大好きなサーフィンにまつわる想いや日々の出来事、個人旅行、自然やグルメ、本や映画から経済、時事まで思いのままに綴っています。
散文夢想「まばゆくとも静かなる青い渚とめぐり来る初夏に寄せて」。
こんにちは、halukaです。 夢、想う春。 天空を覆う青い大気が、 透明感を保ったまま目に映る球面をたどって、 青い海の果てで、 横一線を描いてみせる水色のライン。 それを水平線と呼んだりします。 今日のように空が晴れ渡った日ならきっと、 そのラインは、たどり着く先を、 あたかも、あらかじめ、 その位置と決めていたかのように、 嵐の日とは違って、乱れることなく、 空と海との狭間をくっきりと、 区切ってみせてくれていたことでしょう。 波のない、 凪(なぎ)の海で、 海面に泳がせたサーフボードにまたがって、 そんな風景を気抜けした笑顔で眺めていたりすれば、 いつの間にか、頬の辺りがすっかりと日焼…
自分流「旅のスタイル探し」。「薄手のセーターで過ごす春の陽だまり。新緑が教えてくれる季節の移り身に空を見上げて気づく休日」の巻。
こんにちは、halukaです。 今日は「昭和の日」。祝日でした。 空を見上げると、上空は青色に染まって、 時折、薄い雲が風で流れて、 縦に並んで、ちぎれて飛んで、 その様子も穏やかで、 爽快感のある空模様でした。 拙宅の小さな庭先に出て、 陽だまりに身を置くと、 日中は、 薄手のセーター1枚でも十分な暖かさ。 「いつの間に、こんなに暖かくなったかな」と、 移り変わる季節に 置き去りにされているような気分にもなります。 それほどに、この時季の自然の営みは、 勢いよく、確かな足取りで、 「初夏」の到来を待っているように感じます。 「初夏」と言えば、 俳句の季語では5月を言い表し、 じりじりと暑い夏…
自分流「旅のスタイル探し」。「日常という平穏な毎日の大切さを思う日々。いつもの自分を見つめる時間も見つけておきたい」という思い。
こんにちは、halukaです。 気兼ねなく、 買い物に出掛けたり、 食事に出掛けたり、 カフェに寄ったり、 そんな日常が、あらためて、 とても大切なものに思えます。 気兼ねなく、 友人と語らい、 家族と過ごし、 同僚と笑う。 そんな日常が、あらためて、 とても大切なものに思えます。 空が青く染まれば、 波の様子を思い、 波の様子が気になれば、 サーフボードを引っ張り出す。 そんな日常が、 愛おしくも思えます。 日常という、 平穏な毎日を送ることが出来るということは、 自分では気づかないうちに、 どこかの誰かに支えられている証しだったかと、 そう思ったりもいたします。 そんな平穏な日常を送りづら…
自分流「旅のスタイル探し」。「リラックスのためのマイ・タイム。自分の時間を楽しむには自分が好きな場所と自分が好きな飲み物があればいい」という思い。
こんにちは、halukaです。 午後の空いた時間、 さぼり、とも俗に言いますが、 いわば、憩いの時間に恵まれまして、 ふだんは使わない、シロップを注いで、 甘めのカフェオレを一杯。 どなたにもきっと、 ご自分が好きな場所、 ご自分が好きな時間、 ご自分が好きな飲み物、 そんな「ご自分」がいるに違いありません。 お気に入りの喫茶店の窓際の角の席。 お気に入りの公園で、 夕焼けの頃にできる陽だまりに浮かぶベンチ。 お気に入りのベランダで、 朝、口にする一杯の冷たい水。 きっとそれぞれに「お気に入り」もおありでしょう。 そんな、 「ご自分」と「お気に入り」とが一緒になれば、 それは、至高のひと時です…
週末ライフ。「緑の春色に覆われて、大地が芽吹きを営む頃に宙を舞う蝶の姿もそこにあり、夏も近づく若葉の候」の巻。
こんにちは、halukaです。 桜の咲く頃、どんよりと曇りがちな空を 俳句では、4月の季語で「花曇り」と詠んだりします。 「春に三日の晴れなし」とも言いますから、 この季節は、 なんともなしに空模様が安定をせず、 日によっては、初夏を思わせたり、 肌寒さを思わせたり、 行ったり来たりの季節模様なのかもしれません。 これも4月の季語ですが、 春の明け方を言う「春暁(しゅんぎょう)」の時刻を過ぎて、 みずみずしい緑の草花が、 小さな花を咲かせながら陽だまりをつくる頃、 宙を舞う、蝶の姿を見掛けるようになりました。 黄色く咲き誇っていた菜の花に、 蜂が蜜を求めて飛んできていたのは、 目にしていました…
週末ライフ。「夢中になることの大切さ。思索というほど大げさではないけれど、読みかけの本を手に取って、気分を切り替えてみた」という休日。
お題「#おうち時間」 こんにちは、halukaです。 「まだ、読み終えていない ハードカバーの推理小説のページを閉じて、 デスクの端に積み上げて、 ふと、何かを思い返したように、 リビングに立って、 マグカップに熱いコーヒーを注いでくる…」 というような場面を想像したりいたしますと、 なんだかそれこそ、 安直ですが、 こじゃれた小説のワンシーンのようにも思えて、 虚構ながらも、粋な感じがしないでもありません。 まあ実際は、そんな様子とは、随分と違いますが、 午前から、これといった予定のなかった休日。 読みかけだった本を手に、 自宅で、小腹が空く頃まで、 しばし、読書に浸っていました。 「本を読…
週末ライフ。「春に三日の晴れなしと口にはしても日々暖かく、一瞬に咲き、一瞬に散る花が季節を映す葉桜の頃に夏思う」の巻。
こんにちは、halukaです。 4月も下旬を迎え、 いよいよ、暖かな日も多くなってきました。 春の頃は天候が安定せず、 晴天が三日も続くことはないのだと、 「春に三日の晴れなし」などとも申しますが、 このところは、 比較的、日照に恵まれて、 庭先に植え込んでおいたアマリリスの球根は、 高さ50センチほどに伸びていた緑色の茎の先に 大輪の赤い花を咲かせました。 時折、強く吹く春風にも耐えて、 存在感を示しています。 主役を演じきったのか、公園に咲く桜は、 咲き誇るアマリリスとは別に、 少しずつ花が散り去り、 葉桜に姿を変え始めました。 花は一瞬に咲き、一瞬に散ります。 咲こうか、咲くまいか、 ど…
進め!俳句ビギナー⑳。「ふと浮かんだ言葉を追って、後に続く言葉を綴れば、どこかのだれかに心が伝わるエッセイにもなるのかな」という思い。
こんにちは、halukaです。 青空の隙間を埋めるかのように、 ちぎれた薄い白い雲が流れ去る。 昼食を終え、 ふと、そんな空を見上げながら、 「ここで、一句」と頭をひねってみたのですが、 そううまくはいきません。 短い文章で、 自分の意とするところを相手に伝えようとするのは、 なかなか、容易ではない面もあるように思います。 弊halukaブログのシリーズのひとつ 「進め!俳句ビギナー」で、 先日来、 学んだばかりの「季語」について時折、 思いのままを綴っていましたら、 季語とは不思議なことに、その一言で、 人の心情さえ詠み切る風情があるのかもしれないなあと、 そんなことを考えたりもしました。 …
進め!俳句ビギナー⑲。「春候。俳句を詠んで、その光景や心情を書き綴る俳文に季節感を映し込むなら、季語のひとつは『夏近し』」の巻。
こんにちは、halukaです。 俳句を詠んで、 その場面を解説したり、 その心情を書き綴る、「俳文」という名の散文が、 俳句の分野にあります。 「ふだん、気にも留めないささいな事象を、 どう気に留めるか」、という、 私のような無粋派には、 なかなかハードルが高い難題なのですが、 その散文は、 俳句の味わいのするエッセイ、といった趣きで、 詠み手の心象なり、 折々の季節感なりが伝わって、 朗読を聞くほどに、 心を解かれる思いがします。 先日も、シリーズ「進め!俳句ビギナー」で紹介しましたが、 4月を言い表す季語に 「春惜しむ」という表現があることを知りました。 季節を追うように、 「夏近し」とい…
自分流「旅のスタイル探し」。「その風に吹かれるもよし、その風に向かうもよし。人生という旅路の門出に心地よい春一番よ吹け」という思い。
こんにちは、halukaです。 雲が太陽を隠すのか。 太陽が雲に隠れるのか。 上空では、 強い風が舞っているようでした。 そこは、 サーフィンを楽しみにいつも通う、 ビーチブレイクが楽しめる海辺とは違いましたが、 所用の帰路、 車のサイドブレーキを引いて、 運転席から海岸に降りると、 着ていた薄手のセーターの背中を 頭上から差していた太陽光が、 時折の雲の切れ間を縫って、 暖かく包んでくれました。 「春一番」を広辞苑(第六版・岩波書店)で探すと、 「立春後、はじめて吹く強い南寄りの風」 「天気予報では、立春から春分までの間に広い範囲で はじめて吹く、暖かく強い南寄りの風をいう」と、 ありました…
進め!俳句ビギナー⑱。「俳句は五・七・五、カメラはシャッターで風景と心象を切り取って見せ、そのどちらもが日常にある感性を伝えてくれる」の巻。
こんにちは、halukaです。 「シャッターチャンス」という言葉がある通り、 狙っていた風景なり、動きなり、陰影なりが、 思い通りの被写体となってレンズの前に現れ、 あるいは、 予測通りの様子を見せて、 その瞬間を逃さずに、 カメラのシャッターを切ることが出来たなら、 写真が好きな方ならば、それは、まあ、 「我ながら、まず、まず」という具合の出来栄えが、 その作品に投影されるのではないでしょうか。 季節感あふれる写真などは、 見ているだけで、 気持ちが明るくなるものです。 躍動感あふれるスポーツ写真も、 感動や感激を伝えてくれます。 ところで、 昨年の暮れから習い始めたばかりの俳句なのですが、…
週末ライフ。「渚の四季を彩るのは、いつの季節も風と波と青い空。降りそそぐ太陽光の輝きを思いながら空想の世界に羽ばたく休日」の巻。
こんにちは、halukaです。 「春の渚」と言い聞かせられても、 「『春の渚…』んー、それは、こうだよな」という具合に、 ポーンと、 頭に浮かぶイメージは、なんだかぼやけて、 映像がはっきりしません。 「夏の渚」なら、 天空から照り付ける強い太陽光が、 白い海砂と青い海面を照らして、 その反射光が目にまぶしくて、 頬を赤く焼き、 白い歯がこぼれる笑顔にかき氷… なんて、 そんなシーンも思い浮かぶもの。 「春の渚」は、ではなぜ、 そんなにも、なんとも言い表しようがないのかと、 そんなことを考えていましたら、 それは、「春」に海を眺める機会が、 「夏」ほど多くはないからではないのかと、 それだから…
週末ライフ。「太平洋の片隅で、寄せては返す小波に寄り添い、小鳥が躍る海岸でひとり、ぽつりと春を眺める」の巻。
こんにちは、halukaです。 海辺に車を止めた日の事。 波は上がっていませんでした。 少し前まで、 多少なりともウネリが入って、 サーフボードが、なんとか海面を滑るほどには、 小波も寄せてはいたようですが、 そんな小波も、やんわりと消え去って、 「ここは、ほんとに海なのかいな」と、 うがってしまいたくもなる、おとなしさ。 愛車の荷台にサーフボードを積んではいましたが、 サーフィンを楽しもうと、 長そで・長パンツスタイルの フルのウエットスーツに着替えて、 そそくさと、 太平洋の片隅に身を浸してみたところで、 やってくるウネリはせいぜい、くるぶし。 波待ちに退屈して、 そのうちに待ちくたびれて…
進め!俳句ビギナー⑰。「俳句というポエムが持つ写実性は時に季節をとらえ、時に人の五感をとらえ、時に人の心をとらえるものかな」の巻。
今週のお題「#おうち時間」 こんにちは、halukaです。 俳句は、五・七・五 の17文字で完結します。 その辺りは、皆さまご存知の通りでございまして、 その文字数から、「世界で最も短いポエム」とも 呼ばれるそうです。 日常の観察眼を磨き、 言葉を仕入れ、 その言葉を磨き、 季節に合った季語を挿し入れ、 推敲(すいこう)してみる。 私の場合、 昨年の暮れから、 ふとした弾みで俳句教室に通い始めたばかりですから、 そんな手順など踏んでいる余裕は当然のようになく、 今のところは、“まず、季語ありき” で、 俳句を学んでいるありさまです。 何しろ、季語を挿し入れなければ、 俳句にならないのですから、…
進め!俳句ビギナー⑯。「過ぎ行く春を惜しむ『惜春』。東から吹く海辺の風はほのかに暖かく、西に望む稜線は『別れ霜』の頃、鮮やかに映える緑でリフレッシュ」の巻。
こんにちは、halukaです。 「春惜しむ」という、 4月を言い表す季語があることを知りました。 知りました、と言いましても、 手元にある季語集「虚子編 季寄せ 改訂版」(三省堂) のページをめくって見つけただけのことなのですが、 4月の項の最終ページにひっそりと、 「春惜しむ」とあり、 「過ぎ行く春を惜しむのである」と、解説がありました。 「過ぎ行く春かあ」と、 妙な感慨に浸りながら、 所用を済ませて走った国道から眺めた稜線は、 山裾に新緑をたたえながら、 その頂辺りは、薄く雲隠れして、姿を見せません。 「春霞(はるがすみ)」というものでしょうか。 山を覆う緑が裾は色濃く、頂はうっすらと、 …
進め!俳句ビギナー⑮。「ひとり俳句手習いで季語集を眺めてみながら、季節を思い、手が届きそうな、季節の味わいを先取りしてみました」の巻。
こんにちは、halukaです。 新型コロナウイルスの感染阻止、防止のため、 昨年の暮れから通い始めた俳句教室も、 目下のところ休講中です。 ところが、ですよ、皆さま。 それをいいことに、何もしないでいますと、 俳句づくりのヒントや、 初心者向けの注意点など、 せっかく習った要点を たちどころに、 さっさと忘れてしまいそうなので、 せめてもの思いで、 手元にある季語集、 「虚子編 季寄せ 改訂版」(三省堂)をぱらぱらとめくり、 少しだけ、 季節を先取りしてみました。 4月は、季節が色鮮やかに映ろう時季とあって、 季語も豊富で、 その分、あちらやら、こちらやら、 方向も趣向も定まらないままに、 視…
自分流「旅のスタイル探し」。「春夏秋冬がめぐり来るなかで、人もまためぐり会いを繰り返しながら人生という旅路を歩むのかな」の巻。
こんにちは、halukaです。 今日の海は、とても穏やかでした。 どこから吹いてくるのかは知りませんが、 冷たくもなく、暑くもない風が、 ほんのりと頬をさわり、 厚手のジャケットを脱いで肩に掛けても、 肌寒さを感じることはありませんでした。 日本には四季という、自然の移ろいがあって、 1年間を通して、 春夏秋冬、それぞれに、 その季節に合った食べ物や、衣服、 おしゃべりや 喉を潤したくなる飲み物があったりもします。 春4月。 今頃の季節。 例年ですと、入学式や入社式などもあって、 それまでの人生で、出会うことのなかった、 多くの、 見知らぬ方々と出会う機会が増える時節です。 季節が運ぶ、出会い…
自分流「旅のスタイル探し」。「季節の移ろいの中で感じていたい、春だからこその暖かさと優しさと愛おしさと気持ちの分かち合い」の巻。
こんにちは、halukaです。 日常を過ごすなかで、意識する「時」の単位は、 皆さま、どのようなものでしょうか。 「秒」、「分」、「時間」、「日」、「週」… ビジネスシーンであったり、 余暇を過ごしていたり… その時々で、 意識する時間の流れ、その速さは違いそうです。 俳句の季語で、4月を言い表す、 「春深し」、「夏近し」などと言われるこの頃ですが、 では、 「春っていつまで」と問われたなら、 なんと答えましょうか。 俳句では、 二十四節気でいう「立夏(りっか)の前まで」、 と解くようです。 夏の訪れを告げる、 今年、令和2年(2020年)の立夏は、 来月、5月5日(こどもの日)です。 その辺…
週末ライフ。「見上げた空には白い雲。いつものように風に吹かれて流れて飛んで、明日こそはと、夢のふくらむ空になれ」の巻。
こんにちは、halukaです。 見上げた空には白い雲。 風に吹かれて、 流れるように、 ちぎれるように、飛んでみせます。 海辺の風景に、空と波は、欠かせません。 砂浜も、潮風も、海辺の風景に、欠かせません。 風が流れ、潮が流れ、潮騒が、耳に届きます。 いつもと変わらない風景。 それが、どれほど大切で、 平穏な心持ちに欠かせないものなのか。 そんな当たり前を、目の前の自然が教えてくれます。 週末の休日。 この時季の空は、一日一日、春色を重ねていて、 段々と、青く澄んで、 白く浮かぶ雲を、いっそう白く輝かせて見せます。 春の風は、 身を切る鋭利な冷たさをもつ真冬のそれとは違って、 ほのかに暖かく、…
週末ライフ。「3密を避けて過ごす一日。手料理にチャレンジしながら、動きを静めて心も静かに為せば成るものと願ってもみる土曜日の午後」の巻。
こんにちは、halukaです。 新型コロナウイルス感染の拡大阻止、防止のため、 首都圏をはじめ幾つかの都府県で、緊急事態宣言とともに、 不要不急の外出の自粛や休業の要請が出ています。 感染者の増加とともに、 医療、福祉などに従事なさっている方々に、 過重な負担がすでにかかっているとのニュースにも触れました。 「密閉」、「密集」、「密接」の 人混みを避け、 感染防止を心掛けたいと思います。 医療、福祉などの分野に限らず、 その他の関係機関でも、それぞれに職責を負い、 新型コロナウイルスの感染阻止のため、 ご尽力なさっている方々へ、 どうぞ、ご自愛ください。 一日も早い終息を願いながら、 日々、ど…
自分流「旅のスタイル探し」。「春の陽光が降りそそぐ、人影まばらな海辺には春の風が吹き抜けて、つられたように小さな蕾も春の仕草で道飾り」の巻。
こんにちは、halukaです。 太平洋を向いた海辺には、 春の陽光が降りそそいでいます。 見上げると、 青空が光を放ちながら海面を照らして、 空気は澄んで見え、 人影は、まばらです。 午後のランチタイムが空いたので、 愛車のハンドルを切って、 いつも、サーフィンを楽しみに通う海辺に向かい、 近場の駐車場にタイヤを滑り込ませると、 車の影はほんの数台。 午後の早い時間でしたが、 波も風も穏やかで、 数日前に見た、 ウインドサーフィンの姿も、 今日はありません。 みんなどこかで、のんびりと時を過ごしているのでしょう。 【写真AC】 駐車場から海辺の砂浜に続く防風林を抜ける、 ほそい凸凹道にも、 や…
自分流「旅のスタイル探し」。「自然が刻む営みのなかに自分の時間を探して見つけて、気持ちを静めることが出来たなら、その時間には幸せを感じていてもいいのかな」という思い。
こんにちは、halukaです。 海辺に夕闇が迫る頃、 風はやんで、 雲は浅く、遠く、天空にちぎれて飛んで、 西に傾く太陽は、 大気を淡いオレンジ色に染めてみせながら、 頬を包む空気が、 ひややかに首元から背筋までをなぞります。 4月の初め、 夕方の凪の頃は、 海辺に居れば、きっとそんな営みの時間です。 一日の終わりとは、そういうものなのでしょう。 どこから手を着けようかと迷っていた一日が、 まるで、何事もなかったかのように気配を消し、 時は静かに夕闇の頃を迎えます。 独り、海辺にたたずんでいれば、 耳に届く音は、きっと潮騒だけ。 自分は、ぴくりとも動かずにいるのに、 時刻は、冷静に、文字通り、…
自分流「旅のスタイル探し」。「唐突な初夏の日和に恵まれて、乗り気にさせない風に吹かれて、眺めた海辺の風景は穏やかすぎる春仕草」の巻。
こんにちは、halukaです。 今日はまた、どうしたことでしょうか。 午前中から唐突に気温が上がって、 正午くらいには、すっかり初夏を思わせる日和。 花曇りもなく、空は真っ青。 蒲団でも干せば、 ほっこりと膨らみそうな、 そんな陽気でした。 午後から、ぽっかりと空いたスケジュールを使って、 自動販売機でコカ・コーラを買い込み、 いつもの南バイパスをクルージング。 サーフィンに身を委ねようかとも思うのですが、 ウネリが届いていないのを知っているせいか、 気持ちは、いまひとつ、乗り気でありません。 それでも、 海辺の空気に触れるのは気分転換にはいいだろうと、 白い砂浜を目指しました。 サーフィンを…
自分流「旅のスタイル探し」。「遠くに出掛けるばかりが旅でなし。近くであっても、その日々をそっと眺めてみるのもまた、旅なのでしょうか」の巻。
こんにちは、halukaです。 午前6時。 南バイパスを愛車でのんびり南下していると、 長距離を走ってきたのであろう旅客バスと行き違います。 乗客の方がどれほど乗っておいでなのかは、分かりません。 遠目にバスの車窓を眺めますが、 そこまでは、はっきりと見えません。 愛車は、 これから長距離を走るのであろう大型トラックの後方に 距離を空けて付けて、 大型トラックの安定したクルージングに合わせて、 急ぐでもなく、 ゆったりと、朝もやの南バイパスを走ります。 運転席側の窓ガラスを開けると、 つつーっと、冷たい風が、 遠慮なく吹き込んできて、 それは新鮮で、透明で、頬をたちまち凍らせます。 ハンドル近…
進め!俳句ビギナー⑭。「『花の雲』『花吹雪』に『花の雨』…五感をくすぐる、情緒あふれる花言葉が飾る4月は季語の森」の巻。
こんにちは、halukaです。 「花曇(はなぐもり」は、俳句で言う、4月の季語のひとつです。 「桜の花の咲くころ、どんよりと曇りがちなのをいう」と、 手元の季語集「虚子編 季寄せ 改訂版」(三省堂)に解説があります。 今日は、まるでそんな一日でした。 私にとっては、 俳句を詠む際の必携本でもある、季語集をめくってみると、 4月は、気のせいでしょうか、 時節を言い表す季語が、いっそう多いように思います。 昨年の暮れから、 俳句教室に通い始めたばかりの私ですから、 詳細を学んでいるわけでは、もちろんありませんが、 季節の「動き」や「色合い」「営み」「香り」など、 五感に響いてくる言葉が、 4月の季…
週末ライフ。「水平線を走るウインドサーファーは春の風を一身に受け、波を切り、風を切って海を渡ってみせるのです」の巻。
こんにちは、halukaです。 ずいぶんと沖合。 岸から眺めていると、まるで、水平線と交わる辺り。 三方の縁がオレンジ色にデザインされた、 半透明に見えるウインドサーフィンの帆が、一葉、 「葉」と表現してよいものか、 そこは迷いはするのですが…、 正しくは一基、あるいは一張りでしょうか。 それとも、ウインドサーファーが一人。 沖合ではおそらく、風を切る速さで、 流れるように波間を滑っているはずですから、 ボードを操っているご本人は、 相当のスピード感のなかにいるはずですが、 アウターをまとって、 缶コーヒーを手に浜辺から一人、 視線を投げているだけの私の身にしてみると、 それは、遠い海上に、 …
週末ライフ。「普段着でスイーツにおぼれながらの憩いのひと時。自宅でのんびり過ごした休日は心も体もリフレッシュ」の巻。
こんにちは、halukaです。 のんびりとした、一日でした。 暖かさが増したせいでしょう。 庭先の名も知らぬ雑草の群れは、 人の気も知らないで、 つい、先週、ほんの少しでしたが手入れをしたのに、 そんなことはお構いなしに、 今が盛りと、伸び伸びと伸び盛りです。 放置すれば、あともう、ほんの数日で、 その勢力を一気に広げることは目に見えています。 それなのに、 その雑草を抜きにかかろうとしない私。 そういう気になぜだか、なれない。 そんなのんびりとした、一日でした。 「伸びるなら、今のうちだぞ…」と、 そう、器量が大きいわけではございませんが、 要は、のんびりとしたかったのでしょう。 読みかけて…
週末ライフ。「北北東の風を感じながら、胸の内に吹く風は南寄り。『清明』を前に春一番を待つ日和」の巻。
こんにちは、halukaです。 あす、4月4日(土曜日)は、 二十四節気でいう、 令和2年(2020年)の「清明(せいめい)」です。 春分から15日目。 「清浄明潔」を略した言葉です。 万物が若返り、清められ、 生き生きと映える時季。 広辞苑(第六版・岩波書店)には、 「清く、明らかなこと。清く明るい気が満ちる意」と解説があります。 季節柄、 本来ですと、 この週末辺りは、 お花見でにぎわうサクラの名所も各地にあるのでしょうが、 新型コロナウイルスの感染が拡大している今、 不要不急の外出は、辛抱のしどころでしょう。 「密閉」「密集」「密接」の3要素は、 感染の危険をさらに呼ぶとのことですから、…
自分流「旅のスタイル探し」。「緑の芽吹きが教える自然の生命力と季節の移り目。新入学、進学おめでとうの春到来」の巻。
こんにちは、halukaです。 きっちりと敷き詰められたアスファルト道路の端, 埋め込まれたブロック塀との、ほんのわずかな隙間から、 細い淡い緑の草が1本、2本と背を伸ばしているのを見ると、 なんともたくましい生命力だなあと、 そんなふうに関心してしまいます。 見慣れた光景ではあるのですが、 それに名も知らぬ草でもあるのですが、 そうは言っても、 アスファルト道路といえば、 素手で叩いたり、押し込んだところで、 容易にへこんだり、剥がれたりする、 そんなヤワな代物ではありません。 きちんと整地され、固められた土壌。 その上に舗装が施されているのですから、 その丈夫さは、確かなものでしょう。 そ…
自分流「旅のスタイル探し」。「きょうから新年度。主人公はあなたです。 進学、就職、人生の新しい門出に祝福あれ!」の巻。
こんにちは、halukaです。 今日から4月。 令和2年度(2020年度)が始動しましたね。 年度の初めというものは、 やはり、わくわくするもの。 なんだか、新しいことが始まる気がして、 それは、進学だったり、進級だったり、 就職や人事異動が待っている方もあるかもしれませんね。 そんなどれにしましても、 その方それぞれの人生の新しい門出です。 どうぞ、良き日に祝福あれと、そう願います。 人生は時に、旅に例えられます。 長い人生、山あり、谷ありで、 なかなか人に語ることの出来ない出来事も、 行く末に待っていたりもするのでしょう。 ノンフィクションでもフィクションでも、 小説などを読んでいますと、…
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