吃音・人見知りだけど接客業を始めて一日26万売り上げるアパレル店員になった僕の日常を紹介します。 今でも「い、い、いらっしゃいませ」と言っていますが販売ランキング上位です。話すのが苦手な人が自信をつける為のコツを紹介していきます。
この仕事始める前はなんかTwitterとかテレビとか見てて、 接客業って大変だなー クレーマーとかいるんだろうなー って思ってたんですけれども、 実際やってみて思ったのは、 8割ぐらいの人はいい人だなって。 実際ものすごく嫌な思いをする事っていうのはそんなにはなくて、まあ8割以上のお客様はいい人だなーって思いながらやってます。 まあ僕がたまたま運がいいだけなんかもしれないですけど、とにかく感覚的にはそんな感じです。 ただこれに関しては、勤めるお店がどういう客層をターゲットにしてるかっていうのも影響あると思いますね。 僕のところは比較的、余裕のある方が多いところなので、あんまり無茶苦茶な要望を受…
他の記事でも繰り返し言ってるように、 僕はア行の言葉が苦手で、 「いらっしゃいませ」とか「ありがとうございます」とか「お待たせいたしました」とか お店でよく使う言葉にあ行がすごく多くて困っているわけです。 それらに加えて、完全に盲点だったのが 「お釣りが〇円でございます」 っていうのもあって。 この間 「おおおおオツ!」 ってなってしまったんですよね。笑 言えるときは結構すんなりと言えるんですけれども、一旦出てこなくなるとずっと全く話が進まないということになってしまって、これはよくないな、なんとかしなければと思って色々と考えました。 他の記事でも言ってたように、すごいいっぱい息を吸うとかお辞儀…
前に記事にした演じるって言う話にしても、役作りをするっていう話にしても、革靴の魅力に気づいちゃった人の話にしても、 いろんなことで共通して言えることがありまして。 それは、 「普段いかに準備しておくか」 っていうことなんですよね。 やっぱそういう、人が知らないことを知ってるって言うのは、当日その場の思いつきでパって出てくるものではないので。 日頃から知識を蓄えておく必要があるんですよ。 演じる話も同じで、日頃から役作りをしないといけないですね。 だからまあ、もしかしたら一生使わない知識なのかもしれないんですけれども、 もしかしたら一生使わんかもしれない知識をちょいちょい使うのが僕達の仕事なので…
何かこの間いらっしゃったお客さんがシャツの 売り場でなんかすごい勢いでガサガサって漁ってて、 で、「何かお探しですか」「よかったらお手伝いしましょうか」って声をかけたら、 「そんなもんいらん」「自分で探せる」って言って、 またゴソゴソやり始めました。 もう僕の内心としては「頼むからやめてくれ」と「これ以上売り場を汚くしないでくれ」という気持ちでいっぱいだったんですけれども。笑 でもなんか店員に助けられるのは嫌みたいで。 あれですかね。店員さんと話すと買わなあかん感じになるのが嫌なのかもしれないんですけど。 とにかく僕が手伝うことを一切許してくれなくて。 最終的には 「そんなんやってもらわんでも…
今日は曖昧な表現を具体的にしていくという話をしていこうと思います。 この間お医者さんをやっている友人とお話していて、問診していく中で 「急に痛み始めましたか?」 っていう質問に対する患者さんの答えっていうのが結構バラバラだという話をしていたんですね。 お医者さんの中で「急に痛み出した」っていうのは、もう唐突に殴られたぐらい急に痛いっていう意味で言ってるんですけれども、 患者さんの中での「急に」は「昨日は全然しんどくなかったのに今日はしんどい」とか、 もっと言えば「何年もずっと健康でやってきたのにここ数日しんどい」とか、 そういう意味での「急に」って答えていることがあって、 そこで認識のズレがあ…
すごくどうでもいい話なんですけれども、僕、子供と動物にすごい好かれるんですよね。 なんか、会話が成立してなくても何かしらの意思の疎通があるという感じがあって。 まあそれに関連した話なんですけれども、ファミリーのお客様が来られた時って大抵「子供と仲良くなるとその親が買い物してくれる」って言うことがあって。 別に子供に対して何かゴマをするわけでもないし、それにゴマをすったからといって子供ってなつくもんでもないので、まあ自然にやってるはいるんですけれども。 例えばちっちゃい子供が 「あれ何?」 みたいなこと言ってると、 同じ目線まで屈んで、「あれはね、ネクタイ。こうやって首のところに…」 って教えて…
今にして思えば、この仕事を始めたばっかりの頃って、 マジで何もできなくて、 レジも打てないし、商品知識もないし、パソコンの作業とかもよくわからんし、 何もしてなかったしかもしれないですね。 その上「いらっしゃいませ」も言えないやつで、 マジ何もしてなくて、 よくクビにならなかったなって今では思いますね。 その当時教えてくれてた上司とか先輩とかにはもちろん感謝してますし、 例えばミスしたりとかしてお客さんを待たせてしまったとかいう時も、もちろん怒られることもあるんですけれども、 「ああ新人さんか。頑張りや」 みたいな感じで言ってくれる方とかもね、中にはいたりして。 そういう人たちにも本当にありが…
この間お客さんが革靴を買いに来られて、その対応をしていました。 「あんまり革靴を履いたことがない」「今までスニーカーとかしか履いたことない」、 みたいな感じでおっしゃっていて、 「どんな感じで選んだらいいですか?」 みたいな風に聞かれたわけです。 「まあ一番大切なのはやっぱり足に合うことです」 「靴ってやっぱり長時間履くものですし、長時間不快感を感じ続けるのはさすがに人生損してると思うので、足に合うっていうのはやっぱり一番大事ですね」 「次に大事なの見た目が気に入ってるかどうかです」 「靴そのものもそうだし、他の服、パンツとかジャケットとか、そういうものとの組み合わせ的に合ってるかどうかってい…
出来ないことがあっても周りから認められてサポートしてもらう為に
このブログでは一貫して、 苦手なことがあってもそれを他でカバーしながら十分やっていける っていう話をし続けています。 そして、大抵のことは努力でなんとかなるとも思っています。 でも本当に努力したけど本当にできないことっていうのも中にはあるので、 そういう時はもう、 できません! ってはっきり言いましょう、というのが今日の話です。 僕が喋るの苦手で、吃音でっていうことは上司とかも知ってます。 でも、だからといって接客をしなくていいことにはならないですし、接客ができないと思ったこともないです。 そして、実際できてます。 色々と試行錯誤しながらこれまでやってきました。 ただ、電話はやっぱり今でも苦手…
今日はね、ありがとうとごめんなさいと返事の「はい」だけは必ずちゃんと言うっていう話で、もうほとんどタイトルで全部言ってしまっています。笑 仕事があんまりできないうちはとにかくこの三つを言えるかどうかっていうのが一番大事だよっていう話ですね。 他のことを多少おろそかにしてもこれだけは絶対やらないといけないという話です。 ありがとうって言われて嫌な気持ちになる人なんかそうそういないですからね。 あー助かったなって思ったら迷わず、 「ありがとうございます!」 って言っておいた方がいいですね。 もう少し追加で言うことがあるとすれば、漠然とありがとうございますじゃなくて、 具体的にどう助かったのかとか、…
接客業に向いていない人っていう話の続きなんですけれども、 やっぱ基本はコミュニケーションなので、コミュニケーションに関する興味がない人っていうのはもうやめておいた方がいいかなと思います。 コミュニケーションって双方向なので、 「自分のことを相手に知ってほしい」っていうことでもあるし、「相手のことを知りたい」っていうことでもあるので、 その点に関する関心が薄い人っていうのは向いてないなーって思いますね。 基本は「知りたい」「知って欲しい」っていう気持ちで、それをサポートするのが言葉だったりはするわけなんですけれども、 その言葉によってコミュニケーションを円滑にしているっていうことなので、その言葉…
基本的にずっと「人見知りでも吃音があっても接客はできるよ」っていうスタンスでブログを書き続けているんですけれども、 ってかもうほぼそれしか言ってないんですけれどもね。 ただ本当にできない人は本当にやらないほうがいいと思うので、 今日は接客業をやるべき人とやらないべき人の話をしておこうかなと思います。 他の記事でもずっと言ってる通り、吃音があるから喋るのが苦手とかいうのは、実は大した問題ではないと僕は思っています。 卑下するようなことではないし、むしろそれを活かしていくこともできます。 そこに関してはブログでもずっと言ってますし、 改善する方法もこのブログで言ってるので、 口下手だからっていうの…
前に「自信をつければ接客ももっと楽にできるんだ」っていう話をしたんですけれども、 ちょっと知り合いから言われたことがあるので考え直しました。 何を言われたのかというと、「何も実績がないから自信がつかないんだよ」って言われて、 それは確かにその通りだなって思ったわけでして。 めちゃめちゃその通りですよ。 確かに何の結果も出してないのに自信だけある人っていうのは逆に不自然で、そんなことは基本的に不可能ですね。 ただね、実績があるから自信がついてきたのか、自信持って頑張ってきたから結果がついてきたのかっていうのは正直曖昧な部分が大きいですよね。 どっちが先なのかわからないっていうところはあります。 …
この間店長と僕と二人でお店をやらないといけない日がありました。 運営上、基本的に二人は常にお店にいておかないといけなくて、 例えば一人でやってる時にトイレに行きたくなってしまったら、もうお店に誰もおらんなくなってしまうんですよね。 お店に誰もいないっていうのはもうさすがに問題があるので、 一人で仕事をするっていう状況になるべくならないようにシフトが組まれています。 トイレだけじゃなくて、例えばお直し屋さんに行ってくるとか、ガムテープとか備品がなくなったから買ってこようとか、 一人だとそういうことも全くできなくなってしまうので基本的に常に2人お店に入るようにしておかないといけないんですね。 出勤…
中学ぐらいの理科で、対照実験という言葉を習いますよね。 比較したい事柄以外は全部同じにして実験することを言いますけれども、 「服屋さんって対照実験ができない実験室だな」 っていうことを最近思っていています。 例えばあるジャケットについて、 前は素材の良さを売りにしてたけど、 「もしかしたら着心地の良さをアピールした方が売れるんじゃないか」 とか思ってちょっと説明の仕方やポップ広告を変えたとして、 それで売り上げが良くなったか悪くなったかを確かめないといけないとします。 ただそれで仮に売り上げが良くなったとして、 それは僕の説明が良くなったおかげなのか、 ポップ広告のお陰なのか、その時来てたお客…
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