まずは玉ネギとニンジンを炒めて、先に煮込みを開始。主役の猪肉は、塊のまま表面を軽く焼いて肉汁の流出をストップ。塊肉のまま鍋に投入します。ちょっと猪肉の量が多かったかな。で、30分ほど煮たら塊肉を取り出します。やはり1.5kgは多かったな。カレールーの箱裏に書いてあった量の3倍だもの。でも取り出した塊肉は煮る前と殆ど同じ大きさで、肉汁を蓄えたまま火が通った状態。小さく縮んでしまった肉とは違って筋繊維間の空間...
我が家の湯舟に入らなくなってから、いったい何年が経つのだろう。かれこれ10年近くになるような気がします。『ガス給湯器の あるある』ではありますが、基盤に仕組まれた15年時限爆弾が起爆して、追い焚き機能がダウン。シャワーのみの使用を余儀なくされてしまったのです。たとえ湯舟に溜めたとしても、足し湯だけの使い方では面倒な上にスグに冷めてしまうため、全くエコではない。これは給湯器メーカーによる事実上の買い替え...
山で出会った子鹿。どうやら親と逸れた様子。それを不憫に思った優しい猟師。その子鹿を家に連れ帰り「ポッキー」と名付けて、独り立ちできるまで育てることに。題目はそんな情景が浮かんでくる心温まる話を連想させます。でも実際は かなり違う。家に連れ帰るまでは同じですが…伊豆の猟師は非情のライセンス。子鹿が家に着いた頃には変わり果てた姿に。たとえ子鹿とはいえ、一頭は一頭。山の荒廃や農業被害を減らすためには心を鬼...
狩猟を始めて何年にもなるのに、まだ一度も獲物を仕留めたことの無い人は少なからず居るものです。これは確率的に考えても明らかに その人に問題がある。そんな人たちに何とかクリーンヒットさせてあげたい私は、彼らが命中させられない原因を分かっているため、時々アドバイスをしています。しかし、今までに命中させられない人たちが真剣にそのアドバイスに耳を傾けてくれたことは一度もありません。「せっかく苦労して様々な免...
猪肉の旨味をより引き立てるためにモッチリした食感となる料理方法はないものか。そう考えて先日は蒸し鶏の作り方をアレンジして試してみましたが、成功レベルには達せず。鶏肉と猪肉の肉質の違いを克服する難しさを知りました。ならばと、ブロ友さん方の様々なノウハウを総動員して蒸し猪に再度挑戦。結果は大成功裏に終わりました。やはり料理研究家の方々の知識や経験値の高さは凄い。いつものことながら本当に勉強になります。...
「社会貢献のために狩猟を行っている」とは思いませんが「気が付けば社会貢献している」と思わずにはいられない毎猟。今日も集落の方から熱烈なるエールを頂きました。「お疲れさまでした。いつも ありがとうございます」と、栄養ドリンクと煎餅を差し入れて頂いた私たちは恐悦至極。思えば…皆で力を合わせて事を成し得た喜び。ジビエを味わう楽しみ。猟隊の運営に大いに役立つ捕獲報奨金を得る安心感。そして鹿の大増殖を抑え、猪...
世の中は三連休のようですが、仕事でバタバタの私は今日も出勤。なんとか残務を片付けて早めに移設犬舎に向かうと、途中で天気が急変。雪が舞いだしました。比較的に温暖な伊豆半島でも、北向きの風が吹くと雪が降ることもあるため油断は禁物。「SRで来るんじゃなかった」と後悔しつつ、猟犬たちの世話を急ぎます。雪の中を はしゃいでいるのは三重地犬のシオだけ。コーシンはいかにも寒そう。この手の洋犬は寒さに弱いですから。...
「焼く」「煮込む」「揚げる」ばかりだった猪肉料理。気付けば「蒸す」は試したことがない。鶏肉では蒸し料理を作り、その旨味を楽しんでいるのに。そこで鶏肉と同じような作り方で猪肉蒸しを作ってみることにしました。まずは猪のロース肉500gを解凍。漬け汁が鶏肉ほど染み込まないと思われるため、金串で肉全体を刺しまず。もう遠慮なくブスブスと。そうしたら次が問題。漬け汁の味付けや量、そして漬け込み時間が分からない。こ...
今日の猟は大失敗。自分の浅慮ぶりが嫌になります。目標は猪1頭に鹿4頭の猟果だったのですが。「大人数だから大きな猟場をやろう」と、私が楽観的思考で半ば強引に決めてしまったのが運の尽き。もっと皆の考えを取り入れるべきでした。簡単には、小さな猟場を大人数でガッチリと囲むのもアリだったのです。読み違いの一番の要因は雨。夜半から明け方まで降り続いた雨が獲物たちに移動を促した。いや、シッカリと降ったようなので「...
猟犬たちの上前をハネてまで作りたかった鹿スネ肉シチュー。とにかく煮込んだスネ肉の食感と旨味は最高なのです。でも、このままでは猟犬たちに申し訳ない。そこで鹿のモモ肉の中でもスジの多い『シンタマ』と呼ばれる部位を猟犬用に加工することに。今回はシッカリと味が染み込むまで煮込みたかったため、スネ肉を使用しましたが…シンタマは、実はシチューにも向いていて、すぐに食べるのならばコレで調理するのがオススメです。...
猪も鹿も基本的に捨てるところはありません。肉や内臓は人や犬にとって大切なタンパク源となりますし…皮、角、牙などは日用品や装飾品として色々と使い道があります。コレなどは最高のシフトフィール。もちろん骨だって貴重。スープ作りには欠かせません。ところが有害鳥獣捕獲や管理捕獲等で次から次へと捕獲しなくてはならないため、毎回すべてを活かすことは時間的にも物理的にも厳しいものがあります。でも、そんな状況にあっ...
山に入ると様々な出来事に遭遇するもの。とくに狩猟を始めてからは、そんなことが増えています。以前、こんな事がありました。初夏の管理捕獲で林道を通ろうとしたところ、山の入り口の空き地に1台の車が停めてありました。その時は登山者の車だと思っていた私たち。ところが1週間後に同じ場所を通ると、またその車がある。他県ナンバーのその車は四駆。もしかすると登山者ではなく、渓流釣りの釣人ではないか?と直感した私たちは...
先週の猟は今期初の雨天中止。軟弱猟師の私たちは晴れた穏やかな日にしか猟行しないのです。そして待ちに待った今日は、寒いけれども絶好の狩猟日和。思わず「釣り日和」とも言いたくなるほどに海も穏やかでした。まずは猟の前に景色を眺めて心を落ち着かせ…ではなく、各タツ配置を確認するために海際に。山から少し離れた開けた場所だと無線が通じやすいのです。互いに到達時間を確認し合って、最後のタツが配置に付いたと同時に...
西日本方面に比べると猪犬文化が根付いていないと感じる伊豆地域。地元の猪犬の話は時折り耳にしていましたが、ここ10年余りで血筋が途切れてしまったり、また累代弊害等により その状況にない血筋の話だけになってしまいました。このままでは地元の優れた猪犬血筋が途絶えてしまうのは時間の問題。しかし諦めるわけにはいかない。そう思って伊豆の猪狩師の情報を更に収集。色々と犬を見て回りました。私が猪犬に求める固定させた...
なんだか加速に鈍さを感じる回転域があるし、アイドリングも安定しない。旧車にはありがちなことで原因がキャブレターにあることは明らか。車検を取って乗り始めた古いSR400ではありますが、完調まではあと一歩。とは言え、若い頃に乗っていたSRX600やフサベルのFS650eとは異なる穏やかな鼓動を感じながら、ホッコリする毎日を送っています。そこで冒頭の症状を直して更に楽しめる通勤バイクにしようと思い立ち、作業を行うことに...
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まずは玉ネギとニンジンを炒めて、先に煮込みを開始。主役の猪肉は、塊のまま表面を軽く焼いて肉汁の流出をストップ。塊肉のまま鍋に投入します。ちょっと猪肉の量が多かったかな。で、30分ほど煮たら塊肉を取り出します。やはり1.5kgは多かったな。カレールーの箱裏に書いてあった量の3倍だもの。でも取り出した塊肉は煮る前と殆ど同じ大きさで、肉汁を蓄えたまま火が通った状態。小さく縮んでしまった肉とは違って筋繊維間の空間...
「シェー! もう やめてほしいザンス!」「そんな つぶらな瞳で見つめてもダメ」でもヤメられない止まらない地底探検への穴掘り。懸命に掘り進めるホマレ。そこへ作業効率をアップさせようと、サカエが連結。ツインパワーで土をかき出します。その後ろで様子を見ていたコーシンの顔に土が直撃。ほら出入口が土だらけになっちゃたじゃない…って、脱走禁止!よし、言うことを聞かないのなら奥の手じゃ。父ちゃんを侮るでないぞ。前...
まだまだ続くニホンジカ管理捕獲。県担当者と猟友会上役の方々から新たなる実施区域の調査依頼を受けて、猟仲間たちと共にタツ配置のマーキング等を行いに猟場へと向かいました。標高400m程の低山を囲む巻狩りとなるため、今回も かなり大がかりな捕獲となります。こんな事もあろうかとタツ配置場所に通じる林道を復旧整備しておいて正解でした。基本的には猟場に詳しい先輩に教えて頂きながらの調査。次々とマーキングして行きま...
雨降る森の中、移設犬舎の古家で一人黙々と焼く猪肉。半径200m以内には自分しか居ないとのヘンな優越感。森を独り占めした気分になれるのです。そして森の一部にもなっている。そんな森から授かった恵みを力いっぱい美味しくいただく。猪肉は やはり焼肉が一番。今回の部位は肩ロース肉とホホ肉とタン。そう言えば未だに食器を用意していなかったな。学生の頃から使っていたラーメン鉢が一つあるだけ。我が家の食器は全てセットな...
体をかがめて暗闇の中を進んで行く。まるでノストロモ号の排気ダクトの中でエイリアン狩りを行っている感じ。そして「ぐわぁ~っ!」と、自分が狩られる…でも私はダラス船長とは違って経験豊富な凄腕猟師だから大丈夫。。まずは強力なライトで視界を確保!武器は火炎放射器…ではなくて草刈り鍬と炭スコップ。これは何となく負けている気がする…なので強力掃除機で撃退!って吸ってどうするの。ゴーストバスターズじゃあるまいし。...
「積載量 積めるだけ」なんてステッカーが貼ってある貨物車を時々目にします。そんな茶目っ気ある文句に微笑ましい気持ちにもなりますが、これがインドやパキスタンだったら大変。彼らは本当に積めるだけ積みます。とにかく怖いもの知らず。また、スクーターならベトナムやタイだって凄い。家族全員でスクーターに乗ったり、荷台に大きな豚を積んだりもする。私の愛車、ベトナム・ホンダ製のディオ110は、それら過積載を想定しての...
先日に実施されたニホンジカ管理捕獲の対象地区は隊員たちにとっては馴染の山。皆がそれぞれに鹿の逃走ルートを把握しています。また、猟期中は私たちが合同猟を行う猟場なので、手堅く成果を上げられる間違いない山でもあるのです。今回は静岡県猟友会会長はじめ、県職員の方々も参加しての大がかりなもの。よってタツ役は私たちが猟期中に行う巻狩り時の4倍も。鉄壁の囲みと言えます。おまけに参加者の多くが凄腕猟師で、射術に...
移設犬舎に建つ古家。今はこの古家で一人楽しく暮らしています。本来ならば「一人寂しく」となるのでしょうが、そのようなことは全くありません。明るい間は野鳥のさえずりの中、様々な作業に没頭し、休憩の度に猟犬たちと戯れる。暗くなって静まり返ると、今度は「この森には私一人だけ」との不思議な満足感に包まれます。都会の喧騒を離れて…って、離れ過ぎな感じがたまらなく気持ちが良いのです。ただし、そう思えるのも普通に...
職場から移設犬舎に戻ると子犬区画の地面には大きな穴がボッコリと。私が体育館座りで余裕で腰まで入れそうな大きさに驚きます。子犬区画には世話係として お婆ちゃんのコーシンも一緒。おそらくオテンバ盛りのサカエとホマレに手を焼いたコーシンがストレスから掘ったものか。呆れた私はコーシンに「いい歳して穴なんて掘らないでよ」とボヤきます。コーシンは私の言葉を理解できるため反省を…と思ったら戸惑いの表情に。「あれ?...
子犬の名前について家族からクレームが付いてしまいました。「なんで同じ名前にしちゃうの?」と。「ユキカゼ号にはユキカゼ号の思い出が、フミにはフミの思い出がある」とのことなのです。そりゃそうだ。それにユキカゼ号もフミも新しい飼い主さんの事情によっては我が家に戻って来ることも考えられます。現に今回のEさんの件でも「リハビリが上手くいかなかったらゲンを引き取ってくれないか」と言われてしまいましたから。コー...
どうにもシックリこない。あまりに安易に子犬たちの名前を決めてしまったため、名前を呼びながら遊んでいても違和感が付きまとうのです。これは今までに無かった感覚。やはり猟犬であっても犬の名前は吟味して決めるべき。つまり飼い主なりに思い入れのある名前とすることが大切なのでしょう。今回は「猟仲間が覚えやすい」を優先したのが良くなかったか。真剣に狩猟に取り組んでいる人は、どんな名前であっても覚えてくれますから...
生後2ヶ月を前に子犬に名前を付けることにしました。結局、我が家は お婆ちゃん犬のコーシン似のメス1頭を引き取ることに。一方、母犬の飼い主のEさんは、Eさんがケガをさせてしまったメスの1頭の面倒を見ることになりました。ところが…Eさんが持病の悪化のため入院してしまったのです。医者からは入山を控えるようにと言われてしまったようですし。「次に転倒したら歩けなくなる可能性がある」と。よってEさんからはケガの子も委...
二度の出産と その後の産後ケアで4年ほど休猟させていた三重地犬のカノ。気力体力が完全に元に戻ったようなので猟場復帰させることにしました。久々の猟にヤル気満々のカノは居ても立ってもいられない様子。「アタシ、獲物をめちゃくちゃ追い倒したい気分なの!」と言わんばかり。一方のレイも それに触発されて いつもより興奮気味。先輩の朝の見切りにより、とある地区に猪が潜んでいると判断。まずは先行して先輩勢子が猟犬を放...
時折り雨が強く降る中、今日は3頭のメスの子犬を引き渡しました。中でも私が最も溺愛していた子犬が旅立ち、少し寂しい気もします。顔の模様により目がクリクリと見えて実に可愛いのです。私はその子犬に「デメタン」と名付けて毎日抱き上げ愛でていました。必ずや幸せな猟犬人生が待っているはず。そう思い、新たなる飼い主さんに手渡した時のデメタンの温もりを記憶に留めることにしました。みんな達者でな~♪...
有害鳥獣捕獲は地域の方々の理解や協力があって初めて成り立つもの。したがいまして、地域の方々への感謝の気持ちや配慮を忘れてはなりません。私の所属する猟友会では、隊長はじめ隊員たち全員がそれらに対して強い意識を持っているため、今まで目立ったトラブルなく捕獲業務が行えているのです。そんなことで、先日は有害鳥獣捕獲を行う前に山際でヤギを飼育している兼業農家さんに連絡を。この兼業農家さんからは猟犬飼育用にと...
♪ある晴れた昼下がり猟場へ続く道軽トラがゴトゴト子犬を乗せて行く可愛い子犬貰われてゆくよ悲しそうな瞳で見ているよ「どこに連れて行くねん」と少々ご立腹の様子ですが。なので待ち合わせ場所でプチ散歩。昨日、まずは2頭のオスのそれぞれを猟師仲間の方々に引き渡しました。あとは週末にかけてメスたちを引き渡す予定です。寂しくなるな。...
本来ならば進行係のはずの私。ところが所属する猟友会支部から参加する選手の頭数が足りなくなり、出場せざるを得なくなったスラッグ・ライフル射撃大会。でも、コレを射撃練習の機会と捉えれば、これほど合理的なことはありません。支部によっては幾つかの補助があり、おまけに こんな物まで頂けます。参加賞ですが。嗚呼、情けない…こんな下手くそな私でも やはり勝負には勝ちたいもの。しかし銃身後退式銃のオート5のクセを未だ...
下界のWi-Fiが有効な環境の何と素晴らしきことよ。山中に位置する移設犬舎生活では通信サービスの『ギガ』が生命線。なのにYouTubeを観たまま寝落ちしたり、BGM代わりに使っていると、驚くほど速い速度でギガが減ってゆく。それこそ30ギガなんて半月で使い切ってしまう。その後の低速通信では精神的に耐えられないし、要所で固まってしまうこともあるし。すると「1ギガ追加で550円です」なんてボッタクリのメールが通信会社から入...
我が家のように様々な猟芸を示す猟犬がいると、編制によっては狙ったとおりの猟が行えるものです。猪メインで攻める猟。鹿の管理捕獲に徹する猟。少人数で行う猟、大人数で行う猟。狭い猟場、広い猟場。また早目に猟を切り上げたい日や、その必要が無い日 等々。これらに合わせて猟犬編制を考えるわけで、それが思いのほか上手くハマります。ただし残念なことは、猟仲間の中でコレに気付いているのは一人だけ。この猟仲間は膝を痛...
年々参加者が減っているフィールド射撃大会。こちらの地域では射撃技術の向上をスラッグ射撃に求める傾向があるため、フィールド射撃、つまり皿撃ちを行う人が相対的に少ないのです。大物猟であっても銃のスイング等を含めてフィールド射撃の方が有効だと思うだけに残念でなりません。かく言う私も皿撃ちは技能教習で一度行っただけですが…そんな中、先日は大会の進行係を務めてきました。やはり お皿が木っ端微塵に砕け散る瞬間は...
「う~ん 5000円くらいは掛かるかな」と面倒くさそうに鍵屋さん。作業内容からすると、その工賃は高すぎる。プロ魂を期待したのですが。事の発端は・・・随分と昔にジャンク品としてヤフオクで購入したバイクに装着してあったトップケースにあります。鍵が元から「鍵無し」状態だったため、事実上「おまけ」的な扱いでした。なので使用できないままガラクタ置き場に。ところがSR400を復活させるにあたり再度確認したところ、これが...
平日は仕事が終わったら職場から犬舎移設地まで直行して、世話が済んだら我が家へと戻り、また猟犬たちの世話を。一筆書きのように移動できるため、思いのほかスムースに事が進みます。ところが今日は酷いもの。長時間にわたる豪雨により、そのルートの所々で内水面氾濫が発生していました。川沿いの一般道が要所要所で浸水しているのです。そこで川沿いの堤上の道を走ることに。野球場も完全に浸水。芝は大丈夫なのだろうか。本来...
先週、ちょっと嬉しい出来事がありました。前段としては こんなことが。数年前までは ご近所さんや子供たちの間で知らぬ人がいない程の名物オジサンが町内に住んでいました。でも最近は見かけることが無くなり皆が気になっていたのです。「体調でも崩されたんだろうか」と。ところが先日・・・近所の業務スーパーで名物オジサンと再会♪(私の一方的感情)。それは閉店前の7時過ぎのことでした。レジで会計中の名物オジサン。その後...
有害鳥獣捕獲は市町だけではなく県が主体となって行うこともあります。それだけ獣害の規模が大きいとも言えますが。このような場合は罠猟より巻狩りの方が手っ取り早い。よって今回は、いつもは共猟しない猟隊からも勢子が参加。対象地区が広大で、それでも足りないくらいでしたが。実際に猟犬を放った途端にアチコチで鳴き出して、同時に銃声が木霊し続けました。しばらくして・・・勢子ルートを辿り終えた私は、先輩勢子と合流。...
今日は早朝から剪定作業を行いました。まずは我が家のクヌギの木から。20年ほど昔、当時 幼かった息子がドングリを庭中に埋めたせいでアチコチから芽が出てビックリ。それもクヌギの丸いドングリだったため、どうしたものかと。若木はあっと言う間に大きくなり、その後は剪定に次ぐ剪定。そのおかげで大木には至っていませんが、生えているのがリビングの真ん前とは いかがなものか。何度も伐採してしまおうと考えましたが・・・小...
私の猟仲間たちは今後の狩猟において、勢子不足および猟犬不足となることを懸念しています。しかし、こちらの地域の住宅事情を考えると猟犬飼育は考えもの。時代の流れではありますが、犬の外飼いは非常識扱いすらされてしまいますし。また生活スタイルが制約を受けてしまうこともジレンマの要因の一つ。そんなことなので若手で「猟犬を飼って勢子をやってみよう」などと考えている人はいません。その思いはあっても、思いのほか障...
オフロードバイクに跨り獣道に分け入り猟を行う。海外ではありそうな狩猟スタイルですが、ここ日本では様々な観点からヤメておいた方がいいのでしょう。でも猟場の下見くらいなら全然イケル。以前、猟行中に林道で出会ったハンターカブのライダーさん。猟犬たちは不思議そうに眺めていましたが「これぞハンターカブ!」的な使い方に感動。その機動力にも驚き、しばしライダーさんと話し込んでしまいました。ならば私もレストアした...
子犬たちのあまりの激しさに参ってしまっているヘルパー犬の駿河。駿河は母犬カノの1回目のお産の子で、メスの2歳。子犬たちの面倒をよく見てくれるのですが少々お疲れ気味。そこで駿河のヘルパー犬として駿河と兄妹のオスの金剛を投入。金剛も子犬たちの相手を上手にしていましたが、容赦のない子犬たちに押しまくられてギブアップ。駿河と同じように犬小屋に籠城するようになってしまいました。犬小屋に陣取れば、3頭の子犬たち...
猪肉の冷凍保存といえば塊肉。なので解凍させると料理を作り過ぎてしまう。昨日も猪カツを10枚ほど。そのうち4枚も食べてしまいました。健診前なのに。でも旨かった♪残りの猪カツは、いつものお決まりパターン。次の日に猪カツ丼にするのが我が家の習わし?いや単純に私が食べたいだけ。家内が上手に作ってくれるのです。私が作るより断然美味しい。出汁と甘みのバランスがいいのかな。そんな お約束の猪カツ丼を先ほどいただきま...
豚カツを作りより難易度の高い猪カツ作り。中でも一般的な揚げ鍋での揚げ工程が難しいのです。つまり考えていないと理想の揚げ上がりには程遠い。原因は猪肉の水分量の多さにあると考えています。その水分とは血液。家畜のように出荷前の給餌止めや、絶命に至るまでの決まり事が存在しない狩猟。仕方の無いことではありますが、これが放血状態に影響するわけです。家畜肉では、この放血は極めて重要な要素で、肉質を大きく左右する...
いくらなんでも鹿は何処かに行っちゃったでしょ。と思っていたのですが・・・共猟した地元の猟仲間の情報では「いや、まだ居るよ」とのこと。よって今日は先々週に続き、別地区の同じ場所でニホンジカ管理捕獲を実施。結果は地元猟師の言う通り。山中に銃声が木霊し続けました。ところが私の持ち場は静かなもの。でも森林浴がタップリできて心も体もリフレッシュ!、、、なので獲物の引き出しも デゴイチみたいに元気にグイグイと...
私と先輩方が行ってきた猟犬繁殖の中で、気質と毛色の遺伝的な関係性を探ろうと観察を続けてきました。これは今までに何度か取り上げてますが、実際のところは分からないまま。しかし、エンドウ豆やショウジョウバエの遺伝的連鎖を思い出してみると「気質と毛色は無関係」とは言い切れないと考えています。遺伝上、形質の何かに気質と連鎖しているものがあっても不思議ではないのですから。ただし、ショウジョウバエですら途方もな...
自分で言うのも何ですが、私は見た目とは違って意外と真面目です。。。狩猟を始めた頃は、毎週土日に行われた有害鳥獣捕獲には必ず参加していました。対象地区の山の地形、タツ配置、そして見切りポイントを「知りたい学びたい」との思いが強かったのが、その原動力でもありました。そんな有害鳥獣捕獲はボランティア活動的であっても地域にとっては大切な仕事。一日参加すると千数百円の弁当代は支給されますが、それとて血税。よ...
少しでも動けば こちらの負け。これは山で獲物が射程距離内に入った場合のことです。でも、そうは言っても獲物に猟銃を向けて狙いを定めるには、体を動かさなくてはならない。よって「少しでも動けば」とは通常の動きや素早い動きを意味します。この様な動きに対して獲物たちは驚くほどに敏感。野生動物をナメてはいけません。ところが若手たちを見ていると、ナメている人が実に多い。そんな人たちは例外なく失中率が高く、何年経...
猟犬の良系を実猟に使いながらの血筋存続は容易なことではありません。それは私のように相対的な若手であれば尚更に。これまでを振り返ると本当に大変でした。様々な苦労や障壁が次々と私の前に立ちはだかり、それにより嫌な思いをしたことは枚挙に暇がありません。その要因の大半は猟仲間であるはずの一部の先輩たちによる「今が楽しければ それでいい」との身勝手な思考によものでした。つまり「今日 猪が獲れたらそれで良し」と...
次なる生活の足の選んだのは、土に返る寸前だった32年前のSR400。そんなサビサビ状態の不動車を3万円で引き取ったのは10年前。直後にエンジンを始動させるところまではレストアしたものの、そこから放置。当時の通勤車両スペイシー250がスグに壊れると思っていたのに、元気なまま10年が経過してしまったのが その要因。と、頑張ってくれたのに、こんな言い方をしてはスペイシー250に申し訳ない。長い間お疲れさまでした。本当にあ...
犬舎移設地近くの山にタケノコを掘りに行った時のことです。そこは、猟期中は地元の猟師たちが巻狩りを行う場所でもあります。ところが農道に面した一段下がった藪の中にはゴミの山。ありとあらゆるものが捨てられていて、そのどれもが朽ち果てている。数十年は経っていそう。でも廃棄物の横からタケノコが生えていたり、所々に猪がタケノコを食べた痕跡があったりと。やはり自然は逞しい。と、目線の先に赤と白に塗られたゴミの一...
幼少の頃より 戦艦、戦闘機、戦車が好きでたまらなかった私。中でも戦車のプラモデルがお気に入りでした。とくに世界第二次大戦のドイツ軍の戦車『ヤークトパンター』が大好きで、何機も作った記憶があります。「ヤークト」とはドイツ語で狩猟または狩りのこと。パンターは豹で「狩りをする豹」との恐ろし気な名が付けられたことからも、ヤークトパンターの戦歴が分かるというもの。このヤークトパンターは『ロンメル戦車』とも称...
いくらフィラリア症予防薬を投与しているとはいえ、犬たちが蚊に刺されない環境は確保したいもの。そんなことを念頭に置いて犬舎を作っていますが、雨を防ぎ 日光浴ができて 風通しも考慮に入れた区画配置は意外と難しいのです。また、どのタイプの蚊除け対策とするかも悩ましい。線香タイプ、電気式リキッドタイプ、吊るしネットタイプ、そしてスプレータイプと、これら全てを試してきましたが、どれも一長一短。よって それぞれ...
先日のことです。職場の私の部署には海外支社からの研修生が定期的に学びに来ます。大抵は通訳の社員が同行しているため会話は問題なし。そんな緊張気味の研修生をリラックスさせるのが、まずは研修の第一段階。それには初めの「つかみ」が大切です。自己紹介では私のネームプレートを見せて名前の漢字を指差し・・・「メル・ギブソン」と。トム・クルーズの時もありますが。これが結構うけるのです。そこで「ドゥユノー マッドマ...