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2018/12/25

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  • one-sided love 〜もうひとつの恋のかたち〜 プロローグ

         幼稚園の頃から兄妹のように仲良しだった1歳年上のチャンミンオッパを、異性として好きだと自覚したのは中学2年生の終わりだった。 家も近所でずっと一緒に…

  • Loss of memory その19

         今までも直感で物事を決めることはあったけれど、恋愛に関しては慎重だった。 その俺が、出会ってその日のうちにチャンミンと一緒に暮らすことを決めた。 そ…

  • one-sided love その5 (最終話)

         唇が重なった感触が気持ちよくて…。  自分が何をしているのか、分からなくなってしまっていた。   「…う~ん…。」 ユノが、そっと目を開けた。   …

  • Loss of memory その18

       “その18”から数話、お話の内容が少し過去に戻ります。“その3”の前半の続きです。       「ユンホって、けっこうロマンチストなんだね。」  チャン…

  • one-sided love その4

         僕はびっくりして、 「どうしたんだよ、ミヨナァ。ヒチョルヒョンと喧嘩でもした?」と、聞いた。  ミヨンは後ろを向いたまま、 「先週の日曜日に誘われて…

  • Loss of memory その17

         チャンミンとミノくんが店の奥に入って暫くしてから、黒い高級車が店の前に止まりスーツを着た男が中に入ってきた。  「こんにちは。こちらに、チョン・ユン…

  • one-sided love その3

         「チャンミン、この間借りた本を持ってきた。ずっと借りてて悪かったな。」 「別に急がなくてもよかったのに。どうだった?面白かったか?」と、僕は聞いてみ…

  • Loss of memory その16

         「チャンミンさん、最近ずっとお店に来てますね。体調、いいんですか?」 ミノくんに言われて、 「ああ、そうなんだ。食欲もあるし、気分もいいみたいだ。だ…

  • one-sided love その2

         きっともう教室に来ているはずの彼の後ろ姿を一番初めに見たくて、廊下を息がきれないように走る。  教室のドアをそっと開けて、 「あっ、やっぱりもう来て…

  • Loss of memory その15

         人気店のその店は、いつものように混雑していた。 カウンター席は肩が触れそうなほどの距離で椅子が並んでいて、めいっぱい俺の方へ椅子を寄せて座るのがチャ…

  • one-sided love その1

         僕の名前は、シム・チャンミン。今は高校2年生。 クラスメートで親友の“ユノ”は、チョン・ユンホ。  そして、僕の好きな人。   …………………。  …

  • Loss of memory その14

         暫くしてチャンミンと一緒に戻ってきた看護師が、 「この後、医師の診察がありますからこちらでお待ちください。」と言い、くすっと笑った。  不思議そうな…

  • 「Snowdrop」を終えて、感謝と感想。

         この度は、「Snowdrop」を最後まで読んでくださりありがとうございました。  初めての人外設定&ユンテムカプでしたが、いかがでしたか?たぶん私の…

  • Loss of memory その13

         「おはよう、チャンミン。」 今日も変わらず、少しの期待を抱いて君に声をかけた。 「……。」 起き上がった君は、無言のまま怪訝そうに俺を見ている。 「…

  • Snowdrop 10雫 (最終話)

         「テミン…なんてことを…。」  俺はテミンに駆け寄ると、首に手を置き溢れる血を止めようとした。  テミンは何か話そうとするけれど、声にならなくて微か…

  • Loss of memory その12

         沈黙に耐えられなくて、俺はチャンミンの唇と身体の赤い痕に触れた。  「ごめんな。こんなに痕つけて…ここ血が滲んでる…痛いか?」 「ううん、痛くないよ…

  • Snowdrop 9雫

         「ユノ…さん…?なに言ってるの。冗談はやめてよ。僕、行くところないって知ってる…。」 「そこの引き出しの中に、普通の人間なら不自由なく生きていけるだ…

  • Loss of memory その11

         嫌がるチャンミンの腰を押さえて口をゆるゆると動かすと、我慢していても漏れ聞こえてくる声が変わってきた。  もっと声が聞きたくて、もっともっと感じて欲…

  • Snowdrop 8雫

         俺たちの種族には、幸福感を与えて生血を極上にした後3つの選択肢がある。   まず、お互いの血を交換し同種族になる事。その場合、相手とは血を奪い合う仲…

  • Loss of memory その10

         キスをしても口を固く閉じたままで、何度も抱き合っているのにチャンミンにとっては初めての行為なんだと実感した。  それでも気持ちを抑えられなくて、唇を…

  • Snowdrop 7雫

         テミンは日に日に弱っていき、起き上がれない日が多くなった。   「ユノさん、ごめんね。最近、身体が怠くて…何も出来ない…風邪でもこじらせちゃったかな…

  • Loss of memory その9

         チャンミンは、唇や首筋にキスをするたびに爪が食い込むほど俺の手を握った。  俺はキスの途中で唇を離し、 「チャンミン、座って。」 そう言って、今まで…

  • Snowdrop 6雫

         それから、毎日テミンの精気を吸い生血を喰らった。  吸血鬼の牙には麻酔の効果があり、乱暴に咬みつかなければ痛くないし咬まれた記憶も目覚めればなくなっ…

  • Loss of memory その8

         チャンミンと俺は手を繋ぐこともなく、無言のまま車でマンションまで帰ってきた。 たぶん、そんなことは初めてだった。   部屋に入り持ち帰った物を整理し…

  • Snowdrop 5雫

         薄暗い部屋でも分かるほど、血管の透けた肌は白く美しかった。 まるで内側から発光しているように見えた。  ベッドに横たわるテミンを今すぐ貪り尽くしたい…

  • Loss of memory その7

         「「ミノくん、ただいま〜。」」 2人で声を揃えて言いながら店に入ると、 「あっ、ユンホさん、チャンミンさん、おかえりなさい。」と、変わらない人懐っこ…

  • Snowdrop 4雫

         テミンを拾ってから、1週間が経った頃だった。  「ユノさん!ユノさん!!大変!!」 浴室からテミンの大きな声が聞こえてきたので、 「どうした?テミン…

  • Loss of memory その6

         ムンシクさんのお店の手前で立ち止まり、ゆっくりと大きく呼吸をして俺は気持ちを落ち着かせた。  平静を装いながら、何も知らないふりをしてチャンミンを迎…

  • Snowdrop 3雫

         テミンは風呂からあがると、 「あー、さっぱりした。ユノさん、着替えありがとう。僕、疲れたからもう寝るよ。いいよね。」と言って、食事をしないでソファー…

  • Loss of memory その5

         チャンミンは、30分経っても帰ってこなかった。 昼時の混雑も収まった頃だから、ヨンジさんと話し込んでいるのだろうか…。  ここに来る日は、いつもより…

  • Snowdrop 2雫

         「腹、減ってるか?」 部屋に入り久しぶりに暖房をつけて聞くと、 「ううん、そんなには…。」 「そうか、だったら先に風呂に入って温まれ。手が氷みたいに…

  • Loss of memory その4

         「チャンミンさん、いらっしゃい。来てくれて嬉しいですよー。」 ミノくんは、チャンミンの手を握り笑顔で出迎えてくれた。  明るく人懐っこい性格で誰から…

  • Snowdrop 1雫

        スノードロップの花言葉「希望」「慰め」       「おまえ、死にたいのか?」   ほとんど人通りのない真夜中、24時間営業のスーパーでだいぶんマシに…

  • Loss of memory その3

         「ユンホ、ちょっといいか。」  診察が終わり、俺だけシウォンに呼び止められた。  1人になるのが不安そうなシムくんに、 「すぐ戻るから。少しだけ待っ…

  • Loss of memory その2

         配達帰りの道路は、いつものように混雑していた。 日の入りがだいぶん遅くなり、この時間でもまだ明るく視界は悪くなかった。  信号の手前でスピードを落と…

  • Loss of memory その1

        ポピー全般の花言葉「恋の予感」白いポピーの花言葉「忘却」       今日も君は、昨日の俺を忘れてしまうんだ…。       「おはよう、チャンミン。…

  • 「この世界が終わるとき、君の目は何を映すのだろう」などを終えて、感謝と感想。

         この度は、「この世界が終わるとき、君の目は何を映すのだろう」と「こたつで君と、時々みかん」と「短編」数話を読んでくださりありがとうございました。  …

  • この世界が終わるとき、君の目は何を映すのだろう 〜Another Story〜

    このお話はその後というわけではなく、全く別の話として読んで頂けたらと思います。     「…ミン…チャンミン…。」 遠くでユノの声が聞こえた。  「……。」 …

  • この世界が終わるとき、君の目は何を映すのだろう the last day (最終話)

         マンションに帰りリビングに入ると、 「チャンミンっ。俺さぁ、恋とか愛とかなのかよく分からないけど…。チャンミンのこと好きだし…なんか…チャンミンと……

  • 相思華

        彼岸花の花言葉「再会」「また会う日を楽しみに」「思うはあなたひとり」「情熱」       「この花、嫌いだな。」 ユノはそう言った。  「なんで?」 …

  • この世界が終わるとき、君の目は何を映すのだろう day6

         それから、僕たちは愛の言葉を囁くこともなくただ夢中で抱きあった。  僕といえば、ユノの白い肌にたくさんの赤い痕をつけていた。まるで、僕のユノだと主張…

  • 夕日に伸びた影

         「シム・チャンミン。おまえが好きだ!俺とつき合ってください!!」  学校で1、2を争うほど人気者のユノ先輩が、僕に告白をした。  人見知りで友だちも…

  • この世界が終わるとき、君の目は何を映すのだろう day5

         あんな事をしてしまって僕はとても後悔していた。 こんなに気まずくなるくらいなら、何もなかった方がマシだった。  ユノはどうなんだろう…。ユノの気持ち…

  •      「ユノヒョ~ン。タオルを持ってきてくださ~い。」  玄関でチャンミンの声がして廊下に出た俺は驚いた。  「なに?どうした?びしょ濡れじゃん…。雨、降…

  • この世界が終わるとき、君の目は何を映すのだろう day4

         僕のマンションでの生活は、始めのうちは楽しかった。 食料はコンビニで買いだめしたので困らなかったし、ライフラインは止まらずに使えたから不自由なく生活…

  • こたつで君と、時々みかん その4 (最終話)

         ふと見ると、チャンミンが握りしめた右手で天板を叩いた音だった。  「…いやだって…嫌だって言ってますけどぉ。おっ!」 「チャ、チャンミン?!」  豹…

  • この世界が終わるとき、君の目は何を映すのだろう day3

         「チャンミン、どうしたんだよっ。早く入れよ。」 ユノに言われて我に返った。 「…すみません…。」 ユノとの出会いを思い出して、コンビニの前でぼーっと…

  • こたつで君と、時々みかん その3

         「チャンミン、みかんと同じ匂いがする。」 「みかんを食べたから、部屋に匂いが残っているだけですよ。」 「そうかなぁ。ん~、でもいい匂いがするよ。チャ…

  • この世界が終わるとき、君の目は何を映すのだろう day2

         出会いは最悪だった。  練習室の隅っこで何をする訳でもなく音楽を聴いていたら、誰かが僕のヘッドホンをいきなり取りあげた。 「ちょっと、何するんですか…

  • こたつで君と、時々みかん その2

         さっき床に置いた敷き布団と掛け布団を、ふたりで広げて順々に掛けていく。  暑さと期待で少し紅潮している頬が変にそそって抱きしめたくなるけれど、ぐっと…

  • この世界が終わるとき、君の目は何を映すのだろう day1

     勿忘草の花言葉「私を忘れないで」     この世界が終わるとき、僕はあなたと一緒にいてあなたの笑顔を見ていたい。   この世界が終わるとき、 ユノ、 あなた…

  • こたつで君と、時々みかん その1

         〈ピンポーン〉  インターフォンが鳴って、チャンミンがいそいそと玄関に出ていった。  久しぶりに同じ日になった休暇を家でのんびり過ごそうとチャンミン…

  • つよがり 帰宅後

         マンションのドアを開けて、 「ただいまっ!わー、懐かしいなぁ。なんかチャンミンの匂いがする。ん〜、落ち着くなぁ。」と言って、息を大きく吸い込んだ。 …

  • 偏好 〜チャンミンの場合〜 その2

         ユノヒョンが、僕の様子を見にきていたなんてことは後から知ったんだ。全て、分かってしまったんだね。僕は、ヒョンとの生活に少し疲れていたんだ。どんなに愛…

  • つよがり 後編

         ユノが行ってしまってから、2年が経とうとしていた。  僕は、相変わらず元気な姿を笑っている僕を投稿し続けた。   その代わり、胸にためた思いはブロッ…

  • 偏好 〜ユノの場合〜 その2

         そうなった経緯は知らないし知りたくもなかった。だけど、久しぶりに見たチャンミンは疲れていた。というより、やつれていた。チャンミンの友人から聞いた話で…

  • つよがり 中編

         ユノからの連絡が途絶えた後も、僕はメールとSNSをやめなかった。 いつ、何処で、ユノが見るか分からないし僕が元気でいることを知らせておきたかった。 …

  • 偏好 〜チャンミンの場合〜 その1

        「外の世界を見てみたい。」と、僕はそう切りだしていた。昨日、今日、考えたことではなかった。ただ、すぐには言えなかったんだ。ユノヒョンとずっと一緒にいて…

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