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これからも妻といっしょに https://takashimieko.muragon.com/

最愛の妻の姿は消えてしまいましたが、魂は存在すると信じて、毎日一緒に過ごして行きたいと思います。

nora
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2018/09/30

  • 過去を引きずって生きる

    昨日、29日からゴールデンウィークに入った。 外食をするため、自転車で町の中を走っていると、 すれ違う人の顔つきが、例外なく高揚している。 会社での管理から開放され、 時間を自由に使える期間が始まることから、 そういう顔になるのは、よくわかる。 コロナ禍の時に比べて、 人が...

  • もう一度、「五感」で妻を感じたい

    妻を体の感覚機能で感じたい。 目、耳、鼻、口、脳、心、神経 妻の目を見て妻の表情が→私の目に入り→私の脳が妻の表情を認知する、 妻が口を使って出た言葉→私の耳に入り→私の脳が反応する、 妻の肌に→私の肌が接することで→私の脳内にアドレナリンが発生する 妻からだけでなく、私か...

  • 2つの世界のバランス

    今回の文章は、SFチックなものになりました。 亡くなった人を、存在しているように描こうとすると、 SF 風な文章になります。 今、私は、 “現実世界” と “妄想世界” の間を、 行ったり来たりの生活をしていますが、 今回の文章を書いている時期は、妄想世界にいる時期に当たり...

  • 夢の中だけの妻では困る

    19日、 夜中2時頃から、照明とテレビをつけたまま、寝てしまい、 4時頃、目を覚ました。 夢を見て、 起きる寸前の短い部分の内容は覚えている。 何かのイベントに参加していて、 帰ろうとすると雨が降り出し、タクシーで帰ることになった。 家に着き、会場に忘れ物をしたことに気付き...

  • 「生」と「死」

    「死」を怖いと思うか。 結論を先に言うと、 妻との生活があった時は、怖かった。 妻を喪った後は、それほど怖いものではなくなっている。 (実際に、死に直面した時は、やはり怖いと思うかもしないが・・・) 失うものがなくなった状態が、 そう思わせるのかもしれない。 妻の死が、 「...

  • 妻の時代

    大量の文章データを学習して、 そのデータから自然で高度な文章で答えてくれる チャットGPT という対話型AIが話題になっている。 利用者が2ヶ月で1億人を超えたとのこと。 自動車が出てきた時や、インターネット、SNSの出現時のように、 社会が大きく変る分岐点となる予感がする...

  • 18時間の使い方

    私の今の生活は、 「ねばならない」から開放されたものとなっている。 それまでは、 老後のためにお金を増やさなければならない、 糖尿病予備軍から脱却するため、 食事に気をつけなければならない、運動をしなければならない、 会社で働かなければならない、朝早く起きなければならない、...

  • 幸せは二度訪れるか?

    人と初めて会った時、当然、その人は初めて会う人である。 しかし、 妻と初めて会った時、 どこかで会ったような不思議な感覚があった。 その後、付き合い始めて、 一緒にいると、 妻に対し、懐かしいという感覚さえもあったような気がする。 間違いなく初対面なのに、この不思議な感覚は...

  • 物語の継続

    “妻と私の物語”は、 24年半かけて、二人で作り上げられてきた。 しかし、 共同制作者である妻の離脱により、物語の制作は途絶えた。 あと30年ほどかけて、 それまでの物語の修正すべきところは直して、 いいところは更に良くして、 ブラッシュアップをした物語を作って行くつもりだ...

  • 妻のような人が好きだった理由

    自然番組で南極大陸の特集をやっていた。 私は、このような自然を映す番組や、 生きものを扱った番組を見ることが多い。 ドラマのように、 人間が主役となり、今を描いている番組も嫌いではないが、 自然番組を見ていると、 地球の歴史や、生物の進化などに、こころが及んで行き、 時間軸...

  • 心の進化

    私は2人の妻を知っている。 1人は、生きていた時の妻、 もう1人は、姿のない今の妻だ。 どちらが好きかと聞かれたら、 どちらも好きだと答えるしかない。 生きていた時の妻の姿は、 目から入って、脳に映し出され、 その映像はまさに妻であり、 容易に妻を感じることが出来ていた。 ...

  • 有料老人ホームを見学した

    24日、 チラシ広告で知った今春オープン予定の介護付有料老人ホームの 見学に行ってきた。 有料老人ホームの見学は初めてで、 終活活動の一環として、一度見学してみようと思っていたものの、 まだ先のことなので、後回しにしていた。 ただ、健康寿命が男性の場合、70代前半と聞いてい...

  • 感情の一致

    人間は、 毎日、体を動かし、脳で考え、心で感情を動かしている。 「体」や「脳」に関しては、 ロボット技術や、AIの進歩により、 将来、 「肉体労働」は、機械が、 「頭脳労働」は、AI が代わりにやってくれるのではないか。 これに対し、 「心」については、 ロボットや、AI ...

  • これからも、妻と一緒に

    昔があったから、“今”がある 妻との生活があったから、今の私がいる。 妻と24年半暮らしたという事実を変えることは出来ない。 過去であっても、一緒にいた人から受ける影響は大きい。 私の今後は、 妻から受けた影響を持ちつつ、生きて行くことになる。 妻以外の人と結婚していたら、...

  • オバケになった妻

    妻はもうどこにもいないのか。 骨だけを残して、 完全に消えてしまったのか? いや、そんなことはない。 どこかにいるはずだ。 なら、 どこに行ったのだろう。 天国へ行った 月に帰った 宇宙に帰った 星になった オバケになった? オバケだったら、近くにいるはず。 常に私は、妻...

  • お金の話

    “お金”。 持っていて、損するものではない。 (それによって、相続問題で、親族間の争いが起こることもあるが・・・) と言っても、 使うまでは、ただの、紙、銅、アルミ、ニッケルにすぎない 「使うこと」によって、初めて価値が出る性格のものだ。 何に使う? 自分のために使う? 誰...

  • 「はしゃぎ」

    花粉症の時期に入ってきた。 私は、40代後半に3、4年ほど花粉症になっていたが、 現在は治っている。 花粉症は、体のアレルギーだが、 私は、最近、心のアレルギーを感じるようになった。 それは、 「はしゃぎ」に対するアレルギーだ。 はしゃいでいる様子を見ると、気持ちが悪くなっ...

  • 妻の引力

    自分の周りの人との関係性を、同心円で考えてみた。 中心に、“点”としての自分がいて、 その“点”を最初に囲む円に入る人は、自分にとって大事な人。 外側に描かれる円に入るほど、関係性は薄くなる、 中心に一番近い円に入るのは、 何でも気兼ねなく話せる友人であり、 現在二人いて、...

  • 妻を想い続ける

    妻と私が、結婚式を挙げた時、 私が38歳、妻が33歳だった。 当時では、二人とも、晩婚だと見られる年齢だった。 妻と出会うまでに、私は、 見合いも、恋愛も何回か経験している。 20代後半では、帰省する度に、母親は”見合い”を用意していた。 しかし、全部、お付き合いには至らな...

  • おひとりさま

    先日、 よく利用している共用スペースのあるビルのトイレに入り、 手を洗っていると、70歳半ばに見える男性が用を済ませ、 隣で手を洗い始めた。 そして、ちらっとこちらを見た後、 話かけてきた。 先日、この水栓からの水の出が悪いので、 ビルを管理している会社に連絡したら、 若い...

  • 見えないもの

    見えるもの お金、洋服、マンション、車、肩書き など。 見えないもの 時間、夢、愛、心、座敷わらし(?) など。 これらは、目では見えないけれど、感じることは出来る。 見えるものに比べて、崇高な印象だ。 そして 以前は見えるものだったが、今は見えないものとなったものがある。...

  • 喪失の種類

    先日、確定申告会場に行った。 前回の申告では、 アルバイト収入の申告のみで、 証券会社が発行する「特定口座年間取引報告書」は添付したものの、 過去3年間の損失を記載した「確定申告書B」は出さなかった。 このことで、 「繰り越し控除」が使えなくなり、 今年の株の譲渡利益に対し...

  • 小さな子供の共通する行動

    私には、子供がいない。 「出来なかった」のではなく、「作らなかった」方だ。(妻の希望により) なので、 妻亡き後は、二人生活から、一人生活になっている。 私の生活から「妻」という屋台骨が抜き取られ、 毎日が味気ないものになっている。 わずかながら、 美味しいものを食べている...

  • いい人は早く亡くなる?

    世の中、矛盾することは多い。 牛乳が余っているのに、価格が安くならず、 そして、廃棄されている現状。 もったいないと思うし、安くして、飲む人を増やせばいいのに。 牛乳が好きな私は、そう思ってしまう。 そうなっているのは、 価格を下げると、経営コストが上がってきている中で、 ...

  • 最終的に心が向かうもの

    見たいと思っていた番組の録画を忘れた時、 もう見れないと思うとショックである。 (ネットでの見逃し配信をやっていない番組の場合) 「特売」を目指してスーパーに行き、 目指す商品が売り切れていた時、 落胆の気持ちは大きい。 スポーツで、応援するチームが、勝利目前で大逆転された...

  • 妻に生かされている

    毎年2月になると、 妻と行った2回の海外旅行を思い出してしまう。 2016年2月の「イタリア旅行」 2017年2月の「ナイアガラの滝・ニューヨーク旅行」 (なぜ2月の旅行になっているかというと、 毎年、大手旅行会社が企画する破格値段の旅行に乗っかるため) 昨日、 海外のニュ...

  • どんどん自由になっていく

    私は、生まれてから現在まで、 時間と共に、自由な身になっているように思える。 ざっと説明すると、 ・高校を卒業して、親元を離れることで、    教師であり視野が狭めの父親の干渉、影響から解放される。 ・情報が少なめの県にある大学を卒業、就職でこの県を出る。 ・60を過ぎて、...

  • 説明しない妻

    妻は、他の人がしない行動や、不思議な行為がたくさんある人だった。 悪く言えば変った人、よく言えば個性的な人だった。 私は、その変ったところの一部は直してほしいと思っていたが、 大部分を個性と見ることが出来、 私が妻を好きになる要素でもあった。 私が、その不思議な行為の説明を...

  • 心の穴が埋まる時

    妻が亡くなって、心に大きな穴が空いた。 その大きさは、 私の心の中において、妻の存在分に相当するから、 心全体の80%位になる感覚だ。 この80%という数値は、 妻へそれだけ大きな愛情を注いでいたと言っていいだろう。 残った心の体積は、20%しかなくなったのであるから、 心...

  • 人生には波がある

    1日の中にも波があり、 1週間の中にも波があり 1年の中にも波がある。 そして、一生の中にも波がある。 いいことが続いた後には、良くない時期が到来する。 良くないことが続いた後には、いい時期が来る。 この波との付き合い方を覚えてからは、 良くない時期にいる時でも、 この先、...

  • 夢の中で、妻の頬を摩った

    久しぶりに夢を見た。 どちらかというと、 いい夢より、悪い夢を見ることが多く、 登場人物、場所ともに支離滅裂な場合が多い。 今回の夢は、 友人、知り合い、親族は登場せず、 突然場所が変るようなこともなく、 妻の出身高校の1カ所のみを舞台にしており、 比較的、ストーリーは、 ...

  • “やさしさ”が溜まる 不完全燃焼

    相手が誰であっても、 人にやさしくすると、一定の気持ち良さは残る。 ただ、それは、一定のものであって、究極のものではない。 やさしくする相手が、自分にとって、特別な人でないと、 究極の “気持ち良さ” を得ることは出来ない。 特別な人とは誰かと言うと、妻以外、思い付かない。...

  • 「妻」に覆われる世界

    1日は24時間ある。 寝る前に、1日を振り返る場合、 午前中、何をして、午後、何をして、夜、何をした。 という風に、 行動について振り返るのが普通だと思うが、 1日、頭の中では、何を考えていただろうか。 私の場合、 寝ている間、即ち、意識のない時間帯を除いて、 ほとんどの時...

  • 終活中

    3年ほど前から、終活を始めている。(ゆっくりではあるが) 70歳以降であれば、いつ倒れてもいいように と考えていて、 70歳(あと2年弱)で終えるよう作業している。 (妻の服を処分する選別作業だけは、70歳以降を予定している) 終活を進めるにあたって、 注力することは、2つ...

  • いい思い出

    妻の事を一番知っているのは、妻だろう。 その次に知っているのは、私ではないかと思っている。 妻は両親と32年間、一緒に暮らした。 私が妻と暮らしたのは、24年半だ。 妻の両親の方が、私より1.3倍長く暮らしていることになる。 確かに、義父、義母は、 私の1.3倍の時間、妻の...

  • 「 GO TO EAT東京」で富裕層体験

    昨年12月27日のブログで 購入した「GO TO EAT東京」のプレミアム券を使って、 普段経験しない高級料理を体験する1カ月にすると書いた。 (企画運営:私、 食べるのも私ひとり) 現在、1月25日の使用期限に向けて、 25,000円分の券(20000円で購入)を、消化し...

  • 24年半の記憶が消えたら

    世の中、二律背反するものに出くわすことは多い。 それは、 どちらか一つだけを残すということ。 二つは残せない。 コロナ対策においても、 「生命」か「経済」のどちらを優先すべきか という話が、よくされていた。 野球選手であれば、 「ホームラン数」と「打率」のどちらに比重を置く...

  • 今年も妻といっしょに

    私の元旦の行動は、 ここ3年間まったく同じパターンとなっている。 自転車で、20分かけてショッピングセンターへ行き、 いつものように、 レトルトカレーの詰め合わせ2023円の福袋(4200円相当)を購入、 次に、ショッピングモール内のスポーツ店で、テニスバッグを購入した。 ...

  • 過去と共に生きる

    “点と点の交わり” “唯一無二と唯一無二の交わり” 妻と私の出会いは、 こういう表現でいいと思う。 両親、姉弟妹とは、“線と線との交わり” 両親との線は、二人とも亡くなり途絶えたが、 姉弟妹との線は、伸長中。 会社の人、趣味で出会った人とは、“面と面との交わり” 面はその...

  • 悲嘆とは何者だ

    悲嘆は心の中に影を落す。 “影”と聞くと、マイナスイメージしかないが、 影がない場合、ものが平べったいものに見えてしまうが、 影があることで、立体感が得られるようになる。 私は、悲嘆により、 心に影を持つことになった。 影を持つことにより、 私の心は、立体感を持ち、 輪郭が...

  • 「兵器」よりも「家族」

    ウクライナの現状を伝える番組を、何気なく見ていた。 小学校での子供のクリスマス発表会のあと、 兵士として戦っている父親が前に出て、 小学生や母親の前で、こう語りかけた。 「私たちの武器は、西側諸国からもらっている兵器ではなく家族です。 戦地で寒くて濡れていても、砲撃音が聞こ...

  • 小さな幸せ 大きな幸せ 中程度の幸せ

    5年前に、妻は、宇宙へ帰って行った。 私の生活から、“大きな幸せ” が飛んで行ってしまった。 大きな幸せを、今後、経験することはないだろう。 これからは、 小さな幸せをつなぎ合わせながらの生活で、 大きな幸せの穴を埋めるしかない。 小さな幸せの一つとして、 食事がある。 私...

  • 「ねばならない」

    妻が亡くなる前までは、 小さいはずの不安が拡大され、 大きいものとして捉えられていたような気がする。 例えば、 少しだけお腹が痛い時、「何か大きな病気が潜んでいるのではないか」、 「この貯金額で老後は大丈夫なのか」、 「人脈をもう少し増やした方がいいのではないか」、 等 で...

  • 私が妻を看取った

    妻は、私より先に逝った。 そのため、妻は、私の人生を全部見ていない。 今、私は、妻の知らない人生を毎日更新しながら生きている。 一方、私は、 結婚後の妻の人生を全て見たことになる。 生前の二人の会話から、 妻は、 私を看取るよりも、私に看取られることを、 理想としていたよう...

  • “オキシトシン”が足りない

    妻の“いいところ” (ぶれないところ、“あざとさ”とは無縁なところ、天然でかわいいところ、不器用なところ、物欲があまりないところ など) を、世の中で一番よく知っているのは、おそらく私だと思う。 私が、長所だと思っていても、 他の人から見れば、欠点になったりもするが、 私に...

  • 10万円の使い道

    7日のブログにも書いたように、 銀行からの妻宛のハガキで、長期間預けたままの預金があることを知り、 昨日、戸籍謄本と、私の印鑑証明を持って、銀行へ行き 相続手続を行なった。 最初、妻の出生から死亡まで繋がるすべての戸籍が必要だと言われ、 これは大変だと思ったが、 いろいろ話...

  • 除籍か

    先日、銀行から、ハガキで、 妻宛てに、長期間預けたままの預金があるという通知があった。 金額は10万円。 その支払いを受けるため、 銀行での手続きの必要書類として、 私と妻が夫婦だったことを証明する 戸籍謄本が必要とのことだった。 昨日、本籍の町役場から、 請求していた戸籍...

  • 光を求めて

    いま、私がいる場所は闇なのか、そうでないのか。 どちらかというと闇だろう。 闇の中にいる人は、 普通、光を求める。 何が、この闇に光を照らしてくれるだろうか。 宝くじが当たって手に入る1000万のお金か。 高層高級マンションに住む生活か。 何かで成功して、人からチヤホヤされ...

  • 「弱き人」に、こころが揺れる

    自転車で前方を走る70代前半くらいのおばあさん(?)が、 後ろを確認せずに私の目の前で急に右折しようとして、 私の自転車にぶつかった。 おばあさんは、私の自転車の前で、倒れた。 その時、私は、瞬間的に、「なんだよ」と怒りが頭をよぎったが、 倒れたあと、起き上がっているおばあ...

  • AIとアナログ

    過去は変えられない。 その変えられない過去に、いろいろ想いをめぐらせるのが人間。 AIなら、変えられないものに、想いを寄せるような不合理なことはしないだろう。 合理的なのである。 すでに、終わっていて、決して変えられないものに固守し、 想い続けるのが人間。 人間は合理的でな...

  • いい夫婦

    11月22日は「いい夫婦の日」だった。 この「いい夫婦の日」は、 1988年に(財)日本生産性本部が、夫婦で余暇を楽しむゆとりあるライフスタイルの 提案のために制定されたと説明されている。 “語呂合わせ” で、 11(いい)22(夫婦)から、この日を記念日にしたとのこと。 ...

  • 妻の近況

    過去、今、未来。 人生の時間軸を俯瞰して見てみる。 過去は「線」、 今は「面」、 人生の最後の瞬間は「点」、 と私は考える。 「生まれた瞬間」と「今」は、線で繋がっている。 過去の「今」が積み重なって、線として残っている。 「今」は、社会という「面」の中に存在し、 その中に...

  • 逆転人生

    私の人生を、飛行機のフライトに例えて、表現してみた。 出発は1991年10月13日 午後、初めて会う妻とロビーで、待ち合わせ。 1993年4月18日に、飛行機に搭乗。 ここから、妻と私の隣り合わせの時間が始まった。 飛行機は問題なく離陸し、二つのエンジンは、問題なく作動して...

  • 生と死

    今回の文章は、死をテーマにしています。 苦手な人は多いと思います。 読まないで、他へ移ってもいいかもしれません。 「死」には二つの死があると思っている。 「肉体の死」 と 「心の死」。 私の場合、 肉体はまだ生きているが、妻の死とともに、私の心は死んだ。 今の私は、 “死ん...

  • アスペルガーの妻

    大人の自閉スペクトラム症(ASD)をテーマにした番組を見た。 たまたま見たのではなく、 テレビ番組表にあった番組名を見て、見るつもりで見た。 ASDとは、コミュニケーション・対人関係の困難とともに、 強いこだわり・限られた興味を持つという特徴がある発達障害 と説明されている...

  • 祭りのあとの「寂しさ」

    妻がいなくなった後の、心の状態をいくつか例えてみると、 祭りが終わった後の寂しさ。 あんなに熱気があった場所は、シーンと静まりかえり、 同じ場所の変化に、戸惑ってしまう。 「盛者必衰の理をあらわす」ということわざ。 (栄えはいつまでも続かない) これは、すべての人には、当て...

  • 「怒り」と「涙」

    一人生活になり、5年が過ぎた。 悲しさ、寂しさは消えることはないが、 それは、妻が形を変えたものだと考え直し、 毛嫌いしない心の状態に改めることで、 痛みをわずかながら軽減させている。 悲しさ、寂しさは、慢性的に存在している感じだが、 何かの刺激に反応して発生する感情として...

  • 浄化

    妻の死から5年が経ち、妻がいないことへの諦めの感情も出るようになり、 感情の揺れ幅が縮小して、落ち着いてきたかのように感じていたが、 先日、パソコンで妻の動画を見ていたら、 無性に妻に会いたい気持ちが湧き出てきて、 よく”時薬”という言葉を聞くが、私には効かないな と思った...

  • 紛失と喪失

    先日、財布を無くした。 その日は、無くしたことに気付いていなく、 翌日、スーパーに行き、買い物を終えて、 レジに行きEdyカードで支払おうとしたところ、 それが入った財布がバッグの中にないことがわかり、 予備として別の袋に入れていたお金でレジを済ませた。 家に着いて、部屋の...

  • 木曜日の1日

    木曜日、いつものようにテニススクールに行った。 レッスンが始まるまでの間、ベンチで座って待っていると、 時々、このクラスに振り替え受講してくる40代後半に見える女性が、 他の女性と会話をしていて、その内容が耳に入ってきた。 最初、子供の話をしていて、 私は、何となく聞いてい...

  • 「妻」の伝え方

    2人の女性がいるとする。 裕福な家庭に育つ、 明るくコミュニケーション力があり、よく気が利き、 人から注目を集め、人気もある、 ブランドのある物・人を好み、それを身につけることに幸せを感じる、 トレンドを敏感に察知して、それを追う、 特に欠点はなく、ほとんどが標準以上で、更...

  • 三大欲求

    三大欲求というのがある。 食欲・睡眠欲・性欲 これらは、生理的欲求であり、 食欲と睡眠欲においては、 これが欠けると、命にかかわってくる。 この二つは、生き続けるためには、必要不可欠なものだ。 若い人の場合は、 食欲・睡眠欲・スマホ欲になるのかもしれない。 私の三大欲求は、...

  • イタリア旅行の写真・動画

    終活活動の一環として、 妻と行った旅行先の写真・動画を、 パワーポイントを使ったスライドショー作成をしている。 家のパソコンには、パワーポイントのアプリが入っていないので、 毎週水曜日に通っている、パソコン教室のパソコンを使って 作成している。 それほど高くないようなので、...

  • 不思議な時間

    今週、3つの書類が届いた。 ・「健康診断の結果、 ・リサーチ会社からの「アンケート依頼」、 ・保険会社からの「ご契約内容のお知らせ」 3つ共、特段、仰々しい書類ではない。 1ヶ月前に受診した、区の健康診断の結果は、 胃、大腸、肺、前立腺のがん検診はすべて問題なし。 今年も、...

  • 「あたりまえ」と「ありがたい」

    「妻の存在」、「空気」、「水」 など、 これらは、以前は、「あたりまえ」のものと思っていた。 「空気」、「水」については、今でも「あたりまえ」のままだ。 (ただ、「水」については、将来、世界的な水不足により、 世界で争奪戦が起こるという話もある。) 「妻の存在」は、 存在し...

  • 妻の命日に思う

    10月6日は、妻の命日だった。 妻が亡くなって、5年が過ぎた。 妻と私は、行事に関心のない夫婦だった。 私の誕生日に、24年間妻からのプレゼントは 1度もなかった。 (私の場合は、妻の誕生日に、ショートケーキを 買って帰っていたけれど・・・) クリスマスも何ら普通の日と変ら...

  • 私にとっての10月

    10月に入った。 この月は、私にとって、重要な月だ。 ・妻の命日     (10月 6日) 2017年没 ・妻が灰になった日 (10月 9日) ・妻と最初にデートをした日 (10月13日) 1991年 ・私の誕生日 (10月15日) ・妻...

  • 治療薬

    今朝は、気持ちのいい目覚めだった。 夢は見ていたとは思うが、全く内容は覚えていない。 ノンレム睡眠が長かったからかな? 夢は覚えていない時の方が、起床後、快適な感じがする。 妻が、夢の中に現われたのを覚えている場合、 起きて1分ぐらいは全身が温かくなるが、 その後、夢と現実...

  • 「誰かのために」

    「誰かのために、何かをする」 綺麗すぎる言葉にも聞こえ、 人によっては、そうすることで自己陶酔する人もいるだろうが、 その「誰か」がいることで、人は幸せになるというのは、 私は、間違いないと思っている。 その「誰か」がいない場合は、幸せにはならないのかと言えば、 私は、80...

  • お金と幸せ

    私は、65歳から受給できる年金の繰下げ受給を選択していて、 3年が経過しようとしている。 受け取りを延ばしていくと、65歳からと比較して1年遅らすごとに、 8.4 %受け取り額が増える。 70歳まで受け取らないと、42%増額になる。 81歳くらいI以上生きれば、得することに...

  • 高度な精神

    台風が来ている。現在、北陸地域を通過中で、 関東では、風が断続的に吹いている程度だ。 世間は17日から19日まで、3連休だった。 会社員を終了している私には関係ない3日間だ。 19日は、「敬老の日」。 少しだけ、関係あるか。 ほとんど毎日1回は外出しているのだが、 17日、...

  • 余生の過ごし方

    妻の闘病中、 処方箋を持って、徒歩5分くらいのところにある調剤薬局まで 二人で歩いて、痛み止めの薬を何度か受け取りに行っていた。 昨日、 昼食でオムライスが食べたくなり、 私は、それが食べられる目的の店に自転車で向かった。 店までの経路上にある、その調剤薬局の横を 通り過ぎ...

  • 供養の働き

    私は、妻を失い、 人生の目的を見失い、体温は下がり、 毎日の生活は、グレーの中で過ごすことになった。 こころの中に空洞を感じ、 それを埋めたくても埋められないモヤモヤ感がつきまとう。 死別経験者の中には、この空洞を埋められる人もいるだろう。 でも、私は埋められない方に入る。...

  • 妻から相続した無形資産

    相続。 それは、亡くなった人が所有していた財産などの権利や義務を、 配偶者や子、親族等が承継すること と、ネットで説明されている。 亡くなった妻が、配偶者である私に残したものは、 数十万円の貯金以外、見当たらない。 普通、相続と言えば、 お金や不動産、高級品などの「物」であ...

  • 輪郭がはっきりした妻の夢を見た

    妻の夢を見た。 夢に妻が登場することは稀で、 今回は今年の5月以来となる。 いつもは、登場する妻の姿はおぼろげで、 輪郭がはっきりしないアバウトな妻であることがほとんどなのだが、 今回登場した妻は割と輪郭がはっきりしていた。 声も、妻の声だった。 そのため、 リアルな妻に会...

  • 健康診断を受ける理由

    8月30日、火曜日、毎年受けている区の健診に行ってきた。 血圧 118/81 まずまず。 腹回り 94センチ。基準の90センチを今年もオーバーした。 問題は血糖値。今年も糖尿病予備軍となるか? 血糖値や、数種類のがん検査の結果は、1ヶ月ほど先に、郵送されるとのこと。 採血の...

  • 会いたい

    一昨日、テレビのスイッチを入れたら、 「24時間テレビ 愛は地球を救う」という番組をやっていて、 「ああ、いつものやつか」と思い、 最初は、その番組を見るのではなく、目に入っていたという感じだった。 そのまま、チャンネルを変えないでいる間に、 段々と見入るようになっていた。...

  • 夫婦

    町を歩いている時や、スーパーで買い物をしている時に、 連れ添って行動している夫婦が、目に入ってくる。 20代から80代まで、様々だ。 20代から50代の夫婦に対しては、サラッと見るだけになる。 この年代おける夫婦生活は既に経験済みで、 私にとっては、「過去」に当たる。 60...

  • 生活の中でのルーティン化

    死別後、生活にルーティンを取り入れている。 目的のない生活になったことで、無気力になりそうな精神に、 ルーティンをこなすという目的を与えて、 そうならないように努めている。 最初は、意識的に行なっていたが、毎日こなしていると、 今は、無意識のうちに、行なうようになっている。...

  • 「悲しみ」について

    猛暑が続いている。 こう熱いと 秋が待ち遠しい。冬の方が、まだましと一瞬思うこともある。 一方、 冬になると、春が待ち遠しく、夏の方が、まだましと思う瞬間がある。 要するに今無いものがよく見える現象。 「隣の芝が青く見える」ということわざに近い。 私の生活で、今、無いもの。...

  • 合体への要望

    ある玩具メーカーの話によると、 子供にウケるおもちゃは、合体・変形の要素があるものとのこと。 子供に聞かないとわからないが、 「増えること」、「変ること」に憧れるのだろうか。 子供は本能で動くが、 大人になっても、本能は奥にはあるので、 合体・変形に対する関心はあるはずだ。...

  • 冷蔵庫が届いた

    12日午前、 先月末に購入した冷蔵庫が届いた。 古い冷蔵庫をリサイクルとして引き取ってもらい、 同じ場所に90度角度を変えて設置してもらった。 言動が少し雑に感じる若い男性2人だったが、 やることはやってもらったので、まあいいか。 当たり前だが, 30年前のものに比べ、機能...

  • 共鳴

    妻が亡くなってしばらくは、寂しさが心の中全体を覆っていた。 寂しさは、今でも、多く残っており、 目に入ったものが、生前の妻の記憶を蘇らせることが度々ある。 ただ、4年10ヶ月が過ぎ、 寂しさの拡大を多少制御出来るようにはなっている。 最近、思うことは、 “物足りなさ”を生活...

  • 妻へお裾分け

    私は、妻から、 手作り料理 などの有形のものは、もらえなかったが、 妻の持っている無形のものをたくさんもらった。 世界遺産に例えるならば、 建築物など、有形文化財を対象とするのに対し、 伝統習慣、工芸等を対象とする無形文化遺産の方になるだろう。 もらったもの、それは、 妻の...

  • 1993年版手帳

    近くにあるオフィスビルが、一般に開放している外空間がある。 そこは、小さなテーブルがたくさん置かれていて、 誰でも利用出来る。 日陰になっており、風も吹くので、そこそこ涼しい。 家から歩いて数分で行けるので、私はここをよく利用している。 先日は、過去の手帳 数冊を持ち出して...

  • 空いた空白を埋める

    普段、漠然と考えていた価値観の重要性の順番を、 見える化してみた 妻が生きている時は、 妻 >> 社会的評価 > お金 = 健康 = 社会との繋がり 妻の死後は、 妻を想う心 >>> 社会との繋がり = お金 = 健康 > 社会的評価 こんな感じです。 形は変われど、妻の1...

  • “思い出”と“喪失感”の関係

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