フリー句(自由連句)「花水木」の巻
フリー句(自由連句)「花水木」の巻花水木お城の上の青い空金澤ひろあき徳川の日の出と入りを大広間青島巡紅千代の松平らと願い堀沿いにひろあき逃げる子を笑い追う親樹々の間を巡紅蝉捕り網を振り回しつつひろあき若い姿になって幾万のカップルが雲の上ワルツは終わらない巡紅虹の橋無垢な時間のあるところひろあきひなげしや草群れる中振り返る巡紅若い香りをまとう白シャツひろあき潮風に耐えた赤松良く燃える巡紅*塩は火力を強くするので焼き物で使われます。土の色そのまま残す備前焼ひろあき地蔵堂の花活ける人黙々と巡紅御開帳賑わう門前お団子屋ひろあき地蔵盆町の心は引き継がれ巡紅育児いそしむ若者見守るひろあき町内の子供ら集め蜜柑狩り巡紅臨海学校思い出ポロポロひろあき竹の秋月の雫が葉を滑る巡紅地下茎でしっかりつなぐ確かさよひろあき軒の下今年...フリー句(自由連句)「花水木」の巻
2023/04/28 07:47