先日の日曜日にも有害鳥獣捕獲を行いました。GW中とのこともあり、低山ハイキングコースから外れた地区を対象とします。そこは鹿の大増殖地帯。猟犬はレイが負傷中だったため、またもやトラのみを出動させました。トラはこのところ猪に痛い目に遭わされ続けており、すっかりビビリ犬に変貌。体の傷は大したことありませんが、心の傷は大なのです。よって鹿を追わせて自信を取り戻してもらおうとの狙いも。ハッキリ言って猟犬として...
我が家の湯舟に入らなくなってから、いったい何年が経つのだろう。かれこれ10年近くになるような気がします。『ガス給湯器の あるある』ではありますが、基盤に仕組まれた15年時限爆弾が起爆して、追い焚き機能がダウン。シャワーのみの使用を余儀なくされてしまったのです。たとえ湯舟に溜めたとしても、足し湯だけの使い方では面倒な上にスグに冷めてしまうため、全くエコではない。これは給湯器メーカーによる事実上の買い替え...
山で出会った子鹿。どうやら親と逸れた様子。それを不憫に思った優しい猟師。その子鹿を家に連れ帰り「ポッキー」と名付けて、独り立ちできるまで育てることに。題目はそんな情景が浮かんでくる心温まる話を連想させます。でも実際は かなり違う。家に連れ帰るまでは同じですが…伊豆の猟師は非情のライセンス。子鹿が家に着いた頃には変わり果てた姿に。たとえ子鹿とはいえ、一頭は一頭。山の荒廃や農業被害を減らすためには心を鬼...
狩猟を始めて何年にもなるのに、まだ一度も獲物を仕留めたことの無い人は少なからず居るものです。これは確率的に考えても明らかに その人に問題がある。そんな人たちに何とかクリーンヒットさせてあげたい私は、彼らが命中させられない原因を分かっているため、時々アドバイスをしています。しかし、今までに命中させられない人たちが真剣にそのアドバイスに耳を傾けてくれたことは一度もありません。「せっかく苦労して様々な免...
猪肉の旨味をより引き立てるためにモッチリした食感となる料理方法はないものか。そう考えて先日は蒸し鶏の作り方をアレンジして試してみましたが、成功レベルには達せず。鶏肉と猪肉の肉質の違いを克服する難しさを知りました。ならばと、ブロ友さん方の様々なノウハウを総動員して蒸し猪に再度挑戦。結果は大成功裏に終わりました。やはり料理研究家の方々の知識や経験値の高さは凄い。いつものことながら本当に勉強になります。...
「社会貢献のために狩猟を行っている」とは思いませんが「気が付けば社会貢献している」と思わずにはいられない毎猟。今日も集落の方から熱烈なるエールを頂きました。「お疲れさまでした。いつも ありがとうございます」と、栄養ドリンクと煎餅を差し入れて頂いた私たちは恐悦至極。思えば…皆で力を合わせて事を成し得た喜び。ジビエを味わう楽しみ。猟隊の運営に大いに役立つ捕獲報奨金を得る安心感。そして鹿の大増殖を抑え、猪...
世の中は三連休のようですが、仕事でバタバタの私は今日も出勤。なんとか残務を片付けて早めに移設犬舎に向かうと、途中で天気が急変。雪が舞いだしました。比較的に温暖な伊豆半島でも、北向きの風が吹くと雪が降ることもあるため油断は禁物。「SRで来るんじゃなかった」と後悔しつつ、猟犬たちの世話を急ぎます。雪の中を はしゃいでいるのは三重地犬のシオだけ。コーシンはいかにも寒そう。この手の洋犬は寒さに弱いですから。...
「焼く」「煮込む」「揚げる」ばかりだった猪肉料理。気付けば「蒸す」は試したことがない。鶏肉では蒸し料理を作り、その旨味を楽しんでいるのに。そこで鶏肉と同じような作り方で猪肉蒸しを作ってみることにしました。まずは猪のロース肉500gを解凍。漬け汁が鶏肉ほど染み込まないと思われるため、金串で肉全体を刺しまず。もう遠慮なくブスブスと。そうしたら次が問題。漬け汁の味付けや量、そして漬け込み時間が分からない。こ...
今日の猟は大失敗。自分の浅慮ぶりが嫌になります。目標は猪1頭に鹿4頭の猟果だったのですが。「大人数だから大きな猟場をやろう」と、私が楽観的思考で半ば強引に決めてしまったのが運の尽き。もっと皆の考えを取り入れるべきでした。簡単には、小さな猟場を大人数でガッチリと囲むのもアリだったのです。読み違いの一番の要因は雨。夜半から明け方まで降り続いた雨が獲物たちに移動を促した。いや、シッカリと降ったようなので「...
猟犬たちの上前をハネてまで作りたかった鹿スネ肉シチュー。とにかく煮込んだスネ肉の食感と旨味は最高なのです。でも、このままでは猟犬たちに申し訳ない。そこで鹿のモモ肉の中でもスジの多い『シンタマ』と呼ばれる部位を猟犬用に加工することに。今回はシッカリと味が染み込むまで煮込みたかったため、スネ肉を使用しましたが…シンタマは、実はシチューにも向いていて、すぐに食べるのならばコレで調理するのがオススメです。...
猪も鹿も基本的に捨てるところはありません。肉や内臓は人や犬にとって大切なタンパク源となりますし…皮、角、牙などは日用品や装飾品として色々と使い道があります。コレなどは最高のシフトフィール。もちろん骨だって貴重。スープ作りには欠かせません。ところが有害鳥獣捕獲や管理捕獲等で次から次へと捕獲しなくてはならないため、毎回すべてを活かすことは時間的にも物理的にも厳しいものがあります。でも、そんな状況にあっ...
山に入ると様々な出来事に遭遇するもの。とくに狩猟を始めてからは、そんなことが増えています。以前、こんな事がありました。初夏の管理捕獲で林道を通ろうとしたところ、山の入り口の空き地に1台の車が停めてありました。その時は登山者の車だと思っていた私たち。ところが1週間後に同じ場所を通ると、またその車がある。他県ナンバーのその車は四駆。もしかすると登山者ではなく、渓流釣りの釣人ではないか?と直感した私たちは...
先週の猟は今期初の雨天中止。軟弱猟師の私たちは晴れた穏やかな日にしか猟行しないのです。そして待ちに待った今日は、寒いけれども絶好の狩猟日和。思わず「釣り日和」とも言いたくなるほどに海も穏やかでした。まずは猟の前に景色を眺めて心を落ち着かせ…ではなく、各タツ配置を確認するために海際に。山から少し離れた開けた場所だと無線が通じやすいのです。互いに到達時間を確認し合って、最後のタツが配置に付いたと同時に...
西日本方面に比べると猪犬文化が根付いていないと感じる伊豆地域。地元の猪犬の話は時折り耳にしていましたが、ここ10年余りで血筋が途切れてしまったり、また累代弊害等により その状況にない血筋の話だけになってしまいました。このままでは地元の優れた猪犬血筋が途絶えてしまうのは時間の問題。しかし諦めるわけにはいかない。そう思って伊豆の猪狩師の情報を更に収集。色々と犬を見て回りました。私が猪犬に求める固定させた...
なんだか加速に鈍さを感じる回転域があるし、アイドリングも安定しない。旧車にはありがちなことで原因がキャブレターにあることは明らか。車検を取って乗り始めた古いSR400ではありますが、完調まではあと一歩。とは言え、若い頃に乗っていたSRX600やフサベルのFS650eとは異なる穏やかな鼓動を感じながら、ホッコリする毎日を送っています。そこで冒頭の症状を直して更に楽しめる通勤バイクにしようと思い立ち、作業を行うことに...
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先日の日曜日にも有害鳥獣捕獲を行いました。GW中とのこともあり、低山ハイキングコースから外れた地区を対象とします。そこは鹿の大増殖地帯。猟犬はレイが負傷中だったため、またもやトラのみを出動させました。トラはこのところ猪に痛い目に遭わされ続けており、すっかりビビリ犬に変貌。体の傷は大したことありませんが、心の傷は大なのです。よって鹿を追わせて自信を取り戻してもらおうとの狙いも。ハッキリ言って猟犬として...
「また今日も鹿だらけなんだろうな」で出猟した先週の有害鳥獣捕獲。ところが放った途端に鳴き止めを始めた猟犬たち。どうやら猪のよう。豚熱や錯誤捕獲の影響で猪が減ってしまい、ここ何年も そのようなパターンから遠ざかっていたため、初動に後れを取ってしまいました。しかし、先輩方と吟味を重ねた上で行ったタツ配置。その猪はタツ役により呆気なく御用となりました。猟場内に散開した猟犬たちが別の場所でも鳴いていたこと...
つい先日まで夏山へと一直線だった富士山。頂上付近の雪が溶けだして黒と白の斑模様となっていました。ところが昨日に一雨降ったら真っ白に。また冬に逆戻りしたみたい。GW中だというのに朝は寒いし。私は仕事だし。せっかくなので通勤途中にパシャリ。ナラシ運転の終わったディオ110と富士山と超特急。スマホで撮ってみました。因みに今日は旗日とあって私の周りには本格的な撮り鉄さん方が10人余。ここは なかなかの名所なのです...
巻狩りでは最高気温が25℃近くになると猟犬も勢子も暑くてバテバテ。タツ役だって獲物の引き出しでは汗だくに。おまけにマダニの猛攻を受けて、お互いに猟服をチェックし合う おサルさんのグルーミング状態。「おっ!動くなよ…ほら捕まえた!」なんて。先日の有害鳥獣捕獲は、そんな過酷な猟となりました。それを想定していた私は、暑さが大の苦手のトラとレイを出動させることに。一見逆のように思いますが、この2頭は体がオーバー...
私に狩猟の様々なノウハウを教えて下さった先輩方。そんな先輩方も気付けば皆さんが後期高齢者。でも狩猟における感性の鋭さには一点の陰りも無し。山中での歩みが少し遅くなっただけで、頭の回転の速さは相変わらずの量子(猟師)コンピュータ…ところが先日のドタバタ劇には笑ってしまいました。おそらく私がいなければ箱罠は まともに組み上がらなかったでしょう。役場から依頼を受けた箱罠の設置。今回のタイプの箱罠はハンドメイ...
猟師仲間の方々のおかげで子犬たちの行き先が思いのほかスムースに決まりました。皆様のご協力には感謝の言葉しかありません。親犬の飼い主のEさんに代わって御礼申し上げます。で、Eさんからは可愛い子犬の写真が送られてきました。子犬の詰め合わせセット…産屋を掃除するために子犬たちを箱に入れたところ…余裕のあった一週間前とは打って変わってパンパンに。どうやら お目々も開きだした感じ。可愛いな♪まだハッキリと見えない...
農林事務所の担当者と猟友会の上役に「林道の復旧を実施したいんだけど…」と打診してみました。もしかすると重機のレンタル代くらいは補助してくれるかと思ったのです。で、答えはこう。「どんどんやって下さい。猟場へのアクセス路の復旧は遠慮しなくていいですよ♪」と。えっ…そうじゃないんだけど…と控えめな私。仕方なく「まぁ やってみるか」で人力で頑張ってみることにしました。チェーンブロックとチェーンソーがあれば何と...
生きもの飼育を趣味としている私にとって、ここ数年の異常気象は心配のタネでもあります。とくに夏の猛暑には頭を抱えてしまい、その対策に四苦八苦。それこそ一歩間違えば命に係わること。しかし、電気代や省エネを無視すればエアコンで何とかなるのでしょうが、それは如何なものか。生きものたちを甘やかし過ぎるのは、生きものたちのためにならず。そんな中で「せめても」とのことで、換気扇やサーキュレーターで何とか猛暑を凌...
ニュースを観ていなかったがばかりに乗り入れてしまった高速道路。日曜日は酷い目に遭ってしまいました。おかげで射撃練習会には大遅刻。ところが同じ憂き目に遭った参加者が数名いたため、練習会のスタートもそれに合わせてスライド。なんとか予定どおりの弾数を撃つことが出来ました。それにしてもネクスコ中日本の対処はお粗末極まりない。有事への対応が全く出来ていないのです。驚くばかりの無能ぶりに呆れるばかり。一歩間違...
Eさんに確認してもらったところ、なんとメスが5頭でオスが2頭でした…えらいこっちゃ。肝心のEさんは「オレはメス1頭でいいよ」だって。ビープロの強烈コーシンの孫なので、どの子も成犬になれば良い働きをしてくれると思うのですが。コーシンの長男の父犬ゲン君は1頭ででも猪を足止めできる犬ですし、母犬もラウンドが得意な良い犬。まずは私が信頼を置いている猟師仲間たちに連絡を取ってみました。そうしたところ、すぐに2頭の行...
「もしも子犬が たくさん産まれたら2∼3頭もらってね♪」と勝手な事を言っていた猟仲間のEさん。3月29日に無事に出産したとのことで写真を送ってくれました。って、たくさん産まれとるやないかい!数え切れんわい!どうしましょう。「我が家は区画の関係でメス犬しか飼えない」と伝えてしまったため、メス犬が産れていたら強制的に割り当てられてしまう。ヘタなことを言うんじゃなかった。お願いだから全頭オス犬でありますように…な...
令和6年度の狩猟と捕獲業務も無事に終了し、いつもお世話になっている神社へと集合しました。厳かなる空気の中で始まった供養祭。奪った獲物たちの命への弔いと、隊員皆の安全祈願をしていただきました。4月からは また令和7年度の捕獲業務が始まります。もはやほぼ一年中 山の中に居る感覚ではありますが、私の場合は趣味としてではなく、社会貢献としての覚悟を持って狩猟を始めたため、泣き言などは言っていられません。でも正...
フレンチレストラン『ラパンアジル』のオーナーシェフでありハンターシェフでもあるヨッシーさんから教えて頂いただいた様々な肉料理。そのノウハウを総動員して猪の角煮を作ってみることにしました。まずは猪のバラ肉800gを解凍。これを半分の大切りにして、ネギ葉と生姜スライスと一緒に1時間半ほど茹でます。肉の臭みを取り除くためにアク取りは忘れずに。茹で上がったら適当な大きさにカット。プルンプルンになった弾力ある茹...
移設犬舎に夜な夜な現れる猪たち。彼らを追い払い 近付けないために対策を施すことにしました。まずは試験的に竹ではなく単管パイプで鹿威しの様な物を作り、その効果を確認してみます。移設犬舎の古家の窓からロープを引っ張り、単管パイプを手動でカンカンとヤルのです。その名もカンカン ヘッドならぬ『カンカン パイプ』これは想定どおりに大きな音を発し、猪を退散させることに成功しました。「カァ~ン!」と一鳴らしで驚い...
インターネット環境が脆弱な移設犬舎の古家。山間部に位置するため、仕方がないのは分かっていても、もう少し何とかならないものか。ラインすらも繋がり難いし。なので下界の我が家に泊まる時しかブログ更新が出来ない日々が続いています。ブログを備忘録的に使っている私としては、そこが悩みどころ。またブロ友さん方のブログに訪問することすらままならず。なんとか良い方法はないものだろうか。・・・・・あとは真夜中の猪の奇...
高校生の頃より乗り始めたバイク。気がつけば、あらゆる排気量やタイプ、そして製造国の車両を乗り倒してきました。ところが「バイクは知り尽くした」と考えていた自分が恥ずかしい この2ヶ月間。「乗る必要も無いだろう」と若い頃は遠ざけてきたSR400が、こんなにも素晴らしいバイクだったとは。その昔、友人の改造SR400に乗らせてもらって「つまらないバイクだな」と感じたのは何だったのか。逆に言えば、それほどにノーマルの私...
5年ほど前に取り壊された山際の公民館。「自然災害時にはかえって危ない」との理由から町内中心部に移設されました。そんな中で、旧公民館裏にあった小さな人工池への注水設備も撤去されてしまったため、その池は干上がったままとなっていました。ヒキガエルたちの産卵場だった その池。私は人知れず その生命の営みを見守っていただけに残念でなりませんでした。2月から3月にかけて気温が上昇する日と雨天の日が重なると、申し合...
洋犬系なのに猪の寝屋止めが得意なビープロのコーシン。もちろん猪を追い倒して足止めさせることも単犬で難なくこなします。やはり中島犬は日本犬系であれ洋犬系であれ間違いないと思うわけです。しかし、ここ数年の猪の激減ぶりに「今は積極的に獲るべきではない」と判断。またコーシンは出産と子育てがあったため、この5年あまりは猟への出番は殆ど無し。それでも運動がてらにシーズン中に2∼3回猟場に連れて行くと、未だに高確率...
先週の猟や見切りでは猪の痕跡は全く見つけられず。豚熱の影響は未だ大きいようで、足跡はどれも鹿のものばかり。それもゾロゾロと驚くほどに無数に。でも、その一群がどの地域に潜んでいるかは見当がついていたため、今週の猟は勢子の私が そこを直撃して追い出す作戦を取りました。今までの経験や傾向からタツ配置も万全。結果的に その作戦はドンピシャで、猟場のアチコチで銃声が鳴り響き続けました。中には一人で4頭も仕留め...
このところマイブームになっている鹿背ロース末端の雑肉の焼肉。とにかく食感と旨味が抜群に良いのです。先輩に教えて貰うまでは お犬様に献上していました。でも、もうあげない。そこで今回はその肉を使用してビビンバを作ることに。まずは鹿の雑肉の漬け込みから。鹿肉には甘めの焼肉ダレが合うため、そのタレに2日ほど漬け込みました。と、ここで妙案が。ナムルなど色々な味があるように、肉にも色々あって良いのではないかと。...
今回のカノのお産で三重地犬の繁殖は一旦ストップ。カノは台雌としての役目を引退させて、あとは運動程度に山に連れて行く のんびりとした生活を送ってもらうことにします。本当にお疲れ様でした。この二回目のお産ではメスの子犬3頭のうち2頭を手元に残すため、一回目の子の駿河と併せて次の世代にバトンを繋げられるメスは3頭に。この中から私の理想とする猟芸に最も近いメスと、猟師仲間さんが苦労して存続させてきた猪犬血筋と...
先日、犬舎移設地近くの公共駐車場での出来事です。空きスペースに いすゞビッグホーンを停めたところ、その横に驚きの車が。なんと、いすゞ117クーペ。それも希少な初期型!わかる人には分かるマニア垂涎の車。ビッグホーンから飛び降りた私は、117クーペのドライバーさんにまずは挨拶を。そして「1.6Lのツインカムエンジンの初期型ですね!」と間髪入れずに。続けて車内を覗き込み「純正のウッドステアリングだ! よろしければ...
♪この木なんの木 気になる木 かなり弱った木ですから かなり危険なことになるでしょう この木なんの木 気になる木 犬が集まる木ですから 犬がケガすることもあるでしょう この木なんの木 気になる木 倒れたら柵が壊れますから 倒れた場所から犬が逃げるでしょう♪とのことで、犬舎移設地の柵内で立ち枯れしたコナラを伐採することにしました。昨年は弱々しいながらも葉が生えていたコナラ。しかし、今年はとうとう芽吹かず...
昨日は須山射撃場へと行ってきました。『フィールド射撃競技』と呼ばれるクレー射撃の地区大会の進行係を任された私。大会をスムースに進めるために奔走する一日となりそうな予感。ところが選手の皆さんは心得たもので、淡々と競技が流れてゆく。さすがはベテランさん揃い。そんなことだったので、選手の中には私に動画の撮影を依頼する人まで。「お~い、あっきょ君、頼むよ♪」や「次は自分のも撮ってくれる♪}などと。進行係だか...
「壊れて直せなくなった時が別れの時」そう心に決めて乗り続けている いすゞ自動車のビッグホーン。この排気量2550㏄直4ガソリンエンジンの年式車両は、いったいどのくらい生き残っているのだろう。20年以上も同型車と出会ったことが無いため、日本に現存する車両は極めて少ないものと思われます。よって純正部品は欠品だらけでリビルド部品も少ない。走行に支障をきたす部分が修理不能であったり、パーツが入手できない場合は手放...
子犬が人の存在を理解し始めた証拠ではないかと考えているウレション。生後一ヶ月半となり、今がまさにそんな時期のチビちゃんたち。抱き上げると手の平が濡れるようになってきました。でも私にとって子犬たちのオシッコは聖水も同然。気が付くと手も洗わずに食事を取っていたりと。そんな可愛くて仕方のない子犬たち。飼い主となってくれる猟仲間さんたちも思いは同じ。「今日、子犬たちを見に行ってもいいかな♪」と、入れ替わり...
猟期中の合同猟および有害鳥獣捕獲や管理・認定捕獲での市町の合同業務において、長年にわたり尽力されてきた勢子長。しかし、そんな鉄人のような勢子長も歳には勝てない様子。それを感じ取っていた私は、なんとか勢子長のレベルに達しようと懸命に頑張ってはいるものの、まだその足元にも及ばず。未熟者の私を猟犬たちがフォローしてくれているだけで、勢子長のように猟運び全体を考えた緻密な犬引きが出来ていません。巻狩りでは...
獲物解体で使用している古い斧。その昔は薪割り用だったと思われるため、微妙な力加減を要する使用には重過ぎて適していませんでした。よって、まずは刃部を軽量化。また樫の柄は丈夫なものの、握り感覚が私の好みではなかったため、作り直すことに。グリップ感覚に優れる鹿角を材料にできないかと。しかし前回書いたように鹿角の構造上、刃部の穴への直接差し込みは明らかに強度不足。そこで樫材との接合を試みたわけです。接合面...
家内が北陸へ旅行した友人からお土産を頂いてきました。石川県の『まつや』が製造する『とり野菜みそ』が それ。冬期になると近所のスーパーでも見かけるナイスな味噌。鍋の素としても抜群の旨さを発揮してくれます。その商品名からすると具材は鶏肉専用。今までに何度もこれで美味しい鶏鍋を作ってきました。そう、これが本当に美味しいのです♪と思っていたら、なんと!この『とり野菜みそ』の『とり』は「野菜や栄養をタップリと...
先日、防潮堤の道を通りかかり直面してしまった悲しい自転車事故。もう一人の方と応急処置やレスキュー隊の誘導を行ったものの、事故に遭われたご高齢の方は助かりませんでした。各ニュースで取り上げられていましたが、事故直後とは言え、やはり発見時には既に手遅れだったようです。今日も通りかかると・・・何事も無かったかのように静まりかえる その現場。バイクを下りて手を合わせました。私はその出来事を両親にも話し、注...
猟仲間たちと計画的に行った今回の三重地犬のブリーディング。産まれる前に子犬は6頭で雌雄の比率な半々と予想。その場合、オス3頭メス1頭の行き先が決まっていた気の早い私たち。因みに私は将来を見据えてメス2頭を手元に残す予定でした。そうしたところ・・・これが大当たりのビンゴ!産まれたのはオス3頭のメス3頭で、毛色も皆さんの希望通り。「メスが欲しい。毛色は誤射され難い色なら何でもいい」と昨年から切望していたKさ...
今日は衝撃的な出来事があったため、書かずにはいられませんでした。いつもの海沿いの通勤路をスクーターで家に向かっていた時のことです。その道は防潮堤の上に位置し、普段からサイクリングを楽しむ人も利用しています。私は海を眺めながら のんびりと走行していました。すると100mほど前方に人らしき物を発見。近付くと一人が倒れており、もう一人が懸命に心肺蘇生を行っていました。驚いた私はスクーターを止め、心肺蘇生を行...
私の薄給ではレクサスは買えませんが、ニクサスなら買えます。ニクサスとは岐阜県は関市の誇る刃物メーカーが作り上げた一品。トンカツ専用のスジ切り器の製品名です。刃物の一種でもある彫刻刀。その彫刻刀は児童数の減少に伴い減産を余儀なくされました。そこで刃物メーカーが彫刻刀の製造技術を応用して、このニクサスを開発。最高レベルのスジ切り性能を有することに成功したのです。私はこのニクサスのおかげで様々なジビエを...
鹿角で斧の柄を作れないものか。少し考えただけでも難易度が高そう。鹿角は中心部が密な状態ではないため、外側を削って刃部に差し込んだ場合、強度不足となることが容易に想像できるのです。唯一、角の根元の部分は密な無垢状態ですが、それとて数センチがいいところ。刃部に差し込む長さ程度しか強度が保てないはず。よって差し込んだ付け根から折れてしまうでしょう。やはり一般的に使用されている硬い樫は柄材として優れている...
毎日の食事がドライドッグフードのみでは可哀そう。犬の栄養バランスは そんな単食でもいいとは思いますが、胃液を吐き戻す頻度を考えると慢性的な胃もたれとなっている様子。そこで獲物肉と野菜を煮て、煮汁ごとドライドッグフードの上にかけて与え続けたところ、胃液を吐き戻す回数が明らかに減少。それを以て胃もたれが軽減されたと考えています。以来、我が家では ずっとコレ。ところが もっと胃腸の調子が良くなり、糞の状態...
いつも頼りになる先輩猟師の方々。その中で、タツ役として私が信頼を置いている一人でもあるSさんが、いつもの如く卓越した判断力を見せてくれました。昨日の有害鳥獣捕獲の対象地域は、ひと山丸々で かなり広い。ところが参加できる隊員が少なく、どうしたものかと。そこで猟場の渡り(獲物の出入口的な場所)にタツ配置をガッチリと固めることにしました。題して『締めタツの関所作戦』本来ならば猟場の中にも何ヶ所かタツ(中タ...
長い間続けてきたニホンイシガメの繁殖と放流。友人のカメの研究者から、とある地域でニホンイシガメが激減しているとの嘆きの調査報告を聞き、一念発起。その調査に同行して雄と雌を確保。そこからニホンイシガメの繁殖が始まったのでした。産まれた子ガメは3∼5年飼育して十分に大きくしてから放流。この方が格段に生存率が高いのです。今日はそんな放流日。同水系の放流ポイントに向かいます。静かで安全なこの水辺。これくらい...
優れた猟犬を子犬のうちから見分ける方法。これが知りたくて多くの先輩猟師に聞いて回ったことがあります。すると皆さん それぞれに持論を語ってくれる。雌雄、毛色、気質、体格 等々の違いによりアレコレと。ところが誰一人として明確に言い切る先輩はいない。「うちの血筋は そんな傾向にあるんだよね」が いいところ。今は亡き私の師匠も「いい犬に出会うのは宝くじに当たるようなもんだ」と見分け方を教えてくれない。中島猪犬...
子に乳を与え続ける母犬カノの健気な姿。その命の源とも言える乳を出すために、タップリと食べて水分補給も頻繁に行っている。母犬と子犬にとって新鮮で衛生的な水はとても大切なのです。しかし子犬たちには そんなことは分からない。運子ちゃんを踏んだ足で水容器の中に入ってしまうことは毎度のこと。よって母犬用の水容器を寸胴に変えて縁を高くすることで それを阻止。ところが子犬たちは成長するにしたがい、その縁をも越えよ...
落ち葉より抽出した煮汁と酢を合わせた溶液に丸一日漬けておいた斧の刃。引き上げて、まずは水洗い。うむ、薄黒くなっている。試しにスチールウールで擦ってみましたが、表面の黒さは変わらず。タンニンの化合物により、かなり強固な被膜ができたよう。ただし、水分が残った部分をそのままにしておくと、薄っすらと赤サビが浮いてしまう。その様子はペンチや鉄製の刃物が濡れたままだと赤サビが浮くのと同じレベル。表面を荒らして...