ポーランドの地方都市ジェロナグラでの日本語教師生活のあれこれ。 美味しい店や食べ物、小旅行、学生との交流をつづりました。 地方都市ならではの発見がたくさんあります。
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サマータイム 3月最終日曜日 2022年3月27日、今日からでした
失敗しました。 今日からヨーロッパはサマータイム。 1時間時間が早くなります。 今日、晩の6時にアポを入れてZOOMを立ち上げたら、「今、日本は何時ですか?カメラの向こうは11時を示しています」 一瞬意味が解りませんでしたが、そうだ今日から「サマータイム」 すっかり失敗してしまいました。 カレンダーには書いてあったのですが。 でも、サマータイムの名前がピンときません。 秋口の10月の最終日曜日の時間変更は、日本でも10月末ともなれば夕日が沈むのが早くなり「秋の日はつるべ落とし」というくらいですから、体感的に日本にいてもわかるのですが。 ここ札幌にいて、今日からサマータイムと言われても、「まだ春…
CULTURE.PL というポーランドのサイトからニュースレターが届きました。
Culture.plは、ポーランド文化国家遺産大臣の支援を受けてポーランドとポーランド文化を世界的に推進している国営文化機関であるアダムミツキェヴィチ研究所の旗艦ブランドです。Culture.plは、ポーランド語、英語、ロシア語の40,000を超える記事を特集しており、ポーランドの最高の文学、デザイン、視覚芸術、音楽、映画などを特集しており、80か国で年間600万人以上の訪問者がいます。お問い合わせは、 editors @ culture.plまでご連絡ください。 こんな趣旨で設立、運営されているサイトです。 随時、ニュースレターも送られてくるのですが、今週、こんな記事が送信されてきました。 …
「今夜は帰れない」 ポーランドの対ナチス、パルチザンの唄です。今日、ウクライナで歌われていました。
ウクライナ上空 カタール・ドーハのハマド国際空港を飛び立ち、約5時間半でワルシャワ到着。途中、黒海を過ぎると眼下にウクライナの穀倉地帯が広がってきます。長細くきれいに整地された広大な小麦やトウモロコシの畑です。 今日、2022年2月27日。 テレビを見ていたら、ウクライナの若者の結婚式の場面。 ロシアとの戦争でいつ死ぬかわからないので、5月に予定していた結婚式を今日行ったということです。20代前半の年齢の新郎と新婦。 まだ、社会人になったばかりという初々しい感じです。 確かに戦闘が広がれば一般市民にも多数の被害が及ぶでしょう。 彼が国民総動員令で軍隊に召集されることもあり得ます。 結婚式を早め…
1月28日にジェロナグラの19歳の大学生がワクチン3回目の接種したと話しています。 29日、土曜日にいつものようにZOOMで日本語の勉強をしたのですが、昨日の晩は腕がとても痛くて眠れなかったとのこと。ファイザーだそうですが、今回が一番痛かったと言っています。 ジェロナグラ大学の教員は大学で接種し、学生は市内にある集団接種会場で接種が受けられるそうです。 彼女は駅のそばの救急センターで受けたとのこと。 勿論、大学生が接種するくらいですから、両親や祖父母はとっくに3回目を接種ずみです。 2月の末に友人3人と一緒に生まれ故郷のポルトガルのポルトに1週間遊びに行くので、3回接種の証明がないと旅行できな…
ポーランドの鉄道(オンライン チケット)TLKでワルシャワからジェロナグラへ
ポーランド鉄道のオンラインチケット これは、ワルシャワからジェロナグラまでのPKP(ポーランド国鉄)のインターネットチケットです。 9月27日 朝7:53分にワルシャワ中央駅を出発してジェロナグラに昼過ぎの13:56分に着きます。 TLKというポーランド国鉄の長距離列車です。 EICというもう一つ早い特急列車もありますが、EICでは「ポズナニ」か「RZEPIN」で乗り換えが必要です。 TLKはジェロナグラのような小さな地方都市(県の中で行政機能が2つに分かれた長野、松本の松本や前橋、高崎の高崎のような街)でもこんな直通列車があります。 それだけ、ジェロナグラがワルシャワから遠いとも言えますが。…
ポーランドの水は飲めますか? 外国に行くと、その国の水道水は飲めるかどうかが話題になります。 水道水が安心して飲める日本ですが、一方では、外国の水を飲むことには大きな抵抗があるようです。 確かに旅行中に現地の水を飲んでおなかを壊したという話はよく聞きます。 まずの結論。 旅行中は、現地の水をの飲まないほうが良いでしょう。 旅行中は、腹痛でも大事です。せっかくの旅行が台無しになってしまいます。 そんなリスクは少しでも避けるべきです。 さて、しばらく滞在する場合です。 ポーランドの場合、ワルシャワ水道局は「飲める」と正式に告知しています。 私のいたジェロナグラではどうでしょう。 大学にある水道水の…
キュリー夫人とポロニウム 1867年ワルシャワに生まれました。 当時のポーランドはウィーン会議で分割されワルシャワ公国という名はあるものの実質的にロシアに併合された状態でした。 ソルボンヌ大学で勉強を始めた彼女は、 放射能の研究をし、ラジウムとポロニウムという新元素を発見しました。 1898年のポロニウム発見時、まだ、ポーランドという国は復活していませんでした。 祖国ポーランドをロシア帝国から解放する運動に強い関心を寄せていたキュリー夫人は 発見した元素を故国ポーランドのラテン名(Polonia)にちなんで「Polonium」と名づけたものです。 彼女はその後「ノーベル物理学賞」と「ノーベル化…
Challenge 16 Challenge17 Challenge18 Challenge19 Challenge20 ここで「Chapter 1」 をクリアーです
Photonの目と角の色を変えるプログラムを学びます。 ①最初にPhotonの色を黄色にします。 ②ひとマス進みます ③Photonの色をブルーに変えます ここで「プログラミング」の順序を学習します。 ①→②→③ というわけです。 Chapter18では「teleport]という新しい障害が出てきます。 このポイントを通過する前にPhotonの色をポイントが表して色に変えないとスタートにも戻ってしまいます。 これが、これからも、ゲームクリアーするにあたっての大きな障害になります。 つまり事前に「定められた条件を備える」必要があるということになります。 ここを進んでいくためには 手前のポイントで…
Challenge1では「斜めに進むこと」を学びます。 画面出た指示に従って斜めにタブレットの小道に斜めに指で線を引き、ゴールを目指します。 Challenge2からは、ステップの数が指定されその数(最短値)でクリアーする必要があります。 Challenge4では、また「ゲーム」です。 今度はモンスターに熟れた美味しいフルーツを食べさせてあげなくてはなりません。
ポーランド国民は伝統的に親日的ですが、 それにはいくつかの理由が考えられます。 ㈠日露戦争の勝利 まず、日露戦争で日本が、当時「ポーランドを支配していたロシア」をやぶったことが挙げられます。 日露戦争は1904年2月8日に始まり1905年9月5日に終わりました。ポーツマス条約で、朝鮮における優越権、旅順・大連の租借権と長春以南の鉄道に関する諸権利、南樺太を得た日本の大勝利と言われています。 確かに、旅順攻撃、奉天会戦、日本海海戦でことごとくロシアを打ち破った日本です。 18世紀に3度にわたりロシア帝国、オーストリア、プロイセンの3国に領土を奪われ消滅したポーランドは、3国の中でもロシアに対する…
ポーランドから贈り物をいただきました。 手作りのお酒です。 いろいろな果実酒、薬草酒、自家製ワインまであります。 たぶん、日本と法律が違うのでしょう。 日本で、焼酎に梅酒をつくる感じで「ぶどう」を漬け込んだら酒税法違反になりますし、もちろん免許がなければ自家製でも「ワイン」は作れません。 ただ、ポーランドから持ち込むにも輸入通関で「酒税」が掛かるためFedExとの連携が必要でした。 自家製の為、アルコールの度数と分量が解らないので確認してほしいとのこと。 VODKAベースで日本ホワイトリカーと呼ばれる焼酎は35度程度ですが、なんと35度から88度のVODKAを使っているとのこと。 また、珍しい…
ポーランドでは、一軒家に」住んでいる人はかなりの確率で犬を飼っています。 近郊の集落ではほとんどの家に犬がいるようです。 犬を飼っている家の門には日本でいう「猛犬注意」の黄色のプレートが必ず掲げられています。 そんな家は、家じゅうを2~3メートルのスチ-ルのフェンスで囲み、門もがっちりした鉄枠で作られています。 そんな、家の前を歩いていると、庭の芝生の奥から大型の犬が飛び出してきてフェンス越しに襲い掛かってきます。 フェンスがあるから安心なのですが、日本の「猛犬」とはけた違いのどう猛さです。 体長1mくらいもあるのでしょうか。後ろ足で立ち上がり、前足をフェンスに掛けて吠えてくると飛びついてくる…
16世紀に作られた建物です。 ちょうどクラクフの中央広場の真ん中に構えています。 昔は織物の取引所だったようですが、今は一階はポーランド各地のお土産物産店がひしめいています。 観光用の白い馬車は、ここを起点に広場を周回しているようです。 ちょうどクリスマスなので、市場の手前には、いろいろな店が出店していました。 クラクフはポーランド第二の都市で、ワルシャワの南方240㎞に位置し同じヴィスワ河畔の街です。14世紀初期から1596年までポーランドの首都で、また第2次世界大戦のときドイツ軍が占領していて、あまり戦災の被害を受けていないので、中世の雰囲気の残った素敵な街です。 この、中央広場からすこし…
ポーランドの古民家公園(民族誌学博物館)zielonagora-Ochla
ジェロナグラの南方のOchlaという村にある民族誌学博物館です。 バスで40分ほど、乗り換えはいりません。 ただ、もともとは別の村(Ochla)なので市内定期カードでは乗り越し乗車になってしまうかもしれません。 また、土曜日と日曜日にはバスの本数が減ってしまうので一日がかりになってしまいます。 平日でもバスの本数は少ないので、バス停をおりて公園に向かう前に反対側にある停留所で帰りのバスの時間を確認しました。 なかは、オープンスペースの広い公園です。 公園の中に、この地方の古民家が点在しています。 たぶん、18世紀から19世紀にこの地方にあった農家を保存のために集めたのでしょう。 一番古い建物は…
学食の定番の飲み物はコンポートと呼ばれる、赤くて薄いジュースです。 スープとコンポートは定食メニューに必ずついてきます。 このきれいな色をした栄養たっぷりのコンポートは、 イチゴや木の実を砂糖で煮た薄い薄いジュースのようなものです。 本当は食後のコーヒーなんかがセットでついてくれば良いのですが、学食では コーヒーを飲んでいる人姿はありません。 また、メニューにもそれらしきものは載っていませんでした。 多分、学生寮の中の学食なので、コーヒーなんかは自室でという感覚なのかもしれません。 これが基本のセットです。 コンポートとスープそれに一皿。 スープは日替わりなので飽きません。 ジャガイモか、お米…
2つの世界大戦の間で ポーランドの 独立記念日(11月11日)
18世紀にポーランドは「ロシア」「プロイセン」「オーストリア」の強大国に領土を奪われていきました。1772年、1793年、1795年の3度にわたる分割でポーランド王国は消滅し、世界地図の上から消えてしまいました。 その後 第一次世界大戦のさなかの1917年、ロシアでは革命が起き、またドイツとオーストリアが第一次世界大戦に敗れたため、これらの国の支配からのがれたポーランドは一九一八年に念願の独立を果たしました。 その時の国家主席が「ピウスツキ」 彼と弟は独立前にロシアに捉えられシベリアに送られたのですが、弟はサハリンを経て北海道に上陸。 アイヌ人と結婚して、今、日本には彼の孫が住んでいます。 そ…
「ジャウキ」はポーランドの家庭菜園です。 ドイツの「der kleingarten」 「Schrebergarten」と同じ市民向けの賃貸農園です。 日本の賃貸農園は一般的に数年単位の賃貸のようですが、ポーランドでは果樹が植えられているところからみて、長期賃貸のようです。 広さは100坪くらいでしょうか。 フェンスでがっちりと4周を囲まれ出入り口には鍵が掛かっていました。 畑のすみにある小屋には農作道具なんかがしまってあるのでしょう。 あるいは、少し大きめの小屋は小さなコテージかもしれません。 まだ冬なので何も植えられていませんが、春になれば、ここに野菜や花などを植えて、果樹にも実がなることで…
「ポーランド」という国名は英語読みです。 ポーランド語では「ポルスカ」。 これは、「畠」や「森の中の草地」を意味する言葉からきています。 国土の90%以上が平野のポーランドは文字通り森と平原の国です。 車窓から 麦畑と林や森がずっと続きます 森に囲まれた麦畑 牧草地鉄道で国内を旅行しているとどこまで行っても同じような風景が続きます。 車窓から見えるのは、広い農地、なだらかな丘、森林のいずれかで、ときどき町や村の建物が目に入ってきます。 その建物の中には、教会の尖塔がひときわ高くそびえています。 ポーランドは東西・南北にそれぞれ600㎞~700㎞。 正方形近い形で、見方によってはジャガイモのよう…
オルガ・トカルチュク ポーランドのノーベル文学賞受賞作家(2018年)ジェロナ・グラ近郊スレフフの出身
オルガ・トカルチュク オルガ・トカルチュクは1962年にポーランドの西部、ドイツ国境にほど近いルブシュ県スレフフに生まれました。 主な作品は 「昼の家、夜の家」(2010) 「逃亡派」(2014) ポーランドで最も権威のある「ニケ賞」 マン・ブッカー国際賞(ポーランド小説として初めて) 「プラヴィエクとそのほかの時代」(2019) 「迷子の魂」(2020) 以上4作品が日本語訳にて刊行されています。 また、2014年に出版された大作「ヤクプの書物」はユダヤ人宗教指導者ヤクプ・フランクとその時代を扱い、ポーランドが歴史上、抑圧の犠牲者であっただけではなく、時に他の民族を抑圧してきたことを公然と指…
コロナワクチン接種 ポーランドの状況(2021.05.09)
ポーランドのジェロナグラの高校生から聞いた話です。 コロナワクチンの接種は5月に父親と母親は2回完了。 自分は(18歳)1回終えたところだそうです。 ポルトガルに住んでいるおじいさん(74歳)もすでに2回完了。 (ポーランドの接種率8.71 ポルトガルの接種率9.16 日本の接種率0.88) 明日から、高校の卒業の最後の試験ですが、終わったら大学入学までのバカンスの期間には2回ポルトガルに遊びに行くんだと張り切っています。 イースターの頃の市庁舎前広場 ポーランドは昨年後半から感染者が急増し、相当の感染者も出て、死者もかなりの数でした。 つい最近のイースターの頃も、いとこの誕生日に親戚一同が集…
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