メキシコ北部モンテレイ市在住5年目会社員。文化、外食、本場メキシコ料理レシピを発信しています。
ようやく体調が全開。 今年も積雪するかなと期待してしまうような 氷の匂いのする1週間を過ごしたものの 週が明けた途端に最高気温が28度で 同僚たちはすでに半袖で働き出している。 三月も目の前だし、 やっぱり晴れて暖かいと気分も良いので これで今年のFebrero Locoフェブレロロコが 終わってくれると非常に嬉しいのだけれど。 ※Febrero Loco=狂った2月 =2月のあまりにも寒暖差のある気候のこと そんな訳でひさしぶりの陽光を享受したい我々は 日曜日は家から車を10分程度走らせ エスコベド市のlas Torres通りにある ドッグランへ足を伸ばす。 https://goo.gl/m…
結局体調の回復しなかった1週間を 何度か終えて金曜も帰宅すれば家が空。 普段なら出迎えてくれるぱぐも彼氏もおらず 玄関で待っていてと電話が来たので なんだなんだと思っていると、 遠方より背中に薔薇を背負い満面の笑みで 誇らしげに全力疾走をしてくるぱぐまる。 その後ろからやっぱり駆けてくる彼氏。 その絵面があまりにキュートなのと 2人があんまりニコニコしているのが可笑しくて この1週間ぐずぐずに具合が悪かったのが なんだか一気に治ったような心持ち。 今年は体調不良で仕事だけでいっぱいいっぱい、 お返しができないから何もしなくていいよ とあらかじめ言ってはいたけれど、 今週ずっと道に出ていたバレン…
熱も完全に下がり、まだまだ喉は痛むものの ようやく味蕾が八割方復活。 きのうは唯一食指の動いた唐揚げを作ったものの 味見をしても味が分からず、 生まれて初めて人に食事を出すのを恐怖する。 美味しいとは言ってはいたけれど 私にはなんだか苦味と塩味が強烈に感じられて 人生で初めての残念な唐揚げ。 と思ったら今日のお弁当に詰めた分は ちゃんといつもどおり美味しかったので、 人間の体ってほんと繊細なのねと思う。 そしてこんな些細な病気で人生最大の楽しみを そうそう奪われてもたまらないので、 体調管理に気を付けようとしみじみ反省。 さて復活第一弾の本日は、 やっぱり食べられる喜びに敬意を表して 美味しい…
熱が出た。 月曜の午後からやけに咳が出るようになり この頃周りでもよく見かけるしな、 私もついに大気汚染病デビューか と思っていたら寝る頃になって なんだか体の節々が痛み、嫌な予感。 案の定深夜4時頃に熱にうなされ目を覚ます。 測ってみれば38度。 3年に1回は突発的に発熱するこの体。 あまりにも耐えられない熱の気持ち悪さと咳に 出勤前の彼氏に病院へついて来てもらう。 家からの近さと24時間診療をしていること、 あとはそれなりに何でも見てもらえる という利便性から私たちがよく行くのは 【Cristus Muguerza】という病院チェーン。 https://www.christusmuguer…
1036: モンテレイで老舗の台湾料理【Taiwan Dim Sum】
週末は他の町からお友達が来たので ひさしぶりの街唯一の本物中華、 【Taiwan Dim Sum】へ。 街中のメキシコ人向けの中華料理ではなく 中国人が食べるような本物の味。 台湾料理店なので扉を潜った瞬間に 八角の香りが鼻をかすめることが多く なんだか着席前からウキウキしてしまう。 ビニール袋に引き続き今月から プラスチックのストローの提供が 我がヌエボレオン州では条例で禁止されたので 1Lのタロイモラテを飲むのが一苦労。 お店によっては廃止の代わりに 紙やアボカド製のストローを出し始めたところも。 グラスも含めて持ち上げるたびに ちょっとしたダンベルカールレベル。 今回は5人での来店だった…
四方をぐるりと山々に囲まれ 盆地なだけに夏冬の気候はしんどいけれど、 おかげで嵐や風害からは守られているのが モンテレイのいいところ、と思っていたら 昨日は強風で街が大荒れ。 普段出張で行く山の低いチワワ市内や 広野のトレオンなんかは吹き付けが強いので あまり気にしていなかったのだけれど、 慣れていないと風もかなりの災害ね。 家の近所では広告用の鉄塔が大通りに倒れ 車2台が下敷きとなり大破、 火事も3件起こったそうだし 7メートルあるアボカドの木も倒壊。 夕方通りかかった空港近くの大通り沿いでも メラメラと木が燃え、一帯の空き地も黒こげ。 メキシコ伝統の焼畑農業か?と思ったけれど どうやらただ…
魚ってのは生きてても死んでても 美味しそうだから困るという話。 旅の最終日はブランチをとりに 中心街から車で10分ほど西へ移動し Buffalo Bayou公園内のカフェへ。 【The Kitchen at the Dunvaly】 https://www.thedunlavy.com ガラス張りの店内は池と木々に囲まれており 飛び込んでくる風景が目に心地良い。 店内も色々なシャンデリアに天井が埋め尽くされ 豪奢と自然の調和したゆったりとした空間。 ずっと肉続きだったのでサーモンでブレイク。 なんだかんだで日本人の私は、 3日に1度は魚を食べないと舌が飽きる。 生サーモンスライスとパンのセット…
この日はアメリカの国民的スポーツの1つ アメフトの年に一度の決勝戦、 スーパーボウルSuper Bowlの開催日。 試合開始5時頃になるとなんだか街は閑散と。 宿泊していたホテルのホールでも 中継を見に集まっていたようだけれど、 私たちにはそれより大事な用がある。 毎年6月にはビール祭りをするほど ヒューストンの街はかなりのビールフリーク。 ならば味わわぬわけにはいかぬ。 【The Hey Marchant】というお店が 80以上の地ビールを取り扱っており 地元のビールを味わうには最高と聞いていたので 勇み足で向かったところまさかの特別休業。 アメフトの試合を見るためみたい。 スーパーボウルは…
旅行2日目。 先週までの仕事でくたびれ果てていた私たち。 早朝移動だったのも効いて睡魔の強襲を受け 日曜日は飽きるまで寝て午前遅くの始動。 まずは蚤の市【Sunny Flea Market】へ。 手作り雑貨などが並ぶとのネットの評判から ロンドンの日曜市的なものをを想像していたら、 行きがけのタクシーの運転手さんに ほぼメキシコだから危ないよと言われる。 メキシコから来たから平気よと笑って到着すれば 聞こえる音から漂う香りから、確かにメキシコ。 ただし本場に比べて遥かに綺麗なマーケット。 このメキシコに存在しない整然とした感じ。 なんだ前評判と違うじゃない、 と思いながら迷路のような通路をウネ…
2月3日は憲法記念日。 1,2日と続いて今年は3連休だったので ひさびさに友達と週末近場への旅。 目指すはテキサス州ヒューストン。 モンテレイからは車で8時間程度、 700kmちょいの道のりは 我が家からチワワまでよりずっと近い。 行きの足は航空会社Interjetの早朝便。 最近同社は空港使用料を未払いしているらしく スケジュールの狂いが多いらしいけれど この朝の便は定刻の出発、到着。 地球の玄関ヒューストン。 宇宙飛行士のお出迎えを受けた ヒューストン空港は意外と小さい。 ここから市内までは車で40分ほど。 メキシコのuberタクシーのアプリは アメリカでも問題なく使えるけど、 流石に料金…
小麦粉特集も3日目。 www.survivalenmexico.com どうしてメキシコ人はそんなに太るのかという問いに対する一つの回答がこれ。 メキシコのドーナツのこの感じ。 なぜそこまでカロリーを重ねなきゃいけないのか、 と問いかけたくなる佇まい。 この国ではドーナツという食べ物は 基本的にデコレーションするものだ と考えられている節がある。 ドーナッツって北メキシコじゃあ コンビニ、スーパー、カフェ、専門店と どこにでもあるポピュラーなおやつで、 こんなのをしょっちゅう食べているのなら ブクブク太ったってしょうがない。 今回行ったのはトレオンは中心街の パセオモレロスPaseo More…
前日に引き続きトレオン料理の話。 www.survivalenmexico.com gorditas ゴルディタス tripitas トリピータス campechanas カンペチャーナス に加えて有名なのがパン。 一般的なメキシコのパンは甘くてパサパサ、 日本人では苦手な人が多いのだけれど、 この町ではわりとフランスパン的な粘りのある生地。 全国にあるビジネスホテルチェーンCity Expressホテルの 朝食バイキングのパンは他の都市では正直おいしくないけれど、 トレオンでは割としっとり美味しいパンが出てくるのが嬉しい。 ことさら有名なのがボリージョbolilloという 短くてボッデリとし…
・厚焼きタコス:ゴルディタ Gordita ・パイ皮: カンペチャーナ Campechana 1週間も待たずにまたトレオン市へとんぼ返り。 何もないと言われがちな北メキシコの中でも どちらかといえば地味な部類のコアウイラ州の どの町からも車で3、4時間かかるトレオンは 何かと言えば田舎町だと侮られがちだけれど よく観察してみるととても大事なメキシコの 北の文化の交流点だということがわかる。 前回は芸術の話だったので、 今回は得意な食について。 www.survivalenmexico.com 地理的に北東部のヌエボレオン州と 北西部のチワワ州の丁度中間に位置するこの町は 北部の肉食文化を軸にし…
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