星景写真のため光害を避けようと少しづつ標高を上げたのがきっかけとなり、2011年からは本格的に登山を始めました。登山と写真を楽しみながら、北海道の東側でゆっくりと山を歩いています。
道東オホーツク地方は今年も積雪が少なく、藻琴山登山口もハイマツや笹の葉が出ている状態。標高を上げてもスノーモンスターは期待できないので登山口周辺で星空を撮影。 雪に覆われ樹氷が付着した景色を想像しながらロケハン。 東藻琴や小清水の街明かり。 波打つ雪庇が星空と良く合います。 薄く見える斜里岳。 月が昇り、間もなく夜が明ける。 夜明け前の青みがかった星空。新月の真っ暗闇より、夜明け前や月明かりの残る
Nikon Z6 + Z14-24mm f2.8 結氷が始まった夜明け前の阿寒湖、昼と夜の寒暖差の影響で氷の鳴く音が暗闇に響き渡る。 Nikon Z6 + Z14-24mm f2.8 山頂が冠雪した雄阿寒岳と阿寒湖畔の温泉街。 Nikon Z7II + Z14-24mm f2.8 明るくなってくると至るところにアイスバブルが確認できる。 Nikon Z7II + Z14-24mm f2.8 湖畔に
しぶんぎ座流星群極大の夜、北の星空と藻琴山に狙いを定めて屈斜路湖へ向かう。 湖畔に着くと月明かりの湖上に白鳥が眠っていた。 白鳥を起こさないように静かに撮影を続ける。念願の流星を捉えることができた。 もう一台のカメラで長秒撮影。白鳥は首を折りたたんだまま、時々寝言のようにクワッと鳴く。退屈な星景写真のアクセントになってくれた白鳥に感謝の夜でした。
野中温泉登山口はマイナス18度。おそらく山頂はマイナス20度以下は覚悟して出発。午後4時過ぎ樹林帯の隙間から夕焼け空が見える。 今年はまだ雪が少なくハイマツがむき出し。 山頂近くの噴煙と薄雲が風で流されていく。 白いオンネトー湖が見えた。もうすぐ星が見える時間帯。 八合目付近から東の星空が見え始める。 06噴気孔からの噴煙。遠くには足寄方面の街明かり。 山頂は風とガスに包まれている。ハイクアップで
結氷後のオンネトー湖には薄く雪が積もっていた。この程度の積雪なら隙間からアイスバブルを見ることが出来ます。 日没後にオンネトーに到着。オンネトー湖への道路は冬季通行止め、野中温泉から徒歩移動です。 日没後の青みの残る空に、少しずつ星が見え始めた。 雌阿寒岳と阿寒富士。樹林帯にもう少し雪が欲しい。 いつ来てもここの星空はキレイです。 アートな樹木が星を咲かせている。 やっぱり星空と雪景色はよく似合う
11月に初冠雪を迎えた雌阿寒岳へ。樹林帯を過ぎて3〜4合目付近から積雪が始まる。朝の早い時間帯はクラストしている箇所があるのでアイゼンがあると安心です。 上の写真でも確認できるが、今年は北西斜面の06噴気孔の活動が活発になっており、8〜9合目は噴煙の濃度が高い。山頂が火山ガスに覆われる事も頻繁にある。気象台の資料では噴火の兆候は認められないそうですが、今後の活動に注意しましょう。 9合目から見える
タウシュベツ川橋梁は糠平湖の水位の低い時に姿を現し、水位が上昇すると湖底に沈む。季節によって見え隠れするアーチ橋は幻の橋とも呼ばれている。
大雪山の北にアンギラスと呼ばれる山がある。国土地理院の地図上には表示されていない、山頂部に岩稜を連ねた山。その形から「軍艦山」とも呼ばれているそうだが、そう呼んでいる人に出会った事がない。ニセイカウシュッペ山と平山の間に位置するアンギラスを目指して、
シルバーウィークの大雪山テン泊予定は天候不安定のため中止。雌阿寒岳の条件が良さそうなので、夕暮れスタートのナイトハイクへ。
斜里岳登山ルートで最もポピュラーなのが清岳荘を起点とするルート。登りの旧道は沢沿いに渡渉を繰り返し、次々と現れる滝を間近に高度を上げていく。水しぶきを浴びながら進む沢沿いの登りが楽しい。下山時の新道ルートはとにかく長く感じるが、オホーツク地域の広大な眺望が楽しめる。
湖に囲まれた雄阿寒岳。登山口から太郎湖・次郎湖を眺めて、鬱蒼とした針葉樹林帯の中を歩き、五合目からは展望の開けたハイマツ帯の稜線を歩く。標準コースタイム5時間50分。歩行距離10km、標高差1,070m。
湖に囲まれた雄阿寒岳。登山口から太郎湖・次郎湖を眺めて、鬱蒼とした針葉樹林帯の中を歩き、五合目からは展望の開けたハイマツ帯の稜線を歩く。標準コースタイム5時間50分。歩行距離10km、標高差1,070m。
前日のチミケップ湖畔で流星撮影の感覚を取り戻し、極大を迎えた8月12日に雌阿寒岳へナイトハイクに向かう。
ペルセウス座流星群の極大日前日、風は強いけど夜空の条件は良さそうなので、撮影感覚のリハーサルを兼ねてチミケップ湖畔へ。
大雪山の一角に広がる直径約2kmのお鉢平カルデラ。3万年前に中央火山が大爆発して御鉢平が形成され、噴火直後は湖が存在したそうです。
ネオワイズ彗星は、2020年3月に発見された新彗星。予想よりも明るくなり1〜2等級で観測されている。SNSでも続々と画像が見られるようになり、週末の晴れ間を狙って能取岬へ。
Nikon Z6のスローモーション撮影の被写体を求めて清里町のさくらの滝へ。 滝を越えようとするサクラマスが見事なジャンプを見せてくれる。
久しぶりの雌阿寒岳、季節は移り変わり初夏になっていた。 山麓は緑が生い茂り、前回登山の雪景色から一変している。
山頂の残雪と天の川はこの季節にしか撮れない光景。月明かりのない夜空を、Z24-70mm f2.8のズーム域で切り取るため、短いシャッタースピードでISO感度を16000まで上げる。Z6でもさすがにノイズが乗ってくる。
NIKKOR Z 20mm f1.8 S 大雪山旭岳で星景撮影
雪景色の旭岳と星空を撮りたくて今年2回目のチャレンジ。前回は雲に覆われて不完全燃焼だった。夕方から晴れる予報を信じて再び旭岳姿見駅へ。日中はまだ重たい雲が張り付いている。
NIKKOR Z 20mm f/1.8 S 摩周湖で星景撮影
3月27日、ニコンZマウントのS-Lineから NIKKOR Z 20mm f/1.8 Sが発売。20mmのf値1.8は軽く、登山時の星景撮影用レンズとして使用頻度が多いのでZマウントでも導入。
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sで撮る大雪山旭岳の星景写真
今季ラストとなる雪山登山、強風が予想され雲量も多く条件はあまり良くない予報でしたが、ピークは目指さず姿見の池周辺でサンセットと星空を期待して大雪山旭岳へ。
冬がやって来てクリスマスもお正月を過ぎても雪が降らず、街中はアスファルトむき出し、山は黒々とした寒々しい光景が続いていた。 1月の下旬にまとまった雪が降り、除雪作業も一段落したので白銀の山歩きを求めて藻琴山へ。
AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED を破壊した話
2020年の新年初撮りは衝撃的な幕開け。1月5日に「しぶんぎ座流星群」をカメラ2台体制で狙う。−13℃の暗闇で撮影中に突然の強風、NIKKOR 14-24mmを装着したD850が三脚ごと倒れた。角型フィルターを装着したまま岩の上に叩きつけられた。
ジュエリーアイスといえば豊頃町の大津海岸が有名ですが、オホーツク海にも数は少ないけど現れます。常呂川から流れ出た氷がオホーツク海の波に洗われ、宝石のように輝きながら砂浜に打ち上げられます。
2020年の撮り始めは「しぶんぎ座流星群」極大期に美幌峠へ。D850で流星を狙いながら、D800で長時間露光。肉眼では3個しか確認できず写真にも写らず残念な結果でしたが、今年もたくさんの星景撮影を楽しみたい。
一年に一度、条件が揃った時にしか見ることの出来ないアイスバブル。降雪がない時期に、湖が結氷することが最低条件。雪が積もるともちろん見えなくなりますが、結氷した湖面の滑らかさも日々変化しています。
今年はまだ積雪が少ない道東方面。雪景色と星空を期待して、月のない星空が広がるオンネトーへ。 道道949号オンネトー線では正面に雌阿寒岳とオリオンが見える。
星空の条件が良さそうな場所を彷徨い、夕日が沈む時間に摩周湖第一展望台へ到着。左から阿寒富士、雌阿寒岳、雄阿寒岳。
前日の雨と風で、早朝の雌阿寒岳は凍りついていた。
2週間前に降り積もった雪も落ち着き、久々の快晴。残り僅かな紅葉シーズンは沼ノ平をゆっくりと歩き、残雪の旭岳を眺めに当麻乗越まで足を延ばしてきました。
大空町から小清水町へ向かう途中に、斜里岳、海別岳、知床連山が見渡せる丘があります。いつか星と一緒に撮ってみたいと思っていた。 星空の条件は良かったけど、やっぱり街明かりの影響で低い位置の星が見えない。
雲が多く霧雨も降り展望が期待できない天気のなか、東ヌプカウシヌプリへナキウサギを探しに行ってきました。
新月から2日目の夜空には月明かりがなく絶好の星景撮影日和。日没後に津別峠へ向かう。
大空町朝日ヶ丘公園にて星景写真
最強のカメラケース PELICAN(ペリカン)1510 Protector
いわゆるカメラバッグが苦手です。機材メーカーの作る「ここにはカメラ機材が入ってます!」と主張しているデザインはなるべく避けてきました。車載用のカメラバッグとして気になっていたペリカンのハードケース。
梅雨のない北海道でも6月〜7月の週末は晴れ間も少なく、星撮りができない状態が2ヶ月以上続いていた。7月27日の土曜日は星空指数も高く久しぶりの好条件。日没後にチミケップ湖へ向けて出発。 チミケップ湖は森の奥深くにひっそりと佇む静かな湖です。国立公園や国定公園からも離れていて、道立自然公園にも指定されていない、深い原始林に囲まれた湖畔には小さなキャンプ場があります。 チミケップキャンプ場の様子はこち
久しぶりの山歩き。登山口のフキもいつの間にか大きく育ち、気がつけば夏山の雰囲気。この季節の大雪山は雪渓が多く残り、白と緑と青空のコントラストの効いた絶景を楽しませてくれます。
残雪も少なく夏の山肌を見せる雌阿寒岳、登山ルートもほぼツボ足で歩けるようになりました。5月連休の中盤には、SCWもGPVも快晴の予報。21時過ぎには横たわる天の川も姿を見せる。登山シーズンのスタートは、雌阿寒岳山頂から春の星空撮影を楽しもう。ただひとつ山頂の風速という不安を抱えたまま登山スタート。
星撮り登山ではフルサイズ一眼レフ2台と、三脚2本を担いで登ることもあり、宿泊登山の場合テント装備や飲料水もプラスすると相当な重量になります。登山時の安全面や命に関わる装備は減らせない、そんな時はレンズが犠牲になります。
リコーGRⅢはレンズ先端から6~12cmの範囲でAFマクロモードを搭載。GRⅡにマクロコンバージョンレンズを装着した場合とほぼ同じ倍率0.35倍を、カメラ単体で実現。マクロボタンを押すだけで、ボケを活かした接写が楽しめる。
リコーGRシリーズは1996年に発売されたGR1の初代以来 20年以上、多くのファンを持つ人気シリーズです。当時からプロカメラマンのサブカメラとして愛用されていたり、デザイナーやクリエイター層からの絶大な人気がありました。現在でも最強のスナップシューターとして高い支持を得ています。
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