アカメガシワ(赤芽柏)
春先の芽吹きの頃、川沿いや空き地、道路わきなどで大きな葉っぱで中央付近が赤くなっている木が多く見られた。これは「アカメガシワ(赤芽柏)」で、そしてその名の通り、新芽だけが赤くなっている木だった。面白いことに、赤く見えているのは細い赤い毛が密生しているだけで、この毛を落とすと本来の緑色の葉っぱになる。でも、今はもう赤い葉っぱもほとんど見られなくなり、その代わりに淡い黄色の花が目立ってきている。何だか今年はあちこちで見られ、特に多いように感じる。いつもはこんなに目立っていないと思っていたけど・・・「アカメガシワ」は雌雄異株で、枝先に長さ10~20cmくらいの花序を出す。これは雄花。雄花には花弁はなく、丸い蕾が開くと淡黄色の雄しべだけが伸びてくる。これが雌花。雌花は雌しべだけしかないため華やかさがなく、目立たな...アカメガシワ(赤芽柏)
2022/06/29 07:00