▼山の軽口ばなし「秩父・両神山」
「秩父・両神山」【概略説明】両神山(りょうかみさん・1723.0m)は鋸の歯のような岩峰が特徴で遠くからでもすぐ分かる山です。このあたりには珍しく岩峰の山。くさりに捕まりながら山頂の剣ヶ峰に立てば360度の展望。目を凝らせば遠く北アルプスまで確認できます。この山は両神山・八日見山・竜頭(りゅうかみ)山・鋸岳などの名があります。伊弉諾・伊弉冉の両神。日本武尊の8日間見説。竜神をまつる竜頭(りゅうかみ・竜神)説があります。もっとも、八日見のヨ(ヤ)ウカミはヤオカミのことで、ヤは八、オカミはオロチ(大蛇・高龗(たかおかみ)、闇龗(くらおかみ)で雨乞いの神)。つまり八つの頭を持つ竜王(竜頭大明神)だというから、八日見でも竜神でも同じことではあります。この山も御嶽教行者の山。八海山・三笠山など木曽御嶽山の前衛の山の...▼山の軽口ばなし「秩父・両神山」
2024/11/30 13:17