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オリジナルのイラストやキャラクターデザインを無料素材としてダウンロード可能!  オリジナルノベルも随時に公開♡ イラリクOK!

おおぬきたつや/oonukitatsuya
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2019/12/07

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  • 「オフィシャル・ゾンビ」③

    カクヨムはまるで見てもらえず(^_^;) 地道にここでがんばるしかないのか(T_T) オフィシャル・ゾンビ ーOfficial Zombieー -さいしょのおはなしの、つづきの2- 目の前でぼさぼさの頭に金の輪っかをはめた青年、それなりに見知ったお笑い芸人が真顔になって何やらごにょごにょと口ずさむのを、坊主のお笑いタレントは不可思議に見つめるばかりだ。 怪訝なさまで相手をうかがうのに、腰のあたりに添えたみずからの右手、おそらくは利き手なのだろう手のひらを軽く握る若手の芸人はそこに意識を集中しているらしい。 怪しい手品でも見ている気分の坊主だが、何もないはずのそこに何かしらの気配のごときものを感じているのに我ながら戸惑いが隠せない。「え、なに、やってんの? おい、くさかっ……べっ……!?」 次の瞬間、チラとこちらを見るむさ苦しいぼさ髪の男は何やら聞き覚えのある言葉と共にみずからの右手にぐっと力を込める。 その瞬間だった……!「……伸びろっ、如意棒……!!」「にょ、にょいぼっ? て、うわああああああああっ!??」 如意棒、にょいぼうの言葉と共に、相手の手元から見えない何かが走ったのか? 何か不可視の物体が突如としてみずからの身体を貫いた! もとい、押しのける勢いでこの身体ごと背後の壁へと突き飛ばす!! 完全に両足が畳から浮いてしたたかに背中を壁に打ち付ける坊主のタレントだった。

  • 「METAL POLYDONs」/「メタル ポリドンズ」

    OpenSeaの新しいコレクション、ちびっ子ドラゴン・キャラのポリドン/POLYDONのリリース情報をまとめて公開(^o^) ※もとはHEXAマーケットで開発していたキャラクターをマイナーチェンジ、より豪華なバージョンで展開してまいります! カラーリングコーディネートも募集中なので、遠慮なくTwitterにコメントください。あ、フォロワーさん優先です♡ HEXA版、オリジナル・ポリドン https://nft.hexanft.com/users/Fpd2uwXfxfPQGy HEXAマーケットは日本円で売り買いができるNFTマーケットであり、Polygonマティックが主なNFTartです。 OpenSea版の新型ポリドンは、主にイーサリアムNFTとなります♡ ぶっちゃけどっちがいいんですかね(^o^) 以下、OpenSea版のポリドンの公開情報となります。 OpenSea Correction METAL POLYDONs No.000 POLYDON ORIGIN lined rawing edition 一番はじめ、下絵のキャラクターデザインの線画版NFTです。作者個人としてはこれが一番重要なコアのデザインとなりますので、ちょっとお高めに値段設定をしています。たぶん売れないでしょうね(^^;) 0.1ETHでリスト! No.001 POLYDON ORIGIN RED 線画に単純なべた塗り、さらに陰影を付け加えました! わかりやすいキャラクターデザインのノーマルタイプ・レッドくんです♡ それなりのお勤め価格? 0,01ETHでリスト! No.002 POLYDON METALLIC RED 線画に陰影処理を施した001の画像に、さらにハイライトのキラキラ効果を加えたメタリック・バージョンです(^o^) オリジンとメタリック、どっちがお好みですかね? ちょっとだけ001よりお高くして、0,011ETHでリスト! Coming soon! POLYDON BLUE ?? 記事は随時に更新されます(^o^)

  • 「オフィシャル・ゾンビ」②

    NFTを絡めた実験企画ノベル、地味にカクヨムでもスタートしてます(^o^) オフィシャル・ゾンビ ーOfficial Zombieー -さいしょのおはなしの、つづき- シーン……! しばしの沈黙の後、悲痛な表情でついにはがっくりとその肩を落とす先輩のテレビタレント、鬼沢は言葉もない。 すっかり観念したかのさまで、手にしていたスポーツ紙の紙面を破れるくらいに強く握りしめるばかりだ。 ぐしゃぐしゃになった紙面にぽたぽたと水滴が落ちた。 泣いているのか? それだからそのすぐそばに腰を落とす後輩芸人のぼさぼさ頭、日下部(くさかべ)はとかく落ち着いた声色でささやくように言うのだ。しかしそれは慰めではなく、むしろ最後通告だった……!「そうです。だから、鬼沢さんもなってくださいよ……俺とおんなじ、アンバサダーに……! オフィシャル・ゾンビ、公式アンバサダーの採用認定に今日はお伺いしました。鬼沢さんは間違いなくその資格がありますから。はい、この俺が保証します」「公式、アンバサダー……? よくわかんないよ、おれ、それに家族に何て言えば? みんなごめん、パパ、今日からゾンビになっちゃいましたって、そんなの笑えないだろ? いきなり一家の主がさ? そうだよ、というか、そもそもゾンビってなんなんだよ! あとなんでお前が保証できんの??」 哀れ絶望と困惑のない交ぜになった表情で視線をさまよわせる妻子持ちの有名人に、あいまいな笑みを浮かべる若手の独身芸人はわずかに肩をすくめる。「ああ、まあ、いろいろと整理しないといけませんよね? 基本的に口頭での説明で、何かしらの書類にハンコとか押す必要はないから、なるだけ手短に。ここらへん法的にまだろくすっぽ整備がされてないらしいんですよ。これから収録ですもんね?」 ともすればどこか拍子抜けするような天然じみたものの言い様だ。対して内心で複雑な感情が渦巻くのだろう。とかく苦い表情の鬼沢は恨めしげな視線で冷めきった日下部の目線を見返す。「うん。でもそんなのちっとも集中できないと思う。はあ、できたらいっそのことドタキャンしてやりたい気分だよ、こんなのはじめてだ。おい、お前のせいだからな? ひとのことをいたずらにゾンビ呼ばわりしてくれやがって……!」 だが相手からの悲痛な訴えも何のそのでまるで動じることがない日下部は、抑揚のないセリフをぬけぬけと吐いてくれる。「ものは言いようですよね?

  • NFTクリエイターコラボ企画!「オフィシャル・ゾンビ」

    勝手に走り出した現在ひとりだけのコラボ企画、ノベルとイラストを絡めたオリジナルコンテンツ、いざ開幕、開幕~(^o^) オフィシャル・ゾンビ ーOfficial Zombieー さいしょのおはなし コン、コン……! まったりとのどかな気配が漂う昼過ぎの楽屋に、短く控えめなノックの音が響いた。すると間もなくドアが開いて、声もないままに中にひとりの男が入ってくる。 見た感じはスタッフとも取れるような地味な見てくれの青年だった。これと主義主張のない平凡な格好に、ろくに手入れもしていないぼさ髪と、おまけ化粧っけのない素顔でひょっとしたらADと見間違えてしまうほどだ。 今時のテレビ局ならスタッフのほうがまだこぎれいか? その、さながらスタッフ然とした男が冴えない顔つきして頭をぺこりと下げて、ぼそっと一言。「あ、おはようございます……!」 この業界ではお決まりの挨拶を緩い口調で発すると、頭を上げた先にいる部屋の主をそれとうかがう。 こぢんまりした畳の和室は六畳ほどで、そこに年の頃で言ったらおそらく三十代も半ばくらいの男が、ひとりだけ。 真ん中に木製の座卓があって、傍らの座布団に腰掛けてそこに前屈みで寄りかかるのはテレビではよく見かけるそれなり有名なタレントさんだった。「…………」 対してそのテレビタレントは返事もないままに視線だけで来訪者の青年をじろりと眺めてくる。怪訝なさまで普段のテレビで見せるような明るさがまるでない、それはひどい素の真顔だった。 歓迎されている気配がみじもんない。 だがこちらもそんなことは端から承知で、あはは、と顔に見え透いた愛想笑いみたいなものを浮かべる青年だ。 そこからまた控えめな口調でいながら見た目的に完全ノーウェルカムの男性タレントさんとの距離をしれっと詰めてくれる。 くたびれた革靴脱いでそそくさと畳の間に上がり込んでた。「失礼します。今、お時間ありますか? ちょっとだけ、お話させていただきたいんですけど……」 相手までソーシャルディスタンスギリギリのところで足を止めて、突っ立ったままで先輩のタレントの坊主頭を見下ろす。 言えばお笑いタレントとして知られる著名人に、臆面もなく相対していた。言えばじぶんもそのたぐいではあったこともあり。 やや太めの体つきの坊主の男はうざったげな顔つきでこれを見返してきた。声つきにもちょっと不機嫌なものがある。「……とか言いながら、しっか

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