鉛色の朝
今朝のランは20分だけ。小ぶりだった雪が途中から吹雪となり、強風で目も開けていられないくらい。顔が凍るかと思ったよ。生協の駐車場では商品搬入のトラックがすでに稼働していた。朝早くからお疲れ様です。6時30分だというのにまだこの暗さ。冬の遅い朝と夕暮れ時の暗さは、もの寂しくて嫌いだ。児童クラブからの帰り路を思い出すからだな。小学校3年生まで通っていた児童クラブ。5時に終わるとひとりぼっちで家に帰る。冬の帰り路はもうすでに暗い。鍵を開けて家に入り、まず最初にすることは、石油ストーブに火をつけること。灯油レバーを回し、マッチを擦って丸い鉄製の蓋を開け、ストーブの中に手をいれて芯に火をつける。蓋を締めて水の入ったヤカンを乗せたらジャンパーを着たままでテレビを見てる。しばらくして保育所から母と弟が帰ってくる。そんな...鉛色の朝
2022/11/30 07:17