【実話】中学生の時、作家に深い傷を負わされた話。

【実話】中学生の時、作家に深い傷を負わされた話。

読書が大好きだった私が、自ら文章のようなものを書くようになったのは小学4年生の頃だったと思う。文章の体を成していたかは疑問であるため、“文章のようなもの”という表現は限りなく正しい。 当時、流行っていたアニメやら漫画やらのスピンオフエピソードをブログで連載しており、同世代の読者を中心に10万PVを達成するなど、小学生にしては中々の人気ブログだったと思う。 作家になれるなどは微塵も思っていなかったし、このままブロガーとして同志たちと密かに楽しんでいければ十分だと思っていた。作家は、私にとって雲の上の存在だった。 歌が好きな子がアイドル・歌手に憧れるように、本が好きな私は作家に憧れた。 私が中学生…