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  • 姫初④

    興奮するって言葉に興奮する。 彼が私で興奮してくれているという事実がたまらなく嬉しい。 私からキスすると今度は素直に応じてくれた。 しばらくしていると、いつもするみたいにキスしながらブラを外そうと後ろに手を回した。 しかし珍しく手こずったようで これなんか難しいな、 と顔を...

  • 姫初③

    明日(今日)の午後からバイトがあるらしく LINEでも泊まりは無理だと言われていたのだが、 ここで改めて何時までいていいのか尋ねるとそのときの答えより若干伸びていた。 時間の制約はガバガバなわけだ。 というかちょっと楽しくなってきて時間を伸ばしたのか? だとしたら可愛いな。...

  • 姫初②

    親に抗いたいという反抗心も相まって、私は支度を始めた。 彼の巧妙な口車に乗せられたと取られるかもしれないが おそらくこのときに言っていたことは本心なのだと私は思った。 彼は不器用で女心の分からないやつである。 もし私を意図して乗せたのであれば、 むしろその調子で今後も私を喜...

  • 姫初①

    年が明けた1月1日。 この日は親戚へ新年の挨拶をしに行くことが私の毎年の恒例である。 今年いつもと違ったことと言えば 私だけ寝正月をして父母と初詣に行く定例をすっぽかしたことと、 一昨年免許を取った私の運転で祖父母宅へ行ったということくらいで、 やはり例に漏れず 親類と久々...

  • ラブホ街の夜 完結

    私に体勢を保たせたまま、彼は再び中に指を入れた。 行為中渇くことなく濡れたそこは快くそれを受け入れてしまう。 ぐっちゃぐちゃ、笑 と彼はわざと音を立てるように指を動かして笑った。 こういう最中だからか、いたずらっ子のような笑みがなんとなく愛おしく感じた。 彼は片手では中を攻...

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