区分と言う意味で10の賛歌を区分した1つ1つを意味しました。やがてヤントラ円などの部品を意味するようになり、悟りの境地などをあわらすようになったのだそう…
ディーパック・チョプラは医学博士で、心と体の医学および ウェルビーイング分野における世界的な第一人者。 彼の著「パーフェクト・ヘルス」を読んだ。アーユルベーダの立場から見る健康についての本で、気になった点はいっぱいあったけれど、一般受けしそうな箇所を抜粋すると 数年前、ある研究チームが、瞑想によって老化の生物的司法が前後するという刺激的な結果を発見しました。調査のリーダーであったR・キース・ウォレス博士は、平均暦年齢54人の瞑想者を対象に研究しました。彼は被験者を瞑想した期間に従って、5年以上の長期瞑想者と5年以下の短期瞑想者に分けました。ウォレスは被験者の生物学的年齢が暦年齢よりも若いことに…
アーユルヴェーダのダンヴァンタリ神が日本に仏教とともに伝来、薬師如来となった。おん ころころ せんだり まとうぎ そわか さて、アーユルヴェーダはインド伝承医学で記録があるだけで4~5000年の歴史を持つ伝承の医学。アーユルヴェーダの代表的な書物「チャラカ・サンヒター」が編纂されて2000年。漢方医学にしても中核となる書物「傷寒論」が編纂されて2000年。漢方薬のレシピは現代と変わらない。いずれの医学にしろ、この間、数千年間ず~っと人体実験しているのだから効かないはずがない。とはいえアーユルヴェーダなど伝承医学には、青山圭秀先生のサイババ関連著書からちょっとは知ってが、それほど関心が無かった。…
ある日、予約した瞑想系ヨガ教室講座前日に控え、「アシュタンガー・ヴィンヤサ・ヨガってどんなだろう?」と興味本位で受講。サービスで手を抜くことなく指導を受け、ようやく、お昼にはクラスは完了した。 現代のパワーヨガの原型にもなっているアシュタンガー・ヨガは運動強度の強いヨガであった。 受講後、身体がボロボロ状態を感じ、無茶苦茶に体が活性化。その日の夕方に筋肉痛が襲ってきた。わずか半日で筋肉痛になったのは驚いた。 さらに、久々の週末ということでお友達と一杯やったらアルコールのせいで、乳酸が全体に回り、完全に身体が動かなくなってしまった。 筋肉痛は翌日に持ち越し、翌日のハタヨガ+瞑想ヨガの総合授業教室…
画像は「釈迦の印」という開運系画像で、 見ているだけで開運効果がある.....かもしれないという話です。 言われは不明。お寺で御朱印もらうとき印鑑として押される ものです。別名「釈迦宝印」。 他にも十種神宝や五岳真形図もあるかな。 私のヨガの先生の先生 沖正弘先生の言葉 「信じるな、疑うな、確かめよ」と いう言葉が残っていて、確かめてみろという話。 まあ、ものは試しということで。
数息観(すそくかん) 瞑想での導入時、なかなか入れないとき息の数を「ひとつ」「ふたつ」と数えながら、息を感じながら、瞑想に入っていく方法がある。呼吸はしっかり吸ってしっかり吐く腹式。 吸って ↓吐きながら「ひとーつ」 ↓吸って ↓吐きながら「ふたーつ」 ↓吸って ↓吐きながら「みぃーつ」 : : : : : :吐きながら「とぉー」 ↓吸って ↓吐きながら「ひとーつ」 ここで1に戻る ↓吸って カウントは声に出さなくてもいい。これを2セットないし3セット行う。雑念に対して有効。途中で分からなくなったらもう一度、一から始める。 いろんなアレンジがあって100まで数えるのもあるけど、私の場合、20以…
ヨギー成瀬雅春さんと月刊ムー編集長 三上丈晴さんとの対談番組なんだけれど、おもしろかった。 www.youtube.com 参照 かわいいフリー素材集 いらすとや
アシュタンガーヨガなどでウジャイ呼吸をやっているが、どうもしっくりこない。プラーナヤーマやっている感がない。何か足りないか、何か間違っているか。ちょっと疑問がわいた。 ウジャイ呼吸 ウジャイ呼吸というのは、「はぁー」と窓ガラスを曇られるような息を鼻から呼吸する。息をするとき気道から寝息のような音を立てる。胸で呼吸をする。 こんな感じの呼吸法というかプラーナヤーマ。 アイアンガー先生の本 現代日本のヨガ教室で説明されてるまま。ヨガの基準的書物なんだけれど、ん~困った。読む気がしない。 佐保田先生の本 ハタ・ヨーガ・プラディーピカーの章を読んでみる。 口を閉じ、両方の鼻穴から気をゆっくりと飲み込み…
菩提達磨 このイラストは寒さよけに頭から「被」と呼ばれた掛け布団をかぶって坐禅している達磨大師の姿がもとになっているのだそうだ。冬の寒い日に、これはやった覚えがある。 さて菩提達磨(ボーディダルマ)は嵩山少林寺を開いたと伝えられ、禅宗の開祖となった。 ※1インド人ともペルシャ人と伝えられている。 禅の語源は、サンスクリット語のディヤーナがインドの口語の一つパーリ語のジャーナになり、中国に渡って禅那(ゼンナ)、禅(ゼン)となった。 ※1嵩山少林寺を開いたことについては諸説あります。 ディヤーナ ディヤーナといえば、ヨガスートラ アシュタンガ(8支則)の7番目で瞑想とも、静慮とも翻訳されている。よ…
プラーナとナディ。とんでもない大風呂敷をひろげてしまったと後悔しているのはないしょです。 プラーナ さてプラーナは気。言葉としての概念は先生によってプラーナはすべて物質を構成し、机、床などすべてプラーナでできているという言い方もできるのだが、気も「すべて気でできている」説を取っている先生もいらっしゃいますし、そうでないのだという説もあります。ただ、生体エネルギーであり、情報である部分は変わりません。 さて、ヨガでは人体を粗大身、微細身、原因身と分けています。西洋の神智学的にはもう少し細分化され、こっちの方が知られているかな。 1.肉体2.エーテル体(幽体)3.アストラル体(感情体)4.メンタル…
インドにヨガの勉強に行く人に、胃腸など消化器系のトラブル対策として日本式正座の効果をアドバイスしたことがあった。膝下に経絡があり、三里、上巨虚(下廉)、篠口、下巨虚(下廉)、 豊隆のツボがあり、これらへの刺激が胃腸の消化機能を正常化、健全化につながるとモノの本にあり、正座を推奨していた。インドのヨギも消化不良、胃弱を訴える弟子にバジュラアーサナを実行させることもあったとか。 さらっと書いてしまったが、経絡とは気と呼ばれる生命エネルギーが 流れる通り道のこと。 中国の思想では生物が生存する条件として、物質、食物などのエネルギー、 身体秩序の情報が欠かせないと考える。 この情報を流す情報網が経絡で…
パドマアーサナ 以前ちょっと書いたが、Dr.アンドリュー・ニューバーグはMRIやポジトロン断層法をなど、脳機能のイメージング技術を使って、世界で初めて神秘体験を調べ上げた。 被験対象はフランシスコ会の修道女やチベットの仏教徒。高度に集中した祈りや瞑想状態で、宗教的至高体験をイメージング技術により調査。その結果浮かび上がったのは、自己身体と他を分ける機能を司る右頭頂葉の不活性であった。 「恍惚として祈りや瞑想を行っている間。普段は自己の境界線を設けるためのエネルギーが、集中力に割り当てられる。すると、もはや自己と他を区別することが出来なくなる。その瞬間、脳内でその人はあらゆるものと一つになってい…
アーシング_身体電圧測定 この写真は、身体の電圧を測定している風景で、 写真の真ん中にある金属の棒はアースにつながっています。アースは洗濯機につながっている緑の電線です。マルチメータで測定してみると3.509V。このアースとの電位差が身体に不調をもたらすのだそうです。 自分も不調の場合は6V以上くらいになっていたりします。 この体に蓄積した電気を大地に流すことで身体を調整していくことを アーシング(又はグランディング)といいます。 洗濯機のように電線でアースするのではなく素足で大地に立つのもOKかな。 さて、身体の筋肉を動かすというのは、神経から筋肉に-10mAの電流で信号を送って動かすのです…
空海さん 年末年始にかけて、空海さんの言葉 六大無碍にして常に瑜伽なり というフレーズが離れずにいた。 六大は、アーユルベーダでおなじみ地,水,火,風,空の物質5大要素に密教では識も加える。無碍とは、どこおらせる障害がないこと。邪魔するもののないの事で活き活きと活動していること。瑜伽とはヨガのこと。体操のヨガじゃないけど、より語源に近く統合するとか、つながっているという意味。ヨガは、結(ゆい)の語源になっていくということであった。 全体の意味としては、 世界、宇宙全体が滞りなく生き生きと活動し、すべて繋がっている という感じだろうか。現代のスピリチュアル用語のワンネス的な内容だった。平安時代に…
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