母の認知症

ブログをはじめてから、ほとんどが父についての介護状態を書いてきましたが、ブログのタイトルにもあるように、我が家はダブル介護、母は認知症で現在は、要介護1です。認知症の診断が降りたのは、2011年11月で、「初期のアルツハイマーの疑い＋脳血管性障」との診断でした。私は結婚して実家の関西を離れて関東へ、離婚後も実家には戻らなかったですし、10歳下の弟も実家を離れているので、そのとき両親は2人暮らし。母は、自分の実母(私の祖母)の介護を約10年しました。ちょうど介護保険制度がはじまった頃です。電気屋さんなど、知らない人が家の中に入ってもらうことを嫌っていた母が、祖母の介護のときには、ヘルパーさんやケアマネさんが家の中に入ってくること嫌がらず、オープンに対応していて、それには娘なりに感心して見ていたものです。祖母は出掛...母の認知症

お尻との格闘

私は、32歳で離婚し、自立のための就職先の基本的な勤務形態が、当初からほとんど在宅勤務だったため、なんとか両親ダブル介護がそれなりに回っています。この10連休も完全な休みというわけではなくて、仕事をしながら介護も変わりなく両親と過ごしているわけです。とはいえ、世間は10連休、仕事の電話がかかってくることはなく、完全な休みというわけではないのですけれども、なんとなく気分的には楽ですね。綱渡りの綱が太くなったか、手すりがついたか、そんな感じでのんびりと…と、思っていたら、連休3日目4月29日から父の排便の介助に3時間くらいかかってしまいました。便秘です。父は、朝飲んでいた2種類の降圧剤のうち、テルミサルタン錠20㎎を中止して、アムロジピン錠5㎎朝1錠のみ、あとは整腸剤のビオスリー配合OD錠が朝夕1錠ずつだったのを、...お尻との格闘

「血圧低めだから」…？？？(あれから半年が過ぎ)

ブログを立ち上げるほど、書き記しておきたいことは山ほどあるというのに、仕事に追われて、ブログ開設早々に更新ができませんでした。介護と仕事の両立はおろか、その記録と発信は、なかなか思うようにはいかないかもしれません。でも、自分を追い詰めることなく、無理のないペースでこれからも、時間があるときには発信しておこうと思ってます。なんせ、介護は綱渡り。介護従事者は、きっと誰もが綱渡りのような毎日を送っているはず。親の世話をするということ、お世話をさせてもらっているんだと感じるほど至福の時を感じることができるときもあれば、なんでこんなことをしなければと、地獄をみるようなときもあるわけで、いつ転落してもおかしくない、まさに綱渡りの毎日を過ごしております。きっとみんなそう。親族として介護をしている人もしかり、仕事として従事して...「血圧低めだから」…？？？(あれから半年が過ぎ)

手ががりは「お薬手帳」～「血圧低めだから」…？？？(つづき)

父85歳要介護2週2回デイサービス週1回通所リハビリ尿道カテーテル留置アムロジピン錠5㎎朝1錠テルミサルタン錠20㎎朝1錠ビオスリー配合OD錠朝夕1錠父は脳梗塞を2回患っている。軽かったので、入院こそしていないが、言語障害と右足の歩行障害の後遺症がでている。その頃から、降圧剤が処方され飲んできている。だから、「もともと低め」ではないはず。2種類もの降圧剤を朝夕飲むほど、血圧高め、れっきとした高血圧だったはずだ。「はずだ」というのは、両親は関西、私はす関東と離れて暮らしていたので、残念ながら、当時の父の病状の詳細をよく把握していない。関西でかかりつけていた病院で出されていた処方箋をいくつかの病院が引き継いで、今のかかりつけ医が薬を処方してくれている。脳梗塞になったいきさつなどは、関西のかかりつけ医から「診療情報」...手ががりは「お薬手帳」～「血圧低めだから」…？？？(つづき)

「血圧低めだから」…？？？

父85歳要介護2週2回デイサービス週1回通所リハビリ尿道カテーテル留置アムロジピン錠5㎎朝1錠テルミサルタン錠20㎎朝1錠ビオスリー配合OD錠朝夕1錠父の訪問看護師さんは、毎週金曜日に来てくれている。先週の金曜日の訪問看護の前日には、かかりつけ医の往診があったばかり。かかりつけの病院と訪問看護は、同じ医療法人が運営している。訪問看護で何か異変がみつかると、直接、主治医に異変が報告されて医療内容が指導される。尿道カテーテル留置を余儀なくされている父にとっては、命綱ともいえる、とても有難いシステムだ。そんな訪問看護の日である先週の金曜日、いつもは訪問看護師さんが来ていても、同じアパートの2階に住んでいる私は、すっかりお任せっきりで、よほどのことがない限り、ほとんど顔を出さない。少々のことがあっても、連携はほとんど電...「血圧低めだから」…？？？