ポーランドの地方都市ジェロナグラでの日本語教師生活のあれこれ。 美味しい店や食べ物、小旅行、学生との交流をつづりました。 地方都市ならではの発見がたくさんあります。
「ジャウキ」はポーランドの家庭菜園です。 ドイツの「der kleingarten」 「Schrebergarten」と同じ市民向けの賃貸農園です。 日本の賃貸農園は一般的に数年単位の賃貸のようですが、ポーランドでは果樹が植えられているところからみて、長期賃貸のようです。 広さは100坪くらいでしょうか。 フェンスでがっちりと4周を囲まれ出入り口には鍵が掛かっていました。 畑のすみにある小屋には農作道具なんかがしまってあるのでしょう。 あるいは、少し大きめの小屋は小さなコテージかもしれません。 まだ冬なので何も植えられていませんが、春になれば、ここに野菜や花などを植えて、果樹にも実がなることで…
「ポーランド」という国名は英語読みです。 ポーランド語では「ポルスカ」。 これは、「畠」や「森の中の草地」を意味する言葉からきています。 国土の90%以上が平野のポーランドは文字通り森と平原の国です。 車窓から 麦畑と林や森がずっと続きます 森に囲まれた麦畑 牧草地鉄道で国内を旅行しているとどこまで行っても同じような風景が続きます。 車窓から見えるのは、広い農地、なだらかな丘、森林のいずれかで、ときどき町や村の建物が目に入ってきます。 その建物の中には、教会の尖塔がひときわ高くそびえています。 ポーランドは東西・南北にそれぞれ600㎞~700㎞。 正方形近い形で、見方によってはジャガイモのよう…
オルガ・トカルチュク ポーランドのノーベル文学賞受賞作家(2018年)ジェロナ・グラ近郊スレフフの出身
オルガ・トカルチュク オルガ・トカルチュクは1962年にポーランドの西部、ドイツ国境にほど近いルブシュ県スレフフに生まれました。 主な作品は 「昼の家、夜の家」(2010) 「逃亡派」(2014) ポーランドで最も権威のある「ニケ賞」 マン・ブッカー国際賞(ポーランド小説として初めて) 「プラヴィエクとそのほかの時代」(2019) 「迷子の魂」(2020) 以上4作品が日本語訳にて刊行されています。 また、2014年に出版された大作「ヤクプの書物」はユダヤ人宗教指導者ヤクプ・フランクとその時代を扱い、ポーランドが歴史上、抑圧の犠牲者であっただけではなく、時に他の民族を抑圧してきたことを公然と指…
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