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バカの壁(養老孟司、新潮新書)
『 バカの壁 』(養老孟司、新潮新書)を読みました。 たしか高校生のときに読んで、なんでこの本がベストセラーになるのかわからないと思ったと記憶していましたが、この年で読み返すと染み渡ります。 「そうそう、本当にそうなんだよね!」というところばかり。 この我が意を得たり...
2020/04/30 08:55
「人間嫌い」のルール(中島義道、PHP新書)
『 「人間嫌い」のルール 』(中島義道、php新書)を読みました。 人間嫌いというとても反人情的な響きのあるテーマを扱う本ですが、私としては非常に筋の通った本だと思えました。 私には、自分の社会的な弱点を見つめるこの著者だって普通の人間のように思えます。 個人的には、...
2020/04/29 08:50
https://yamanoteblog.blogspot.com/2020/04/blog-post_28.html
『 大学の未来地図 』(五神真、ちくま新書)を読みました。 面白かったです。 大学の経営層にいる方々の本には、「大学はなっとらん」「こんなんじゃ世界と渡り合えない」「大学教員なんかに教育を任せちゃいかん」という世間の声を柔らかく受け入れて、さらりと「ほんとにそうですよ...
2020/04/28 06:56
男のからだ・女のからだ―人体スペシャルレポート2 (Quark編、ブルーバックス)
『 男のからだ・女のからだ―人体スペシャルレポート2 (Quark編、ブルーバックス) 』を読みました。 ゲスの極み、というのはちょっとかわいそうなくらい、頑張って取材して興味を持ってもらおうとがんばっているライターたちの様子が見て取れます。 面白い。 とはいえ、ゲス...
2020/04/17 17:56
五重塔(幸田露伴、Kindle無料本)
『 五重塔(幸田露伴、Kindle無料本) 』を読みました。 面白く読めました。 幸田露伴は2冊め。 ■ 幸田露伴1867-1947(幸田露伴、筑摩書房) 本書は、雑にまとめてしまえば、「堅物どもの美談」です。 登場人物らはとても清々しい人々ではあるものの、十兵衛...
2020/04/16 17:11
古典がもっと好きになる(田中貴子、岩波ジュニア新書)
『 古典がもっと好きになる(田中貴子、岩波ジュニア新書) 』を読みました。 国文学者の著者が、「文法なんて知らねぇよ。いいから読め」(とまで口悪くはないですが)とぶち上げる痛快な本です。 古典や古文を味わいたいという人には非常に実際的な内容が書かれています。 とても面白...
2020/04/15 17:29
国際感覚ってなんだろう(渡部淳、岩波ジュニア新書)
『 国際感覚ってなんだろう(渡部淳、岩波ジュニア新書) 』を読みました。 耳が痛いなぁと思いながら、楽しく読めました。 全体を通じて、「喋れれば国際感覚を持った人間になれるというものではない」ということを強調しています。 (そうですよね) 大切なことは「異文化を否定...
2020/04/10 22:26
幸田露伴1867-1947(幸田露伴、筑摩書房)
『 幸田露伴1867-1947(幸田露伴、筑摩書房) 』を読みました。 少ししんどいところもありましたが、面白かったです。 『貧乏』は江戸っ子の語り口が面白く、『突貫紀行』は徒歩旅行をしたくなります。 『蒲生氏郷』は重かったけど、伝記らしく、その人の周辺の世界がわかり、...
2020/04/09 18:31
TN君の伝記(なだいなだ、福音館書店)
『 TN君の伝記(なだいなだ、福音館書店) 』を読みました。 面白かった。大変面白かった。 すごく勇気の湧く本です。 本と社会に学び、はったりで己を鼓舞し、自らの正義を持ち続けるTN君の爽やかさと苦しさが、「お前も動け」と焚き付けてくるような心地がします。 これまで...
2020/04/08 18:26
大石内蔵助―赤穂四十七士 (西本 鶏介、講談社 火の鳥伝記文庫)
大石内蔵助―赤穂四十七士 (西本 鶏介、講談社 火の鳥伝記文庫) を読みました。 実際に歴史を動かした人たちがどんなことを思っていたのかということが細かく書かれた伝記で、面白く読めました。 ただ感想としては、「野蛮」だなぁというのが私の感じたところです。 (これはあくまで...
2020/04/06 22:20
2020年4月 (1件〜100件)
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