アラサーの投資家です。主にFXのデイトレードで資産を運用しております。 トレードするにあたって様々な情報収集を行うため、日々経済や市況について情報収集した内容をブログに公開していきます。
今週の相場の注目ポイント(重要な米経済指標、RBA理事会、その他)
☆重要な米経済指標 10月1日ISM製造業景気指数 10月2日ADP雇用統計 10月3日ISM非製造業景気指数 10月4日NFP雇用統計 このように、重要な米経済指標が続きます。 前回のFOMCの後、年内利下げはないのではないかという見方も強まっている中で、 これらの経済指標の結果はその思惑に大きな影響を与えます。 あまりにも低調な内容だと、強めのドル売りで反応するリスクがありそうです。 前回のISM製造業景気指数は経済活動の拡大収縮判断の節目とされる50という数値を下回り、 約3年ぶりの低調な内容となりドル円も40PIPSほど発表後に変動したので、今回はどうなるか注目です。 前回のNFP雇用…
昨晩ユーロドルは年初来安値の1.0926付近を明確に割りましたね。 1.0904付近まで下落しました。 下のチャートはユーロドルの日足チャートです。 9月12日のECB理事会の後はこれ以上の量的緩和は難しいのではないかという見方も浮上したこともあり、 少しユーロが買われる時期もありましたが、結局のところ年初来安値更新となりました。 ECB理事会とその後のユーロドルの値動きについては以下の記事にて解説しておりますので、よろしければご覧くださいませ。 keizai-kaisetsu.hatenablog.com そもそもECB理事会の後のユーロ買いは、ハメコミのような側面もあったように見えます。 …
昨夜のFOMCのポイント 0.25%の利下げ 量的緩和再開についてはパウエルさん言及 FOMCメンバーに金利据え置きを主張したメンバーが2名いた FOMCメンバーの今後の政策金利見通しでは、2019年と2020年の追加利下げは見込まれていない こんなところですね。 ややタカ派な印象をマーケットは感じとったようで 初動はドル買い、株安で反応 ただ量的緩和再開についての言及もあったので株価はすぐに反発しました。トランプ大統領はTwitter上で 「パウエルとFRBは再び失敗する。根性もセンスもビジョンもない!ひどいコミュニケーターだ。」 と非難しております。 本日の日銀のポイント政策金利、長短金利…
今夜はFOMCですね。 ポイントは以前の記事で書きましたのでよかったらご覧くださいませ。 keizai-kaisetsu.hatenablog.com 利下げ予想についてはこの数日で大分変動があり、 現時点でCMEグループのサイトを見てみると下のようになっております。 金利据え置きの可能性も大分高まっております。 また、FXトレーダー達が今回のFOMCをどう予想しているのかについて、参考までにある方のツイッター上のアンケートも載せておきますね。 そして警戒したいのが、FOMC通過後のトランプ大統領の反応ですね。 トランプ大統領は貿易に不利なドル高の状況を嫌っておりますので、FOMC後の相場の状…
日米貿易交渉は、先月開かれたトランプ大統領と安部総理大臣との首脳会談で、牛肉や豚肉などの農産品や幅広い工業品の関税の引き下げなどで事実上の大枠合意に達しているようです。 その貿易協定について数週間以内に署名する意向をトランプ大統領は議会に通知したとのニュースが今朝入ってまいりました。 農産物や自動車、デジタル分野など焦点となる項目は多々あるのですが、 前進が見込めるのではないかということで、マーケットにとっては好材料となりました。 ただ、日米貿易交渉において一つ気を付けておかなかければならないのが為替条項の問題です。 為替条項とは、各国が輸出競争力を高めるために、為替介入などによって通貨安誘導…
少額で日経平均のトレードをしたい人のために便利な金融商品として日経平均と相関するETFがあります。 メジャーなものに日経平均の変動率の2倍の動きをするように設計されている1570日経レバレッジETFや1579日経ブル2倍などの金融商品があります。 それらの金融商品の空売り注文が殺到しており、逆日歩が発生しています。 1570日経レバレッジETFは単元株式あたり70円 1579日経ブル2倍は単元株式あたり40円 ここで逆日歩について解説しておきますね。 制度信用取引という、投資家が証券会社から株やお金を借りて行う取引があります。 そのうちの売り注文のことを空売りといいます。 これは証券会社から株…
今週の相場の注目ポイント(サウジのニュース、FOMC、日銀)
サウジアラビアの石油施設攻撃のニュース ロイター通信から 14日サウジアラビア東部にある国営石油会社アラコムの石油施設2か所が無人機(ドローン)によって攻撃されたとの報道が飛び込んできました。 これによりサウジの石油生産能力の半分以上が影響を受け、アラコムは石油生産が日量570万バレル減少するとの見方を示しました。 これは世界の石油生産量の5%に相当する規模とのことです。 このニュースによって、原油相場は高騰するでしょう。 マーケット全体がある程度リスクオフに傾くのは予想できそうです。 FOMC 17日、18日の2日間にわたって行われます。前回7月30日、31日のFOMCに続いて連続利下げが見…
中央銀行とか金融政策てワード、投資してるとどうしてもよく登場しますよね。 いまいちピンとこない方も多いと思いますので、ゆるく解説していきます。 中央銀行 日本だと日銀、アメリカだとFRBですね。 ヨーロッパは特殊でEUで一つの中央銀行となっており、ECBです。 主な役割は 政府の銀行であること 銀行の銀行であること 金融政策を行うこと です。 上二つは問題ないですかね? 政府も皆さまから徴収した税金などを、日銀にある預金口座に預けております。 また皆様が口座を開設しているような民間の銀行も、預かった預金の一部を日銀に預けております。 ここまではシンプルです。 金融政策!!! これが厄介者です。…
今日は金融政策の小難しいワードが多くなってしまいます。 申し訳ありません。。。 ですが、昨夜のECBは重大なイベントでしたので記事にさせていただきます。 昨夜のECBの金融政策の発表についてまとめると まず金利について 中銀預金金利 -0.4%➡ー0.5%へ これが利下げですね。 政策金利 0.00% 据え置き 限界貸出金利 0.25% 据え置き 金利階層化を導入(金利引き下げによる金融機関の収益悪化に配慮しての政策) 次に量的緩和について 月額200億ユーロの買い入れ発表 そしてフォワードガイダンス(今後の政策見通し)の変更もありました。 その後ドラギ総裁の会見において 今後の経済の下振れリ…
昨日対外強硬派で知られるボルトン補佐官がトランプ政権から解任されました。 本人は解任ではなく自ら申し出た辞任であると主張しているようですが…。 そして、米ブルームバーグ通信からトランプ政権がイランへの経済制裁の緩和措置について議論したとの報道もありました。強硬派の人材の解任、経済制裁の緩和措置の議論。 この一連のニュースによって、アメリカとイランの対立が和らぐのではないかという思惑が生じ、そこから 中東の地政学リスクの後退 ⇩ 中東産の原油の供給不安が和らぐ ⇩ 原油安 となりました。 下のチャートは9月11日から12日にかけての原油市況のチャートです。 (出所 trading view) 原…
昨日は「中国は米国の対中制裁関税の延期と通信大手ファーウェイへの制裁緩和を条件に米国の農産物を購入する方針」 との報道を受けてリスクオンムードになりました。ちょっとだけプチ情報つけくわえときますね(^^)アメリカは中国に総額238億ドルの農産物輸出をしております。なかでも輸出ナンバーワンは大豆ですが、ここの中国輸出が滞るとアメリカの農家さんはやっぱり苦しい、、、 この事情がある中で、昨日の報道!10月からの米中貿易協議の前に、少しばかり和解ムードをただよわす報道が続いて ドル円も日経平均も堅調という状況です。 そしてつい先ほど中国の新華社通信の報道で「9月17日付で米製品への関税の適用除外リス…
昨日は21時台にドイツ財政出動のニュース報道により、ユーロが買われる時間帯がありましたね。 ドイツは経済規模でみてもEUのリーダー格の国です。 そして、過去のハイパーインフレ(注)の経験などもあり、質素や倹約が美徳とされている国でもあります。 その国が景気対策として財政出動をするというニュースが流れて、ユーロが買われました。 背景としてはドイツの製造業は大部分を中国への輸出に依存しており、 その中国がくだんの米中貿易摩擦で経済が苦しそうなので、 ドイツ経済も苦しくなるよなーというのがあります。 あくまで「財政支出を拡大することを検討」との報道ですので、今後実行されるかはまだなんとも言えませんが…
8月からちょっと市場のテーマになっている人民元の基準値について 解説していきますよ(^^) 為替相場には固定相場制と変動相場制という制度があります。 FXトレーダーさんは、為替レートは常に動き続けるものと思ってらっしゃる方も多いと思いますが、動かないようにする制度もあるんですね。 ドル円も遠い昔は固定相場制のもと、1ドル360円で固定されておりました。 今はドル円は変動相場制のもと、2019年でしたら1ドル104円台から112円台をウロチョロしてます。 この固定相場制と変動相場制の中間のような制度、管理変動相場制を中国は採用しているのです。 この制度のもとでは、中国の中央銀行である中国人民銀行…
ドル円相場について ドル売り要因 米インフレ率鈍化の可能性 年内複数回の利下げの可能性 米中貿易摩擦の長期化懸念 ドル買い要因 米中対立の早期解消期待 米大幅利下げ観測の後退 預金準備率引き下げなどの中国の金融緩和措置 ユロドル相場について ユーロ買い要因 米長期金利の低下 ドイツの財政出動への期待感 ユーロ圏の失業率は低下傾向 ユーロ売り要因 ユーロ圏経済の減速懸念 英国のEU離脱をめぐる情勢は依然として不透明 欧州中央銀行(ECB)は9月に預金金利引き下げへ フィスコより 材料的にはこんなものですね。 オーダーブックなんか見てると ドル円はロング目線、ユロドルはショート目線が多そうに見えま…
9月12日にEUの中央銀行であるECB理事会が開かれます。 前回の理事会でドラギ総裁は 「長期間、強力な緩和姿勢を示すことが必要」「全ての政策手段を調整する用意がある」と発言しました。 そのため市場は利下げを織り込んでいるようです。 そして重要なのは、 利下げ幅 量的緩和にまで踏み切るか否かという点 フォワードガイダンス(今後の政策見通し)についての変更があるか という点です。 ユーロ相場に大きな影響もたらす点ですので準備していたいですね(^^)
引用 時事ドットコム 6月時点では一時休戦合意していたものの 8月再び追加関税の応酬となり米中の対立は激化。 9月の時点では、10月に米中協議の約束が取り付けられ対立は一旦緩和ムードとなり 株式市場、為替市場ともに好感されている次第です。
このニュースで株式市場、為替市場ともに若干ですがリスクオンムードになりました。 ところで預金準備率て何? それを下げるとなぜにリスクオン? 解説していきますよ(^^) みなさん銀行に預金預けておりますよね? 銀行はみなさんから預かった預金の一定割合を中央銀行にあずけております。 皆さんの預金をすべて企業への貸し出しに回すのは危険だから、 一定割合を中央銀行のところにおいておけという制度があります。 この制度のことを準備預金制度といいます。 そしてそして、この中央銀行のところに置いておかないといけない部分の割合を減らすこと。 これが預金準備率の引き下げです。 これが行われると、銀行は手元にある資…
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