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2019/10/02

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  • 漫画/「恋とゲバルト」細野不二彦 恋とか革命とか全共闘とか

    ゲバルトとは、学生運動で、暴力的手段をもってする闘争の事。 60年代の若者の恋と革命を描いた作品です。 (細野不二彦「恋とゲバルト」講談社コミックDAYSにて連載/既刊3巻) 全共闘、来る!!!って、ブチャラティが来る!みたいに言われてもねえ。 日本の学生運動は、第二次世界大戦後に日本共産党の影響のもとで、1948年に全日本学生自治会総連合(いわゆる全学連)が結成されたのに始まりますが、共産党の闘争方針の混乱から全学連は分裂し、60年安保を経てさらに分裂、これら分派が大学内に拠点を置き主導権抗争を続けているのが、この作品の時代である1968年(昭和43年)であります。 そして、全学連や全共闘ら…

  • 漫画/「後ハッピーマニア」③ 安野モヨコ 結婚=ハッピーじゃなかった女はどうやって幸福を手に入れるのか

    90年代を席巻した伝説の漫画「ハッピーマニア」の後日談。45才になったカヨコ(旧姓シゲタ)が、自分にぞっこんだったはずのタカハシから「好きな人ができた」と突然離婚を切り出されてしまう。躊躇しながらもついに離婚届を受け取ったカヨコ。ウーン、一人で生きて行けるのかしら。 (安野モヨコ「後ハッピーマニア」/祥伝社FEEL YOUNG連載中/既刊3巻) ヒデキの不倫相手である寿子の所に行っていた耀司が、家に戻って来ました。 耀司は、フクちゃんと女性向け風俗サービスの翔太との見たくない場面に遭遇した事を思い出し、家に帰るのは気が重かったのです。 そりゃ母親と若い燕が焦りながら笑って誤魔化そうとしたってね…

  • 「虚船UFO事件の真相とシャンバラの聖櫃」月刊ムー6月号より

    某月某日。 書店をウロウロしていて、なんとなく「月刊ムー」を購入してしまった。 江戸時代。 常陸の国の海岸に流れ着いた円盤形の船。 乗っていたのは髪の長い異国の女性だった。 船には見慣れない文字のようなものが書かれていた。 「虚船(うつろぶね)事件」として知られるこの出来事は、江戸時代のUFO飛来事件とも言われている。 江戸時代、好事家たちは奇談なるものを求め、その情報を共有するために一種のサークルが作られた。「南総里見八犬伝」で有名な滝沢馬琴は「兎園(とえん)会」なる会合を月一で開き、メンバーは今で言う都市伝説を披露し合い盛り上がったという。 馬琴はそこで仕入れたネタを文章にしたためた。 名…

  • 漫画/「健康で文化的な最低限度の生活」柏木ハルコ つらすぎるな生活保護 日本は貧困に目を背けてる

    またためになる漫画を読んでしまった。 この漫画はズバリ「生活保護」をテーマにしています。 大学を出て福祉事務所生活課に配属されたヒロインが生活保護の新人ケースワーカーとして悪戦苦闘する物語でして、不正受給する奴なんかをビシビシ取り締まる話なのかと思ったら違い、生活保護をバッシングするんじゃなく役所側にも受給者側にも偏らない中立な立場で描かれてましたね。 (柏木ハルコ「健康で文化的な最低限度の生活」小学館ビックコミックスピリッツ連載中/既刊11巻) 生活保護ってのは、日本国憲法第25条、 「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」 「国は、すべての生活部面について、社会福祉…

  • 漫画/「ダーウィンクラブ」③ 朱戸アオ あわわ潜入捜査ってテロに加担しなくちゃならない流れ

    世界中でCEOと従業員の経済格差が千倍以上ある巨大企業に対して始まったテロ。 石井大良の後輩刑事宮本は殺害され、父を殺したと思われる男・佐藤もテロの末の火災で遺体となって発見される。 警察を辞め天木に接触した大良は一連の事件の背後に「ダーウィンクラブ」という組織があることを知る。 (朱戸アオ「ダーウィンクラブ」講談社モーニングで連載中/既刊3巻) 「ダーウィンクラブ」第3巻が4月に刊行されまして、表紙に描かれてるように、平良は運送会社「トロイ」に配達員として潜入しました。 天木が言うには、行って正しいと思う事をすればクラブの方からお前に近づいてくるって事でしたが・・・ザックリし過ぎてよくわかり…

  • 漫画/「モリノアサガオ」郷田マモラ 死刑制度はなぜ日本で支持されるのか

    この作品は2004年~2007年まで漫画アクションで連載されてたのですが、日本の死刑制度がテーマとなっています。 ハッキリ言ってあたくし、こういう社会派ムードが漂う漫画作品は好まないので敬遠してたのですが、なんとなく読んでみたらこれはこれでいい作品でした。 ううむ、しかしヘビーな漫画ですよこれは。 死刑確定囚、刑務官、被害者家族、死刑囚の家族、それぞれの立場の苦悩や葛藤がリアルに描かれていまして、非常に重い話でキツイっす。 内容が内容ですので、登場人物たちが涙を流すシーンがすこぶる多く、読んでるコッチももらい泣きしちゃうというね。読後はなんかもう疲労困憊いたしました。 平成19年度文化庁メディ…

  • 漫画/「ゴールデンカムイ」㉙ 野田サトル アシㇼパさんとうとう俺たちで金塊を見つけちまったね

    週刊ヤングジャンプでの連載が完結しまして、今全話を無料配信してるんですが、ゴールデンカムイはコミックス派を貫こうと思って見てないです。 加えて実写映画化やらゴールデンカムイ展の開催やらと、話題に事欠きませんな。 実写化はどうかと思うんですけど、ゴールデンカムイ展ちょっと行ってみたい。と思ったり。 まそんなわけで、オレ的にはまだ完結してないこの漫画、前巻ではついに解読された暗号。 金塊の在り処は函館の五稜郭だったし、五稜郭と言えば土方歳三の最後の地だし(なんかうまい設定)暗号解読に成功した鶴見中尉たち第七師団も速攻向かってるというね、もおうかうかしてられない有様。 開始早々なんですが、函館グルメ…

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