chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
星へのあゆみ非常勤編集員
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2019/10/12

arrow_drop_down
  • 「横田滋写真展」

    久しぶりに拉致事件関係のイベントに行きました。8月3日~14日まで日本橋高島屋で行われている「横田滋写真展~めぐみさん、家族と過ごした13年」という写真展です。これまで、何度かめぐみさんの写真展には行きましたが、毎回、必ずと言っていいほど新たな写真が展示されているように思います。それだけ多くの写真があるのでしょう。筆者は11日に行きましたが、祭日ということもあり、開場早々多くの人々が来場していました。会場に入り、筆者の目にまず入ったのはプロの書家によって書かれた横田早紀江さんの短歌でした。娘を思う気持ちがあふれ読んでいて切なくなりました。続いてめぐみさんが生まれてから13歳までの写真その他が順番に展示されていました。家族と共に、友人たちと共に過ごすめぐみさんの表情は本当に幸せそうでした。また、写真の中の風...「横田滋写真展」

  • 玉山会ミーティングに参加して

    このブログのテーマは北朝鮮関係ですが、今回は筆者が若い頃趣味だったBCLに関連することを記してみようと思います。すっかりBCLとは縁遠くなった筆者ですが、今回興味深いリスナーミーティングが行われたので参加しました。台湾国際放送のリスナーズクラブである玉山会主催のリスナーの集いで、定期購読誌であるアジア放送研究会月報で知りました。玉山会は今年で結成40年を迎えた歴史あるリスナーの会で、80年代、当時“自由中国之声”と称していた頃、筆者は同局のヘビーリスナーだったので毎年のように玉山会の集いには参加していました。近年は国内中波放送さえ満足に受信出来ない状況になってしまったので台湾国際放送は全く聴いていません。ただ最近、YouTubeも行っていることを知り、時々、そちらを聞いています。そんな筆者が何故今回のリス...玉山会ミーティングに参加して

  • 梁葉津子「冷たい豆満江を渡って」

    韓国ではもちろんのこと日本でも脱北者の手記は多数出版されていますが、その内容は多様で脱北者の数だけ物語があるといっても過言でないでしょう。この「冷たい豆満江を渡って」は“「帰国者」による「脱北」体験記”のサブタイトルの通り、日本からの帰還者の脱北記です。まず、著者が北へ帰還するようになった経緯から始まり、北での生活そして脱北を決心するまでが語られます。いざ脱北を試みたものの一度は失敗します。その後、再度、挑戦し成功しますが、すぐには日本に来られず、しばらく中国に滞在せざるを得なくなります。個人的にはこの部分がとても興味深かったです。中国朝鮮族の“脱北ブローカー”の実態や図們拘置所内での様子は初めて知ることが多々ありました。万事が整い、著者たちは日本へと旅立つことが出来るようになりますが、その時、同行した日本領事...梁葉津子「冷たい豆満江を渡って」

  • 映画「めぐみへの誓い」感想

    話題の映画「めぐみへの誓い」、遂に鑑賞しました。本来ですと映画館へ行って観たいところですが昨今のような状況ですのでネット配信を利用しました。ストーリーについては、既に御存知のことと思いますので、ここでは筆者の感想を記します。まず、扱いに難しい内容を映画化した制作スタッフ、出演者、その他関係者の皆様には敬意を表し、感謝を申し上げます。限られた予算と時間の中で、これだけの作品に仕上げるためには様々なご苦労が多々あったことでしょう。本当に素晴らしいことです。ただ、内容的には個人的に気になった点がありましたので少し書いてみたいと思います。人々に拉致事件について伝えたいという思いは強く感じましたが、そのためにあれこれ詰め込んで〜田口八重子さんと金賢姫の話等〜内容が散漫になったように思いました。横田さん御一家のことに話を絞...映画「めぐみへの誓い」感想

  • “北朝鮮人権侵害問題啓発週間”

    既に年も改まってしまったが、あまりにもひどい状況だったのでここに記しておきます。昨年12月の北朝鮮人権侵害問題啓発週間のことです。昨今の状況ゆえ、通常通りの活動は出来なかったのは仕方のないことです。それでも北朝鮮人権映画祭の開催やネットを通じての集会、街頭活動等々、民間では健闘したと思います。頭の下がる思いです。反面、政府を始めとする公的機関は今ひとつというか、何もしていないのも同然に思えました。ただ申し訳程度に恒例の政府主催のシンポジウムが開催され、東京都では写真展が行われたくらいです。加えて各種メディアの冷淡さです。新聞やテレビ、ラジオはこの期間、何をしたのでしょうか?大半のメディアは何もしなかったのではないでしょうか?民放はともかく、NHKくらいは期間中毎日特集番組を放送すべきだったでしょう。政府や公的機...“北朝鮮人権侵害問題啓発週間”

  • 10/24“国民大集会”雑感

    周知の通り、恒例の“国民大会”がこの10月24日に行われました。YouTubeでの配信もあったので、筆者はネットで視聴しました。内容は、相変わらずで〜まぁ、事態が進展しないので致し方ない面もありますが、特記すべきものはありません。そして、毎度のことですが、このイベントは被害者御家族のものではなく、議員・政治家たちのPRの場、そして憲法改正を主張する場になってしまったように感じました。別のところでも書きましたが、筆者の友人はこの集会を右翼の集まりみたいだと言っています。否定出来ませんでした。それゆえ、拉致問題に関心を持っていても集会に参加には二の足を踏む人もいることでしょう。また、今回の集会の視聴者の中には内容に幻滅し拉致問題そのものに対する関心を失くした人もいるかも知れません。救い(⁈)だったのは、横田さんの御...10/24“国民大集会”雑感

  • 横田滋さん2

    先日、ラジオを聴いていたところ、横田滋・早紀江夫妻に励まされたと言う女性アーティストの話が放送されていました。心身共に絶不調の時、横田夫妻に会い、励まされ、前向きに生きられるようになったとのことでした。女性アーティストは御夫妻に大変感謝したそうです。この話を聴きながら、改めて横田夫妻は立派な方々だと思いました。娘さんを拉致されて辛い思いをされているにも関わらず、他の人々の苦しみも理解して励ますのですから、本当に大したものです。御夫妻に限らず、拉致被害者・特定失踪者の御家族の方々は思いやり深い人々です。支援集会でお話される時も自分たちの苦しみだけを訴えるだけでなく、北の国民たちの苦難についてもきちんと語っていますlこうした心の広い方々ですので、人々は共感し、被害者救出のために協力するのでしょう。しかし、最近、SN...横田滋さん2

  • 救援運動雑感

    安倍首相の突然の辞任発表後、メディアでは毀誉褒貶、様々な評価が出ていましたが、個人的には拉致問題が解決しなかったことが残念に思いました。この件は首相本人も心残りに思っているようです。健康を取り戻したら引き続き取り組んで頂きたいと思います~首相の地位になくても出来ることですので。さて、このところ筆者のTwitterのタイムラインでは拉致被害者救出運動が内紛状態を呈しています。内容よく見れば一部の被害者家族の方を中傷することから始まっているのが分かるのですが、部外者(?!)から見れば内輪揉めのように見え、そして拉致問題には関わりたくないと思われたかも知れません。本来、国民が一丸となってやるべき拉致被害者救出運動ですが、数年前から分裂気味になってしまいました。今回の“内紛”もこうしたことが関係しているようです。実は筆...救援運動雑感

  • 横田滋さん

    横田滋さんに初めてお目にかかったのは、確か川崎市で行われた小さな学習会だったと思いますーいや、もしかしたら、それ以前に行われた講演会だったかも知れません。いずれにしろ20世紀(笑)のことでした。その頃の滋さんは、お世辞にも話し上手とは言えませんでした。それはそうでしょう、引退した普通のサラリーマン男性が人前でうまく喋れるわけがないのです。それどころか、こうして人前で話すことは、とてもしんどいことだったと思います。筆者自身、人前に出ることは嫌なので理解出来ます。そうした方が敢えて人前に出たのですから事の重大さを実感しました。と同時に、横田さんたちを支援している関係団体の人々はこうした心情が分かっているのかと思いました。この思いは今もあります。人間とは環境に慣れていくものですね、筆者が講演会や集会に行くたびに滋さん...横田滋さん

  • 光射せ!第7号を読んで

    数日前、星へのあゆみ出版事務所へ行った夢を見ました。忘れ物を取りに来たようなのですが、それ~ストールだったようです~があったのかどうかは分かりません。ただ部屋の中は片付いていて、本棚にはありきたりの日本語の本が並んでいました。目が覚めてから何故あのような夢を見たのか考えました。ラジオから流れた萩原編集長の兄上である木津川計先生のインタビューを聞きながら寝入ったせいかも知れません。いえ、「光射せ!」の萩原編集長の追悼号の感想文をまだ書いていないためでしょう。ということで同誌の感想を少し記してみたいと思います。今回、追悼号を一読して感じたのは萩原遼という人物は実に多様な顔をもっていたということです。筆者の知っている萩原遼は、北朝鮮の圧政に苦しめられている人々~国籍・民族問わず~のために戦う元日本共産党員のジャーナリ...光射せ!第7号を読んで

  • 差別と貧困が生んだ「帰国事業」

    昨年(2019年)は北朝鮮帰還事業が始まって60年、人間でいえば還暦になりますね。それにちなみ昨年11月から在日韓人歴史資料館(東京・港区)にて“差別と貧困が生んだ「帰国事業」”という展示が行われました。この類の展示会は意外に行われないのでこの機会に行ってみました。資料館の一角にあった展示コーナーは狭く〜四畳半くらい?〜でしたが、当時を偲ばせる写真等の資料が多数展示されていて見応えがありました。井上青龍氏の新潟日赤センターでの人々の様子を写した写真、帰国記念に撮影した写真、いざ出発するときの船と陸とでの別れの様子の写真等々。喜びと期待、不安の表情を浮かべた人々を見ながら、この人々を襲うその後の運命を思うと暗澹たる気持ちになりました。写真の他に、関連資料やこれらを解説したパネルも掲示してありましたが、その内容が一...差別と貧困が生んだ「帰国事業」

  • 拉致問題を考える川口の集い

    以前にも書いたように、最近は拉致関係のイベント参加には気乗りがしなくなったのですが、今回は畏友の三浦氏が講演者で、会場も比較的近かったので参席しました。筆者が会場入りしたのは開演10分前位でしたが客席は既に7割程度(定員300名)埋まっていました。開始時刻である13時30分になると開会の言葉に続いて川口市長と市議会議長の挨拶がありました。主催が川口市のためでしょう。通常、この種の行事の挨拶は表面的で、あまり心に残らないのですが、今回は少し違いました。御二方は“署名”の有用性を強調されました。多くの署名が集まれば、政府や関係部署に良い意味での圧力になります。また、街頭での署名活動は風化しつつある拉致事件を人々に再認識させる役割もあります。そして、こうしたこと自体が北朝鮮に対してのプレッシャーにもなります。日本は拉...拉致問題を考える川口の集い

  • 北朝鮮人権啓発週間が終わって

    2019年の北朝鮮人権啓発週間が終わって一週間余が経ちました。期間中、写真展、シンポジューム、フォーラム、映画上映会、その他多種多様なイベントが官民問わず行われました。筆者もこの中のいくつか参加しましたが、いずれも有意義な内容で、主催者側の努力にただただ頭が下がるばかりでした。ところで、12月10日から16日までの一週間が「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」であるということを知っている人々はいったいどれほどいるのでしょうか?恐らく大方の人々は知らないのではないかと思います。この間、新聞やTV、ラジオ等で、どのくらいこのことについて報じたでしょうか。筆者の知る範囲では、ニュースや新聞の片隅で上記イベントが行われたことが少し出ていた程度でした。さて、今回のイベントの中で個人的に良いと思ったのは拓殖大学で行われた北朝鮮人権...北朝鮮人権啓発週間が終わって

  • 「拉致被害者救出運動」写真パネル展

    都議会議事堂で行われた恒例の写真パネル展にいって来ました。展示内容は昨年と同じでしたが、これは事態が全く進展していないことを示しているといえるでしょう。逆に、観る側は毎年変わっていきます。かくいう筆者もパネル展が始まった頃よりも歳をとってしまいました。展示されている人々は十代、二十代のままです。しかし、現実にはかの地で筆者同様年を重ねているでしょう。写真を見ながら様々なことを考えました。さて、ご存知の通り、パネル写真展は以前は本庁舎の展望室で行われました。数年前から現在の場所になりました。個人的には前の展望室の方がよいと思います。現展示場の議事堂は行くのに少々不便です。また展望室なら観光その他で訪れる人々も見ることが出来ますが、都議会議事堂は訪れる人が限られます。主催側はどのように考えているのか分かりませんが、...「拉致被害者救出運動」写真パネル展

  • 北朝鮮帰還事業60年 講演と鼎談

    12月10日から16日までは、「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」ということで毎年、各地で様々な関連イベントが行われます。しかし、その内容を見るとやはり「拉致問題」に関するものが大半で、帰還事業や北朝鮮内部の人権、脱北者についてのものはあまり見られません。そんな中で、北朝鮮の生命と人権を守る会主催で行われた「北朝鮮帰還事業60年講演と鼎談」は意義深いイベントの一つといえるでしょう。ということで筆者は7日土曜日、会場である東京・神保町の専修大学に向かいました。イベントは二部構成になっていて、一部が講演、二部が鼎談でした。開演時間の13時30分になると、さっそく第一部の講演が始まりました。講師は菊池嘉晃氏。『北朝鮮帰国事業』(中公新書)等の著書のあるジャーナリストです。講演内容は「ソ連・東欧機密文書から見た実像と悲劇の責...北朝鮮帰還事業60年講演と鼎談

  • 「日本を食い尽くす主体思想研究会」感想文

    10月4日、東京・池袋にある“としま産業振興プラザ”で行われたシンポジューム「日本を食い尽くす主体思想研究会」(主催:日本沖縄政策研究フォーラム)に行って来ました。平日の昼間にも関わらず100名近くの参加者があり驚きました。これは主催側も同様だったそうです。定刻である14時ちょうどに開会し、主催者側のプロモーション動画の上映、挨拶、メッセージ等に続いて、最初の講演者である藤田隆氏が登壇し、北朝鮮の拉致についてのお話がありました。周知の通り、藤田氏のお兄さんは拉致被害者です。そのお兄さんの事件を例にして拉致の手口について具体的に語られました。続いて仲村理事長の沖縄問題のついての講演、そして元共産党員の篠原氏による主体研究会についての講演が続き第1部は終了しました。第2部は質疑応答で会場からの質問に三人のパネラーが...「日本を食い尽くす主体思想研究会」感想文

  • 近隣諸国放送研究フォーラムに参加しました

    8月25日に行われたアジア放送研究会主催の「近隣諸国放送研究フォーラム」に参加しました。今年で41回になる同フォーラムですが筆者が参加するのは3回目です。このフォーラムは、タイトルが示すように東アジア地域の放送について会員たちが研究成果を発表するのですが毎回とても興味深く拝聴しています。今回も面白く、またいろいろ参考になる点が多々ありました。具体的な内容については研究会の方にお任せして、ここでは個人的な感想をざっくりと書いてみます。ネットの普及によりラジオによる国際放送も以前ほど聴かれなくなったせいでしょうか、放送内容の変化を思わせる発表がいくつかありました。例えばニュースですと以前は様々な出来事を報道していましたが今はキャンペーン的な内容に重点を置く局も出てきました。報道機関としての国際放送の役割は終わりつつ...近隣諸国放送研究フォーラムに参加しました

  • 2019国民大集会に参加して

    周知の通り9月16日東京・永田町にて恒例の「全拉致被害者の即時一時帰国を実現せよ!国民大集会」が行われました。このところ時間が折り合わず参加していなかったのですが、今回は都合がついたので参加しました。開会の20分くらい前に会場入りしましたがほぼ満席状態でした。しかしよく見ますと関係者も多かったような気がしました。詳細な内容についてはネット等で伝えられていますので、ここでは個人的な所感を幾つか書いてみます。まず、今回は内容が三部構成になっていました。そのため、一部と二部の間、二部と三部の間に壇上の入れ替えがありました。これは良いことだと思いました。これまでは2時間半休憩もなくぶっ通しでしたので客席に座っているだけでも結構疲れました。壇上に座り続ける被害者家族の皆さんはなおさらでしょう。高齢の方も多いので、これはち...2019国民大集会に参加して

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、星へのあゆみ非常勤編集員さんをフォローしませんか?

ハンドル名
星へのあゆみ非常勤編集員さん
ブログタイトル
れいの如く
フォロー
れいの如く

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用