一昨日、気持ちがもう限界だった。未曾有のウィルスに世界中が大騒ぎになって、何ヶ月経ったことだろう。皆がそう、我慢のとき、いい歳して我慢ができないとか、わがまま言ってんじゃない!それは承知している。小学生の孫たちの方がよっぽどストレスは溜まっているだろう。突然の、休校。外出はままならない。ともだちとも遊べない。楽しみにしていた、映画もカラオケも買い物も全て禁止。家でおとなしくしていなさい。ただし、決められた課題、勉強は、自主的にしなさい。ゴールデンウィークには毎年行っていた旅行。好きなところ、行ってみたい旅館、このころにはきっと、この異常事態も収まり、楽しいゴールデンウィークに、きっとなる。でも、叶わなかった。全て駄目に、なった。10歳の孫は久しぶりに、キッズ携帯で、友達に電話をした。何と嬉しそう。いつまでも話は...青葉闇
春蘭や真夜には雨の来る気配子と湯に浸かれば長ばなし短夜眠る子に蹴られていて明け易し短夜(みじかよ)
ひとことの言の葉ゆかし夏に入る言の葉の積もりつもりて四月尽春落葉詮無きことは振りはらい長かった四月が終わり、爽やかな季節到来。昨日から夏日になり、今日も最高気温は27度予報。コロナ禍は以前、収束のめども立たない。学校再開も、二転三転。結局は未だ結論が出ていないよう。小5と小2の孫たち、新学期を迎えてないので、なんだか未だ小4と小1の気分…かも。上の子は、去年9月からの、ある事故以来学校へ行けなくなっていた。登校はなんとかするものの、ほとんどが保健室で過ごす。日々の生活全体がそれまでと一転。夜も眠れない。両親の苦悩苦労は計り知れなかった。爺婆はただ見守るだけ。心は痛むばかり。でも一番苦しいのは本人、小さな胸の中は悲しみや悩みでいっぱいだったろう。解決も回復も未だ途中段階。だが、少しづつ笑顔が増え、心中をぽつぽつ話...四月終わる
我慢週間てふ黄金週間春のコーヒー鳥獣戯画のカップかな香漂うて珈琲カップは夏隣ゴールデンウィークが始まった。コロナ禍の終息は、丸で見えない。何処へ行くことも出来ず、全く自由を失った大人と子ども。いやわがままは言うまい。コロナは怖い。著名人が亡くなるニュースが続く。この近辺、我が村では、感染者は発表されているのは一人。年寄りが多いこの村。どちらかと言うと、危機感のない人の方が多い気がする。けれど、テレビの影響はやはり絶大なんだと思う。身近じゃないのに、身近に感じる、女優、有名人のコロナ犠牲者に、やはり恐怖が募るのは当たり前。道行く人は、あまり見かけず、スーパーのレジはビニールで覆われ、清算を待つ客は、足跡マークにきっちり並ぶ。自然に身についてしまう不思議さ。棚の商品は、相変わらずガラ空きが目立つ。なんて事もない食料...ゴールデンウィーク始まる
雪女郎過去の怨みを凄まじく寒月の光吾の罪をあぶり出す凍て返る頭痛薬など効かぬ夜木曜の夜、玄関の前に車を停め、娘が言い放った。あなた達の、関係性がどれだけ、私達(自分と姉)を苦しめたか、どれだけ辛かったか、わかる??つまり我々、夫婦の仲の悪さ、ひいては私のやり方夫へ何も言えず、心では思い切り軽蔑し批判しているのに、実際は何も反論せず言いなりになってきた。そして、子供たちには、裏で悪口の言いたい放題。実際には、誰が見ても、夫の妻に対する態度対応は典型的な、関白亭主。妻が何が言うと、途中で遮り自分の思ってることを喋り出す。会話のキャッチボールが、全くできない男。不快であった。ひらたく言えば大嫌い。夫の家族、舅姑、義弟らも同じ人格。それらの中で、この因習を嫌々ながらこなして、なんとかここまでやってきた。それしかなかった...42年10ヶ月
親戚に振り回されて寒の月狼になるかも眠れぬ真夜はこの42年間のうち、最も来客が少ない、最も楽な稀にみる元旦となった。漸く、念願のまずまず理想的な、お正月を迎えることができて、「あー、やっと人並みの、普通の元旦になった。私の希望に近づいた。解ってくれた。」と思った。夫が、42年にして、やっと妻の、気持ちを汲んで、弟一族を過剰に歓待するのを辞めてくれた。と思っていた。勘違いだった。甘かった。一日、姑を施設から一時外出させて、帰宅後間もなく、下の義弟夫婦と、次女来訪。続いて、三男夫婦。私達夫婦、姑合わせて八人のすこし遅い、昼食会が始まる。予定の人数、それに合わせたお正月料理。夫と義弟達、その次女は食卓で。妻達はリビング横の部屋で、ホットカーペットに座り、和やかに会話しながらの食事会。こんなに、穏やかな正月の会は初めて...四日、大厄日
言の葉寒し胃のキリキリする夜鎌鼬こどもが好きで女々しくて虎落笛置き去りにさるる子の心先週、書き始めた文章、続きを書くエネルギーも文章力もなく、時間もなくて辞めてしまった。腹はたったままだし、納得もしてない。だから、せめて十七音にだけは、残そうと思い直した。補足というか、最小限の説明と言うか…ある御仁の発言に、我慢がならなかった。「ばあば(その御仁からみて、義理の母。つまり私)家に泊まるのは、娘にとって『逃げ』になるから許可出来ない。」娘とは、小学生の孫のこと。あることから、学校生活が困難になった。保健室での授業が、未だに続いている。情緒の安定は一進一退。御仁は、娘が教室での授業を頑張り、ある程度の成果を認めた時、「ご褒美」を与えた。そのひとつに、自身の実家、自身の両親の元に一泊旅行させると言うものがあった。孫娘...鎌鼬
冴ゆる夜の言の葉胃をキリキリ刺すどうにも合点がいかない。腑に落ちない。理解に苦しむ。訳がわからない。なんでですか?と言いたいけど言えない。もどかしい。ようするに、私怒ってます。誰に?それはちょっと言うのが憚れる、身近の人。夫ではない。この話の場合、夫の身内でもない。15年前に、初めて会った時は、なんていい人なんだろうと思った。こんなに見た目も内面も良い人はいないとさえ思えた。私は人を見る目がないんだなぁと、つくづく思う。娘の孫を二人、長い事、世話をして来た。世話をして来たというのは、正しい言い方ではないのかも知れない。共働きの娘夫婦。娘は、一年の育休が明けるとまた元の職場に復帰した。当然、子供たちは、一歳前から、保育園のお世話になった。保育園は基本五時まで預けることができるが、下の子が生まれる少し前に、娘夫婦は...胃が痛い①
放屁虫金で片付け和解する放屁虫掃除機をもて吸われけり11月4日、義弟たちとの話し合い。結論から言うと、お金で決着をつけたらしい。義弟が申し出た金額で。夫が話し合いに先立って、義弟に発したのは、10月での自分や家族に対する罵倒を、撤回し謝罪をしてくれ。という言葉。義弟は、あれから自分の発言を悔やみ悪い事をしたと、謝ったと言う。それで、夫は全て許した、ということらしい。義弟の頼みを、望みをのみ、お金を渡すことを承諾した、という事にしたと。基本的に、自分は弟達とは、揉めたくない、仲良くやっていきたい、と言う。あらま、あの、三回目の話し合いの後、義弟の無礼や暴言を絶対に、許さない。縁を切る事だって辞さない。毎日毎日同じ、恨み言を聞かせてた…聞かされてた。私自身も義弟の発言の内容は許せない、と思っていた。もしかしたら、も...三兄弟会議終わる
揺るる草の穂精霊めきて昼の月三回目となる、夫たち兄弟の「土地名義変更及び、親の遺産相続等」の話し合いが、昨日の午後、行われた。いつものように、お茶とお菓子を出し、私は席を外す。二週間、訪問出来ずにいた姑さんの施設に行く。この三兄弟の母親である。認知症は又幾分か進み、この二、三日は胃の調子も悪いと知る。土曜日はコスモスを、施設の皆で見に行くらしい。良かったね、コスモス綺麗だろうね、お天気が良いと、いいけど。などとお喋りして、又来るからと手を振り、帰路につく。帰宅すると、すでに義弟たちの車は無く、私が車庫入れすると、すぐに夫が、勝手口から出てきた。表情でほぼ察しがついた。夫の思い通りにはならなかった、と。けれど、夫が話す内容に、それ以上に愕然となる。100坪強の土地名義変更はともかく、母親の名義口座の1千万円を、今...昨日の事
そろそろ一ヶ月になる。小四の孫が、全く元気を無くし、まるで心身を閉ざしてしまったかのようになってしまってから。下校時の二、三時間と、土日のどちらか一日、娘が出勤のときだけ、一瞬に居るだけだが、その変貌ぶりに、心が痛みどう対処、あるいはどんな言葉をかけたら良いのか、わからない日々だった。この子の両親の苦労は計り知れなかっただろう。いやまだ過去形でもない。でも、ほんの少しだけ、前進はしてるよう。回復はしているよう。蒼白かった顔色が、少しだけ血色が戻った気がした日曜日。そして昨日、駐車場で待つばあばの車に乗り込むやいなや、「明日、四時間授業なんだ!友達と自転車で遊びに行くけどいい?友達のお母さんは良いって言ってるの!」一瞬怯む(笑)ばあば。「それはいいね、でもお母さんとお父さんにも聞かないと。ばあばはいいと思うよ、じ...花野
また雨の来そうな気配彼岸花金木犀闇の中にも匂いけり雨の気配
鱗雲一切合切うろこ雲秋夕焼来たる季節を誘いて秋の空
生温き風まといつく秋彼岸燃える赤鎮めん白き曼珠沙華水澄みてときに溢るる星に住み台風が来る前に彼岸参り、それから姑さんの施設へ
そっとしててと妹に告げ秋桜小石みっつ綺麗に洗い寝待ち月秋冷
群青の朝顔一輪妣が居る子規の忌の妣に手向ける一輪かな朝顔と母(忘れ形見)
健やかや百二歳の声夜半の月今日の澱流す夜長の仕舞い風呂一日の終わり
当てにせず当てにはされて芒の穂秋日落つ森より闇の充ちてくる落日
秋雲へお喋りしそう風見鶏子の心明日こそ癒えよ星月夜心地よき夕風万象秋のかげ急に秋めく
十五夜の月微熱ある如く昇る名月も子も湿りがちなる今宵仲秋の名月…今年は
漸く秋声七歳の誕生日誕生日それがどうした猫じゃらし下の孫の誕生日、ほんの少し暑さ和らぐ
東京の伯母に、電話をかける。「⚪︎⚪︎ちゃんは、出かけたわ。お昼も用意してくれてる。二時か三時に帰ると言ってたわ。」「こちら上天気よ。そちらは暑いの?お気の毒ね。私は冷房がずっとついてる部屋にいるから、外の暑さがわからない…申し訳ない…けどありがたいわね。」とても饒舌。昔も九月は残暑が厳しかった。あの震災(関東大震災)の日もとても暑い日だった。伯母の記憶は次々に若かった頃を蘇らせ、様々な話をしてくれる。懐かしい日本橋の話。私が知っているあの頃よりまだ遡る。父親、母親、妹。(優しいおじいちゃん。少し怖かったおばちあゃん、最愛の私の母)そして現在の話に。携帯電話なんてねぇ。と突然笑い出す。あの頃はまさか、電話を持ち歩く時代がくるなんて思いもしなかったわ。と。便利なんだけど、なんだか可笑しいらしい。ケラケラと笑う。そ...伯母百二歳
あの日より暑くて長き秋暑しあなどりて残暑に打ちのめされている暑くて長い二ヶ月と十日
白彼岸花情熱はひた隠し自転車の子とぶつかりそうに赤蜻蛉夕方、近くの田んぼを子と散策
風重たくてカンナの花破るる長きひと日向日葵深くこうべ垂れ九月の庭の花は
ラッキーな日輝き渡る秋の虹消えてゆく虹を見送る子の夕べ太陽と虹の真ん中に居る姉妹夕虹
大脳皮質混乱したる残暑かな秋の雷ペットボトルの水滴に猛暑続く。土曜日まで34度予報
秋麗や朝の窓皆開け放つ稲光り子はしっかりとまなこ閉じ久しぶりに晴れた朝。夜は雷雨になる
イヤリング揺らし宿題秋暑し風の名を子に教えてる吾亦紅残暑
時折の雨九月の席書大会に新会場ゆえの固き表情青蜜柑今年の席書大会は、新会場
諍う夫の夕餉唐辛子多め唐辛子
虫すだく四年前の妣がふとどの道も虫時雨万歩目指し行く虫すだく夜ウォーキング
色褪せし花壇に揺るる秋の声西空の機影秋光を乗せて行く十日振りの晴れ
十歳の誕生日薔薇とガーベラで小四の孫、明日誕生日
大方は思い出となり夏終わる雲垂れてくる校庭の桜紅葉夏休み終わる。今日から新学期
句は選外我が自惚れに秋の雨爽やかや久し聞く娘のありがとうへこんだり、嬉しかったり
土砂降り時々雷茄子捥がぬまま桜紅葉こぼれて流れ速き川凄い雨です
闇を編む虫の音厨の窓の外もう虫の声が
古びゆく手に折り紙置いて夏の果てばあば、これあげる
夫婦して大寝坊しており今朝の秋夏すでに勢い猛を緩めけり秋めきて少女髪を切らぬまま寒いくらいの今日
露草一輪瞳まで染まるよう小雨降る殻琥珀めくかたつむりお店の近くを散策。出会ったものは
新しき茶房に昭和の扇風機大願を成就さす店主の白いシャツ処暑の庭眩しコーヒーを待つ間秋月の娘婿の喫茶店へ
暑気中りの子後で見つける置き手紙硬筆の文字震えてる熱中症昨日丸々一日、友だちと遊んだ孫娘。映画鑑賞をし、大型モールでショッピングを楽しみ、ちょっとだけクレーンゲームをして、好きなものを食べ、プリクラを撮り…それらをお小遣いの範囲でと二人の母親からの了解のもと、一月以上も前から計画していた、夏休み最大の楽しみ。ばあばは、下の孫と一緒に各階で待機し、時間毎に携帯で連絡を受けるという。なかなか綿密に、練られた計画書を見せられた時は、ちょっと驚きかなり気が重かった。車で15分ほどの、映画館もある大型ショッピングモール。しょっちゅう訪れる所ではあるけど、お友達連れとなると、責任は重大。お友達の親が断ると思っていた。あるいは孫の親が、他人はまして子どもは車に同乗させないでよ。しかも一日中、四年生では早すぎる。子どもたちだけ...熱中症
残暑なおアップルパイの焦げ目かな姉妹喧嘩本日は無しアイスティ本日は猛暑ぶり返す
ひと夏の終わり少女らと映画観て孫のお友達と一緒に、映画鑑賞
胡蝶蘭の裏側の貌夜の秋胡蝶蘭
驟雨来るフルーツパフェの混乱にあれれ、小豆とか入ってる!純和風!
夫の声大きゴーヤの底力声も生活音も大きな夫。毎日食べてるものは
抹茶シェイク混とんとして夏の果て尖る心に夏のチョコ甘きなりいかずちよ赤いパッケージのチョコレートフルーツポンチの青葡萄まあるくてムカムカイライラ
打ち水の後の空早や茜色夕暮れ
ベランダに干すカラフル子の水着夏の思い出
苦瓜生い茂る高みに神の域隣家のゴーヤの棚
夏祭り帰路の子送り月雫祭り終了まで居た小4の孫を送る
少女らの後ろ姿よ晩夏光今年の夏祭りは、お友達とずっと過ごす
夏祭り母が髪結い仕上げかな夏祭り
風吹いて夕かなかなを連れてくる夕方、涼風と一緒に
絵はがきは白馬山麓夏見舞い残暑見舞い
日輪の脂ぎったるカンナかな炎昼
台風逸れ朝刊ゆるり読みにけり終戦忌認知症の姑と居て嫁いで42年。こんなに楽なお盆は初めてだった。週明けから、テレビはお盆直撃の台風予報の情報ばかり。どうやら15日は、九州しかもここ福岡上陸は、間違いないと言う。我が嫁ぎ先は、15日は兄弟その子ども達、そのまた子どもつまり一族郎党が集まり、深夜までご先祖の供養と称し飲んだり食べたり、喋ったり…いつ果てるともなく。そんなしきたりの田舎。どんなに、それが苦痛でも苦手でも、体調が悪くてもやらねばならぬのが、長男の嫁の務め。我が夫は、そのお盆正月に親戚を集めお酒や食事を振る舞うことで、己の権力を誇示したかったのだろう。つまり、長男はこれだけの事が出来ると、敬意を表して欲しかった。のだと思う。当然、弟たち、その子たちは尊敬してやまない…と思っていた。ところが違ったのである。...八月十五日
レースカーテン越しの月今宵も不眠夏の月渡る
この地にはかくも馴染めず大夕焼42年にもなるのに…
片付かずとも先ずはともかく魂迎えお盆
佳き風を呼ぶ夏暖簾と表札と涼しき風コーヒーを待つ間一輪という涼しさを卓の上もてなしの心さりげなく置くうちわ娘婿、念願の喫茶店をオープンさせる
煌煌と月渡りたる熱帯夜午11時半の月
この暑さどうかしている茄子も変尋常じゃない暑さ
暑きかな何にもしたくない夕べ夏雲やもわもわもわと気もそぞろバテたかも
トマト嫌いピザだからまぁ食べるけど今日はお姉ちゃんの好きなピザを注文
吾の部屋の出窓に大暑置き去りに今日も大変な暑さ
百色鉛筆皆で取り合う夏休み学童に、必ず持って行くという百色色鉛筆。数年前に、我が弟からプレゼントされたもの。画家の弟が、絵の好きな孫娘の為にと、高価で珍しいこの百色色鉛筆を、惜しげもなく、孫への土産にと持たしてくれた。見たこともない百色色鉛筆。箱も高価そうだったけど、今では使い勝手良く(?)へんてこなジッパーの入れ物にじゃらじゃらっと入っている。ただ、使う子どもたちにはこれが便利なのだろう。(弟よ、許して🙇♀️)家で使うだけと思っていたら、なんと学童に持って行ってると言う。しかも、友達から凄い人気。滅多に見ない微妙な色まであるこの色鉛筆。皆が虜にになるはず。きちんと、元の場所に返さないんだよ。重ねて置いたり。と言いながら、ちょっぴり嬉しそうな小四の孫。帰宅すると、綺麗な色の絵を見せてくれる。最近は妹も、負けじ...人気者
揚げ花火果てて静かな月夜なり地元の花火大会。家の庭で観る
遊歩道日のあるうちと法師蝉五時からウォーキングに。早くもつくつく法師の声が
一望の青田波なり風の道一面の青田
唐辛子不満要求のみ言われ今日の、孫たちのお迎えは久しぶりに娘だった。結婚してからも、仕事を辞めず、子どもを産み育てながら、勤続14年。試験もあり、休日出勤もある職場。三年から五、六年ごとに転勤もある。長い年月の間には、泣き言も言ったし、転職をしたいと言ったこともある。それでも、やはりこの仕事が向いているんだと結論付けて頑張ってきた。偉いと思う。私の子にしちゃ上出来。しかし、最近、いや少し前から、私の中で疑問と不満が渦巻くようになってきている。(句の中の不満は当人、つまり娘を指す。)孫たちを世話する、見るのを当然と思っているんじゃないかという。休日出勤になったから、その日は子どもたち頼むね。友達と食事をするからその間見て。久しぶりの友達と観劇がきまった。その日預かって。美容院に行く間、どこそこに行くので。などなど...立腹するのは間違い?心が狭い?
妹は遊びの達人猫じゃらし陽気、元気、汗っかき
おはぐろとんぼ結界となる裏鬼門おはぐろとんぼ
朝蝉の響き空の其方此方に朝の蝉
はたた神怖れる子らに容赦なし大夕立村ごと洗い去りにけり夏の暑さが、昔とは比較にならなくなって久しいが、雷も又昔より激しさを増してる気がする。(私だけか?)昨日の、モールからの帰路の雷雨も凄かったが、今日の夕立も激しかった。テレビの画面に、我が地区の雷雨警報が表示され稲光りとともに、激しい轟音が絶え間ない。雨が降り出す前から、窓の外の白い光に怯えだす、上の孫。この子は、本当に大の雷嫌い。少し病的。どんな言葉もお守りも、慰めもおまじないも効かない。それが痛いほどわかるので、辛い。どうしていいかわからない。とても感受性が強く、ナイーブな子だった。赤ちゃんの時から。大きな音が苦手で、二歳の頃新幹線のトンネル内の音にも恐怖し、泣きやまず途中下車した。でも、一番怖いのは雷。ネットで調べると、この症状(恐怖症)に悩む人は案外...猛暑日、昨日に続き夕方激しい雷雨
足崩して読む新聞今朝の秋立秋と言えど昼の月気怠そう立秋
ランチ、本日はバイキングは止めてイタリアンに。この後物凄い雷雨になる
ランチはイタリアン夕立来る前ランチ、本日はバイキングは止めてイタリアンに。この後物凄い雷雨になる
スケッチの手元夏空戻り来る猛暑の予感。涼しいうちに宿題を
朝の露草可憐なる海の色今日も孫たち、ばあばの家に。途中の道端には
朝涼や熱めが旨し珈琲の香夏夕べマリーゴールドに月雫夕風やさし蝙蝠のすばしこく台風の予報で、昨日から出校日、学童共に休みと決定していた本日。朝、父親の車で我が家にやって来た孫娘たち。雨風が、少し激しくなってた時間帯。テレビでは警戒を盛んに呼びかけるけど、さほどの事はない。正午頃がピークだよ、と夫は言うけど、なんかそんな気配もなく、結局は肩透かしを食ったかたち、今回も。毎年、列島のあちこちで甚大な被害が出る自然現象の脅威。何事も無くて幸いなんだけど。喜ばしいことなんだけど。予定がひっくり返されるのは、本音を言えば傍迷惑。と罰当たりなことを密かに思う。おかげで、孫たちも、のんびりばあばの家で過ごせるわけだし(ただし何処へも行けず暇を持て余す)けれど、思わぬ良いことも。朝からなんて涼しい事!ホットコーヒーが美味しい!冷...台風
ペチュニアに暮早まりて夏の月薄暮
白鷺身構えシャッターチャンスかな車の中から…ラッキー
納涼や子らと居酒屋のらくらとひょうきんなマスター枝豆すでに空娘が、午後から日曜出勤の為、孫達を預かることに。連日の猛暑で、食事の支度が苦になってる妻を、昨日辺りから少し気遣ってる夫。(珍しい!どうした事か?天変地異が起きるんじゃないか?(笑))どこかに食べに行こうや。と。孫達の父親が、七時半には迎えに来るというので、遠出はできない。ならば、と近所の居酒屋に決定する。結構昔からあるこのお店。最近は小綺麗で美味しくメニューも豊富な店が、あまり近場ではないが、あちこちにある。なので、時間があるなら他に行きたかった孫娘達。確かに、子供受けする店ではない。綺麗とは言えないし、メニューも豊富ではないから。少し前に、夫と二人行った時も、友達と久しぶりに行った時もガラーンとして、従業員もやる気があるのかないのか…なので余計に料...孫娘とじじばば、居酒屋で納涼
握手の手離さず姑の木下闇毎週、土日のいづれかはグループホームに入居している姑に面会に行く日と決めている。この施設にお世話になり、早や四年の歳月が流れた。家に居た時と比べると、格段に穏やかで、身綺麗になった姑。嫁(私)との関係も、劇的に良くなっている。それでも、この四年間は平坦な道とは言えない、様々なことがあった。田舎ゆえに。直接、間接的噂を、夫から聞かされるのは苦痛だったけど、物理的にも体力的にも、本当に楽になったのは確か。当初は罪滅ぼしあるいは、義弟の手前だったか、姑に会いに施設に週一或いは二回通い、様子を見に行ったものだった。けれど、施設の主任さんにやんわりと、言われる。「暫くは、あまり頻繁に来ない方がいいです。帰宅願望に拍車をかけるだけ。そのうち忘れます。それまでは…。」そうか、軽率で自分本位な気持ちの偽...昨日の姑
夜濯ぎや今沈みゆく赤い月明日の家事をちょっとだけ少なくする為
ひぐれ道未だ炎天を残しけり夕方になってもなお…
極暑かな立ちのぼりくる地の火照り本日も最高気温38度
白鷺のただ一点の夕青空夕暮れは風より自由になるとんぼ(本当に自由で素早くて…上手く撮れず。🙇♀️)猛暑の一日が、やっと終わる
大人にも宿題がある夏休み酷暑かな大脳皮質試さるる孫娘、書道教室へ行く前に、ばあばの家へ寄る
日雷明日のための筆洗うペチュニアに雷鳴紫濃くなりぬ今日も猛暑日。バテ気味の老体に鞭打ち、孫娘のお迎えに励む。実のある会話もなく、仲良しこよしの夫婦ではない我が家。孫たちは、まさにかすがい。だから、少々身体がきつくたって、孫の為ならえんやこら。ここだけは、お互い協力し合い、なによりも大事にするという、言わば足並み揃う「仕事」(笑)昔と違い、じじばばの領分をわきまえ、親の(娘夫婦)のルールに従う。できたじじばば。(笑)だけどやっぱり、影では孫を猫可愛がりする。今日も、夕方の雷の音に気が気でないばあば。書道教室から一人で帰れるという小四の孫娘が心配で、キッズ携帯にメールをする。「雷こわかったら電話して。むかえにいくよ。」タイミング良く、ちょうど稽古が終わったところだったようで、間も無く電話が入る。小さな声で、「雷まだ...日雷
よべ聞きし窓打つ音は落蝉の終今日が消す昨日八月のレクイエム八月
七月果つ佇みて真っ赤な西空明日から八月
夕風を背に向日葵老年期人も向日葵も
ぼぉーっとしていたい朝に蝉時雨チコちゃんに叱られる…かも
汗の子やピンクが好きでひょうきんで小四の姉と正反対と言ってたいいほど、マイペースで楽天的な妹。今日も、姉と一緒に学童から帰って来て、いの一番にじいじに「遊ぼう!」と迫る(笑)四時半が近いがまだまだ暑いこの季節。夫は尻込みしつつも、この下の孫にはめっぽう甘い。「じゃ、五時過ぎたらね。」と二人の孫娘に話してる。五時を知らせる夕焼け小焼けのメロディと共に、孫達は大張り切り。首にタオルを巻き、帽子を被り、いざっ。じいじも、同じ格好で😅三人で自転車を漕ぎいづこかへ。(笑)40分ほどで戻って来た三人は汗びっしょり。それでも満足したような二人、手と顔を洗い、その後は冷房の下で静かに過ごす。姉の方は、友達にお土産のお礼にとイラストと手紙を一心不乱に書いてる。一方の妹は…この子の好きなピンクのおもちゃメガネをかけ、水筒の麦茶をゴ...小一は天真爛漫
唐辛子空見上げてる日の盛り南瓜丸ごと草間彌生の顔がふと日の盛り
不穏な夜明け仰向けのごきぶり熱帯夜の翌朝は(こればっかりは撮りたくない💦)
読書してストロー噛んで避暑気分今日も猛暑日。昼前からモールへ
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