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2019/10/02

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  • 漫画/「松かげに憩う」4巻 雨瀬シオリ (ネタバレ)

    幕末が舞台の「松かげに憩う」は吉田松陰と松下村塾の門下生たちの生き様を描いた歴史漫画。 松陰の死後、彼らは倒幕という巨大な目標に向かい、次々と歴史の波に身を投じていった。 (天瀬シオリ「松かげに憩う」4巻秋田書店ヤングチャンピオンコミックス) 高杉晋作と並び「松下村塾の双璧」と謳われた久坂玄瑞 この漫画のキモは「狂」なんですよね。 松陰の決めゼリフは「諸君、狂いたまえ」なんですが、松陰の言う「狂」とは変革に対する行動と気概です。 幕末は現代人には考えられない激動の時代です。 議論では幕府は倒れません。 旧時代の厚い壁を破壊するには、自らを「狂」に駆り立て、狂人にでもならなければ革命など成し得な…

  • 「前髪の惣三郎」新選組の男色騒動 /司馬遼太郎 新選組血風録より

    「新選組血風録」は司馬遼太郎が60年代に書いた傑作で、新選組を題材にした短編集です。 各話は、新選組に実在した人物あるいは架空の人物を主人公にした群像劇となっており、隊内に巻き起こるドラマに定番キャラの土方歳三や沖田総司が絡んでくる構成です。 司馬作品には土方歳三を主人公にした「燃えよ剣」という長編もありますが、「新撰組血風録」もまた面白いのです。 なかでも「前髪の惣三郎」は隊内で起こった男色騒動を描いていて、新選組ものとしてはちょっと異色です。 (司馬遼太郎「新選組血風録」) さて、出だしはこんな感じです。 堀川屯営のころ、何度目かの隊士募集があり、諸国の剣客二十数人が、屯営構内の新築道場に…

  • 漫画/「菌と鉄」5巻 片山あやか(ネタバレ)

    「菌と鉄」は別冊少年マガジン(講談社)にて、2021年から連載中。 人類の脳がキノコに寄生されたディストピアを舞台にした作品。 (片山あやか「菌と鉄」5巻 講談社コミックス) 表紙はラミ・バルガ。 (バルガ一族は殺人を好み殺人技術の高い遺伝子を持って生まれて来るため、「アミガサ」ではハンターとして飼われ研究対象にもなっていた) 「菌と鉄」第5巻が発売しましたのでそこはかとなく感想をしたためる次第です。 この漫画は世界を支配する政府「アミガサ」に反逆組織「エーテル」が闘いを挑む物語ですが、もうね、キノコめっちゃ強い。世界の食物連鎖の頂点に立ってるのはキノコなんで、キノコめっちゃ強いんです。ひん;…

  • 漫画/「お別れホスピタル」沖田✕華 感想

    「お別れホスピタル」はビックコミックスピリッツ(小学館)にて、2018年から月イチ連載。既刊10巻。 終末期病棟で働く看護師・辺見の目を通して人の死とは何かを問いかける作品。 (沖田✕華「お別れホスピタル」既刊10巻 小学館ビックコミックス) 誰にでも訪れる死を見守る終末期病棟 「人生100才時代」などと言われる日本人の平均寿命は、男性81,05才で女性87,09才です。 でも、亡くなるその日までピンピンしててコロリと逝けるなんてのは幻想です。 たとえヨボヨボしていても日常生活が問題なく送れていればオッケーですが(これを健康寿命と言う)健康寿命は男性72,68才、女性75,38才でして、亡くな…

  • 漫画/「ファミレス行こ。」上巻 和山やま(ネタバレ)

    「ファミレス行こ。」は、実写映画化もされた「カラオケ行こ!」の続編。 2020年より「月刊コミックビーム」(KADOKAWA)にて不定期連載中。 「カラオケ行こ!」では中3だった岡聡美が上京して大学生になっている。 (和山やま「ファミレス行こ。」上巻 KADOKAWAビームコミックス) ご挨拶 皆さま 旧年中はたいへんお世話になりました 2024年も どうぞよろしくお願い申し上げます そして此度の地震で被災された皆様には 心よりお見舞い申し上げます それでは・・・・ あ、その前に「カラオケ行こ!」の感想はコチラです↓ www.akirainhope.com 「カラオケ行こ!」では、歌が上手くな…

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