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Komuの生き物観察日記 https://toto0929.hatenablog.com/

家の庭先や、近所を散策中に出会える身近に生息している生き物(主に昆虫類)を紹介するブログです。

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指宿市
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2019/11/25

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  • タイワンクツワムシ

    【撮影場所】 鹿児島県指宿市山川 いつも散策に訪れている近所の草薮にて 【撮影日】 2019年11月28日 こちらの昆虫はタイワンクツワムシの終齢(5齢?)幼虫で、主に九州南部、南西諸島、伊豆半島にかけて分布する南方系の鳴く虫です。 タイワンクツワムシもまた温暖化の影響により北上してしまった昆虫で、現在では愛知県でも確認されるようになったそうです。(愛知県では準絶滅危惧種に指定されている) タイワンクツワムシはこちら鹿児島県の南部ではほぼ一年中よく見られる鳴く虫ですが、気温が15℃を下回るような寒い日が数日続いてしまうと寒さをしのぐ為に一時的に物陰や植物の葉の裏側に隠れて休眠を行うので、晩秋の…

  • ヤクシマルリシジミ

    【撮影場所】 鹿児島県指宿市山川、近所にある海岸の脇道にて 【撮影日】 2019年11月23日 このチョウも年に数回発生するらしいですが…僕の家の近辺では夏の暑さが和らぐ晩夏の八月下旬頃から草地や海岸周辺で見られるようになるヤクシマルリシジミになります。 ヤクシマルリシジミが活動する環境には同じシジミチョウの仲間であるクロマダラソテツシジやヤマトシジミ、ウラナミシジミなども同様に活動している(飛び回っている)ので、パッと見での判別は難しいと思います。 ヤクシマルリシジミは上記の御三家シジミチョウ達よりも若干小型で、表翅には太い黒色の縁があるのが特徴的です。 元々は宮崎や鹿児島県本土が分布北限の…

  • キタキチョウ

    ↑《キタキチョウ 斑紋異常型》 【撮影場所】 鹿児島県指宿市山川、実家の庭先にて 【撮影日】 2019年11月21日 春の3〜4月と、秋が深まる10月下旬頃に実家近辺の草地に姿を見せる、全身が黄色で翅の裏側には細かな黒斑があるキタキチョウ。 一年に数回は発生するのでそこまで珍しいチョウではない普通の蝶だと思いますが、僕の実家やいつも散策に通っている場所は海岸から近いとゆうこともあって夏場は日照りが異常に強いので、猛暑が続く7〜9月の間は暑さを避けるために涼を求めて日陰が多い森林や山地の方へ移動してしまう個体が多いので、夏の三ヶ月間は姿があまり見られなくなりますね…

  • アマミトガリナナフシ(アマミナナフシ)

    ↑《アマミトガリナナフシのオス》 ↑《アマミトガリナナフシのメス 緑色型》 ↑《アマミトガリナナフシのメス 赤褐色型》 ↑近所の草地では、去年辺りから緑色、褐色の他に赤褐色の体色をした個体も目撃するようになりました。 【撮影場所】 鹿児島県指宿市山川、実家近辺の草地にて 【撮影日】 2019年11月19日 僕の過去ブログのほうでも年に数回は登場していた、昆虫類の中では一番大好きなアマミトガリナナフシ(別名〜アマミナナフシ、オキナワナナフシ)になります。 アマミトガリナナフシは鹿児島県の南部から沖縄、八重山諸島にかけて分布する大型のナナフシで、メスは触角が短く交尾器骨片が尖っているのが特徴です。…

  • イシガケチョウ(イシガキチョウ)

    【撮影場所】 鹿児島県指宿市山川、実家近辺にあるセンダングサの草地にて 【撮影日】 2019年11月17日 昔は秋が深まってくると実家の裏にある低山近くの林道でせわしなく飛び回っている姿を目にする機会が多かったですが、数年前に上陸した大型台風の爪痕の影響で山の環境が変わってからはあまり姿を見なくなりました。 イシガケチョウは元々は南方に分布する蝶でしたが、この蝶も地球温暖化の影響で分布を北へ広げてしまったようです。 成虫は山地で活動する蝶で、幼虫はイチジクの仲間の葉を食べて成長するそうです。 イシガケチョウを運良く見かけても、草地で吸蜜したり翅を休ませずに草地を通り過ぎて山の方へ飛んで行ってし…

  • ナツアカネ

    【撮影場所】 鹿児島県指宿市山川、いつも通っている近所の草地にて 【撮影日】 2019年11月16日 ナツアカネと名前は付いていますが、発生時期は地域によって違いがあるようで、僕が住む鹿児島県の南部では晩秋の10月下旬頃から草地を単独で飛び回る姿が見られるようになりますね。 同種のアキアカネとそっくりですが、ナツアカネのほうが一回りほど小さく体の赤みも薄いので、普段見慣れている人ならその場での判別も容易だと思います。 日当たりの良い暖かい場所を好むのか、この時期は海岸沿いの草むらで散策中にススキの葉の上で翅を休ませている姿を目撃することが多いです。

  • ムラサキシジミ

    【撮影場所】 鹿児島県指宿市山川、いつも散策に訪れている近所の草地にて 【撮影日】 2019年11月12日 こちらでは毎年秋が深まる10月の半ば頃になると低山周辺やその周辺の草地で見られる、青紫色に輝く表翅が特徴的なムラサキシジミ。 成虫で越冬出来るので、暖かい日が続くと真冬の季節でも元気良く飛び回ります。 近縁種のムラサキツバメと見た目がそっくりですが、後翅にある尾状の突起の有無で誰でも簡単に判別することが出来ると思います。

  • アサギマダラ(渡り蝶)

    【撮影場所】 鹿児島県指宿市山川、実家近辺にあるセンダングサの群生地にて 【撮影日】 2019年11月10日 夏場は涼を求めて北上し、秋になると暖を求めて南下する、生涯で2000キロ以上の渡りをする蝶として有名なアサギマダラになります。 過去になりますが、遥か南にある台湾から日本本土へ渡ったあとに再び台湾のほうへ戻ったかなり凄い移動報告も・・・ アサギマダラの生態はまだ不明な事が多く、渡りの研究を行うためにアサギマダラの前翅裏部にマジックでマーキングをする研究者や蝶マニアの方が多いですが、このマーキングはかなり繊細な作業で、蝶に無知な素人の方が行うとアサギマダラの翅部を傷付けしまったり、扱い方…

  • クロマダラソテツシジ(低温期型)

    【撮影日】 2019年11月8日 クマソと略されて呼ばれることが多い、クロマダラソテツシジの低温期型になります。 クロマダラソテツシジの低温期型は高温期型よりも小型の個体が多く、後翅裏部の付け根近くの黒班や後角(こうかく)にあるオレンジ色の斑紋がかなり薄いのが特徴だと思います。 低温期型のクマソは僕の実家近辺の草地ではたまにしか見かけることが出来ないので、実は結構珍かったりします。 鹿児島県南部では11月半ばになっても高温期型が飛び回っていますので……

  • クロアナバチ

    【撮影場所】 鹿児島県指宿市山川、実家の近辺にあるセンダングサの仲間が群生する草地にて。 【撮影日】 2019年11月3日 同じアナバチ科のキンモウアナバチよりも小型で夏の暑さが和らいでくる九月の初旬頃から姿を見せ始めるクロアナバチです。 比較的寒さに強いのか、地元の鹿児島県指宿市では12月に入っても幼虫の餌となる昆虫を探す個体を見かけることがあります。 クロアナバチの雌は他のアナバチの仲間と同じように産卵を行うためにキリギリス科の仲間を麻酔効果のある毒針を使って動けなくしてからその狩った昆虫を地面の中に作った巣穴に運びます…最近初めて知りましたが、クロアナバチは寄生して育つ昆虫を避ける為に巣…

  • オオウンモンクチバ

    【撮影場所】 鹿児島県指宿市山川、近所のキャベツ畑にて 【撮影日】 2019年10月26日 草地を調べながら散策していると急にパッと目の前に飛び出してくることが多い、本州以南の温暖な地域に分布するオオウンモンクチバになります。 前翅の色や模様、同じく前翅の中央にある黒色の点は個体によって変化が多いので、同定させるのにかなり時間がかかってしまいました。 個体数は多いですが、普段は背丈が高い草藪に隠れていることが多いので、草地の中を歩かないと中々姿を見ることが出来ないと思います。

  • フタホシハゴロモ(南方種)

    【撮影場所】 鹿児島県指宿市、実家の裏側にある低山周辺の草地にて 【撮影日】 2019年10月25日 毎年秋頃になるとススキの草原に姿を見せ始める、元々は南西諸島に分布するハゴロモ科のフタホシハゴロモです。 実家の近辺では一本のススキに何匹も群がっていることが多いので、見つけること自体はとても簡単です。 フタホシハゴロモの前翅先端には濃い一つの黒紋があるので、同種のベッコウハゴロモとは簡単に判別することが出来ると思います。 鹿児島県本土での目撃情報が今のところ殆どありません(過去に指宿市山川で目撃報告あり)ので、発生は極めて局地的になると思います。

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