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SAKE&WHISKY'S GARDEN https://sakewhisky-garden.hatenablog.com/

昔々お酒をつくっていた人、ハミングバード99によるお酒中心のレポートブログ " サケ&ウイスキーガーデン " 。海外の造り手に習ったお酒レシピなども掲載していきたいと思います。

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2019/06/29

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  • ザ ニッカ12年(終売品)

    12年熟成って、考えてみればすごいですよね。人間で言ったら生まれた子供が、小学6年生になってるわけですから。いろんな成長の過程のある、とてつもなく長い時間ですよね。 それが数千円で買えるのだから、12年もののウイスキーというのは意外とリーズナブルなのかもしれません。成人祝いに20年前に樽詰めされたウイスキーを「いつか飲んでね」と贈ったりとか、素敵ですよね。 さて今回は、2019年の3月に終売になったニッカの社名を冠した渾身の銘柄「ザ ニッカ12年」をご紹介します。2014年に連続テレビ小説「マッサン」の放映に合わせ発売されて以来、わずか5年弱での終売となりました。かつての公式サイトでの紹介は、…

  • あの夏へ フロムザバレル

    多くを語る必要はありません。ただ、飲んでみればわかる。美味さがわかる。それが、ニッカウヰスキーのフロムザバレルです。 ストレート /香り:濃く甘い干しブドウ、清涼感のあるハーブ。シェリーやフルーティなメープルシロップのような、コクのある甘い香りも漂います。度数の高さゆえアルコールの刺激はありますが、嫌悪感を感じるようなものではありません。 味わい:ナッツのような香ばしさ、余市原酒由来と思わせるやさしく心地よいスモーク感、宮城峡由来を思わせるシェリーの甘味、木樽のほんのりとした渋味。甘い口当たりと骨太な飲みごたえ。最後にはスパイシーさの余韻が残ります。 ロック /香り:非常に華やかな甘い香り。干…

  • ラフロイグ クォーターカスク

    王とは 誰よりも鮮烈に生き 諸人を魅せる姿を指す言葉。全ての勇者の羨望を束ね その道標として立つ者こそが王。 (ある物語作品の一節より) クセ毛の人間ハミングバード99にはつらいこの時期梅雨のですが、涼しい晴れの日や曇りの日に水田沿いの道を歩いていると、カラララッ…コロロロッ…と、蛙たちの澄んだ声が水の上を通って、辺りに木魂すの聞くことができます。 また、雨が降る前になると、ケッケッケッケッケ…もしくはケロケロと、小さな蛙たちが雨粒を呼ぶ声がコンクリート脇の草むらから立ち昇ってくる。そんなふうに、季節を感じる場面に出会うと、つらい梅雨もそんなに悪くはないかなと思うことができます。そして夜に立ち…

  • 悪魔の囁き? ボウモア10年 インスパイア―ド デビルズカスク

    私、よく悪魔と天使の声が聞こえます。いやいや、そんなにブラウザバックを急がずに、まあもう少し読んでいってくださいよ。特に酒屋さんにいるときに聞こえることが多いんですが、以下はその一場面になります。 私(この銘柄はじめて見るなあ。どんな味なんだろう?)私(あ、これも気になってるやつだ。こっちは限定版!?)私(うーん、トニックウォーターを買って帰るだけのつもりだったのに。どうしよう…)ボソボソ…私(…っ!?)私(また…声がッ…!) 悪魔(欲しいんだろう?買っちゃえよ…)私「そんなっ…だって、まだ給料日には遠いし…」悪魔(でもほら、今日も仕事がんばっただろう?一日の休息ってヤツさ…)私「…今月はもう…

  • 初号 スーパーニッカ 復刻版(終売品)

    梅雨に入ってからは、雨の日が多くなりましたね。こんな日は幼き頃、トタン屋根に当たる雨粒の音の中で過ごした日々を思い起こします。生活は決して豊かではなかったしいろいろと悔いが残ることもあったけれど、すべてがだめなわけではなかったと、今この歳になって思うようになりました。 さて、以前当ブログの記事にてニッカウヰスキーの伝統ある銘柄、「スーパーニッカ」についてご紹介しましたが、今回は連続テレビ小説マッサン放映当時に発売された、初号スーパーニッカの復刻版をご紹介していきます。こちらは1962年発売の初号スーパーニッカの味わいを再現した限定版として、2015年に発売されました。 1962年にスーパーニッ…

  • トミントール10年

    いやー、忍者ってかっこいいですよね。「だってばよ!」が口癖の「いや忍べよ」と言いたくなるああいう忍者じゃなくて、闇に徹する本物の忍の事です。 影に隠れ、決して表に出ることなく、名誉や名声を得ることない。裏方に徹して時代を支え、あるいは動かす。その生き様は日本人だけでなく世界中の人々にも知られ、大人から子供まである種の憧れを持たれています。縁の下の力持ち、とも言えるかもしれません。 ウイスキー界にも、影で活躍する忍者のような銘柄があります。そのひとつがスペイサイドウイスキーの一角、トミントール。シングルモルトとして発売されてはいるのですが、ブレンデッドウイスキーの原酒に用いられることも多く、他の…

  • ウエストコーク12年 ポートカスクフィニッシュ

    ウエストコーク蒸留所はアイルランドの都市コークに位置する、2003年から稼働を始めた蒸留所になります。比較的新しいですが、かつてのスプリングバンク蒸留所マスターディスティラーをアドバイザーに迎えていること、すでに同社製品が多くのコンペティションで受賞を重ねていることからもその質の高さが伺えます。こちらの商品はオーク樽で12年間熟成させたのち、ポートワイン樽でさらに後熟させたもの。では早速、この(当ブログ初の)アイリッシュウイスキーをご紹介していきます! ストレート/香り:オーク樽由来であることがよくわかる、森の木々を思わせる鮮烈で清廉な香りに、スモーク、ココアパウダーの香り、ポートワインの甘酸…

  • ナイトクルーズ= ブラックニッカ ディープブレンド ナイトクルーズ(追記あり)

    「いつか、俺はあの海の向こうへと渡るんだ。」幕末の維新志士、坂本竜馬は幼い頃から、土佐湾の遥か向こうを眺めて友人にこう言っていたそうです。その幼少期に抱いた憧れが、後年彼を海援隊の結成へと導いていったのでしょう。 内陸育ちの私も、小さな頃から海に対しては憧れを持っていました。時に美しく、時に楽しく、時に恐ろしい姿を見せる脅威と驚異に満ちた環境が、いつの時代も好奇心を持つ者の心を刺激するのかもしれません。そしてその好奇心を持つ者は、様々な物事へと興味を示すのです。もちろん、新しく発売されるお酒にも。 今回ご紹介するのは、近日ニッカウヰスキーより発売されたブラックニッカ ディープブレンド ナイトク…

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