三度の飯より漫画・本が好きの文字通り趣味が読書の管理人です。 流行りのものから名作まで、好きな作品を書き散らします。 新規分野を開拓したい方の参考になれば、嬉しいです。
※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「花火」(吉原由起著 小学館) (作品紹介) 表題作「花火」を含む、8つの短編集。 全年齢が見ても問題ないとは思われますが、朝チュン程度の描写はあります。 (感想) いい塩梅にギャグを混ぜた、大人のおねーさん達の恋愛漫画を描く名手でもあります吉原由起先生の最新刊。 昨日は「ラストジェンダー」、今日はまるで逆に針を振り切って妙齢の女性達の王道恋愛漫画を紹介。 これが当ブログであります。 別名節操がないともいう。 実際は、表題作の「花火」の漫画紹介で内容にひかれたために購入。 表題作「花火」を説明すると、話の冒頭で主人公ユリが彼女のマンションのベランダから花火…
「ラストジェンダー~何者でもない私たち~」1巻(多喜れい著 講談社)
※ネタバレ注意 ※ハプニングバーが舞台なので、お子ちゃま世代はバックオーライプリーズ (本日紹介する漫画) 「ラストジェンダー~何者でもない私たち~」1巻(多喜れい著 講談社) (作品紹介) ハプニングバー「BAR California」 個性豊かな常連客が織り成す、様々なセクシャルを持った人々のオムニバスストーリー (感想) 「アメリカのFB(フェイスブック)のセクシャルの種類は58種類もあるんだって」 そんなにもあるのか…。知らなかった。 セクシャルマイノリティを知る上では、勉強になります。 アロマンティック(性的欲求はあっても恋愛感情を抱くことはない)というのも、管理人本作を読んで初めて…
※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「島さん」2巻(川野ようぶんどう著 双葉社) (2巻感想) コンビニエンスストアで働く島さんと、コンビニ客、コンビニ店員たちとの物語。 2巻も1巻の世界観をそのままに続いているので、1巻が面白かったという人は、正直買いです。 今回管理人が一番印象に残ったのは、島さんと一緒に働く若いコンビニ店員たちでした。 かったるくてアルバイトをすぐにバックレる青木君、 一度のミスから、ミスが怖くなって「責任ある事から逃げるのばっかり上手になって」というやや。 汚れちまった大人としては、そういう人間をわりと見かけていますので、「いるよなあ、こういうヤツ」と作者の表現の上手…
※プイプイ 今日は何の日。待ちに待ったPUIPUIモルカーDVD発売日 リアルタイムで追っかけたアニメが、ようやくDVDになって発売。 この日をどれだけ待ちわびたことか。 確か、第一期の放送が終了した日からだと思う。 当然全話内容を暗記しているほど見ているが、買う。 そして勿論、見る。 きんだーてれびでも今再放送をやっていて、昨日テディネキ初主役回でもある第4話を再放送。 YouTubeでも見逃し配信をしたばかりであるが、買う。 そして勿論、見る。 最近の悩みは、おらが地域にモルカーグッズがほとんど売られていないこと。 そして、モルカーの映画を上映してくれないこと。 管理人完全にモルカー沼の住…
※ネタバレ注意 ※後半は主人公に肩入れし過ぎて、毒舌閲覧注意 (本日紹介する漫画) 「ふしぎの国の私」嵐山のり著 (作品紹介) 四季賞2021夏四季大賞受賞作。 (感想) 66ページの中編漫画。 起承転結、オチも伏線回収もしっかりしていて、画力もしっかりしているので、安定して読めます。 何故かテーマパーク?らしきところに紛れ込んだ主人公花陽の話。 そして何故か小型ボートに乗って、元いたであろう場所に戻るべくクルーの男性と共に、彼女のこれまでの人生を辿ります。 別に嫌われるようなことをしていないのに「陰キャ」として男子にも女子にも疎まれているし、家では家で母親の再婚に悩む主人公。 主人公不憫過ぎ…
「ブルーピリオド」アフタヌーン9月号(2021年)ネタバレ感想
※ネタバレ注意 (あてんしょんぷりーず) 月刊アフタヌーンは、基本毎月25日発売ですが、今月号に限っては昨日ではなく、7月26日の今日発売。 (本編感想) 絵画教室編は、先月で終わったんじゃなかったんだ!! 今月号はなんと、八虎が特撮ヒーローにハマる先月号の終わりからそのまんま続く。 えーあれ、続いてたの!? 特撮ヒーローにハマった、めでたしめでたしではなかったことに管理人まず衝撃。 そして今月号は特撮ヒーローに激ハマりした八虎が主人公でなく、慈愛の人橋田悠のターン!! 彼のファンは、今月号必読。 橋田といえば、一歩どころか百歩位引いたところから物事を語る、どこか飄々とした仙人のようなお人でし…
※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「尾かしら付き」4巻(佐原ミズ著 コアコミックス) 令和3年7月最新刊 そしていきなり最終巻 (作品紹介) 尻に豚のような「しっぽ」を持つ宇見快成と知り合った、樋山那智。 彼らの出会いから10年(ラスト2話はおそらくその更に10年後)を綴った物語。 (4巻感想) 途中、長い休載を挟んでいたので連載再開と完結を知らずにいた佐原ミズ先生の連載漫画「尾かしら付き」。 第1話で主人公二人の子供が産まれるシーンがあるので、この二人がくっつくこと大前提の物語なので、全体のオチを知って読むようなものでしたが、それでもそれだけじゃない「何か」があるのが佐原ミズ先生の漫画。…
「ダンピアのおいしい冒険」3巻(トマトスープ著 イーストプレス)
※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「ダンピアのおいしい冒険」3巻(トマトスープ著 イーストプレス) (3巻感想) カウリー退場後(死んではいません)、誰がダンピアと共に行動するのかなあと思っていたら、何と、リングローズ再登場。 主人公のダンピア達と別れた後に彼の身に起きた悲しい事件が明るみになります。 誰しもが、己が助かるために裏切ったり裏切られたりの繰り返し、血で血を洗う闘い。 そしてそれはリングローズ自身の身にも降りかかり、自身もその手を血に染めます。 己が犯した罪にすっかり意気消沈し、夢について諦めた様子のリングローズに対し、ダンピアが活を入れます。 ここぞ、ザ、漢の友情です。 最高…
※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「風太郎不戦日記」3巻(原作:山田風太郎 漫画:勝田文) 令和3年7月新刊 (3巻感想) 漫画版「風太郎不戦日記」はこれにて終了となります。 全巻通して戦中、戦後(直後)を作者山田風太郎の目から見た世界が描かれています。 戦中、戦後を取り扱った作品なので、正直読んで楽しい気分にはなりませんが、その当時の市井の人々が何を考え、どう暮らしていたのか分かるので、日本の歴史を知る資料としては、大変貴重です。 大体、どの国も歴史といえば、為政者の話がメインなので。 お布団が疎開先から届かなくてメッチャ困ったなんてエピソードは、体験者じゃなければ正直思いつかない話です…
「カンギバンカ」3巻(原作:今村翔吾 漫画:恵広史 講談社)
※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「カンギバンカ」3巻(原作:今村翔吾 漫画:恵広史 講談社) 令和3年7月最新刊 (3巻感想) 3巻では、鏡山城の戦いがメインとなっています。 そして、いよいよ実在する戦国の武将達が続々登場します。 三好元長、その嫡男の三好長慶(仙熊)。尼子経久。 一番のビッグネームといえは、多治比元就こと、毛利元就でしょう。 この時の彼は毛利家の家督を継いでおらず甥の後継人をしておりますが、後に彼が中国地方随一の戦国武将となるのは、歴史好きでなくても知っている有名な話。 ちなみにこの「カンギバンカ」では、ヤングでかなりカッコよく、戦いにおいても勇猛かつ慎重で、さらに部下…
※ネタバレ注意 ※今日は結構なネタバレがあるので、閲覧注意。 (本日紹介する漫画) 「思えば遠くにオブスクラ」下巻(靴下ぬぎ子著 秋田書店) 令和3年7月発売の下巻。 (下巻感想) 上巻のイメージで下巻を読むと、ビックリします。 管理人漫画版「ドイツの歩き方」みたいなイメージで上巻読んでいたので。 勿論下巻でも、ドイツ情報は載っています。 「EUの冬に必要なのは適度な運動とビタミンD あとは甘いもの!」 冬の日照時間が短いというのは知識としては知ってはいましたが、「そういう影響があるんか!」と納得。 こういう知識は、やっぱり実際暮らした人でないと分からないからねー。 ドイツあるあるよりも、下巻…
※ネタバレ注意 (本日おススメする漫画) 「ひとりでしにたい」3巻(カレー沢薫著 講談社) 令和3年7月20日、本日発売最新刊。 (3巻感想) 3巻はまるっと熟年離婚編。 主人公鳴海の母親が、突如熟年離婚を言い出した。 さて、それに対して鳴海はどういう行動を取るのか!?というもの。 熟年離婚編を全て読み終わってみると、結婚した鳴海の弟(実家には住んでいない)が、その問題について最初から最後まで山口家の全員にスルーされていたというのが、かなりリアルな話だったなー。 たとえ結婚していて子どもがいても実家を出た弟と、実家を出てはいても結婚はしていない娘(鳴海)の方が実家の諸問題に向き合っているという…
※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「パリピ孔明」6巻(原作:四葉タト 漫画:小川亮 講談社) 令和3年7月の最新刊。もう6巻まで来ました。 (6巻感想) 京都編スタート。 何と、英子の母方の故郷は京都の月之見寺というところ。 お寺の孫娘とは。 何か、深刻そうな顔で上京したいきさつがあるから、もっと複雑な家庭を想像していましたが、故郷はしっかりしているし、地元の皆にも英子ちゃんと愛されているし、想像以上に問題のない家庭でした。 英子が捻くれキャラじゃないことにもこれで管理人納得。 父親が出て行き英子の母親が「私がしっかりせねば!」と空回りしたことで、娘である英子との仲がこんがらがっているだけ…
「葬送のフリーレン」5巻(原作:山田鐘人 作画:アベツカサ)
※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「葬送のフリーレン」5巻(原作:山田鐘人 作画:アベツカサ) (5巻感想) 「葬送のフリーレン」だけでなく、勢いのある漫画全般に言える事ですが、途中の話であっても読みごたえがあって充分に面白い。 5巻は全編通して前の巻の流れを汲んだ話になるので、今までの経緯が分からないと完全に魔法バトル漫画にしか見えなくなります。 全く知らない人の為に解説すると、フリーレン一行は、魂の眠る地に行くために道中に一級魔法使いがいることが絶対必要な条件になるので、じゃあ一級魔法使いになるために試験受けないとね、という流れでパーティーの中でフリーレンとフェルンが試験を受ける、とい…
※ネタバレ注意 (本日おススメする漫画) 「イチケイのカラス」4巻(浅見理都著 講談社) 現実に即しているリーガルドラマ。最終巻です。 (4巻感想) 「イチケイのカラス」は、これにて完結します。 勿論主人公坂間を始めとした面々は、これからもイチケイの職員として活躍していくことが分かるラストなので、「あの人がこうなったの!?」みたいなことは起こりませんし、そこは先ほど書いたように非常に現実(リアル)に沿った漫画となっています。というか現実世界で、某超有名裁判ゲームのように、そんなに法曹関係者にあれこれ起きても困ります。 あれこれ起きると言えば、最終4巻では1巻の巻末にあった入間みちおの弁護士任官…
※ネタバレ注意 (本日おススメする漫画) 「イチケイのカラス」3巻(浅見理都著 講談社) (3巻感想) 個人的には「裁判員裁判編」が一番の見どころではないでしょうか。 一つの傷害致死事件に対し、被告、原告どちらの見方も出てきます。 そして、それによって裁判員達の気持ちがグルグル目まぐるしく変わります。 この動きがとてもリアル。勿論「イチケイのカラス」自体はフィクションなのですが、実際にこういう事件が起きて裁判が始まればこんな風に人の気持ちって簡単に変わるよなーと納得。 あと、実際裁判員になった時の注意事項など、もし選ばれた場合のハウツーも掲載されている親切設計。 もちろん3巻では重い話ばかりで…
※ネタバレ注意 (本日おススメする漫画) 「イチケイのカラス」2巻(浅見理都著 講談社) (2巻感想) 「イチケイのカラス」基本どの物語もイイですが、総合的に判断してどれか一つベストを選べと言われるなら、2巻に収録されている「ホームレスと病院編」ですね。 ホームレスの男性が内縁の妻を亡くし、その原因を病院に行ったのに何も問題はないと言って帰した病院の医療ミスとして病院を脅迫した罪に問われた事件。 この事件については、主人公の坂間ではなく、入間みちおが判決を下します。 高齢であり、決まった住所を持たず、帰る故郷もなし、唯一の家族を失い、自暴自棄になっている人間が罪を犯した場合、その後の人生もひっ…
一昨年始めたこのブログも、この記事で700記事となりました。 漫画も本もゲームもモルカーも、いろいろ紹介してきました。 たまに横道をそれてスイーツ紹介や、現在の状況では実現が難しい聖地巡礼なども行いました。 当方、地の果ての辺境ブログですが、このブログをきっかけにあなたにとっての一冊、それでは野望が過ぎますな、少しでも楽しめる時間と漫画が得られれば幸いです。
※ネタバレ注意 ※管理人、実写ドラマは全く見てないです (本日おススメする漫画) 「イチケイのカラス」1巻(浅見理都著 講談社) (作品紹介) 地方裁判所第一刑事部に異動した特例判事補・坂間真平。 第一刑事部、略してイチケイ。 坂間真平を始め、 部長駒沢、そして元弁護士、現在右陪席の入間みちお。 この三人を中心に繰り広げられるリーガル・エンターテインメント、開廷。 (感想) 今年4月に実写ドラマ化した漫画「イチケイのカラス」。 実写ドラマは見ておりませんが、主人公の性別が女性になり、本作のキーパーソンである入間みちおも見た目が全く違っている事だけは把握しています。 閑話休題 内容自体については…
「老人と海」(ヘミングウェイ著 新潮文庫)~「ミステリと言う勿れ」9巻を交えて~
※ネタバレ注意 ※「老人と海」だけではなくて、「ミステリと言う勿れ」9巻の内容も書いている (本日紹介する名作) 「老人と海」(ヘミングウェイ著 新潮文庫) (作品紹介) ヘミングウェイにノーベル文学賞をもたらせた、読んだことはなくても名前は知っている人は多いであろう名作。 実はこの作品、ヘミングウェイの完全創作ではなく、実話を元に描かれた小説だった! (感想) 購入した時に貰った、「新潮文庫の100冊」の新潮文庫ロングセラートップ20、第3位にランクインする程の人気作品。 管理人「ミステリと言う勿れ」9巻を読んで、購読。 台詞がそのまんま漫画に登場しているから「ミステリと言う勿れ」ファンもゼ…
※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「この世界は不完全すぎる」4巻(左藤真道著 講談社) (4巻感想) ゲーデルの物語が完結します。 アマノ君の時もやるせない終わり方だったけれど、更にその上をいくやるせなさ。 人によっては、胸糞展開なのかもしれません。 ゲーデルを“戦士”にしたヤマナカ様は、3巻の終わり方だと「ゲーデルの物語の黒幕か!?」という思わせぶりな展開でした。 しかし4巻で分かる真相は、彼はごくごく普通のいちデバッカーで、ゲーデルのことについては単純に親切心でやったことに過ぎません。こんな絶望的な結末を迎えようとは彼自身全く考えていなかっただけに、ヤマナカ様の悲痛な叫びが胸に来ます。…
※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「かげきしょうじょ!!」11巻(斉木久美子著 白泉社) (11巻感想) アニメ化もされている某歌劇団をモチーフにした漫画。 主人公さらさを筆頭に生徒たちも予科生から後輩を持つ本科生となり、いよいよ本格的に演技指導に入ります。 管理人が面白く読ませて頂いたのは、そんな本編よりも番外編。 主人公さらさの異母姉である志織の物語。 人間国宝でもある歌舞伎役者の本妻の娘にして、生粋のお嬢様。人気歌舞伎役者と特に苦労せずに結婚。しかもちゃんと夫に愛されている。 そこまで環境がバッチリ整っているのに、尚も自分探しをして、これでいいのかとモヤモヤしているあらゆる意味でスー…
※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「ミステリと言う勿れ」9巻(田村由美著 小学館) 令和3年7月9日本日発売最新刊。 今日紹介するというなら、これより他にはない。 (9巻感想) 内容については毎月のネタバレ感想で言っていて、同じことを何度も書いてもしゃーないので割愛。 ただ、雑誌派の人も楽しめるように、実は単行本は雑誌と比べて内容がほんの少し付け加えられています。 雑誌を持っている人は要チェック。 見比べてみて下さい。 9巻の表紙は、「未熟」の文字が髪に刺さった我らが主人公と、鳩のアイコちゃんが飾っています。一人と一羽が、あの因縁の船に乗っています。 まさにエピソード13を象徴する一枚。個…
「東大脱力講義 ゆるい日本史 鎌倉~室町~戦国時代」(監修:本郷和人 漫画:カレー沢薫 小学館)
※ネタバレ注意 (本日おススメする本) 「東大脱力講義 ゆるい日本史 鎌倉~室町~戦国時代」(監修:本郷和人 漫画:カレー沢薫) (作品紹介) 鎌倉~室町~戦国時代について、ゆるエピソード満載で、ざっくりと説明する日本史。 (感想) 当ブログの読者なら既にご存知ですが、管理人の大好きな漫画家、カレー沢薫先生が漫画を担当された中世日本史の本。 日本の歴史は嫌いではないが、正直カレー沢薫先生の漫画につられて購入したものの、読み終わった感想は、日本中世だけでなくこれ全部の時代書いてくんないかなあというもの。 ただ、本郷先生の専門が日本中世史だから、中世史前後はどうなるんだろうか。 …小学館さん、よろ…
※ネタバレ注意 (本日おススメするエッセイ) 「いやよいやよも旅のうち」(北大路公子著 集英社文庫) (作品紹介) 著者である北大路公子先生が、北は地元北海道から南は沖縄まで、全国一道五県を舞台に行く、旅日記エッセイ。 (感想) 爆笑必至のエッセイ。 北大路公子先生のエッセイの中では管理人、今のところこちらのエッセイが一番面白くておススメです。 何がおススメって、この旅日記、凄くいいところを突いているんですよ。 ルポ風創作物も、実体験に基づくエッセイも、旅行物は定番中のど定番じゃないですか。このエッセイが他と一線を画しているのは、私生活でも職場でも学校でも地域でも、まあ要は何でもいいんですが、…
今日からいよいよ始まりました。 「PUIPUIモルカー」の再放送。 控え目に言って、最の高。 「きんだーてれび」が見られない管理人のような人にも朗報。 何と、見逃し配信も同じく再放送! これは見るしかないでしょう。 再放送ってことは前と同じでしょう? そう思ったあなた! 前と同じでもそれはそれでいいのだが、 何と、最後に「モルカー図鑑」が加わった! 今回は救急モルカーとジーニー。 彼らの説明文が可愛くて可笑しいので、ファンは必見。 心ニクイ演出だ! 火曜の朝はやっぱこれだね。
※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「思えば遠くにオブスクラ」上巻(靴下ぬぎ子著 秋田書店) (作品紹介) 28歳フリーのカメラマン片爪亜生。 住んでいるアパートが火事で焼けたことがきっかけに彼女はドイツ・ベルリンへの移住を決める。 そんな彼女と同居人、そしてドイツで出会った友達たちとで繰り広げられる、ドイツの日常生活漫画。 (感想) 一見すると作者のルポ漫画っぽいように思えますが、創作漫画。 でも、舞台であるベルリンの様子はおそらくルポタージュっぽいですね。 今現在コロナ禍なので、変わっているかもしれませんが。 主人公の片爪さんの仕事は、メールやネットでのやり取りで完結するので海外に移住し…
※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「紛争でしたら八田まで」6巻(田素弘著 講談社) (6巻感想) アメリカ編決着。 4人の友情が戻って何よりですが、主人公の百合にとってはカイにしてやられたという結末でした。 続くイギリス編が、何と準レギュラーキャラ(と管理人が勝手に思っている)キッド・ローレンからの依頼。 どんな物騒案件かと思いきや、俺のサッカーチームを勝たせてくれといういかにもキッドらしいもの。 日本編の百合の妹と似たような箸休め的な話。 というか日本編よりも、もっと平和な話。 勿論、キッド・ローレンからすれば好きな女の子エヴィーが引っ越す前に一緒に一勝したいという切実な願いでもあります…
「リエゾンーこどものこころ診療所ー」5巻(原作:竹村優作 漫画:ヨンチャン 講談社)
※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「リエゾンーこどものこころ診療所ー」5巻(原作:竹村優作 漫画:ヨンチャン 講談社) (5巻感想) はい、児童精神科医の物語も5巻まで来ました。 今回は、研修医の遠野志保の物語はほぼほぼなかったです。 (唯一、研修医となった今は出会いがないと嘆くシーンで、それとなくガングロ川島看護師とのことを聞かれても華麗にスルーしたところかなあ。川島看護師とは無いなあ、こりゃあ) 閑話休題 5巻は、4巻からのステップファミリー、グリーフケア、そして次巻へ続くダイエット。 全て重い話なので、読む時に覚悟が必要になります。 5巻の中心はやはり「グリーフケア」でしょう。 発達…
※ネタバレ注意 (本日紹介する漫画) 「メダリスト」3巻(つるまいかだ著 講談社) (3巻感想) 3巻のメインは、西日本小中学生大会になります。 1級で優勝を目指す主人公いのりとそのライバルたち。 ライバルたちの数、多すぎー。 西日本小学生大会自体は3巻で決着が付くので、次の巻で出てくる子が一体何人いるのかという程の、登場。多すぎて、次は流石に全員は出てこない気がします。 3巻メインの西日本小中学生大会ですが、いのりはスケート靴を電車の中に忘れるというハプニングに見舞われます。 これは、大事な局面あるあるですねー。 他者なのでこんな呑気な事を書いていますが、本当に当事者になったらパニック必至の…
※ネタバレ注意 (本日おススメする漫画)「ギターショップロージー」1巻(髙橋ツトム著 小学館) (作品紹介) ギター修理の店、その名も「ギターショップ・ロージー」 店には様々な事情と背景を抱えたギターがやってくる。 そんなギターたちと、アルガスとマルコム兄弟とのヒューマンドラマ開幕。 (感想) 管理人、全くギターは弾けないし、おまけにAC/DC(ロックバンド名)も知らない程のズブの素人ではありますが、雑誌に連載された時からこの漫画好きでして、今回単行本になったということで購入。 ギターの知識皆無の管理人にとって、本作品は全く分からない知識のオンパレードではあるものの、たいへん面白く読ませて頂き…
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