「平凡」という言葉を聞くと、以前は、 冴えない印象、自分はなりたくない、ときめかない、 という印象が強かった。 自分が、そのなりたくない「平凡」に限りなく近いのを感じていて、 このままではいけない。 何とか脱出しなければ と、いつも考えていた でも、今は、 「平凡」であるこ...
「平凡」という言葉を聞くと、以前は、 冴えない印象、自分はなりたくない、ときめかない、 という印象が強かった。 自分が、そのなりたくない「平凡」に限りなく近いのを感じていて、 このままではいけない。 何とか脱出しなければ と、いつも考えていた でも、今は、 「平凡」であるこ...
妻と生活していた頃と、ひとりになった今とを比べると、 生活面においては、ひとりで決めて実行出来るため、 スムーズに生活出来ている感じがする。 時間は有効に使えているし、 一日の中でやろうと決めたことは、概ね予定通りやれている。 人間関係も、特に問題はない。 家事については、...
昨日、妻の服の処分を開始した。 もう少し早く始める予定だったが、 ズルズルと延びていた。 終活作業として、物の処分の中で、 妻の服以外は、大部分を終えている。 服の処分の方法として、 捨てる(自治体のごみ回収等)・売る(メルカリ等)・寄付(NPO等に) ・供養(お寺や神社に...
妻が亡くなって8年半が過ぎ、 物理的には“ひとり”に慣れてきている。 最初の1年は、 「何が起こったんだろう」という、脳が麻痺してる状態であり、 悲しいとか、寂しいとかいう感情に気が付かないくらい放心状態だった。 2年目からは、 悲しさや寂しさに気づき始めて、 生きる意味が...
多くのサラリーマンにとって、大型連休が始まった。 テレビでも連休中のおすすめ観光スポットが盛んに紹介されている。 妻と私は、よく日帰りバスツアーに参加した。 私が、連休が取りにくい部署だったので、 宿泊付きのツアーは、ほとんど行っていない。 バスが走っている間、妻は、私の膝...
キャラクタービジネスにおいて、 「かわいい」「癒し」「切なさ」を兼ね備えたキャラクターは、 消費者の共感を集め、ヒットする傾向にあるとのこと。 この3要素を見て、 私が妻に共感していた要素と合致しているように思えた。 「かわいい」は、 その人の主観が入るので、世間的にはどう...
イラン情勢の混乱により、原油供給に不透明感が高まっている。 石油は、エネルギーやプラスチック等の原料として欠かせないものであり、 物理的には、人間は石油なしでは、生きていくことが困難になる。 一方、 人間は心理的には愛がないと生きていけない。 と思う。 誰かが私を愛してくれ...
この先、 私は何歳まで生きるのか、 事故に遭って寿命の手前で、この世を去るのか、 大きな病気になるのか、 それは癌なのか、それとも、大きな病気にはならずに老衰で死ぬか、 認知症になるか、ならないか、 脳梗塞で、自宅で倒れ、数か月後に発見されるか、 自宅で亡くなるか、老人ホー...
妻がいなくなって8年の時が流れたが、 いつも、私は妻と会話をしている。 「見えないけど傍にいるいる妻と会話をしている」のか、 「思い出の妻と、心の中で会話をしている」のか、 今、私は一人なのか、あるいは、引き続き妻と二人なのか、 一人であるのと、二人であるのでは、まったく心...
私は、妻を亡くした後、8年余り生きている。 妻を亡くした男性は寿命が短くなる傾向があり、 一方、夫を亡くした女性は長生きする傾向がある という記事を見たことがある。 私が考えるに、 女性の方が、 環境の変化への適応力が男性よりあるからではないか と考える。 家で例えると、...
お金で買えるもの。 パソコン、車、家、服などの「モノ」、 家事代行やタクシーの利用などの「時間」、 旅行や趣味などの「体験、経験」 お金が「幸せ」のための手段だと考えると、 私にとって、 「モノ」、「時間」、「体験、経験」にお金を投入することで、 どれくらい、私は幸せになれ...
人の顔を表現する言葉として、 イケメン、美人、ブサイク、ブス、等があるが、 人間には、 そういう外形の顔だけではなく、内面からにじみ出る顔もある。 私は、 若い頃は、 外形の顔 > にじみ出る顔 で、外見重視だったが、 50を過ぎた頃から、 外形の顔 = にじみ出る顔 とな...
ここ数日、雨の多い日が続いている。 春らしい穏やかな日を前にして、 春の幕が開くのをじらしているようにも思える。 でも、じらされたされた後に訪れる春の陽気は、 より心地良く感じるに違いない。 世間的には、春は別れと出会いの季節だ。 私は、 失恋とは異なる「再会」の可能性が絶...
妻のがん告知から亡くなるまでの4か月半の中で、 3つの節目があった。 1つは、 妻が余命1年のがんの告知を受けた日、 2つ目は、 妻が亡くなった日、 3つ目は、 火葬の日。 この3つは、私の人生の中で、 辛い日の、1位から3位に該当する。 辛さの性質は、それぞれ違うものであ...
桜の開花が近づき、学校においては卒業シーズンがやって来た。 テレビでも、“別れ”に関する曲の特集番組を目にするようになった。 “別れ”は、 今までの生活に変化が起こる転換点であり、 それまで慣れ親しんでいた環境を後にする時である。 その先には、新しい生活が待っている。 新し...
二人でいることで、1+1=2 ではなくて、3以上になる関係 は、いい関係と言える。 このような相手と出会う確率はそう多くないと思っている。 見た目のいい人、性格のいい人、考えが近い人、 そういう人と出会った場合でも、 1+1 が3以上になるとは限らない。 相手によっては、...
時々、“魂”と“肉体”の関係について考えることがある。 妻が亡くなる前は、考えることはなく、考える必要もなかった。 妻が亡くなってからは、よく考えるようになった。 それは、私が考える未来に関係してくるからだ。 魂と肉体が一体で切り離せないならば、妻は完全にいなくなったことに...
10年ぶりの同窓会、久しぶりの姉弟妹との再会 という、 2日間の私にとっての大きなイベントを終え、 日常生活に戻った。 まだ、そのイベントの余韻が残っており、 祭りの後の一抹の寂しさが少しある。 イベントをこなしていた時の交感神経優位から、 副交感優位の状態に変わり、 その...
14日土曜日の中学の同窓会、15日日曜日の帰省のため、 土曜の午前6時過ぎに家を出発、 新幹線、高速バスを乗り継いで13時からの中学の同窓会に出席した。 会の始まりの挨拶に選ばれた同窓生(男性)が、 「女性は美しさを保っているのに、男性は見る影もなく変わり果てた姿になってい...
妻を亡くした悲しみを癒してくれるのは何だろうか。 人か? いや、違う。 私と妻との関係は夫婦だが、 私以外の人と妻との関係は他人である。 私の心情を本当に理解・共有することは、 他人には無理だろう。 その人が、どんなに感性の優れた人であってもだ。 時間か? いや、違う。 時...
幸福は目に見えにくい。 と言うよりも、 見ようとしてないから見えないだけだ。 「幸せですか」と聞かれて初めて、 自分が幸福かどうかを考えて、 「幸せです」と答えることは多い。 それだけ「幸福」というものは、見えにくい。 不幸だった人が、幸せになった分岐点で幸福を感じる人が多...
昨日、「徹子の部屋」に野口五郎が出ていて、 母に対しての後悔を語っていた。 野口が多忙だった時期に、 急いで朝食を食べ終えて、仕事に出かけようとしていたところ、 母親が自分の食べるものを持って来て、隣に置いて食べ始めた。 野口は、「何でこんな時食べるの。出かけたあとに、ゆっ...
私の心の中に空洞を感じる原因は、 「後悔感」、「悲しみ」、「喪失感」という感情によることは間違いない。 この3つの感情がなくなれば、心の空洞はほぼ埋まるはずだ。 特に後悔という感情は、 私にとって、悲しみ、喪失感に比べて、より多くの空洞容積を占めている。 悲しみ、喪失感とい...
私は、 妻と生活するために生きていたのか 生きるために妻と生活していたのか 両方が当てはまるだろう。 前者は、 人生の目的が妻だった ということだろう。 妻を幸せにすることが、私の役割だと思っていた。 後者は、 妻の存在が私の精神を支えていた ということだろう。 共に歩いて...
何かが足りない - 先日、「徹子の部屋」を見た。 又吉直樹がゲストとして出ていて、 又吉が話した、母親と祖母の話が面白かった。 又吉が実家に帰った時、 「お邪魔します」と言うと、 姉に「ただいまでしょ」と言われた。 そこで、 家の中に入って、母親に、「ただいま」と言うと、 ...
「合わせるんじゃなくて合うんだよね」 - 「私の命」と「妻」「食べ物」の関係。 妻がいなくなると、私の命はなくなるか。 そうはならない。 実際、妻は亡くなったが、私は生きている。 食べ物がなくなったら、どうだろう。 私は、飢餓で死んでしまうだろう。 となると、 「私の命」に...
妻と3度出会う - 妻とは、私が37歳、妻が32歳の時、出会った。 そして、私が38歳、妻が33歳の時、結婚した。 それから、24年半、一緒に暮らした。 喧嘩もしたが、価値観が近いため、お互いに居心地のいい相手だった。 そして、妻は57歳の時、余命1年のがん告知を受け、 4...
真夜中と妻 - 私は真夜中という時間帯が好きだ 昼と違って、いろんな情報は休憩時間に入り、 一つに集中できる貴重な時間が現れる 妻だけに集中できる時間が現れる 何かに包み込まれている感覚がある。 妻が私を包み込んでいる感覚がある。 妻と距離が近くなっている感覚がある。 妻と...
妻の図書館 - テレビでは、イタリア ミラノ&コルティナ冬季オリンピックが行われている。 私は、日本選手の有望種目を中心にテレビを見ている。 昨日、競技の間に、ミラノの街が紹介されていた。 ゴシック建築の教会ドゥオーモが映った時、 ふっと、9年前の妻とのイタリア旅行を思い出...
修業は続く - 愛 幸せ 家族 いい言葉だと思う。 温かくもあり、やさしくもあり、やわらかい感じもする。 この3つの言葉と、餓死しない程度のお金があれば、 いい人生と言えるのではないか。 悲しみ 後悔 罪悪感 ネガティブな感情ではあるが、 妻という人と出会っていなかったら...
「死」の役割 - 大切な人の死を経験した後では、 どうしても、「生」と「死」を考えることが多くなった。 人生には多くの不平等があるが、 「死」に関しては、 どんな人生を送ったこととは関係なく、 全ての人が平等に与えられている。 お金持ちでいい思いをしてきた人も、 生活に苦し...
「今幸せです」「いつ死ねるのですか?」 - 幸せではないので死にたい。 幸せなので生きたい。 この二つの文章は、ごく普通であり変ではない。 「今幸せです」「いつ死ねるのですか?」 この二つは同じ人が発した言葉である。 義姉から聞いた話では、 妻と電話で話している時、 いつも...
未来の次の世界 - 午後6時頃、スーパーで買物をし、自転車で帰っていて、 斜め上前方を見ると、いつもより大きな満月が目に入った。 大きなまんまるは見栄えがして、見ていると気持ちが良くて、 しばらく目線を斜め上にして自転車を漕いだ。 地平線に近い時間帯は大きく見えるらしい。 ...
悲しみの先 - 今の私は、妻によって作られたものだ。 もちろん、妻だけではなく、 両親、姉弟妹、小中高大学の同級生、会社の同僚、趣味仲間 が少なからず私に影響を与えたことは間違いない。 でも、それは8%ぐらいであって、 残りの92%ほどは妻によるものと考えている。 妻と暮ら...
「時」 - 人は歩く時、止まることもある。バックすることもある。 しかし、「時」は止まることはない。前にしか進まない。 「時」は、人に対して平等とも言えるが、容赦ないとも言える。 過ぎ去った時間は決して取り戻すことは出来ない。 私にとって、とても大切だった「時」も、 容赦な...
妻を想うこと - 毎日、地道に妻を想っている。 生きる意味を失った と自分では思っているが、 案外、「妻を想う」というしっかりとした意味を持って生きているのかもしれない。 私は、妻を亡くした後、極めてシンプルに生きている。 お金を増やしたい、人から「いいね」が欲しい、社会の...
涙の成分 - 最近、思うことがある。 落ち込んでいる時の方が、明るく振舞っている時よりも、 妻が傍にいるような気がするのだ。 悲嘆から立ち直るためには、 明るく前向きな気持ちを持って過ごすのがいいという話をよく聞く。 でも、私の場合は、そうではない。 人と会ってる時は、だい...
右手に喪失感、左手に妻の思い出、 心に希望 - 15日木曜日、いつものようにテニスに行き、 施設内のシャワーを浴びている時、携帯が鳴った。 慌ててシャワー室を飛び出し、スマホに近づいた時、呼び出し音は切れた。 表示を見ると、以前生命保険の担当だった女性からだった。 折り返し...
諦める勇気 - 妻を喪って、しばらくの間、 妻と一緒だった自分自身、そして、頭に描いていた妻との未来、 これらをどうしても手放したくなかった。 どちらも、消えてなくなったという事実を変えることが出来ないことは、 頭では理解していても、心はそれを認めようとしなかった。 しかし...
点と線 - 今日、 昨日と違う点が生まれている。 明日は、 今日と違う点が生まれる。 このようにして出来た点が連なって線が出来る。 この線が私の歴史(人生)となって残る。 出来た線は変更することは出来ず、固定されて残る。 以前は、私の線と並行して、 もう一つの線が寄り添うよ...
余韻で生きている - 毎日、“小さいもの”に感動して生きている。 小さな子供を見て、 小さな動物を見て、 小柄な女性を見て、 季節の小さな変化を感じて、 人のさりげなく小さな親切に出会った時、 人の細やかな表情の変化を見た時、 以前(妻が亡くなる前)は、大きなものを求めてい...
自転車を買い替えた - 一昨日、自転車で20分かけて中華チェーン店へ行き、昼食をとった後-、 その帰りの途中、自転車のチェーンが外れた。 カバーがついていて、取り付けが出来ないので、 仕方なく残り5分ほど自転車を押して帰った。 2年前に中古で買った自転車であり、 ペダルが重...
感動欠乏症 - ここ数年、元日の行動は、ほぼ同じとなっている。 自転車で30分ほどのショッピングモールへ行き、 creperie kenny’sのレトルトカレーの詰め合わせ福袋を購入し、 モール内にあるスポーツショップやユニクロなどの店内を20分程ぶらぶら(見るだけ)して、...
一人であり、二人でもある - 私は、妻を喪って数年間は、 妻を喪ったことで、ただただ喪失感が心の中を覆っていた。 現在は、 少し落ち着いてきて、いろんなことを考えるようになっている。 頭では、 妻は死んでしまって、生き返ることは100%ないことを理解している。 しかし 心は...
つながっているという安心感 - 私が妻の姿を見なくなってから、8年が過ぎた。 オリンピックであれば、2回開催されている年数だ。 長くもあり短くもある、微妙な年数だ。 私の場合は、8年も経っているという感覚はなく、 1年くらいしか経っていないという感覚にある。 妻に対する五感...
生から死へ - 妻は「生」から「死」へ進み人生を終えた。 私は、まだ「生」の途中である。 私の身体は半分になった。 失った半分の空間は、 悲しみ、後悔、苦しさに占領された。 妻の死で、 私は、生の意味や命の尊さについて考えるようになった。 妻が亡くなる前にも、何人かの知人、...
寄り添う姿 - 私の人生の中で、 “切り取り保存したい期間”があるとしたら、 1993年4月18日から2017年10月6日までの期間以外ないだろう。 24年半であり、妻と暮らした期間だ。 他の期間は、消え去っても、特に問題はない。 私は、一日のうち、何度もこの期間にお邪魔す...
妻という鏡 - 私は鏡のない生活を送っている。 物質としての鏡は部屋の中にいくつかある。 しかし、 精神的な鏡は、妻を喪って以来、存在していない。 “妻という鏡”があった頃は、 そこに映し出される私の姿を見ることで、私という人間の存在が確認出来ていた。 その鏡が見当たらない...
未来軸 - 私は人間である。 人間は、死別経験者と、まだ経験してない人 に分けられる さらに、カテゴリーは細分化される。 家族ありか 家族なしか 故人の死亡時の年齢、死亡原因、生前の故人との親密さ、 死別と言ってもひとくくりにすることは出来ない。 ここまでは、現在における私...
記憶の中で - 区から届いた特定保健指導の案内を受け、 先日、指導実施機関一覧表から選んだ診療所へ行ってきた。 先に受けた健康診断で、いつも通り血糖値が基準オーバーしたためだ。 (空腹時血糖 170 Hbalc 7.3) 女性医師との面談で、 医師:「食事は奥さんが作ってい...
老いのない世界 - 私が経験して、妻が経験してないものがある。 それは、「老い」 妻は、57歳で人生を終えた。 57歳だと、私の感覚では、これから老いに入る年齢のように思える。 妻は、がんの手助けもあって、「老い」を経験せずに済んだ。 私は、老いた妻の姿を見れなくなった。 ...
75万人を救った用水路 - 私は、妻を思い出して泣くことはあるが、 今日、NHKの「新プロジェクトX 75万人を救った用水路」という番組を見て、“妻”以外で泣いた。 2019年アフガニスタンで武装グループの凶弾に倒れた中村医師、 35年にわたって人道支援にあたった生涯をたど...
目力 - 妻を思い出す時、私の心を大きく揺さぶるのが、 怒った時、哀しい時に、私を見る表情の中の妻の目である。 妻は、怒りの感情を目に集中させて、私を凝視した。 妻は、悲しみの感情を目に集中させて、私を凝視した。 言葉は発しなくても、私に強く訴える目力があった。 笑っている...
時間の感じ方 - 今年もあと1か月で終了する。 若い時に比べて、時間が2倍速で流れている感覚だ。 そう感じると、 私の寿命まで、あっという間に到達してしまうような感じだ。 1年が早く感じるようになったのは、 人生における相対的な比率が年齢とともに小さくなる というのが理由...
妻と私の物語 - 妻と暮らした24年半は、“妻と私の物語” 作りに励む期間だった。 私は24年半の中編の物語を作るつもりはなかった。 50年程の長編の物語をつくるつもりだった。 主役である妻がいなくなったので、物語作りを続けられなくなった。 中編だと、私の考えている物語には...
居場所 - 11月に入って、 文房具の寄付、樹木葬のお寺の苑内見学を行なった。 今日は、チラシで見た巡回型家電等の回収で、 扇風機、フアックス、掃除機、デジタルビデオカメラ等を マンションの玄関先で引き取ってもらった。 2600円を支払った、 区の大型ごみ回収で一つ一つシー...
息を続ける - 私は息をしている。 生きてるから息をしているのだ。 物理的な言い方をすればそういうことだ。 息をしてるから生きている。 “息”が先か、“生きてること”が先なのか。 息が止まれば死ぬ。 死ぬ時、息が止まる。 「息」と「生」は共存しているもので、単独では成立しな...
気持ちのいい一日だった - 17日、樹木葬のお寺の苑内見学に行ってきた。 お寺は、駅から徒歩2分くらいのところにあるので、 その駅まで電車に乗ればいいのだが、 私は、あえて違う路線の駅で降りて、約30分歩く選択をした。 その駅だと数十円ほど乗車料金が安くなるのだが、 それよ...
私の命 - 未使用の文房具を、子ども食堂やフードバンク等を通じて、 必要としている家庭へ届けるという活動をお寺が行っており、 私は、家の中の文房具をかき集め、大きなバッグに詰め込み 14日、お寺へ持って行った。 鉛筆、ノート、ファイル、色鉛筆等を提供させていただいた。 持ち...
点と点 - 妻が私にとって最愛の人でありえた理由 それは、 沁みるように、私に向かってくる人だった。 私に対して、“面”ではなく“点”に向かうように接してくる人だった。 妻は私のことが本当に好きだった と思う。 そう思うと、私自身、肯定感を持ちながら生活することが出来た。...
生きた証 - あったものがなくなると、 人間誰しも、大小はあっても心が乱れる。 私は、ものをなくすることは度々あるが、 その時は、心の調子が悪くなる。 でも、その場合、新たに購入することで代替が効く。 結局、それは、お金の喪失につながるのだが、 残念、しょうがない で、...
ヤッホー - 最近、道を歩いていたら、 「ヤッホー」と叫んで挨拶する小さな女の子、若い女性をよく見かける 男性がこのような挨拶をするのはあまり見かけない。 若い男性の場合は、「ういっす」「おっす」「よっ」か。 私は、「ヤッホー」と聞くと、 山登りをしている人が、やまびこが返...
”サプライズ” があればなあ - 予期せぬことが起こることの中には、 “サプライズ”と“不慮の事故”がある。 “サプライズ”は、予想外の楽しい出来事であり、」 意図されて、なされるものである。 それに対して、 “不慮の事故”は、意図することなく偶発的に起こる悪い結果である。...
ひとりを感じる時 - 外出しようと、ドアに鍵をかけてる時、 ふっと、寂しい気持ちがよぎった。 “ひとりを感じる”瞬間だった。 妻がいた時は、 「〇〇に行ってくるよ」と言うと、 妻からは「行ってらっしゃい」という言葉が返ってくる。 2~3秒の出来事であっても、 家族を感じ、ひ...
つながっている人 - 世の中には、私とつながっている人はたくさんいる。 ただ、そのほとんどは、納豆の糸のように細くて、弱いつながりだ。 言い換えれば、顔を知っているだけの人。 該当するのは、 食事を注文する時だけ声を交わす、よく行く店の店員、床屋のおばさん、 会社の違う部署...
妻は、私の中に、時々現れる。 それは、 私の中であって、私の前ではない。 私の目の前に出るとしたら、それはお化けであり、 妻のお化けだったら全然怖くはないし、出て来てほしいのだけれど、 今のところ、妻のお化けには出会っていない。 一日の中で、私の意識は、その時やってることに...
私は、神様から〇年の人生を与えられている。 〇に入る数字は、今の時点ではわからない。 今、71歳なので、71 + α年 ということだ。 過去の71年を振り返りながら、同時に未来の α年も目配りしながら生きている。 α年は、文字通りプラスアルファであり、 言い換えるとおまけの...
19日、今年も、お寺がやっている「エンディングフェア」に行ってきた。 毎年やっているプレゼント抽選は、今年はやっていなかった。 私は、妻が亡くなる前は、どちらかというと運が悪い方だったが、 妻が亡くなった後は、運が良くなっている。 一昨年はA等、去年はB等、そして、先週出席...
人は、相手に何かをやってあげたら、見返りを求めることが多い。 仕事であれば、報酬という形で見返りが来る。 逆に、 やってほしいと思い、やってもらった場合、 報酬を支払うことになる。 矢印で表せば、⇔であろう。 人の関係では、無償で相手のために何かをしてあげたいと思う場合があ...
11日、大学の同窓会に出席した。 学科卒業生57名の内、27名の出席だった。 それと、4名の恩師が出席した。 ちなみに、57名全員が男性の学科である。 そして、3名が亡くなっている。 70歳となると、顔が違う人になっており、 最初、顔を合わせた時、4分の3ほどが誰だか分らな...
先日、歩いていたら、 前と後ろのチャイルドシートに、 それぞれ小さな女の子、小さな男の子を載せて 自転車に乗ったお母さんが前方から走ってきた。 私は、その三人乗りの情景を見て、お母さん、頑張ってるな と思った そして、すれ違う時、 「おおっ」と思った。 三人乗りではなく4人...
10月6日は、妻の命日だった。 妻が好きだったいちごのショートケーキを買って、 遺骨箱の前にお供えした。 既に8年が過ぎた。 8年と聞けば、長いように見えるが、 そんな感じはしていない。 私の感覚では、そんなに経っているようには思えず、 1年ぐらいしか経っていないくらいの感...
健康診断受診から1か月が過ぎたので、 3日、診査結果票を受け取りに、クリニックへ行った。 胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がんの検診結果は、すべて陰性。 血圧は、上が117、下が81 で問題なし。 いつも通り、血糖値だけが基準値オーバーだった。 空腹時血糖値 170(正常値...
人は、私を「今の私」だけを見る。 私は自分の過去を知っている。 未来の私は、私だけが想像する。 妻が生きていたら、妻も私の未来を想像してくれただろう。 と言うか、 妻は、「二人の未来」を創造していたことだろう。 私は、人の後ろ姿を見るのが好きだ。 前から見るのも嫌いではない...
26日、運転免許更新のため、新宿の免許センターに行ってきた。 せっかく新宿に行くのだから、免許更新だけではなく 月に一回行っている、新宿中村屋のカレーを食べる予定も組み入れた。 更に、もう一つ、ロールキャベツで有名な老舗店「アカシア」も組み入れることにした。 「アカシア」→...
現在の私にとって、生きる目的は何なのか。 妻がいた時は、明確にあった。 妻が幸せに生きることのサポートをすることだ。 目的は、果たすことに価値がある。 妻がいないということは、目的が果たせなくなったということか。 目的がなくなった人間は、生きる価値がないのだろうか。 あるい...
私は、よく落とし物をする。 4月にスマホ、6月に電子マネー、自転車のキーを落としている。 幸い、最終的に全て見つかっている。 今度は、21日、電子マネーがないことに気が付いた。 食事をしたレストランやスーパーに電話をしたが、届けはないとのことだった。 最期の頼みは、17日に...
今日は、 そろそろ猛暑が終わりに近づいていると思わせる日だった。 過ごし易い日がもうすぐだが、 それも1か月ぐらいだろう。 すぐに、寒い日が来るような気がする。 取りあえず、猛暑に耐えた後に来る“秋バテ”に備えよう。 妻が亡くなって、もうすぐ8年になる。 妻がいない生活に、...
生 老(病)死の順番は変えられない 私もこの順番通りに進んでいて、 今は、「老い」の中にいる。 妻が亡くなるまでは、老いに抵抗しようとしていたが、 今は、ダラダラ衰えて、自然な形で老いと共に歩んでいけばいいと思っている。 「老い」の次には「死」が待っている。 自然な流れに乗...
喪失感は。 人との離別や死別、大事な物・事を失った時に生じる。 私の場合、 物を失った時は、一瞬感じることはあるが、すぐに回復して、 尾を引くことはない。 人に対しては、 8年前に妻を亡くし、大きな喪失感を経験し、今も尾を引いている。 その後は、喪失感を経験することはなかっ...
私は、今、70歳だ。 立派なおじいさんだ。 70年生きたことになる。 70年と聞くと、長いような気がするが、 この世にデビューして、ここまで一気に来た気がする。 ここで、これまでの人生を区切り、通知表をつけてみた。 生れて高校卒業まで。40点。 大学の4年間から、結婚するま...
以前(妻を喪うまで)に比べて、 怖いものが減ったような気がする。 お化けとか、ヘビやゴキブリとか答える人がいると思うが、 私は、そのような目に見えるもので、怖いものはほとんどない。 私が怖いのは、ほぼ人生に関係するものだ。 例えば、 妻との老後でやりたいことを、 お金不足の...
毎日35度を超える日が続く。 今日は、雨が降ったりやんだりで、気温は32度くらいだったが、 湿度が高かったので、不快感は変わらなかった。 妻が生きていたら、 この夏、妻と私はどのように過ごしていただろうか と、時々考えたりする。 私が、私の部屋のベッドで横になってテレビを見...
妻は亡くなった。 私はずっとそう思っていた。 しかし、 最近、亡くなったのではなく、 卒業したのではないかと思うようになった。 というよりも、そう思うようにしている。 そう思うと、一時的であっても、気持ちが楽になるのだ。 「ひとりグリーフケア」を実践している。 “死”ではな...
29日、区の健康診断に行ってきた。 いつものように、 妻が8年前にがんを知らされたクリニックで受けた。 11時に受付して12時に終わった。 以前は2時間以上かかっていたのに、 クリニックの方も、流れの効率化を考えた成果が出ているようだ。 受診する側としては、いいことだ。 1...
妻は、8年前に私の目では見えない存在になった。 いなくなったから見えないのか。 いるけれど見えないのか。 後者だったら嬉しいのだが、 少なくとも、私が生きている間は妻が見えることはないだろう。 見えるのは、私の頭の中にある、妻の記憶だけだ、 妻の姿は見ることが出来ないが、 ...
22日、免許更新をする際、70歳以上から74歳までの人が受講しなければならない高齢者講習に行ってきた。 講習場所は選べるのだが、 講習プラスアルファが可能な場所として、池袋の運転練習所を選んだ。 プラスアルファというのは、池袋の人気店で食事をすることであり、 講習前にラーメ...
妻を亡くす前と、亡くした後とで、 私自身、変わったことはあるかと言うと、 いくつかある。 8年経ったため、外見は老けた。 これはしょうがない。 世の中を俯瞰的に見るようになった点だろう。 “俗世界”から一歩距離を置くようになった気がする。 金持ちを見てうらやましがってる人、...
「記憶「と「希望」。 この二つの関係はどういうものなのか。 「記憶」は, すべてが過去に存在し、すでに終わったことであり、変更が効かない。 「希望」は, 白紙である未来の中に存在し、将来にゆだねることになる。 「記憶」は頭の中で思い出し、それを心が受け止める。 「希望」は、...
補聴器体験会の案内チラシが新聞折り込みであったので、 13日、体験会に行ってきた。 コミュニケーションに支障があるほどではないが、 周りがうるさいと聞き取れなかった場面が時々あり、 テレビを見ている時、単語の聞き間違いが度々あるので、 将来の難聴リスク度合いを知るいい機会だ...
少し前にテレビでやっていた全日本柔道選手権で、 解説者が、 今まで、なかなか上まで行けなかった初優勝者に対して 当然実力も必要ですし、研究・対策、この大会までの過程も必要だけど、 「想いの力」が大事です と言っていた。 この「想いの力」って何だろう。 AIでは、「想いの力」...
テレビの経済番組で、 “孤独ビジネス”の話をしていた。 “孤独”と聞いて、 もしかして私のことかと思い、真剣に聞いた。 私は、妻を亡くして一人住まいである。 子供はいない。ペットも飼っていない。 両親は亡くなっており、姉弟妹は遠く離れて住んでいる。 会社勤めは終わっており、...
人を見ていると、大きく3つのタイプがあると思っている。 頭で考える人 体(感覚)で考える人 心で考える人 妻は、体と心で考える人だったように思える 私の場合は、心で考える人間だと思っている。 二人とも、頭で考えるタイプではなかった。 頭で考える人は、 相性が良い理由を、上手...
1月の阪神・淡路大震災、3月の東日本大震災、 に続いて、「終戦の日」「お盆」がある8月、 命について考える機会が多い月に入った。 「命」を考えるきっかけとなるのが、 「生」や「死」であるが、 上の三つは、戦争と災害であり、 「死」について考えることで、「命」を考えることにつ...
29日の朝、夢を見た。 すごく感じが良く、男性から人気のありそうな女性が私になぜか接近してくる。 ここに出てくる私は20代独身で、その女性も20代である。 私はなぜか親しげにしてくる女性に対し、いい印象を持ったが、 恋愛感情までは出なかった。 彼女がまた会いたいと言うので、...
妻が遺していったもの、 それは、 本人が生きられなかった時間であり、 その時間は、 私が引き継いで、 私は 私の時間に妻の時間を加えた時間を生きている。 私は二つの命を生きている。 妻が生きていた時は、 妻は妻の命、私は私の命を持っていて、 その二つは、つながることで活性化...
今年の夏も暑い。 昔は30度で猛暑と言っていたのに、 今は35度越えが普通になっている。 この暑さに耐える期間を、私は、 6月15日~9月15日に設定している。 半分耐えたことになる。 私は、 扇風機、水タオル、霧吹きの組み合わせで、 この暑さと戦っている。 私の部屋にはエ...
妻が亡くなって数年間は、妻のことが頭から離れないという表現が 一番近かったと思うが、 最近は、無意識の状態で妻を考えてる時間が増えているように思う。 無意識であるから、具体的に妻の姿や声を頭に浮かべている訳ではない。 妻を頭の中に浮かばせようとするのではなく、 心の中に安定...
木曜日、いつも通り午前中テニスをして、家に13時過ぎに戻り、 いつものように、テレビをつけ、 「徹子の部屋」を横目で見ながら、洗濯物を洗濯機の中に入れ、 スイッチを入れた。 この日のゲストは、脚本家の大石静さんだった。 何気なく見ていたが、途中から2年半前にがんで亡くなった...
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「平凡」という言葉を聞くと、以前は、 冴えない印象、自分はなりたくない、ときめかない、 という印象が強かった。 自分が、そのなりたくない「平凡」に限りなく近いのを感じていて、 このままではいけない。 何とか脱出しなければ と、いつも考えていた でも、今は、 「平凡」であるこ...
妻と生活していた頃と、ひとりになった今とを比べると、 生活面においては、ひとりで決めて実行出来るため、 スムーズに生活出来ている感じがする。 時間は有効に使えているし、 一日の中でやろうと決めたことは、概ね予定通りやれている。 人間関係も、特に問題はない。 家事については、...
昨日、妻の服の処分を開始した。 もう少し早く始める予定だったが、 ズルズルと延びていた。 終活作業として、物の処分の中で、 妻の服以外は、大部分を終えている。 服の処分の方法として、 捨てる(自治体のごみ回収等)・売る(メルカリ等)・寄付(NPO等に) ・供養(お寺や神社に...
妻が亡くなって8年半が過ぎ、 物理的には“ひとり”に慣れてきている。 最初の1年は、 「何が起こったんだろう」という、脳が麻痺してる状態であり、 悲しいとか、寂しいとかいう感情に気が付かないくらい放心状態だった。 2年目からは、 悲しさや寂しさに気づき始めて、 生きる意味が...
多くのサラリーマンにとって、大型連休が始まった。 テレビでも連休中のおすすめ観光スポットが盛んに紹介されている。 妻と私は、よく日帰りバスツアーに参加した。 私が、連休が取りにくい部署だったので、 宿泊付きのツアーは、ほとんど行っていない。 バスが走っている間、妻は、私の膝...
キャラクタービジネスにおいて、 「かわいい」「癒し」「切なさ」を兼ね備えたキャラクターは、 消費者の共感を集め、ヒットする傾向にあるとのこと。 この3要素を見て、 私が妻に共感していた要素と合致しているように思えた。 「かわいい」は、 その人の主観が入るので、世間的にはどう...
イラン情勢の混乱により、原油供給に不透明感が高まっている。 石油は、エネルギーやプラスチック等の原料として欠かせないものであり、 物理的には、人間は石油なしでは、生きていくことが困難になる。 一方、 人間は心理的には愛がないと生きていけない。 と思う。 誰かが私を愛してくれ...
この先、 私は何歳まで生きるのか、 事故に遭って寿命の手前で、この世を去るのか、 大きな病気になるのか、 それは癌なのか、それとも、大きな病気にはならずに老衰で死ぬか、 認知症になるか、ならないか、 脳梗塞で、自宅で倒れ、数か月後に発見されるか、 自宅で亡くなるか、老人ホー...
妻がいなくなって8年の時が流れたが、 いつも、私は妻と会話をしている。 「見えないけど傍にいるいる妻と会話をしている」のか、 「思い出の妻と、心の中で会話をしている」のか、 今、私は一人なのか、あるいは、引き続き妻と二人なのか、 一人であるのと、二人であるのでは、まったく心...
私は、妻を亡くした後、8年余り生きている。 妻を亡くした男性は寿命が短くなる傾向があり、 一方、夫を亡くした女性は長生きする傾向がある という記事を見たことがある。 私が考えるに、 女性の方が、 環境の変化への適応力が男性よりあるからではないか と考える。 家で例えると、...
お金で買えるもの。 パソコン、車、家、服などの「モノ」、 家事代行やタクシーの利用などの「時間」、 旅行や趣味などの「体験、経験」 お金が「幸せ」のための手段だと考えると、 私にとって、 「モノ」、「時間」、「体験、経験」にお金を投入することで、 どれくらい、私は幸せになれ...
人の顔を表現する言葉として、 イケメン、美人、ブサイク、ブス、等があるが、 人間には、 そういう外形の顔だけではなく、内面からにじみ出る顔もある。 私は、 若い頃は、 外形の顔 > にじみ出る顔 で、外見重視だったが、 50を過ぎた頃から、 外形の顔 = にじみ出る顔 とな...
ここ数日、雨の多い日が続いている。 春らしい穏やかな日を前にして、 春の幕が開くのをじらしているようにも思える。 でも、じらされたされた後に訪れる春の陽気は、 より心地良く感じるに違いない。 世間的には、春は別れと出会いの季節だ。 私は、 失恋とは異なる「再会」の可能性が絶...
妻のがん告知から亡くなるまでの4か月半の中で、 3つの節目があった。 1つは、 妻が余命1年のがんの告知を受けた日、 2つ目は、 妻が亡くなった日、 3つ目は、 火葬の日。 この3つは、私の人生の中で、 辛い日の、1位から3位に該当する。 辛さの性質は、それぞれ違うものであ...
桜の開花が近づき、学校においては卒業シーズンがやって来た。 テレビでも、“別れ”に関する曲の特集番組を目にするようになった。 “別れ”は、 今までの生活に変化が起こる転換点であり、 それまで慣れ親しんでいた環境を後にする時である。 その先には、新しい生活が待っている。 新し...
二人でいることで、1+1=2 ではなくて、3以上になる関係 は、いい関係と言える。 このような相手と出会う確率はそう多くないと思っている。 見た目のいい人、性格のいい人、考えが近い人、 そういう人と出会った場合でも、 1+1 が3以上になるとは限らない。 相手によっては、...
時々、“魂”と“肉体”の関係について考えることがある。 妻が亡くなる前は、考えることはなく、考える必要もなかった。 妻が亡くなってからは、よく考えるようになった。 それは、私が考える未来に関係してくるからだ。 魂と肉体が一体で切り離せないならば、妻は完全にいなくなったことに...
10年ぶりの同窓会、久しぶりの姉弟妹との再会 という、 2日間の私にとっての大きなイベントを終え、 日常生活に戻った。 まだ、そのイベントの余韻が残っており、 祭りの後の一抹の寂しさが少しある。 イベントをこなしていた時の交感神経優位から、 副交感優位の状態に変わり、 その...
14日土曜日の中学の同窓会、15日日曜日の帰省のため、 土曜の午前6時過ぎに家を出発、 新幹線、高速バスを乗り継いで13時からの中学の同窓会に出席した。 会の始まりの挨拶に選ばれた同窓生(男性)が、 「女性は美しさを保っているのに、男性は見る影もなく変わり果てた姿になってい...
幸福感について考えてみた。 “地位財”と“非地位財”というものがある。 地位財とは、 他人との比較によって幸福感を得るために消費される財貨やサービスのこと。 非地位財とは、他人との比較とは関係なく、それ自体で幸福感を得られるもの と説明されている。 地位財には、 例えば...
妻は、2017年5月23日に余命1年のがん告知を受けた。 その時記録していた23日とその翌24日の妻の言葉を、 私は、前回のブログで書いた。 前回に続いて、 今回は、25日、26日に妻が言った言葉を書く。 25日(木) 私はアルバイトに出かけた。 仕事中、胸が苦しい。 早く...
終活作業は、ゆっくりと少しずつ行っている。 先日、一か所に束ねて置いてある妻の関係書類を整理した。 その中に、 A4の紙があり、よく見ると私が書いたものであった。 妻のがん告知日である2017年5月23日から26日までの4日間で、 私の行動や妻の言ったことなどが書かれていた...
「ハチ」と言えば、 飼い主が職場で急死したことを知らず、渋谷駅に毎日朝夕通って、 死ぬまで10年間も待ち続けた秋田犬の名前が浮かぶ。 心から可愛がってくれた飼い主の愛情が忘れられなかったのだろう。 犬は、信頼した相手に対し強い忠誠心や愛情を持つという。 それとともに、そのよ...
「幸せ」とは、 その人のためならがんばれる という相手がいることだと思う。 その相手がこの世にいなくなった場合はどうだろう。 がんばる意味がなくなってしまう。 私の場合、 いくら自分のためにがんばっても、 幸せを感じることは出来ない。 妻は、私に人生を本気で生きようと思わ...
どの人にも、その人だけの歴史がある。 歴史は、偉人や有名人だけに与えられたものではない。 私にも歴史はあるし、当然、妻にも歴史はある。 前回のブログで、 スマホを無くし、そして見つかるまでの流れを書いた。 スマホを無くすことで一番困ったと思ったのが、 「妻の高校時代の写真画...
24日、 午前のテニスを終えて、 家に着き、テニスバッグの中に入れていたスマホがないことに気づいた。 バッグの中のすべてのポケットを調べたが、どこにも見当たらない。 固定電話でスマホの番号に電話すると、音は鳴ってるが、 家の中のどこからも音は聞こえてこない。 ということは、...
音がない世界。 静寂のなかの妻の声。 耳から入ってくるのではなく、脳内で響く声。 妻との会話が、音でなされなくなって7年半。 妻はいなくなったが、 妻の声の特徴、しゃべり方などが、しっかりと脳に記憶されているため、 妻との会話は出来ている。 数日間ほとんど会話をすることがな...
私の体には、 脳、心、腸という3つの小宇宙がある。 この3つが快適ならば、 概ね体調は良くて、気持ちもいい状態だ。 腸は第二の脳とも呼ばれ、 神経系を通じて、脳と繋がっているとのこと。 “脳”と、“腸”が健康なら、“心”も健康になるはずだ。 脳でストレスを感じると、お腹が痛...
妻が亡くなって7年半が過ぎ、 神様は私に、悲しむノルマを与えた。 同時に、妻を想うノルマも与えた。 この二つのノルマをやり切った時、 私がこの世を去る時なのだろう。 私がまだ生きてるということは、 悲しむ量、想う量がまだ足りてないということか。 ノルマの総量は把握してないが...
遺品整理の内、妻の靴の処分が昨日終了した、 全部で30足だった。 すかさず、終活作業の一環として、 昨日、妻関係の書類の整理を行った。 闘病中に関するものが一番多く、 残すべき書類を絞って、一つのファイルに収める作業を行った。 以下、残した闘病中に関する書類を、 自分のため...
外出先でよく見かける 小さな子の指差し。 例外なく、小さな子はこれをやる。 言葉でうまく表現することがまだ出来ないため、 指を使いそれを補おうとしていると考えられる。 足りないものを補おうとする行為。 今の私に、 足りないと思わせるものは、 妻から受けていた心の充足感だ。 ...
目的を持つことを悪く言う人はいない。 “目的”を持って生きることは、 人生を彩のあるものにするために、必要不可欠なものであろう。 しかし、私は、 妻の死で、目の前から目的が消え去った。 言い換えれば、 目的を持って生活する必要がなくなったと言っていい。 お金を増やすこと、健...
昨日、不思議なことが起こった。 電話の着信音が鳴り、 スマホをバッグの中にいれていたので、 切れる前に取ろうとあわててスマホを取り出しスワイプし、 「どなたでしょう」と聞いたところ、 「電話をいただいたので」と答えた。 私は、 「えっ、私電話してませんけど、おかしいですね、...
私の脳が一番喜ぶ時というのは、 妻が喜ぶ様子を見た時だ。 本当の喜びを感じるには、 妻を経由しないとそうならない。 起こったことが妻を経由せずに、直接私に伝わった場合は、 喜びは一定量で終わってしまう。 妻が嬉しそうにしている姿を見た時、 私の脳内に多量のドーパミンというホ...
永遠なものは、 この世に何一つ存在していないと思っている。 妻と私の生活も、その事象に従うことで終わりを告げた。 (ただ、時期については、早すぎたと思っているが) 妻と私の別れは、特別なことではなかったのだ。 なのに、特別なことが起こったかのように、 私は当初、これ以上のな...
“ふるさと”と聞くと、 普通、生まれ育った故郷が頭に浮かぶが、 「心のふるさと」となると、 頭に浮かぶのは、「場所」ではなく「人」になる。 “心のふるさと” とは、 帰りたくなるところ、 心の拠り所となるところ、 私の人生に彩りをくれたところ、 ほっとするところ、 会いたい...
一昨日、パソコン無料回収の申込みをした。 パソコンや小型家電を自宅まで無料で宅配回収(データの安全消去サービスを利用した場合はは3,000円程かかる)してくれる国の認定を受けていて東証グロース市場にも上場している回収業者だ。 3年前も利用している。 無料で回収出来る理由は、...
妻は生前、「私が泣いているのを見たことがない」 と言っていた。 そう言われた時、私は、 心の中で、「結構泣いているんだけどなあ」とつぶやいていた。 テレビで、心温まる番組を見ている時、 涙ぐんでいるのを何度か見られていると思っていたが、 涙が流れ落ちてはいないので、 泣いて...
自分に関係することが、 いいことであっても、良くないことであっても、 気にならなくなっている。 そうなったのは、妻が亡くなってからだ。 以前は、 自分に関する出来事は、 すべてが妻に繋がっていて、 私にとっていいことは、妻にとってもいいことだった。 妻がいないと、 私にとっ...