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アジアのお箸 https://jkcv.hatenablog.com/

中国語・韓国語・ベトナム語が似ているので同時学習してみるブログ (東アジア漢字文化圏の言語の比較・対照)

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2018/10/26

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  • 【発生】をなんというか

    またまた同じ例文を再利用します。SDGsです。日本語 はっせい【発生】中国語(普通話) fāshēng【发生】 日本地震频繁发生。 rìbĕn dìzhèn pínfán fāshēng (日本は地震が頻繁に発生する。)韓国語 발생【発生】 일본은 지진이 빈번하게 발생한다. (日本は地震が頻繁に発生する。)ベトナム語 phát sinh【発生】

  • 【地震】をなんというか

    前回の例文を再利用して、今回は【地震】をご紹介。日本語 じしん【地震】中国語(普通話) dìzhèn【地震】 日本地震频繁发生。 rìbĕn dìzhèn pínfán fāshēng (日本は地震が頻繁に発生する。)韓国語 지진【地震】 일본은 지진이 빈번하게 발생한다. (日本は地震が頻繁に発生する。)ベトナム語 địa chấn【地震】

  • 【頻繁】をなんというか

    前回【頻頻】ということばを取り上げたので、今回は似たもので【頻繁】をご紹介。日本語 ひんぱん【頻繁】中国語(普通話) pínfán【频繁】 日本地震频繁发生。 rìbĕn dìzhèn pínfán fāshēng (日本は地震が頻繁に発生する。)韓国語 빈번하다【頻繁하다】 일본은 지진이 빈번하게 발생한다. (日本は地震が頻繁に発生する。)ベトナム語 該当なし 今回の中国語の例文は日本語と語順が全く同じで、そのまま読んでも意味がわかるのがおもしろい。「日本!地震!頻繁!発生!」韓国語も昔のように漢字ハングル混じり文で書くと実は「日本은 地震이 頻繁하게 発生한다.」となり、もう日本とほぼ…

  • 【頻頻】ということば

    「用心棒日月抄」に出てきた気になる言葉、第三弾は【頻頻】。これで最後です。 小説の文を引用する。 間宮さまの調べがはじまった直後から、ご城下でひんぴんと暗殺が行なわれている。小説内ではひらがな表記だが、ひんぴん【頻々】ということばが出てきている。「望ましくないことが何度も続けて起こる様子」という意味だそうだ。中国語にもpínpín【频频】という言葉があるが、こちらは特に「望ましくないこと」に限定はしないようだ。以下にまとめる。 日本語 ひんぴん【頻々】 間宮さまの調べがはじまった直後から、ご城下でひんぴんと暗殺が行なわれている。中国語(普通話) pínpín【频频】 他最近在电视娱乐节目中频频…

  • 【精悍】ということば

    時代小説「用心棒日月抄」に出てきた気になる言葉。第二弾は【精悍】 「用心棒日月抄」の文を引用する。 瘦せた頬と、ややしゃくれた顎をもち、眼に精悍な光がある。せいかん【精悍】とは、「行動的で、鋭さが今にも爆発しそうに見える様子」という意味だ。 小説の中では、武士の鋭い目つきを表す場面で使われていた。調べたところこの言葉は、少しニュアンスは違うようだが、中国語にもある。 下にまとめた。 日本語 せいかん【精悍】 瘦せた頬と、ややしゃくれた顎をもち、眼に精悍な光がある。中国語(普通話) jīnghàn【精悍】 这个青年很精悍。 zhègè qīngnián hěn jīnghàn (この青年は有能で…

  • 【世上】ということば

    今回からは、先日読んだ時代小説「用心棒日月抄」(藤沢周平 著)に出てきた気になる言葉を取り上げてみる。 江戸時代を舞台にした小説だからか、少し見慣れない言葉が盛り込まれている。第一回は【世上】。「用心棒日月抄」の文を引用する。 むろん浅野の旧家臣全部が、世上にささやかれるように吉良を狙って狂奔しているわけではあるまい。【世上】という言葉が出てきた。日本語の日常会話では使わないが、日本語に存在する言葉。実は韓国語を勉強していた当時、세상【世上】という言葉がよく出てきた。「世の中」という意味だ。 そのときは韓国語的な独特な言葉だなあなどと思っていたが、日本語の小説の中にもふと登場してきて、なんだか…

  • 興味のある他の言語

    前々回の投稿につながるが、今学んでいる言語以外にも興味があるものがいくつもある。 マレー語 マレーシアに1度だけいったことがあるが、マレー・英国・中華・インド・イスラム、色々な文化が混在していて、観光地としては非常にわくわくする国だと感じた。気候も身体に合う気がする。もし独身だったら移住してみたかったかも。 マレー語はマラッカ海峡周辺の交易の共通語(リンガフランカ)だった、という歴史にもロマンを感じる。 おとなりのインドネシア語も、マレー語から作られたので、細かい単語の違い程度しかないという。 韓国語とならんで日本人にとって最も簡単で学びやすい言語らしいので、手を出してみたい気がする。 広東語…

  • お気に入りの中国語⇔韓国語辞書サイト NAVER중국어사전

    前回の話につながるが、今は韓国語と中国語はゆるく触れつづけるようにしている。 具体的には、ブログに載せる例文を探すときに、中国語⇔韓国語辞書を使って、 同じ意味の文を、韓国語と中国語でなんと表現するか、一気に触れている。 (そうするとどうしても、自分のレベルでわかる簡単な文が主になってしまうが、仕方ない)お気に入りの中国語⇔韓国語辞書は、韓国のNAVER중국어사전だ。例文が豊富で探しやすい。 PC版もスマホアプリ版もある。このサイト、ほかにも色々と単語や会話文やクイズなどが充実しており、韓国語で中国語を学べる。 分からないなりにも、ときどき冷やかしで覗いている。 このサイトで自分の第二外国語(…

  • 語学学習がはかどらない

    先月体調を崩してから、語学学習がはかどらない。今までもスランプは何度もあったから仕方ない。 以前に投稿した内容につながるが、あくまで趣味なのだから、好きなときに休んで、好きなときに再開すればよい。そうではあるのだけれど。自分の立ち位置を確認するために、今の私の各言語のレベルや、各言語に対する個人的な印象をつらつらと書いてみる。 英語 私にとって第一外国語。 ネイティブレベルには遠く及ばないが、最低限は耐えうる。普段使う機会がないが、使いだしたら思い出してくる。 これ以上勉強するつもりは今のところはない。 ミーハーだがアメリカ英語の発音がかっこいいと感じる。アメリカの一部の音楽が非常に好き。 し…

  • 台湾牛肉麺と蘭州牛肉麺

    いままでniúròumiàn【牛肉麵(牛肉面)】というものを食べたことがなかったが、ようやく食べる機会を得られた。 一食目は台湾料理店で。麺はやわらか、スープはよくわからないスパイスたっぷり。異国情緒あふれたが、正直なところ食べ慣れない味だった。 二食目は少し前から密かに流行っているらしい、lánzhōu niúròumiàn 【蘭州牛肉麵(兰州牛肉面)】。別名、lánzhōu lāmiàn【蘭州拉麵(兰州拉面)】ともいう。店内で手打ちして作る姿は絵になる。麺はコシがあって、日本のうどんとラーメンの間のような感じでなかなかおいしい。しかしスープは化学調味料だらけでちょっと残念だった。 お店によ…

  • 【練習する】をなんというか

    今回は日中韓越で共通しているものをご紹介。 (今回は中韓越ですべて同じ意味の例文を書くことができた。うれしい。) 日本語 れんしゅうする【練習する】中国語(普通話) liànxí【练习】 我们练习说英语。 wǒmen liànxí shuō yīngyǔ (私たちは英語を話す練習をします。)韓国語 연습하다【練習하다】 우리는 영어로 말하기를 연습합니다. (私たちは英語で話す練習をします。)ベトナム語 luyện tập【練習】 Chúng tôi luyện tập nói tiếng Anh. (私たちは英語を話す練習をします。) 中越は【練習】だけで名詞と動詞の両方の意味がある。 日…

  • 【都市・街】をなんというか

    今回は日韓のみ共通するものをご紹介。 各言語でニュアンスが少しずつ違うかもしれない。 日本語 とし【都市】中国語(普通話) chéngshì【城市】 韓国語 도시【都市】ベトナム語 thành phố【城鋪】

  • 【乾電池】をなんというか

    前回は【電池】をみたので、ついでに今回は【乾電池】をみる。 日本語 かんでんち【乾電池】中国語(普通話) gāndiànchí【干电池】韓国語 건전지【乾電池】ベトナム語 pin khô【フランス語pile + 枯】 日中韓はきれいに同じ漢語系語彙である。中国語の発音は日本語の「かんでんち」にかなり似ていて親近感がある。 そしてベトナム語は、フランス語由来の単語と漢語系語彙の複合語という、なかなかにアクロバティックなことになっている。 pinがフランス語のpileからきており、khôは【枯】という漢字のベトナム語読みである。 ベトナム語のkhô【枯】には、「枯れている」という意味だけでなく、「…

  • 【電池】をなんというか - ベトナム語の中のフランス語

    今回は【電池】をみる。日本語 でんち【電池】中国語(普通話) diànchí【电池】韓国語 전지【電池】ベトナム語 pin【フランス語pile】 ベトナム語だけいきなりフランス語由来の語彙である。フランス語が分からない私などは戸惑ってしまう。 ベトナムがフランス領だったときに電池がベトナムに持ち込まれたのだろうか。様々な歴史とともに言語は混ざっていく───。

  • (再掲) 【動物】をなんというか

    (本記事は2021-09-17の投稿の再掲載です)今日は日中韓越すべて同じ語彙をひとつ。 日本語どうぶつ 【動物】 中国語(普通話)dong1wu4 【动物】 韓国語동물 【動物】 ベトナム語Động vật 【動物】 【動】の語尾は日本語以外は-ngを保っている。日本語の語尾-うは典型的な-ngからの変化。【物】の語頭子音は全て異なるが、全てが口をすぼめて発音する子音なので、交替が起きやすいと思われる。そして語尾は、日韓越という中国の周辺地では入声を保存している。普通話では入声が消滅。 興味深いです。

  • 【動物園】をなんというか

    前回の【水族館】の関連で、今回は【動物園】をみる。 日本語 どうぶつえん【動物園】 中国語(普通話) dòngwùyuán【动物园】 韓国語 동물원【動物園】 ベトナム語 sở thú【所獣】 vườn bách thú【(園)百獣】 vườn thú【(園)獣】 前回の【水族館】と同じくベトナム語だけ異なる。ベトナム語、難しいです。

  • 【水族館】をなんというか

    水族館に行ってきた。思ったよりも外国からの観光の人がかなりたくさんいた。中国語があちこちでよく聞こえてきて、それに混じってときどき英語と韓国語、あとは知らない言語がパラパラと。 コロナ前に戻りつつある確かな感触があった。日本が入国制限を緩和することの良し悪しはまだ分からない。 今回はその【水族館】を各言語でなんというかをみる。 日本語 すいぞくかん【水族館】 中国語(普通話) shuǐzúguǎn【水族馆】 国内最大的水族馆。 guónèi zuì dà de shuĭzúguăn (国内最大の水族館。) 韓国語 수족관【水族館】 국내 최대의 수족관. (国内最大の水族館。) ベトナム語 t…

  • (再掲) 一方通行の【相】

    (本記事は2022-09-07の投稿の再掲です) Duolingoでいい例文を見た。 你要相信你自己。You must believe in yourself. そうだよな。自分自身を信じないといけないよな。 さてここで使われている【相信 xiang1xin4】は「信じる」という意味。決して「互いに信じ合う」のではない。 【相】は「互いに」という双方向の動作のみを表すと思っていたが、【相信】の【相】は、おそらく一方通行の動作を表しているのではないか。 中日辞典の【相】には、「一方が他方に働きかける行為や態度を表す。主として単音節動詞を修飾する」という用法が書かれている。漢和辞典の【相】には、「…

  • 【窓】をなんというか

    今回はめずらしく日中韓越で共通しないものを取り上げる。 日本語 まど【(窓)】 中国語(普通話) chuānghu【窗户】 chuāngzi【窗子】 开窗户换空气。 kāi chuānghu huàn kōngqì (窓を開けて換気をする。) 韓国語 창문【窓門】 창【窓】 창문을 열어 환기를 시키다. (窓を開けて換気をする。) ベトナム語 cửa sổ【とびら + ?】 日本漢字の【窓】は、中国語では異体字の【窗】を使う。 ところがシンガポールでは独自の文字があり(新加坡漢字)、【囪】と書くらしい。 世界は知らないことばかりだ。参考: シンガポールにおける漢字 - Wikipedia

  • 【百貨店】をなんというか

    今回は日韓(中)で共通するものを。 日本語 ひゃっかてん【百貨店】 中国語(普通話) bǎihuòshāngdiàn 【百货商店】bǎihuògōngsī 【百货公司】bǎihuòdiàn 【百货店】băihuòdàlóu【百货大楼】 回家的路上,我去了百货商店买了一个包。 huí jiā de lù shàng wǒ qù le bǎi huò shāng diàn mǎi le yī gè bāo (家に帰る途中、私は百貨店に行ってかばんを1つ買った。) 韓国語 백화점【百貨店】 나는 집으로 가는 길에 백화점에 들러 가방을 하나 샀다. (私は家に帰る途中、百貨店に立ち寄ってかばんを…

  • 外国語学習を休んで、日本の小説を読書する。

    しばらく外国語学習からは遠ざかり、読書に明け暮れた。語学・言語学ばかりやっていても、自分の視野が狭くなるので、結果としては良かった。特に良かった作品は、藤沢周平の「用心棒日月抄」という江戸時代を舞台にした小説であった。ひいきにしているYoutuberが薦めており、書を開くと非常に読ませる内容だった。時代小説なぞ興味を持ったこともなかったが、ずんずんと引き込まれてしまった。著者の才能を感じた。

  • 「ロシア」をなんというか

    (本記事は2022/10/24の投稿の再掲載です) 前回、ロシアが中国語で「オロス」に聞こえるという話を書いた。今回は各言語で「ロシア」をなんというかをみていく。 日本語ロシア(ロシア) 中国語(普通話)e2luo2si1【俄罗斯】 韓国語러시아(ロシア) ベトナム語Nga【俄】 国名の表記には、どの漢字を当てるかにもよって、かなり揺れがあることが少なくない。「ロシア」にもかつて色々な表記があったようだが、めんどくさいので割愛する。今一般的な言い方としては、日韓は「ロシア」の音をカタカタないしハングルで転記しており、中越では【俄】の漢字をベースにしているということだけを押さえておく。

  • (再掲) スペインを何と言うか

    (この記事は2021/12/31の投稿の再掲載です) 日本語 スペイン / 西中国語(普通話) 西班牙 xi1ban1ya1韓国語 스페인 / 서반아(西班牙)ベトナム語 tây ban nhà (西班牙)西班牙という漢字表記に基づく言い方が中国語とベトナム語では現役です。韓国語でも昔は使っていたらしい(韓国語版Wikipediaより)。日本語ではまれに略語で西日辞書などというときに使う。中国語とベトナム語を同時学習していて気づいた。

  • (再掲) イタリアをなんというか

    (本記事は2021/12/30の投稿の再掲載です) 日本語イタリア伊太利亜など 中国語(普通話)意大利 yi4da4li4 中国語(台湾)義大利 yi4da4li4 韓国語이탈리아 ベトナム語Ý(意)

  • (再掲) 【ドイツ】を何というか

    (本記事は2018/10/6の投稿の再掲載です) 国名シリーズ第8弾はドイツです。 日本語ドイツ(Deutschland)どいつ【独逸】 中国語(普通話)Déguó【德国】 韓国語독일【獨逸】 ベトナム語Đức【徳】 大きく分けて、日本式の【独逸】と中国式の【徳意志】のふた通りの当て字があります。日韓では日本式、中越では中国式が用いられています(中越では【徳意志】の頭の【徳】を取っています。)。日本語が韓国語に入り込み、中国語がベトナム語に入り込んだというところに、かつての国家間のパワーバランスが映し出されているように思えます。 日本語では【独逸どいつ】はもはや堅苦しく、今ではカタカナで【ドイ…

  • (再掲) 【フランス】を何というか

    (本記事は2018/10/6の投稿の再掲載です) 国名シリーズ第7弾、おフランスです。 日本語フランス(France)ふっこく【仏国】 中国語(普通話)Fǎguó【法国】 韓国語프랑스(France) ベトナム語Pháp【法】 日韓では英語の【France】の音を借用して言うのが一般的なようです。日本語では堅い表現では【仏国ふっこく】もあり、【仏蘭西】という当て字から来ています。韓国語については、辞書(小学館・朝鮮語辞典)では【仏国불국 】や【法国법국】(後述の中国語由来)も載っていますが、ネットで調べる限りこういう表現は一般的ではないようです。単に【France프랑스】といい、ある意味日本人…

  • (再掲) 【イギリス】を何というか

    (本記事は2018/10/4の投稿の再掲載です) 仕事のトラブル・板挟み・無理難題、自分自身の能力不足が重なり、辟易としています。今度また台風来るのですが色々大丈夫なのでしょうか。 国名シリーズ第6弾、イギリス。 日本語イギリス(English)えいこく【英国】 中国語(普通話)Yīngguó(英国) 韓国語영국(英國) ベトナム語Nước Anh(くに・英)Anh quốc(英国) 【英】という漢字の読み方が各国語で違っていて、とまどいそうになります。中韓では語末が-ngですが、日本語ではなぜか-iです。ただ、日本語の【えい】は漢音で、呉音では【よう(やう)】となります。-ngの音が-uに変…

  • (再掲) 【アメリカ】を何というか

    (本記事は2018/9/25の投稿の再掲載です) 3連休最終日も残りわずかとなり、たいして有意義な活動もできず、家族への奉仕もあまりできず、ただ単に布団の上にて、生きるしかばねのごとく寝て過ごし、明日からまた嫌な仕事だと思うと、めっきり気分も塞ぎ込んでしまう私です。こんばんは。 国名シリーズ第5弾はアメリカ。 日本語アメリカ(America)べいこく(米国) 中国語(普通話)Měiguó(美国)Huāqí(guó)(花旗(国)) 韓国語미국(美國(/米國)) ベトナム語(Nước) Hoa Kỳ((くに)・花旗)Nước Mỹ(くに・美) 日本語では英語のAmericaを借用してアメリカと言う…

  • (再掲) 【越南(ベトナム)】を何というか

    (本記事は2018/9/22の投稿の再掲載です) 国名シリーズ第4弾です。ベトナムは漢字で書くと【越南】・・・。 日本語ベトナム(Vietnam)えつなん(越南) 中国語(普通話)Yuènán(越南) 韓国語베트남(Vietnam)월남(越南) ベトナム語Việt Nam(越南) まずベトナム語では【越南Việt Nam】と書き、発音としてはヴィエトナムに近い音です。 日本語ではベトナムと、現地音に近い発音で呼びます。昔はヴィエトナムと表記していたこともあったようですが、日本人にはヴィの音は馴染みがないからか、今どきそのような表記は見かけません。また、日本語でベトナムのことをわざわざ【越南えつ…

  • (再掲) 【韓国】を何というか

    (本記事は2018/9/21の投稿の再掲載です) 国名シリーズ第3弾です。 日本語かんこく(韓国) 中国語(普通話)Hánguó(韩国) 韓国語한국(韓國) ベトナム語Hàn Quốc(韓国) 日本語以外では【韓】はhanと読みます(声調は置いておいて)。日本語だけはkanです。子音hの音が、日本語に導入されたときにはkに置き換わっていますね。このようなh→kとなる例はいくつかあるようです。

  • (再掲) 【中国】を何というか

    (本記事は2018/9/19の投稿の再掲載です) 国名シリーズ第2弾、中国です。 日本語ちゅうごく(中国) 中国語(普通話)Zhōngguó(中国) 韓国語중국(中國) ベトナム語Trung Quốc(中国) 今回は語末の子音に注目してみたいです。 【中】の語末は、日本語以外は-ngの音で共通しています。日本語だけは代わりに「う」の音で終わっています。大昔の日本が漢字音を取り入れるときに、-ngの音を「う」に置き換えたと聞いたことがあります。【国】の語末は、韓国語とベトナム語が-kでして、これが昔の本来の漢字音を残しています(入声(にっしょう)と呼ばれる音)。日本語では-kのさらに後ろに母音u…

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