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1件〜100件

  • 【実話】中学生の時、作家に深い傷を負わされた話。

    読書が大好きだった私が、自ら文章のようなものを書くようになったのは小学4年生の頃だったと思う。文章の体を成していたかは疑問であるため、“文章のようなもの”という表現は限りなく正しい。 当時、流行っていたアニメやら漫画やらのスピンオフエピソードをブログで連載しており、同世代の読者を中心に10万PVを達成するなど、小学生にしては中々の人気ブログだったと思う。 作家になれるなどは微塵も思っていなかったし、このままブロガーとして同志たちと密かに楽しんでいければ十分だと思っていた。作家は、私にとって雲の上の存在だった。 歌が好きな子がアイドル・歌手に憧れるように、本が好きな私は作家に憧れた。 私が中学生…

  • しつけに暴力は許されるか

    「この馬鹿!!!!!」 ぱんっと乾いた音がして、呆けていると次第に頬のあたりがじんわり温かくなった。次第に、焼けるような熱さに変わり僕はその場所に手を添えた。 じわじわと視界が霞んで、やがてそれは滴となって僕の顔を伝い、顎から流れた。 その時初めて、僕は自分のしでかしたことの重大さを身を知った。罪悪感が僕の心臓を突き刺して、頬と心の痛みを必死に堪えた。 母は何度も何度も頭を下げていた。 振るえた声で頭を下げる母の後ろ姿を、僕は滲む視界で必死に目を凝らしながら見ていた。 ・・・・・・ 『奈津子、どうした?』 仕事から帰宅し、速攻で夕食と風呂を終えた僕は、テレビを見ながら一杯飲もうと缶ビールとつま…

  • 巨乳は褒め言葉か。

    ※創作です。 私は胸が大きい。 中学1年生ぐらいから膨らみ始め、当時は周りの女子と比較しても平均的な大きさだったのだが、大学生になっても成長続け今ではいわゆる「巨乳」として認識されている。 巨乳とはいっても、グラビアアイドルのようなありえないような大きさではない。胸の形には、おわん型や雫型、面積が大きくて平べったいものなどさまざまあるが、私はまさにおわん型で立体感があり、加えて華奢なため、同じカップでも他のタイプより大きく見えるのだ。 ここまで詳細に私の胸の話をしたが決して自慢をしたいわけではない。 しかし、中学・高校と女子校だった私は当時胸が大きいことを誇っていた。理由は簡単である。クラスメ…

  • 明確な理由はないのに絶望的に学校に行きたくない子の話

    カーテンを開けると、思いがけない冷気が皮膚の表面を撫でた。 私は小刻みに震えながら歯の隙間から酸素を取り込み、パジャマ代わりに来ているパーカーのジッパーを上げた。 少し前まで、この時間はカーテンの隙間から朝日が既に差していたように感じられるのだが、まだ近所の屋根のふちが白く滲んで見えるぐらいだ。 庭の青々としていた柿もいつの間にかその葉を散らし、かろうじて残った数枚は朝の冷たい風に靡いていた。 美しい朝。しかし、私のちょうど胃袋の上あたりには小さな「絶望」がいた。 私は、部屋着を脱いで丁寧に畳むと、ワイシャツの袖に手を通した。ボタンを一つ一つとめるたびに指先が温度を失っていくのが分かった。これ…

  • 寄席で道灌という話を聞いた。

    我が家のキッチンからはテレビが見えないので、朝はラジオを聞いています。 早朝の時間帯はニュースや語学講座が多いのですが、少し後になるとたまに落語が流れてきます。 これが結構面白いので、ついつい耳を傾けてしまいます。 お話はくだらなくて笑ってしまうものや、思わず感心してしまうものまで様々です。 そのようなこともあって、私は寄席というものに行ってみたいと思うようになりました。 寄席といえば浅草や上野が有名ですよね。しかし、寄席はお客さんの年齢層が高くて上質な着物を着ていく人もいるということを聞いて、20代の小娘が1人で行くのは少し気が引けました。 そんな時に、市民ホールでプロとアマチュアが話し手を…

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