2018年11月
『カルチュラル・スタディーズ・入門』「第一章 カルチュラル・スタディーズとは何か?」③
こんにちは。 文系大学院生です。 今回は『カルチュラル・スタディー入門』の第一章の第3回目です。 ◼️前回までの復習◼️ 前回はフランクフルト学派とカルスタの理論的な関係性に付いて触れていました。 結論として、 フランクフルト学派もカルスタも民衆に着目します。 しかし、カルスタは彼らの視点に立って分析を行います。 そのような点がフランクフルト学派にはない視点なのです。 ◼️第一章 カルチュラル・スタディーズとは何か?②◼️ 構造主義と記号論 カルスタは、構造主義やポスト構造主義などの考え方を導入するなどしていました。 そこで、カルスタ誕生以前からの理論でカルスタと共通したものをここでは紹介して…
『カルチュラル・スタディーズ入門』「第一章 カルチュラル・スタディーズとは何か?」②
こんにちは。 文系大学院生です。 今回は『カルチュラル・スタディーズ入門』の第一章の第2回目になります。 それでは、前回のおさらいをして行きましょう。 ◼️前回のおさらい◼️ 前回は、カルチュラルスタディーズ(以下カルスタ)の前史を「文化の定義」から説明していました。 study-man.hatenablog.com そもそもカルスタは、 「文化」を 社会的背景などによって様々に変化するものである。 として扱っていました。 しかしそれまでは「文化」を 古典的な音楽や芸術といったエリート主義的なものをさしていました。 しかし、大衆消費社会が訪れると「大衆文化」が幅を聞かせるようになりエリート主義…
『カルチュラル・スタディーズ入門』 「第一章 カルチュラルスタディーズとは何か?」①
お久しぶりです。 文系大学院生です。 少し忙しくてブログ書く時間がなかったので時間が空いてしまったのですが『カルチュラルスタディーズ入門』に関して書いていきたいと思います! 今回は第一章を三回に分けて説明していきたいと思います! ◼️前回のおさらい◼️ 前回は、「はじめに」を取り扱いました。 study-man.hatenablog.com この章では、カルチュラルスタディーズ(以下カルスタ)が 「ざっくりと言うとどういうものか?」 を取り扱った章でした。 要約するとカルスタは、 ・様々な領域を「つなぐこと(分節=節合)」をしていく。 ・学問領域に基づきながらも、そこから既存の枠からはみ出てい…
2018年11月
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