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自閉症のけんと家族の日常 https://hotnews8.net/autism-blog/

我が家の長男けんは自閉症です。私たち家族の日常を通して、自閉症や療育について、また夫婦や親子について綴り、ポジティブな要素を発信するブログです。

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2019/02/02

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  • けんの歯が黄色くなる理由

    おはようございます。 けんは一カ月に一回、大学病院の歯科にお世話になっています。 元はと言えば、自閉症と知的障害ゆえに、コトバでの説明が通じなかったり、音が苦手だったりなどの理由で、歯の治療をしようとすると暴れやすいということで、大学病院にお世話になることになりました。 最初の頃は、それこそ治療する椅子に巨大なマジックテープのバンドで手足を固定して歯の治療を受けるような感じでした。 今は慣れてきた

  • 「3・2・1、こちょこちょ~!」

    おはようございます。 少し前に、けんはくすぐられるのが好きで、「こちょこちょ」を要求してくると書きました。 私(パパ)は人からくすぐられるのが苦手なので、とても信じられないのですが、けんは自分から「くすぐってくれ~」とやってきます。 最近はニヤニヤして近づいてきたかと思うと、くすぐる手つきを真似しながら「こちょこちょ」と要求。 けんが悪いことをした時、お仕置きで 「3・2・1、こちょこちょ~!」

  • けんとせいちゃん

    おはようございます。 我が家の赤ちゃん(四番目・次男)が9カ月になりました。なまえは「せいちゃん」。 せいちゃんは4人の子ども達の中で一番マイペース。 上の子は4カ月で寝返りしたのに、せいちゃんは6カ月で寝返り。 寝返りしてもうつ伏せ状態から戻ってこれない期間がしばらく続き、最近ようやくハイハイの準備段階くらいになりました。 でも、ママがスーパーに買い物に行くと、必ずおじいちゃんおばあちゃんに声を

  • 【注意引き行動】お盆を落とす!?

    おはようございます。 けんの支援学校の先生からの連絡帳に、びっくりなことが書いてありました。 けんは給食後に(食べ終わった)お皿の載ったお盆を「ばたーん」と床に落としているそうです。 「家でもありますか?」 と先生から聞かれましたが、家ではそういうことはありません。 家の顔と学校の顔、放デイでの顔・・・。 けんのことを分かっているようでも、場所によって色々な顔を持っています。 けんの場合、そういうことをするのはだいたい、「注意引き行動」です。 コミュニケーションの手段が乏しい発達障害児の場合、 こうした問題を起こすことで注意を引こうとすることがあるそうです。 対応としては、敢えてそっけない対応をして、それでは目的が達成されないことを示す必要があります。 でも、こうした行動を通して感じるのは、 「僕にもっと関心を持って」 というけんの心です。こういう欲求は普通の子と同じです。 脳や身体の機能に障害があることで生じる問題もありますが、 自己肯定感を育てられずに生じる心の問題もあると思います。 いつまでも向上心を持ってイキイキと生きていくためにも、 「自分は価値ある存在なんだ」という自己肯定感が必要です。 コミュニケーションの方法が限られている分、普通の子よりも、親や先生とのコミュニケーションの中で、自己肯定感が育ちにくい側面もあるかも知れません。 では、優しくすればよいのかと言えば、そうとも言えません。 「それくらい自分で出来るよ、なめんなよ」 みたいな気持ちもあるからです。 行き過ぎた優しさは、本人の誇りを損なうこともあります。 ややストイック(?)な療育を通して、できることを増やしてあげて、自分に誇りを持たせてあげることも大切ですよね。 健常児を育てる場合もそうだと思いますが、療育には優しさと厳しさの両方が、バランスよく必要だなと思います。

  • 久しぶりのストライダーで発散!

    おはようございます。 ここ数カ月、パパ(私)の仕事が忙しくて、土日もあまり子ども達と遊んであげられていませんでした。 けんの場合、平日は学校や放デイで発散できるし、毎日のリズムが一定なのでいいのですが、問題は週末です。 土日に家を出られなかったり、スケジュールに対する見通しが立たなかったりすると、ストレスになって調子を崩しがちです。 昨日は久しぶりに、近くの公園に連れて行ってストライダーで遊ばせました。 ストライダーとは、ペダルなしの足こぎ自転車のことで、けんはこれが大好き。 公園と言っても、この公園は沼の周りを一周する遊歩道がメイン。特に遊具はありません。 公園のすぐ近くには小学校がありますが、危ないから保護者同伴でなければ児童は遊びに来ることはできないルールです。 何しろ沼がありますし、特にけんの場合、こんな風にのぞき込んだり水面を手で触ってみたりするので、危ないですね。 ただ、上の写真のように沼をのぞき込んだりしても、私の場合はあまり「危ないよ」などと声をかけ過ぎないように気をつけています。 水面をのぞくのは好きです。キラキラしてるからかな?けんにとっては上の写真のような場面はちょっと大事な時間。 ただでさえ行動を干渉されることの多いけんですから、自由にさせてあげる時間も大切だと思っています。 「自分は自閉症でダメな子だからパパの言うことを逐一聞かないといけない」 そんな風に思ってもらいたくはありません。 けんは久しぶりの散歩が嬉しくて、どんどん行ってしまいます。早歩きでも置いて行かれます。気が付いたらもう橋の向こうに。。。スピード感が楽しそう。 ちょっとした上り坂も、ストライダーでグイグイ。 階段も平気で登ったり下ったりします。 それにしてもストライダーがだいぶ小さくなってしまったけん。 もう小3だからな。。。普通は幼稚園児用です。 でも、ネットで探してもこれ以上の大きさは出てこないんですよね~。 かと言ってペダル付きの普通の自転車だと、完全にどこかに行ってしまうでしょうし。。。 「でかいストライダー」探してます。求む情報。 今度は急な下り坂です。 シューっとフリーフォール状態で降りて行って、脚でザザァーっとストップ。

  • 「こちょこちょ」が大好き

    おはようございます。 けんはスキンシップが大好きです。 コトバでのコミュニケーションが苦手な分、皮膚感覚でコミュニケーションしようとするのか、少しイライラした時などは抱っこを要求してほっぺたをくっつけてきます。 そうすると少し満足して機嫌が直り、ごはんを食べ始めたり、自分の遊びに戻っていったり。 ところが「ちょっとまずいかな」ということもあります。 唇や舌の刺激も欲しいのか、ほっぺたをくっつけるだけでなく、ほっぺにチューしたり、ペロペロしたりすることも。。。(汗) これは年齢が上がる前に、早めにやめさせたい習慣です。 ある療育の本には、「お仕置きには、くすぐるのが良い!」みたいなことが書いてあり(恐らく、叩くよりは良いということなのでしょう)、チューやペロペロがあった時には、「くすぐり地獄」をお見舞いすることにしていました。 でもこれはけんには逆効果。 けんの場合はくすぐられる感覚が他の子より鈍いのか、くすぐるとゲラゲラ笑って逃げるものの、「もっとくすぐって」という感じ。 しまいには、くすぐって欲しくてわざとにチューやペロペロをする始末。 これは誤学習です。 でも「くすぐって欲しい」と要求すること自体は悪くはありません。 それでそういう時には「こちょこちょして欲しいの?」と聞くことに。 そうするとけんもニヤニヤしながら「こちょこちょ」。 「くすぐり地獄」ならぬ「くすぐり天国」。。。 コミュニケーションの乏しいけんにとって、「かまってもらっている」ということ自体が嬉しいのかも知れません。 障害があってもなくても、心の奥にある気持ちはシンプルで、親の愛情を求めています。 表現の仕方が不器用なだけだと感じます。

  • 発語や偏食克服のために硬いものを食べる

    おはようございます。 昨日、けんがびっくりするような大声で「エイ、エイ、オー!」が言えたというエピソードについて書きました。 ついでに偏食について、「味の好き嫌いだけでなく、硬いものを食べるのが苦手で偏食になっていることがある」と書いたところ、読んでくださった方から反響がありましたので、もう少し書きます。 支援学校では細かく切って、とにかく食べさせる 支援学校では、偏食は健康にも悪いですし、とにかく色々な物を食べられるようにということで、 給食のメニューを包丁でさらに細かく切って出すということをして下さっています。 児童によって切る細かさも調節するという親切さ! そのような配慮のお陰で、けんは学校の給食のメニューは今ではほとんど残さずに食べることができるようになりました。 連絡帳には「ほぼ完食してます」と書いてあり、私たち夫婦はただただびっくりしたものです。 放デイでは硬いものを食べさせる 一方、放デイではまた違った方針で、逆に「硬いもの」を食べさせてくれます。 たとえば「あたりめ」とか、九州のどこかでしか作られていないという「堅パン」など。 (堅パンはホントに硬い!!) どうして硬いものを食べさせるのかと言うと、発語や偏食の克服のために、口やのどの使い方を鍛えるためです。 そう言えば、けんは年齢の割にほっぺたがぽちゃっとしていて、筋肉のつき方が2~3歳児みたいに見えます。 実際に「あいうえお」は言えても「さしすせそ」は言えなかったり、風船を膨らませるような口と息の使い方はできなかったり、口やのどが不器用であることは明らかです。 地道なようでも、放デイで「あたりめ」を食べたり、家ではめっちゃ硬い「グミ」を食べさせたり、そういう積み重ねで変わってくるそうです。 支援学校と放デイの方針の調整 けんに対して、学校では給食のメニューを細かく切って、色々な栄養を摂取できるように努力してくださっていて、 放デイでは、大きいものや硬いものでも自分で噛んで食べられるように、硬いものを食べる訓練をして下さっています。 放デイではけんが食べない場合、長時間 向き合って食べるまで付き合ってくださることもあります。(なんと、最長90分!家では無理です。ありがたい限り)

  • 「エイ、エイ、オー!」と叫んだ【のどの機能】

    おはようございます。久しぶりの投稿です。 超大忙しの期間だったのですが、落ち着いてきたので、またぼちぼち再開したいと思います。 しゃべらないのは「のどの機能」の問題もある 自閉症は「脳の働き」だけでなく「全身の疾患」という側面があるらしいです。 なので、「しゃべるのが苦手」ということ一つをとっても原因は色々とあります。 脳の機能の問題で「しゃべる」ことで人に働きかけること、そのものに関心が弱い、ということもあるかも知れません。 でも、発声するための「のどの機能」が未発達で、声を出すことが辛いとか疲れる、億劫だ、ということもあるようなのです。 けんも発声する時、妙に甲高い声を出したりするのですが、恐らく声帯の使い方が不器用であることも関係していると思います。 そんな大声出せたんだ!? ところで、我が家では朝と夜の挨拶があります。 朝は「今日も元気に!」「エイ、エイ、オー!」とみんなでやっています。 夜、寝る前も布団の上で「明日も元気に!」「エイ、エイ、オー!」。 (寝る直前5分間の気持ちは、睡眠にも影響を与えるようで、その日一日、どんなことがあっても、嬉しい気持ちで眠りにつくことが大切なようです。) けんはいつも、あまり声を出さないので、「エイ、エイ、オー!」のタイミングに合わせて手を上に上げる、ということを、その時の気分によってやったりやらなかったりです。 でも先日、みんながビックリするくらいの大声を出したことがありました。 気分が良かったのか、ありったけの声で「エイ、エイ、オー!」と叫び、 表情も「全力投球」そのものの表情。 「な、なぜそんなに本気!?」 みんなで大笑いしてしまいました。 そしてこの時は、「妙に甲高い声」ではなく、「普通の地声」でした。 けんの地声を、こんなに大きな声で聴いたのは、みんな初めてだったかも知れません。(泣き声以外では) のどの機能が未発達だと、発声だけでなく、食べ物を飲み込んだりすることも苦手で、硬い食べ物を避けて偏食になることもあるそうです。 だからけんの放デイでは一生懸命に硬い食べ物を食べさせてくれます。 いや~、色んな事がつながっていますね。 発語が遅れている子、偏食の子は、口やのどを鍛えてあげましょう!

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