既に各種報道がなされているようにディープインパクトが30日朝、亡くなりました。 かねてより首の状態が良くなく、2月から始めた今年の種付けを僅か20頭程で休止し、3月以降は回復へ向けて治療が続けられていたディープインパクト。 先日、キングカメハメハの種牡馬引退が報じられた時にはノーザンファームの吉田代表より来年から種付けを再開出来るように治療を行っていく旨のコメントも出ていました。 28日に首の手術を行い、手術は成功して、容体も落ち着いているとのことだったのですが、29日に立ち上がることが出来なくなり、急遽レントゲンを撮ったところ、頚椎の骨折が判明しました。 状態は良くなく、回復の見込みはないと…
日本時間で27日23:40にイギリス、アスコット競馬場ではキングジョージが行われます。 日本からジャパンカップ覇者のシュヴァルグランが参戦することで日本国内でも馬券販売が行われます。 キングジョージ レース概要 正式名称は、 「キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス」 イギリス アスコット競馬場 右・芝2390m 3歳以上 G1 3歳牡馬 約55.5キロ 3歳牝馬 約54.5キロ 4歳以上牡馬 約60.0キロ 4歳以上牝馬 約59.0キロ 総賞金 1,250,000ポンド(約1億6880万円) 1着賞金 708,875ポンド(約9570万円) イギリスと言えば近代競馬発祥の地として良…
今週から札幌開催が始まります。 その開幕週を飾るのは牝馬限定のG3クイーンステークス。 昔はエリザベス女王杯のトライアルレースとして中山競馬場などで行われていた3歳牝馬限定重賞だったのですが(エリザベス女王杯はかつて3歳牝馬限定戦でした)、古牝馬競走の番組改革に伴い、開催を札幌競馬場へと移し、古馬にも開放されて今に至ります。 かつてはヘヴンリーロマンスがこのレースをステップに札幌記念を制覇、更に天皇賞(秋)を勝つ活躍を見せ、繁殖入り後にはアウォーディー、ラニ、アムールブリエらを出すなど今や日本を代表する名牝の1頭となっています。 また、3歳馬が秋を見据えて早めの始動戦にここを選ぶケースも少なく…
今週より札幌開催が始まります。 ここではその舞台である札幌競馬場について触れていきます。 札幌競馬場の位置 札幌競馬場はその名の通り、北海道札幌市に位置する競馬場となっており、現在開催が行われている競馬場では地方競馬も含めて日本で最北に位置する競馬場となっています。 札幌市と一言で言っても実はかなり広い街なのですが、札幌競馬場は中央区にあり、JR札幌駅及び札幌市営地下鉄さっぽろ駅からJR学園都市線で僅か1駅、JR桑園駅が最寄り駅というかなりの好立地となっています。 JR桑園駅からは徒歩10分程度と若干の距離はあるものの、競馬開催が行われる日にはJR桑園駅からは競馬場行きのシャトルバスが運行され…
夏のマイル重賞として行われるようになったのが2012年。 今ではこの条件も定着した感もある中京記念が日曜日に行われます。 昨年こそ1番人気のグレーターロンドンが勝っているものの、この条件になって以降の7回で1番人気の連対は僅かにこの1回のみ。 ハンデ重賞らしく人気薄の激走も垣間見られるこのレースですが、今年はどうでしょうか。 netkeibaの予想オッズでは1番人気に推されているのは昨年の覇者プリモシーン。 前走のヴィクトリアマイルでもノームコアに迫る2着と実力の一端を示しています。 ハンデは55.5キロと昨年より4.5キロアップし、牝馬のセックスアローワンスを考慮すると事実上のトップハンデと…
かつて函館開催は札幌開催と逆の時期に行われており、函館記念は今の札幌記念に近い位置付けとしてのレースとして行われており、秋のG1を意識する馬が早めに使い出すことも少なくなく、レコード勝ちを収めたサッカーボーイなど大物の参戦も見られたものですが、函館開催の後に札幌開催が行われるようになり、札幌記念がG2に昇格したことで函館記念の位置付けも大きく変わってきており、今ではローカルのハンデG3らしいレースとなりました。 ただ、函館競馬場の芝コースは本州の競馬場と違い、芝はエクイターフを使用していません。 他の8場で使用されているエクイターフはいわゆる「野芝」と言われる日本の芝をベースに品種改良などを重…
報道されているようにキングカメハメハが種牡馬を引退することが明らかになりました。 キングカメハメハは現在18歳。 父は世界各国で活躍馬を出したキングマンボ(その父ミスタープロスペクター)。 母はマンファス(その父ラストタイクーン)という血統。 現役時は2004年のNHKマイルカップ、日本ダービーを制するなど8戦7勝。 故障のため、早期に引退し、4歳春より種牡馬となっています。 マイルのNHKマイルカップで圧倒的な強さを見せながら日本ダービーでも厳しい流れの中、ハーツクライらを完封し、高いスタミナをも感じさせる並々ならぬポテンシャルを感じさせていたこと、その血統内にミスタープロスペクター以外の主…
実はフェブラリーステークス以来となるダートマイル以下のJRA古馬重賞だったりするこのプロキオンステークス。 昨年はドバイゴールデンシャヒーンで5着したスパイツタウン産駒の外国産馬マテラスカイが驚異的なレコードタイムをマークしての逃げ切り圧勝劇となりました。 そのマテラスカイ、兵庫ゴールドトロフィー、根岸ステークスと惨敗していたのですが果敢に挑戦したドバイゴールデンシャヒーンでは2着と世界レベルのスピードを再度発揮してきました。 秋にはコパノキッキングと共にBCスプリントへの遠征のプランもあるだけにここで半端なレースはしていられない、そんな立場も相まって現時点では単勝2倍台の人気で1番人気となっ…
夏の名物重賞七夕賞が行われますね。 「1番人気が勝てない」重賞としても有名でもあり、かつて1番人気馬が26連敗したという強烈な記録を残しています(2005年にダイワレイダースが優勝して連敗劇は止まりました)。 それ以降は1番人気馬は何度も勝っており、謎のジンクスは影を潜めてはいるのですが、ハンデG3らしく下位人気の馬が平気で上位に食い込む荒れっぷりは相変わらずで、昨年は11番人気のメドウラークが激走し、3連単は256万馬券と凄まじい配当を記録しています。 そんな七夕賞、今年は前走新潟大賞典で人気に推されながらも3着に敗れたロシュフォールが1番人気となりそうな雲行きです。実績面もあり、ハンデも5…
様々なドラマと共に2019年も上半期が終了。 途中経過となりますが、ここでは現時点でのJRAのリーディングサイアーランキングを見ていきます。 2019年 上半期JRAリーディングサイアーランキング 2位以下にダブルスコアを大きく超える大差でトップを独走しているのはディープインパクト。G1レースでも日本ダービーをロジャーバローズが、天皇賞(春)をフィエールマンが、桜花賞をグランアレグリアが、オークスではラヴズオンリーミーが、大阪杯でアルアインが制するなど相変わらずの素晴らしい活躍振りで質、量共に断然の成績。 今年もリーディングサイアーに輝くことになるのは確実と言えそうです。 2位にはステイゴール…
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