俺の恋の話
娘が今週、6年生になる。 僕が初恋したのが5年生の冬だったので、娘はその歳を越えた。 早いものだ。 11歳の時、愛しの彼女はまぶしくて、とても大人に感じた。 僕は女子とは話すことが出来ないうぶな少年でした。 そんな、僕にチョコレートをくれたのがHちゃんでした。 Hちゃんは岡村孝子似で控えめな感じが可愛らしくもありました。 昭和61年2月14日の出来事です。 僕は部活動が終わり、ランドセルの背負って帰ろうとしているところに、彼女がやってきて、緑色の包装紙に包まれたものを渡されました。 彼女が何かを言っていたことは覚えてますが、何を言われたのかは覚えていません。 強烈にドキドキしたことだけは覚えて…
2021/03/31 22:43