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2018/10/17

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  • Kさん⑥浮気が心配…ですか?

    ユウコさんは私の私生活なんてどうでも良いかもしれない。 …と、思っていたのは私だけだったようだ。 ユウコさんが共通の知人に 「マリちゃんって彼氏とか出来ないのかな?あんなにカワイイのに(絶対思ってない(-_-;))。」 と探りを入れた(ここは私の先入観)らしいことがわかった。 ユウコさんは、最近の私がSNSなどから離れているので気になったのかもしれない。 一方私は、地方では出会う機会のまずない高収入の彼氏が出来た事を自慢したい気持ちもあるのだが、Kさんとの未来にまだ不安もある為、誰彼構わず明かすのはやめておこうと思っていた。 ところが、だ(-_-;) 別ルートでユウコさんの耳に入ってしまった(…

  • Kさん⑤マウントを取るオンナ

    私の仕事は特殊だ。 知っている人は知っている程度の。 つきあうことがきまってから私はやっとKさんに仕事の話をした。 Kさんは最初から 『そう?それは素晴らしいお仕事だね。それにそのお仕事なら結婚してどこに行っても続けられるよね。』 と言ってくれた。 しかも 『あ、別に働きたく無ければ働かなくて構わないんだけどね。』 と、暗に専業主婦になっても良いよと言ってくれた。 ただ私自身ずっと働いてきた身としては、大げさだが社会との関わりを絶つというのが恐くもあったので 『やはり細々とでも仕事は続けたいと思っています。』 と答えると、うんうんと電話の向こうで頷きながら 『それが自立した女性の気持ちだよね。…

  • Kさん④趣味を強要される

    Kさんが、私が東京に遊びに行く時にどうしても連れていきたい場所があるという。 それは… 海🌊 ただの海ではない。 多趣味だと言うKさん。 その趣味の一つがサーフィンらしい。 サーフィンという言葉が出てくるタイプにはとても思えないのだが、そう言えば色黒だったことを思い出した。 あれは地黒ではなく、日焼けだったのかと思った。 『板は向こうに置いてあってね、電車に乗って身一つで行く感じ。』 サーフィンをしたいなら反対はしないが、私は全く興味がない。 まさか一緒にやろうなんて誘われないよね(;´∀`) と思ったら案の定 『マリコちゃんにも教えてあげたいんだ。』 と来たもんだ。 私は仕事柄、日焼けする訳…

  • Kさん③経歴詐称疑惑

    Kさんは私の住む地域に興味があると言った。 『マリコちゃんがもしそこにすみたいなら、ボクが定年したらそっちにマンション買っても良いよね。 今住んでいるマンション売ったら余裕で買えるはず。』 私も今は東京に住みたいと思っていても、年を取ったら親戚が近くにいる方が良いのではないかという気持ちもある。 もし親が倒れたりなんかしたら、介護も大変そうだし。 と、考えたくもない現実もそう遠い話ではない(-_-;) そんな時にもKさんの経済力は安心材料だ。 依存と言われれば依存だけど…。 『今度会いに行く時に行きたいところがあるんだよ。◯◯っていう温泉地知ってる?学生の頃合宿した事があるんだ。』 Kさんは学…

  • Kさん②スマホを買い換えさせられる(-_-;)?

    東京から帰って来てからというもの、私の時間はかなり減った。 こんな遠距離なんだから、会えなくて寂しい気持ちになったりするのかと思ったのに、なんのことはない、毎晩...だけならまだしも毎朝電話を欠かさないのだ。 Kさんは朝から熱い電話をしてくる人だということがわかった。 どうやら他の社員が出勤するより早く出勤して仕事をする人らしい。 早朝の方が不要な電話も鳴らないし、他の社員からの邪魔も入らずに捗るのだとか。 確かにそういう人、いるね。 朝6時30分にメールの着信音が鳴った時には驚いたが、朝早くから仕事をする人にとっては相手も起きていて当然の時間なのだろうか(;´Д`) だが私は自営業で在宅ワー…

  • Kさん①続モテる男の法則

    空港でソファに座って待っているとKさんはやってきた。 遠くから小走りに近寄ってくるその姿を見て思った。 ああ、やはり好みじゃない(;´Д`) どうして毎回思うのに、繰り返してしまうのか。 一番苦手なのは、顔。 私は彼の顔、特に口元が得意じゃないのだ。 とにかく歯並びが悪くガチャガチャしている。 こんな口元とキスなんて出来ない(;´Д`) しかし彼にはお金があるのだ←サイテー(;゚∀゚)=3 Kさんは微笑みながらやってきて 「昨日と雰囲気が違うからわからなかったけど、今日の感じも可愛くて良いですね。」 と女性が喜びそうな言葉を並べた。 36歳にもなって可愛いと言われる事の嬉しさよ(;´∀`) や…

  • 東京㉙モテる男の法則

    Kさんに関しては、フミヨちゃんは 「優しそうだし、子供好きだって言っていたし、いい人だと思うよ。」 と言ってくれたが、正直後悔しはじめていた。 だからフミヨちゃんとお茶をして今後の東京での婚活計画について話をしようとしていたら、Kさんから電話がかかってきた。 ギョエ~ッ(;´Д`) Kさんは明るく言った。 「今日で帰るんですよね。ちょっと会えないかな?」 私は本当のことなのになんだか言い訳がましく 「そうなんですけど、今日はお友達と会っていて、これから空港に行くので時間がなくて…」 とモゴモゴ言うと 「でも少しくらいい会いたいな。またしばらく会えないんだから。」 と強気で攻められた。 私の態度…

  • 東京㉘東京は怖いところだ(;´Д`)

    姉の家でお風呂に入っている間だけでも電源を切ってスマホを充電しておくことにした。 お風呂から上がって電源を入れると、数通のラインが届いており、全てKさんだった。 内容は、“とにかく自分のことを知って欲しい”という気持ちの溢れたものだった。 あ~もうなんかげんなり(;´Д`) だから 翌日フミヨちゃんにお願いして横浜のパーティーにも出たのは、渋谷のパーティーで出会ったKさんが、どうもしっくりこなかったからだ。 結果は惨憺たるものだった。 本当に、ただの一人も、ちょっとでも気になる男性が現れなかったので、誰にも◯を付けずに帰ることにした。 フミヨちゃんも同じ気持ちだったようで、誰ともカップルにはな…

  • 東京㉗姉夫婦と比較する

    Kさんと別れて電車に乗り、姉の家に向かっているとスマホが引っ切り無しに光っている事がわかった。 最近私のスマホは最近充電が保たなくなってきたのだが、取り急ぎ姉に 『今から向かいます。』 の連絡をしなくてはならない。 それなのに困ったことに(?)Kさんが引っ切り無しにラインを送ってきているのだ。 姉にもラインで連絡しようと思っていたのでうっかり開いてしまった…。 思いがけなく全て長文だった。 これで既読がついてしまった(;´Д`) 内容は、今日のお礼、出会えたことがどれほど嬉しいか、運命すら感じる、的なことと、自分の生い立ちまで書かれていた。 とりあえず姉に連絡をして、Kさんに対する返事を一生懸…

  • 東京㉖なんか上から目線なんだよね(-ω-;)

    私の中間発表カードを奪い取るようにしたKさん。 ビックリしたがKさんは特に何も感じていないようで 「ここだよ。ほら、「二番人気です」って書いてある。」 と言いながら、丸をつけてくれた相手の番号も見ているのがわかった。 ま、まあ番号なんて覚えているわけないか。 それにしても私が渡したのならまだしも、奪い取って見るって…ちょっと引くんですけど(-_-;) K「4番の彼、良いジーンズ履いてたのわかった?」 私「4番?番号は覚えていなんですけど、ジーンズを履いていたということはあの人かな。 渋谷でお洋服屋さんの経営をされているという方がいらっしゃいましたよ。」 するとKさんはちょっとうれしそうに K…

  • 東京㉕奪う男!?

    「ここ、良さそうですね。」 フミヨちゃんにお別れを言って銀行員と一緒に少し歩くと、銀行員さんが近くにコジャレた居酒屋を見つけてくれた。 私が住む地方都市と違い、お店はいくらでもあるだろうが、こんなオシャレな居酒屋がすぐに現れて、さすが東京はすごいと感心した。 カウンター席に案内され 「飲み物何にしますか?」 と聞かれて本当は日本酒が飲みたかったのだが、スパークリングワインを選んだ。 「ボクはノンアルコールで…グレープフルーツサワーにしよう。」 銀行員はお酒を飲めないらしい ここはかなり私にとってマイナスポイント お酒大好きな私は、男性も一緒にお酒は飲めた方がいいが、それは決して必須条件ではない…

  • 東京㉔デリカシーの無いパーティー(# ゚Д゚)

    まさか自分でもこの人を選ぶと思っていなかった。 結局年収で選んでしまった。 つまり私が選んだのは2番めの銀行員だ。 onnanokoaruaru.hatenablog.com 思った通り銀行員も私を書いていたらしく、無事カップルになった。 このパーティー、成立したカップルを参加者の前で発表して、その場で立たせるというデリカシーの無いパーティーだったのだが、私達は最後のカップルとして紹介された。 コレで終わりと思ったら、司会者はあろうことか 「それでは最後のお二人には中央に来ていただきましょう!」 と言って私達を呼び出し、いきなりマイクを向けてきた。 そして信じられないことを言った。 「こちらは…

  • 東京㉓私は一体誰を選べばいいの?

    ミキが 「よろしくね!」 と言って去っていくと、もうやる気は半減していた。 銀行員とミキではどうしたら良いものか(-_-;) と思っていたら、なんとまた別の人が座ってくれたのだ! それはなんとあのイケメンだった。 onnanokoaruaru.hatenablog.com 「やっぱり一回話しておこうと思って。」 も~っ、嬉しいこと言ってくれるじゃんか(∩´∀`)∩ 「婚活してるってことは、結婚したいんでしょ?」 もちろんもちろん! 私の東京に対する熱い想いを伝えると 「ちょっと安心した。洋服には興味ある?」 「う~ん、オシャレな人は素敵だなぁと思うけど、自分はそんなに自信ないかな。」 とちょっ…

  • 東京㉒東京から脱出しようとする男

    onnanokoaruaru.hatenablog.com 時間が来るとオジサン改め→高橋ジョージ改め→銀行員は 「じゃあよろしくおねがいします!」 と軽く手を上げて去っていった。 そしてそのまま隣りにいる友人の前に座った。 え、一緒に遅刻して入ってきたんだから、友達ってわかってるよね(;´Д`)? なに?まさか嫉妬をさせよう作戦? 動揺する私の気持ちなど知る由もないミキが、待ってましたとばかりに座った。 ミキは遠慮気味に 「座っても大丈夫?」 とチラチラと隣の銀行員を見ている。 銀行員(の経済力)に惹かれつつあったが、ミキにも未練はある。 「もちろんです!お話したかったんです^^」 ミキは安…

  • 東京㉑経済力が全てを抑え込むのか?

    10数人の男性と次々会話をしてさすがに疲れた(;´Д`) しかし容赦なくやってくる次の進行は”フリータイム”。 男性の方が積極的に動くのはどこのパーティーでも同じらしい。 さっき何人か 「あとから来る」 的な事を言ってくれたが、全て社交辞令で、誰も私の前に座ってくれなかったらどうしよう(-_-;) と思ったら、スタートと同時に同い年の彼、笑顔のミキと目が合ったε-(´∀`*)ホッ onnanokoaruaru.hatenablog.com と、思ったら あらビックリ、押しのけるように、イヤ、タッチの差でオジサンが私の前に座った。 onnanokoaruaru.hatenablog.com この…

  • 東京⑳車で価値観の違いを思い知る

    その次は特徴もない会社員。 なんでこんなに特徴がないんだ(-_-;)?ってくらい特徴無し。 だってもう着ていた洋服の色も覚えてないんだもん。 でもこのパーティーに参加しているということは、年収550万円はあるってことだからねぇ…。 趣味の欄とかもっとちゃんと埋めればいいのに(´・ω・`) (遅刻してほとんど書いていない私が言うのもなんだけど) いやもちろん盛り上げる努力はするけど…。 趣味の欄にはドライブとある。 「どんなところにドライブに行くんですか?」 と聞いてみたが、私の知らない場所だった。 せめて葉山とか那須とか言ってくれたら私も少しは膨らませられるのに。 「どんな所なんですか^^?」…

  • 東京⑲喜びから転落

    楽しい時間は(ワンレンさんと違い)あっという間に過ぎた。 ミキが恐らく本気で 「あとからももっと話そうよ!」 と言って去っていったのも嬉しかった(*゚∀゚) 「待っています(´∀`)」 だからもちろん笑顔で答えてバイバイした。 この時点で私の”高収入希望“テンションは少し落ち着き始めていた。 あ~もうミキに決まっちゃったかもなぁ。 次の人は恐らく…40代前半? と予想してプロフィールカードを見たら、38歳。 30代後半って事で言うなら私と同年代だ(・_・;) ねえ、どうして老けてる人が多いの? その人は髪の毛がモジャモジャとしていて、例えるならムロツヨシっぽい髪型だ。 職業は…会社員かぁ。 特…

  • 東京⑱同い年がいかにオジサンか思い知る

    少し前の私は、地方の少ないパイを奪い合うことは、年齢的にも不利になることを実感し、東京で婚活パーティーに参加している。 最初こそ楽しんでいたのだが、でっぷりとした白髪ワンレングスの身の程知らずさんとの会話(というほど会話していないが)で全てが一変した。 それでもなんとか体裁を繕ったところで会話は終了。 さあ、気を取り直して次に臨もうではないか! そして次の人がやってきた。 とても素朴で、お笑い芸人「ミキ」の、お兄ちゃんと弟を混ぜた感じで(兄弟なんで実は簡単に混ざるよね)、好みとは言い難いが決して敬遠するようなタイプではない。 次の人は会社員だが、年収が550万円らしい。 550万円か…(・_・…

  • 東京⑰鏡の法則?

    不愉快な態度のワンレンさん。 くじけそうになったが気を取り直してワンレンさんを見つめてニコニコしてやった。 (本日の) 仕事仕事ニコニコ( ´∀`)仕事仕事ニコニコ( ´∀`) すると、鏡の法則じゃないがワンレンさんが口を開いた。 「なんか、すみませんね。 せめて関東の人じゃないと、冠婚葬祭とか考えると大変ですからね。」 私はニコニコしたまま言った。 「いいえ、全く!当然ですよ。ニコニコ^^」 私もあなたのことを選ぶ要素が全く無いので。 でもちゃんとニコニコしておきますから。 オトナですから。 あなたが折れるなら私だって会話くらいしてあげてもよろしくてよ。 「一緒に経営に参加してくれると言うか…

  • 東京⑯600万じゃ足りないのよ~(;´Д`)

    東京で婚活パーティーに参加していた少し前の私に、今(リアルタイム)の状況を想像することは不可能だろう。 このパーティー、遅刻した私を快く受け入れ…てくれたかどうかはわからないが優しく接してくれる関東の人々(男性)。 な~んだ、東京の人は冷たいってウソじゃん( ´∀`) と思ったのだが次の人は違った。 次の人、それは白髪混じりのワンレングスボブで、でっぷりと太った人だった。 プロフィールには年収600万円、職業は塾の経営者と書いてある。 もちろん十分な金額だがなんだか物足りないと感じるのは、さっきから高収入の人が続いて感覚が麻痺しているのかもしれない(;´∀`) 50代後半かな? こんなに年をと…

  • 東京⑮関東の距離感がわからない

    次の人は個人事業主だった。 年収が800万円。 もちろん高収入なのかもしれないが、個人事業主の年収なんてあてにならない。 それに一つ前に43歳の大手銀行員の年収を見てしまったものだから、なんだか大したことないような気がしてくる。 人間、慣れって怖いよね。 そして34歳。てっきり20代だと思ったので驚いた。 さっきの銀行員のオッサンとの差たるや(;゚∀゚) 見た目も、恐らくこの参加者の中で一番オシャレで、ちょっとカッコイイじゃない。 でも私、ルックスより年収だから( ´∀`) 一応会話しないとね。 と思ったらオシャレさんは私のプロフィールを見て、ちょっと大きめのリアクションで言った。 「え?◯県…

  • 東京⑭なんなの(@_@;)その年収?

    二人目はおじさんだった。 プロフィールを交換すると43歳と書かれてあった。 正直もっと上に見えるのだが。 あ~恐らく長めのクセ毛でごまかしているが頭部が少なめだからだ。 アルシンド(知ってる?)ってサッカー選手思い出した。 ナシだな(;´Д`) と消化試合に臨もうとした時、プロフィールの年収欄に釘付けになった。 こんな高収入って…ゴクリ。 職業は”金融“とある。 なに?消費者金融? 私は知らないことは素直に聞く。 「金融業ってなんですか?」 オジサンはオジサンらしく(?)、礼儀正しくハキハキと喋ってくれた。 「銀行ですよニコッ^^」 オッサンにニコって笑われてもなぁ…。 へ~、銀行ってそんなに…

  • 東京⑬最初からいい人に当たったじゃん!

    私が南口と新南口を勘違いしてしまったばかりに、友人まで巻き込んで遅刻して入った婚活パーティー。 司会者が説明をしている間にプロフィールカードを慌てて書きながらも、目の前に座っている最初の話し相手の視線を感じていた。 で、ほぼ何も書けないうちにアナウンスがあり、パーティーは始まった(;´Д`) とりあえず名前と年齢と職業と住所(都道府県名)だけ書けたからいいやと自分をむり納得させたりして。 「はじめまして^^」 目の前に座っているその人はとても優しく笑ってくれた。しかも 「到着して早々大変でしたね。」 などと優しい言葉をかけてくれるではないか。 優しさは身に染みるが、一つ難点が。 ルックスが全…

  • 東京⑫婚活パーティーに遅刻する

    フミヨちゃんと婚活パーティーに行くことを決めた私は、仕事の合間にどんなパーテイーがあるのかを検索した。 フミヨちゃんの仕事の都合で金曜夜のパーテイーを探したのだが、さすがは東京、私の住んでいる地方と違ってわんさかある! 東京ってステキ\(^o^)/ やはり高収入の人が良いよね~♪と“高収入”というキーワードで入れて『エリート男性対象』というパーティーに参加することにした。 そして金曜日 渋谷駅の南口で待ち合わせた。 が(;´Д`) 私のミスだ。 恥ずかしい話だが、とにかく方向音痴のくせに勘を頼りに動くものだから当然のように迷子になる。 私は南口ではなく“新”南口に出ていた。 きっと方向音痴の気…

  • 東京⑪尻軽オンナ

    翌朝は二日酔いで目が覚めた。 とりあえず1回吐いとこ。 ゲロゲロっと(;´Д`) すっきりしないし頭も痛い。 仕事じゃないから良いようなものの、何よりチェックアウトの時間が迫っているのだ。 這うようにフロント階に降り、なんとかチェックアウトの手続きをする青い顔の私に怪しさでも感じたのか、フロント係の若い女性がそっと声をかけてくれた。 「お客様、あちらのソファ、お休み頂いても構いませんよ。」 そこはビジネスホテルにありがちな朝食コーナー…の片隅に置かれた小さめのソファだった。 弱り果てていたからか、その優しさが嬉しくて涙が出て来た。 結局Mさんはさ、付き合ってもいない私にキスしようとしたって事は…

  • 東京⑩キスするつもりじゃん(;´Д`)

    カラオケのお店からホテルまで送ってもらいがてら歩くことになった。 どうやら私が泊まるホテルはカラオケのお店からめちゃくちゃ近かったらしい(・_・;) (さすがにそれは無いだろうと思ったが)部屋に入られては困るのでホテルの前で 「今日は本当にありがとうございました!」 きっぱりと言うと、Mさんは心配そうに 「大丈夫ぅ?朝連絡してねぇ。」 と、荷物を渡してくれた。 「あ、これお土産だよぉ。」 と、会ったときからずっと持っていた紙袋も渡された。 せっかくくれると言っているのにそんなに嬉しくない。 だってこんなたくさんの荷物、スーツケースに入るかな(・_・;) それでも癖で 「やだーっ、うれしい(*'…

  • 東京⑨キスをする時の顔って…

    飲みすぎて悪酔いし、気を許してしまった私が悪いのだ。 気がつくとMさんの顔が近付いていた。 更に信じられない事にMさんは口をタコのように尖らせていた。 なんかタイトルを思い出せないんだけどさ、アメリカのコメディドラマみたいだよ。 こんなふうにキスをしようとする人って、初めて見たかも(@_@;) き、キモチワルイ~~~~っ(;´Д`)!! キモチワルイ顔が近付いてきた事で少し冷静になることが出来た。 「もう大丈夫!」 私はシャキーンとソファに立ち上がり、歌うことにした。 「うたっちゃお! SPEEDってMさんの世代じゃありませんか(;゚∀゚)=3 ひとえちゃんってなにしているのかな。」 と話をふ…

  • 東京⑧Mさんの顔が近付いてきた

    カラオケに行きたいと言うし率先して歌うと言うので、さぞ歌が得意なのだろうと思ったら、Mさんは歌がどヘタだった(;´Д`) これは私を気持ちよく歌わせてくれるための接待カラオケなのだろうか。 だが私は特にカラオケが好きというわけでも無いので、一応何曲か歌ったが結局ガツガツと食べて過ごすことになった。 一軒目は日本酒をしこたま飲み、カラオケに来てもほぼ歌わずにスパークリングワインをほぼ一人で開け、ジャンクな揚げ物をたらふく食べたからなのか、悪酔いしてしまった。 Mさんは気持ちよさげに歌っているのを確認してソファで横になることにした。 目を閉じていたら歌い終えたMさんが声をかけてきた。 「マリコちゃ…

  • 東京⑦え、どこまでタクシーに乗るの?

    「ねぇ~カラオケ好きぃ?」 カラオケ? カラオケって、モニター見ながら音楽に合わせて歌うアレ? 正直そんなに好きじゃないよ(;´∀`) 「この近くにあるカラオケ屋さんがめちゃくちゃオシャレなのぉ。ほら。」 と、スマホでお店のサイトを見せてくれた。 本当だ!なんとオシャレな場所。 これがカラオケ屋さんなの? こんなの私の住んでいるところに無いよ! てか…本当にカラオケ屋さんなの? 「ここ行ってみたいと思ってたんだけど、男一人じゃいけないのぉ。マリコちゃんが一緒に行ってくれたら嬉しいなぁって。」 ちょっと迷ったが未知の場所に入ってみたい気持ちがムクムク湧いてきて 「行きます!」 と返事をしていた。…

  • 東京⑥恥ずかしくないんだね(;゚∀゚)?

    「これ、美味しいんだよ。食べてみてぇ。」 と差し出されたのは谷中生姜というものだった。 胡麻味噌を付けて食べるらしい。 もともとは谷中というところの名産だったとかなんとか説明されたが、あまり聞いていない(´・ω・`) 生姜自体は好きなんだけど、もっとガッツリしたものを食べたいんだよねぇ。 それより、長い葉っぱが付いたまま出されたことが気になり 「どうやって食べるんですか?」 なんて聞いてみた。 おそらく囓るんだということはだいたいわかっていたのだが…。 Mさんは 「こうだよ。」 と囓ってみせてくれた。 やはりそうかと納得したのだが、Mさんが食べ終えた..カス?のようなものをお皿に置いたとき、目…

  • 東京⑤芝居がかった人々

    Mさんと約束をした日、Mさんが行きつけだというオススメのお店に連れてきてくれた。 そのお店は小料理屋…には届かない感じの 普通の居酒屋だった。 いや、別に居酒屋はむしろ好きなのだが、勝手にオシャレなお店だと妄想しちゃったから(-ω-;) どうやらこのお店は日本各地の地酒を扱っているそうで、ずらりと棚に並んだ銘柄から好きなものを選んで良いという。 私がお酒好きだとラインでやり通したから選んでくれたのかもしれないと思うことにした。 カウンターに並んで座ったところ、女将さん的な人が小鉢を置きながらニヤリと 「あら、Mさんが女性を連れてくるなんて珍しいこと。」 と、まるで古いドラマのワンシーンのような…

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