ビスフェノールAは脳の発達に悪い、ではマイクロプラスチックは?
哺乳瓶で授乳される乳児は、1日あたり100万個以上のマイクロプラスチック粒子を摂取している可能性があることがわかりました1。マイクロプラスチックとは、プラスティック片が破砕されてできる微小な粒子のことです。プラスティックは熱に弱く、哺乳瓶の煮沸消毒や暖かいミルクを入れた際にマイクロプラスチックとして溶出するようです。マイクロプラスチックの乳児への暴露を防ぐには、煮沸消毒したあとに冷水ですすぐ、調乳の際には他の容器で作ってから哺乳瓶に移す、などが有効だそう。 生後1年の乳児のマイクロプラスチック粒子の推定摂取量を示した図(2020年10月19日作成)。(c)JOHN SAEKI, LAURENC…
2020/10/31 14:07