6/23 NHK-E サイエンスZERO「生命をつなぐ神秘のパワー 味覚」
味覚と進化の関わり 五感の一つである味覚が、実は生物の進化においてかなり重要な役割を果たしているという話。味覚は味蕾で知覚されるが、味覚受容体が発見されたのはわずか25年前とのこと。だから味覚に関してはまだ研究が進んでいる状況だという。 類人猿にはリスザルなどの小型の猿とチンパンジーやゴリラのような大型の猿がいるが、それぞれ好む餌が違うのだという。小型の猿が好むのはミルワームなどの虫であるが、大型の猿は葉っぱなどの植物を好んで食べる傾向があるという。この違いは最近の研究で進化と関わっていることが分かってきたのだという。 明治大学の戸田安香特任講師によると、18種の霊長類の「うま味」の感じ方を解…
2024/07/31 00:05