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これからも妻といっしょに https://takashimieko.muragon.com/

最愛の妻の姿は消えてしまいましたが、魂は存在すると信じて、毎日一緒に過ごして行きたいと思います。

nora
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2018/09/30

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  • 妻と私の物語

    外を歩いていると、前方に 夫婦と思われる80歳くらいの二人が歩いているのが見えた。 杖をついているご主人を奥さんが支えながら歩いている。 歩き方から、ご主人はだいぶ体が弱ってるように見える。 それを支えながら歩いている奥さんも、 ご主人と同じように体が弱っているように見えた...

  • 生活と人生

    「生活」と「人生」 一見似ているが、違いはある。 文字としては。 「生」は共通で、「活」と「人」が違っている。 「生活」に目を向けている人は、 生きるため、いかに毎日の活動をするかを考え、 そのため、お金、付き合い、健康等に気を使っている。 イメージとしては、水平に目を向け...

  • 水の力

    妻を「水」に例えて考えてみた。 水は、電気を起こす力がある。 水は、美しい景色を生み出す。 水力発電 水が高い所から低いところへ落ちる力を利用することで、電気が生じる。 水の干上がりによるダム湖の水位の減少が起ると、 電気を起こせなくなってしまう。 水を、酸素と水素に分解...

  • 訳あり○○

    私は、 倹約家なのか、節約家なのか、それともケチなのか。 スーパーでの買い物は、 しっかりチラシでチェックしたうえで買っているし、 複数のスーパーのレシートで、商品別の価格を比較して、 傾向を掴むこともしている。 なるべくコンビニでは買い物をしないようにしている。 外食の時...

  • 妻がいない現実

    妻がいない現実を、やっと認めるようになってきているのだが、 たまに、 予期せぬタイミングで、無性に妻に会いたくなる時がある。 その様なこころの状態は、 しばらく時間を置くと収まってくるのだが、 今後も、このようなパターンは繰り返すと思われる。 妻と、物理的に会うことが叶わな...

  • スーパー回りの1日

    木曜日はテニススクールの日。 いつものように、20分自転車を漕いでテニスコートにたどり着いた。 受付に行くと、受付の人から、「今日は休みです」と言われた。 私が、「えっ」というと、その人は「すみません」と言った。 年末年始、お盆の時期の休校以外、年に2回ほど休みの日があるが...

  • 結婚式

    私は、過去の映像を集めて編集して、妻の動画を作っている。 2時間ほどの結婚式の動画をトリミングして、 18分ほどに短縮されたものにしている。 その作業をしていると、 若い時の自分に、一瞬であるが戻っている感覚になる。 作業は止まり、 気が付いたらその映像に見入る時間が長くな...

  • 「変えられないもの」に対しての寛容さ

    ニュースなどで、 生活困窮者に対する炊き出しの風景を見ることがあるが、 炊き出しに来ている人の心理を考えて見ると、 空腹を満たせる喜びもあるだろうが、 こういうところに並ばないといけない自分の現状を見つめてみて、 周りが幸せそうな情景を見たときの疎外感の方が大きいのではない...

  • 本能

    テレビで聞いたのか、新聞のコラムで見たのか忘れたが、 アルツハイマーの人に2回来てもらい、好きな絵を聞いたら 同じ絵を選んだ。 これは、どういうことだろう。 記憶や思考能力が傷害されたとしても、 その人の本能は変わることなく、 美意識は保たれる ということなのだろう。 絵で...

  • 「二」か「一」か

    妻が生きている時は、明らかに二人の人間が存在した。 でも、今は、私という一人の人間しか存在しない。 果たして、そうだろうか。 今でも、二人が存在しているようにも思える。 リビングに置いてある箱の中には、妻の骨がある。 「骨」が人間でないとしたら、 私という一人の人間だけが存...

  • 「素晴しい人生だった」と言いたい

    引き続き終活作業を行っており、 現時点での進行状況を記録しておきたいので、 それを、下に記した。 ■銀行 マンションの管理費、公共料金等、 引落し指定のある銀行を残して、解約出来るものは解約済。 ■ネット証券、生命保険、カード会社は継続。 ■スマホ、公共料金も継続。...

  • 「後悔」は「妻」

    私が仲良くしたくない相手の一つに、「後悔」がある。 にもかかわらず、 後悔は、私と仲良くしたいのか、いくら引きほどいても、 くっついてくる。 時に、腕を組んできたりする。 私は仲良くしたくない。 しかし、 ある時、後悔が腕を組んできた時、 何か懐かしい感覚を覚えた。 それは...

  • かわいい人

    妻を亡くした後に、 自分の中で大きく変わったと思うことの一つであるのが、 人の見方が変わったということです。 歩いていて、すれ違う女性はたくさんいるが、 以前は、背が高くモデルのようなスタイルの女性とすれ違うと、 すれ違った後、その人の残像が頭に残ったりしたのだが、 今は、...

  • 夢の中での“妻の寝顔”

    妻の夢を見た。 いつも私は、寝る時、 自分の部屋から寝室に移り、 妻が生前、寝ていたベッドの上で寝るのだが、 (妻はこのベッドで、添い寝していた私の横で亡くなっている) 昨日は、 自分の部屋でテレビを付けたまま寝てしまい、 目を覚ました時、 自分の部屋のベッドに居ることに気...

  • 妻のいる場所へ

    辛い時に、その人を励ます言葉として、 どんなと時にも“できないという先入観”を持つな 諦めなければ必ず道はひらける どんな人間にも、必ずその人だけが持つ長所がある どんな人間にも、必ずその人だけが生きる理由がある など こういう言葉は、 若い時や妻が亡くなる前であれば、 生...

  • 「ある愛の詩」のラストシーン

    ベッドで仰向けになり、ボーッとした状態で、 妻を想っていると、 昔、高校1年位の時に見た「ある愛の詩」という映画の ラストシーンが頭に浮かんできた。 この映画は、身分が違う二人の男女の、真っ直ぐな愛を描いた作品で、 “愛とは決して後悔しないこと” という名セリフがある。 私...

  • “過去”と“未来”の比較

    “過去”は、 Fixされたもので、 変えることは出来ないし、戻ることも出来ない。 “未来”は、 何もしなくても、常に私の目の前に存在し、 自分で作り上げることが可能な領域だ。 “後悔”は、 戻ることが出来ない「過去」の中に存在する。 未来は、 ゼロから作り上げるものなので、...

  • “妻の記憶”と共に生きる

    妻の記憶は私の脳の中にある。 私だけが持ち得る唯一の記憶だ。 その記憶は、 時に、私に勇気を与え、 時に、私を温かい毛布をかぶせるように、 包み込んでくれる。 妻がいなくなって、当初は、 「生きる意味がなくなってしまった」 という思いが、 私の心の中を全面覆っていたが、 今...

  • 車ごと川に落ちる夢 を見た

    久々に夢を見た。 悪い夢であり、ちなみに妻は登場していない。 比較的多いあっちこっち飛ぶような夢ではなく、 ストーリーは繋がっていて、しっかりしたものだった。 それ故に、起きたとき、夢だとわかってホッとした。 内容は、 私のお客さんを訪問するため、 上司(30代の時の支店長...

  • “見える妻”と、“見えない妻”

    妻を亡くして、 私の人生は180度変ってしまった と、 ずっと思いながら、生きてきた。 でも、 最近、妻がいた時と今は、 変っていないのでは と思うようになりつつある。 もう少し詳しく説明すると、 以前も妻を愛していたし、 今も愛する人は、妻だということ、 この点は、何ら変...

  • 最大の危機は終わっている

    今年も、はや1年の24分の1が終了した。 私は世界を語れるような人間ではないが、 世界は、いろんなリスクで覆い尽くされていることは、 何となく感じている。 世界の分断、物価高、戦争、地球温暖化(沸騰化)、地震、 台風などの災害、詐欺、等。 これらは、世界視点での話で、 自分...

  • 余命○○年

    “生” は人生の起点で、終着点の “死” まで、 ロープで繋がっている。 そのロープの上を、私たちは綱渡りをしながら、 終着点である“死”まで歩いている。 終着点は、人それぞれで、 どこが終着点なのかわからないまま、人々は歩き続けている。 みずから終着点を決めて、ロープから...

  • 悲嘆の軽減方法

    今の私は、私ひとりで作られたものではない。 親をはじめ、兄弟、友人等、 いろんな人の影響を受けて作られてきたと思うが、 私が、最も大きな影響を受けたのは、妻だったと思ってる。 妻と出会ってなかったら、 今とは、少し違う自分になっていただろう。 結婚したのが、妻以外だったら、...

  • 妻を二回は死なせない

    すべての人間は、 “生” を一回、“死” を一回 与えられ、 この点に関しては平等だ。 これは、物理的現象だけで考えるとその通りなのだが、 これに心の現象を加えて考えると、二回死を迎えることになる。 どういうことかと言うと、 一回目の死は、誰もが考える死、 二回目の死は、そ...

  • 与えられた役割

    もしかして、人はその人にしか出来ない役割・使命を与えられて 生まれて来てるのかもしれない と時々思うことがある。 だとしたら、 私の場合、どのような役割・使命が与えられたのか。 考えて見た。 妻を幸せにすることが、私の役割だったのでは。 そして、私が役割を果たすべく対象とし...

  • またまた新年が始まった

    また、新しい年を迎えました。 多くの人は、年初に、仕事やお金、健康、自分磨き 等の立派な目標を 立てるのでしょうが、 私の場合は、特に目標はなく、 強いて言えば、 引き続き、粛々と終活作業を進めることでしょうか。 突然、室内で倒れるとも限らないので、 遺品整理で来るだろう親...

  • 命の尊さを学ぶ

    喪失感、悲しみ、後悔、空虚感。 これらを、私は、6年前、神様から受け取った。 私が求めていないものを、神様は、勝手に私に渡したのだ。 返せるものなら、今すぐにでも返したい。 でも、神様は、受け取ろうとしない。 神様は、人が嫌がることをするのが好きみたいだ。 少々、屈折した心...

  • 目に入る景色

    若い時は、 外を歩いていて、目に入るものに対して、 特に何かを感じることはなかった。 視覚から入っていたのだろうが、 頭までは届いていなかったということだ。 次にやることが頭の中を占めていて、 景色が頭に入ってくることはなかったように思える。 会社を辞めて、組織から解放され...

  • 妻からもらったもの

    妻を喪ってからの生活の中で、 果たしていいことはあるのか考えてみた。 すると、いくつかいいことが見つけられた。 それは、 時間を思うように使うことが出来る。 物事も、自分が思った通りに進めることが出来る。 1つ例を挙げると、 私は、自分の部屋(4畳)を、 自分の考えでレイア...

  • 小さな喪失感 大きな喪失感

    2週間ほど続いていた喉の不調が、やっと治まって来たと思ったら、 今度は、 先週から、じわじわと痛くなっていた腰が、 今朝から、歩くのも大変なくらいに悪化してきた。 独自に考えたストレッチ効果で、 3ヶ月ほど前から腰痛が改善していたのだが、 腰痛が再発しただけでなく、 木曜日...

  • 脳を大切に

    妻は “点” として私を見ていた。 私に集中して、 他の男性に気を取られることはなかったように思える。 妻は、こだわりを強く持つ人であり、 私がそのこだわりに合っている人だったのだと思う。 対して、 私は、 相性が悪くない人が入る円を描き、 その中心に妻が位置するという考え...

  • 自分の寿命を予想してみた

    私のこれまでの人生を、下記のように4つに分類した。 第1ステージ 実家での生活 18年、 第2ステージ 学生時代及び、サラリーマン時代の独身生活 20年、 第3ステージ 結婚生活 24年半、 第4ステージ 死別後 6年経過 死別前の3つのステージは、18年、20年、24年半...

  • 引き算の魅力

    「足し算」と「引き算」。 どちらが魅力的かと問われたら、大多数が「足し算」と答えるだろう。 「足し算」は、上っているイメージがあり、 「引き算」は、下っているイメージがある。 私も、以前は足すことだけを考えて生活していた。 部屋の中は、物が多い方がいい、 お金は、どんどん増...

  • 退屈ではない、幸福でもない日々

    テレビで、ふたりの100歳の女性が紹介されていた。 1人は、食堂で週6日ラーメンを作るおばあちゃん、 もう1人は、今も現役の化粧品販売員。 2人とも、言葉が途切れることなく出てくるし、 姿勢が良く、動きも老人の動きではない。 100歳でも不自由なく生きている感じだ。 一方、...

  • 心の掃除

    今年も終わりが近づき、 そろそろ、年賀状や大掃除を意識する時期となりました。 私は、数年前から年賀状の断捨離を進めており、 また、喪中ハガキが3枚届いているので、 今年は、10枚くらい出せばいい状態です。 掃除も、年末大掃除ではなく、小掃除で済ます予定です。 共働き世帯の増...

  • 若くして逝くこと

    妻はなぜ57歳で逝ったんだろう と時々考える 30代、40代という若さで亡くなる人もいるが、 57歳でも、亡くなると、若くして・・・ と言われる。 妻は、57歳の姿を、私の記憶に残して、 この世を去った。 妻は、若い姿のままで、逝きたかったのか。 老いたくなかったのか。 ...

  • 人生は、山と谷を繰り返す

    人生には波があり、山と谷を繰り返す。 私は、若い時は、 山の状態の時、 これが私の実力であり、私の人生だと思い込みがちで、 そのあと、ドーンと一気に下り、 谷の状態になることが多かった。 すると、今度は謙虚になり、しばらく、この状態に耐えていると、 再び山の状態になる。 す...

  • 愛しみ(かなしみ)

    新聞を読んでいると、 「かなしみ」について書いている随筆があった。 「かなしみ」については、 私の人生で、今後、ずっと付き合っていくはずの命題であり、 関心を持って読んだ。 「かなしみ」を漢字で書くと、「悲しみ」「哀しみ」だけれど、 「愛しみ」と書いても、「かなしみ」と読む...

  • 俯瞰的見方

    妻の死という経験をしたあと、 喪失感を抱えた人生になってしまったが、 心の質に目を向けると、 以前より、成長しているように感じている。 自分のやってること、他人のやっていることを 俯瞰して見るようになった自分に気付く。 妻が死んでいくのを見て、 「生」と「死」、「命」という...

  • 妥協力が身につけば

    私の人生は、大きく二つに分けられる。 妻が亡くなるまでが前編、それ以降が後編。 この前編と後編の間には、大きな溝が出来ていて、 言ってみれば対立している。 後編から見ると、輝いている前編が羨ましく、嫉妬さえ覚える。 前編には、家族が存在し、共感し合える相手がいて、 人生に対...

  • 妻の声に耳を澄ます

    私は毎日、妻の声に耳を澄ましている。 それは、 耳からは入って来ない。 (妻がいた時は、耳から入って来ていた) 「頭の中」で発生し、「心」を経由した後、聞こえてくる「声」だ。 その声は、 妻のかわいい声を、ほぼ完全に再現している。 このことは、 私が、妻の記憶を鮮明に保てて...

  • 私を支えているもの

    “妻がいた時”と、“一人になった今”とを比べてみた。 健康面では、良くなったことが多い 妻がいた時は、腰痛がひどくて、 5年間休止していたテニスだったが、 妻が亡くなった翌々年より再開し、 当初は腰をかばいながらのテニスだったが、 3ヶ月ほど前から始めた独自に考えたストレッ...

  • “昭和”

    喪中ハガキが届いた。 小学5年から高校3年まで同じ学校で、 中学と高校の軟式テニス部で一緒だった友人からであり、 今年、姉(73歳)と奥さんの母親(94歳)が亡くなったというものだった。 姉を亡くした彼の心を気遣うとともに、 私の姉は71歳なので、 亡くなっている母親、妻、...

  • これからどう生きる

    私は過去を経て、今を生きている。 過去の中には妻との生活があった。 過去の中で、最も大きな出来事だった。 二人の生活は終わりを告げ、一人の生活へと変った。 今後、どういう生き方をしたらいいのだろう と考えながら生きている。 まだ確たるものは得られてなく、いろいろ模索してい...

  • 「追っかけ」、「推し活」

    妻が、昔、 「私、“追っかけ”をしたことがないのよ」と言ったことがある。 今は、「追っかけ」という言葉は聞かなくなったが、 今で言う「推し活」に近いのかと思う。 最近は、中高年の女性も、ジャニーズや韓ドラなどで、 「推し活」にはまっている人が多いみたいだが、 妻の場合は、 ...

  • 時間

    今年も、あと2ヶ月となった。 時間の経過が早く感じられる。 時間というのは不思議だ。 物理的には、一定の早さで時刻を刻んでいるのに、 あるときは長く感じ、あるときは短く感じる。 好きなことをやっていると、集中しているためか、 時間の流れが早く感じられ、 嫌いなことをやってい...

  • 妻と喪失感

  • 高いハードル

    パソコン内の妻の動画を整理していたら、 2014年11月に、1泊旅行で「伊東」に行った時、 宿泊先に置かれていた卓球台で、卓球をする二人の動画があった。 決して運動神経の良くない妻は、 度々空振りをしていたが、 その都度、「フフフ」と、口を手で押さながら、微笑んだ顔で、 ピ...

  • 不器用な人

    私が、それを聞いて、心が温まる言葉の中に、 「不器用」という言葉がある。 普通は、 「器用」が “優” で、 「不器用」が “劣” と考えられる。 不器用な人は、 特に会社などでは、注意されたり怒られたりすることが多くなる。 でも、 私の場合は、なぜか、「不器用」の方が “...

  • 妻は、今どうなっているのだろう

    亡くなった人のことを、 「天国に行った」、「お空から見てる」、「心の中にいる」 などのように、 あたかも、その人が存在するかのような表現がよくされているが、 そう言っている本人は、本当にそう思っているのだろうか。 「その人のすべては無くなり、終わった」 という言い方をする人...

  • 頭の中は、ほぼ妻

    現在、私の頭の中を占めているのは、ほぼ妻であり、 パーセントで言うと、95%くらいという感じだ。 寝ている時は、さすがに妻のことは考えていないが、 ただ、 妻は、たまに夢に出てくるので、 この時は、妻を考えていることになる。 意識して妻のことを考えている訳ではなく、 無意識...

  • トンボが部屋に入ってきた

    13日の午前0時20分頃、 バタバタバタと虫が飛んでいるような音がし始めた。 共用廊下に照明があるので、 光を求めて、蛾でも飛んでいるのかと思い、 窓を開けて、その照明を見たが、虫の姿は見つからない。 その音の出所を見つけ出そうと思い、耳を澄ますと、 かなり近くで聞こえる。...

  • 忘れること

    妻がいなくなって、 喪失感という雲が、私の心を漂っている。 喪失感をなくする方法は、1つだけある。 それは、 妻を忘れること。 人間は、いろいろな機能を備え付けているが、 忘却機能も与えられている。 忘れることで困ることは多いが、 忘れることが便利だと思うことも、いくつかあ...

  • 「エンディングフェア」に参加しました

    週末に、 お寺が主催する「エンディングフェア」に行ってきた。 境内では、いくつかのブースが出店しており、 多くの人で賑わっていた。 4つの終活セミナーに参加した。 60代が多いように思えた。 私は、まだ、終活の堀を固めている段階なのだが、 とても参考になる話が聞けて、 多少...

  • 今日で、妻なき生活6年

    今日10月6日は、妻の命日で、 妻が亡くなってから6年が過ぎた。 死別経験者にとって、 6年は、長く感じる人もいれば、 短く感じる人もいて、それぞれ感じ方は違うだろう。 6年というのは、それなりの年数であると思うが、 私は、 妻の面影が、まだはっきりと残っていて、 そんなに...

  • 人は、それぞれの道を歩んでいる。 何度も分岐点にさしかかり、判断して1つの道を選び 進んできた。 その判断に対し、後で後悔することもあるだろうが、 すべて後悔しないような選択はありえない。 分岐点での判断を繰り返した結果、 私の今の位置がある。 私は、判断の繰り返しの途中で...

  • 「生」という点と、「死」という点

    人生は、 「生」の点と「死」の2点を結ぶ線上を、 生から死へと時間と共に進み、 「死」の点へ到達した時点で、終了すると考えている。 今、私は、その線上を、 「死」という点に向かって、進んでいる最中である。 一方、妻は、6年前に突然、ぷつんと線が切れて、 切れたところに、「死...

  • 30%の幸福度

    血糖値が110を切り、糖尿病予備軍から脱出出来た。 宝くじで5000万円が当たった。 このお金で、タワーマンションの最上階購入を考えている。 毎日、たくさんの人と交流して、求められていて、尊敬されている。 現在が、以上のようであったら、幸せだろうか。 多くの人は幸せだろうが...

  • 表情

    “表情”は、心を映す鏡であって、 言葉の裏側にある見えにくいものを知る手がかりを、 提供してくれる。 言葉で、「好きだよ」と言われても、 言葉の裏側にある感情が、その言葉と一致しているかどうかは、 心の中を覗いてみないとわからない。 心の中は、本人にしか見えないから、 心の...

  • 回転寿司に行った

    回転寿司チェーン店の、「牡蠣フェア」キャンペーンを知って、 19日、 20分かけて自転車を漕いで、目指す店に行った。 店は、ショッピングセンター内にあり、 いろんな店が入っており、1カ所でいろいろな買い物が 出来る点が、便利である。 牡蠣握り、炙り黒毛和牛握り、まぐろ中トロ...

  • すべての出来事には意味がある

    『人生に起る出来事にはすべて意味がある』 この言葉を否定しないで、 「妻が私より先に亡くなったこと」について考えてみた。 夫婦で同時に亡くなることは、 心中や、二人同時に事故に遭うなど、 極めて限られる場合でしか起らない。 そうでないなら、 どちらかが先に亡くなることになる...

  • “愛情”を使い切る

    妻が生きていた時、 80代半ばくらいまでは、二人の生活は続くと考えていて、 その間に注ぐ妻への愛情量を、私は、概ね自分で考えていた。 しかし、妻は、60歳まで2年を残して、旅立った。 妻は、20~30年分の愛情を受け取らずに行ってしまった。 私は、好きなもの、好きなことを、...

  • 「心」というもの

    「心」というものについて、考えてみた。 「心」について説明しろと言われても、説明はむずかしい。 なぜなら、 どこに存在するかが不明だし、 実体がはっきりしない。 個体でないことだけは確かだ。 神様は、人間に、顔、脳、手足、胴体などを与えた。 見えるものとして、それぞれの個性...

  • シンプル

    妻はオーソドックスな人だった。 テレビでの、現代の恋愛ドラマは見ることはなく、 昔の洋画を見るために、スカパーの契約をするほどだった。 最近の映画は、アクションものが多い印象で、 暴力的なものを嫌う妻にとっては、対象外となっていた。 アクションもの以外も、 最近の映画は、昔...

  • 「徹子の部屋」を見て

    出かける前にテレビを付けると、 「徹子の部屋」という番組をやっていて、 ゲストで大和田獏が出ていた。 黒柳徹子との30分の対談なのだが、 大和田獏の話を聞きたくて、 出かけるのを番組後にすることにした。 大和田獏は、妻である岡江久美子を、 新型コロナウイルス感染症による肺炎...

  • 哀愁を感じる曲

    昨日、100円ローソンで買い物をしていたら、 昔懐かしい歌が流れてきた。 歌っているのが薬師丸ひろ子ということはわかるのだが、 曲名が出てこない。 本来は来生たかおの曲で、旋律は同じだが、 それぞれ、曲名が違ういうこともわかっている。 私が20代後半の時のJ-POPだ。 こ...

  • 守られている

    「神のご加護がありますように」 欧米人が使っているのを、よく耳にするが 日本語にすれば「お大事に」のような感じだろう。 個人的には、響きのいい言葉に感じる。 私は宗教人ではないのですが、宗教的な言葉には関心があります。 宗教の中に入っていくことには抵抗がありますが、 外か...

  • 生活と人生

    私は、毎日、 寝て、食べて、運動したり、テレビを見たり、 言わば、生活(生きて活動)している。 私は、並行して、 人生(人として生きている)を歩んでいる。 どちらも「生」とういう文字が入っていて、 生きているから経験していることと言える。 二つの違いと言えば、 「生活」は、...

  • アンコール

    テニスの休憩中、ベンチに座っている時、空を見た。 遠くに雲があるが、今日も雨が降ることはないだろう。 暑さで、体力の消耗が激しい。 空の青い部分を見ていると、 その先に妻がいる感覚になり、しばらく上を向いていた。 その間、心が安定していることがわかった。 妻と私はまだ繋がっ...

  • 想定外に対する創造性

    出産時に夫の立ち会いのもと、 痛みとの戦いを経て、無事に赤ちゃんを出産し、 涙する奥さん、それを見て微笑む旦那、 番組でその様なシーンを見ていた。 一つの命が誕生する瞬間であり、 見ていて、“命”というものを改めて考えることになった。 私は、それを見た後、 目がテレビの下に...

  • 相性と感動

    前回のブログで食欲がないことを書いたが、 それは、まだ継続していて、 15日から17日にかけて、 16日、17日の朝にパンを一切れだけ食べただけで、 それ以外に食事は取らなかった。 体重は3日間で、76.6キロから73.6キロに減った。 運動してもなかなか減らなかった体重が...

  • 理不尽

    暑さがじわじわ体に浸透してきて、 何をするにも、体がだるく、突っ込む力が弱くなっているのがわかる。 食欲がなく、昼は食べなかった。 今日は湿度が高いせいか、より不快だ。 暑さとの戦いは、9月の上旬位まで続くだろう。 この時期は、テレビでも戦争をテーマにしたものが多く、 自然...

  • 心の断捨離

    終活をゆっくりゆっくりと進めているが、 モノの断捨離は、一服していて、 今は、心の断捨離に重点を置いて、作業を進めている。 自分を整理する。 整理するためには、まず自分を知らなければならない。 過去という時間軸を通して自分を知る方法と、 接する相手を鏡にして、空間的に自分を...

  • 太陽と月

    妻と私は、「太陽」と「月」の関係のようで・ 私が「太陽」の時は、妻は「月」、 妻が「太陽」の時は、私は「月」。 地球から見て、 「月」の存在を知るのは、 月が太陽の光を反射して輝いているからであって、 独自で輝いている訳ではない。 太陽が、月を輝かせているのである。 と言う...

  • 60点の人生

    妻が残してくれた温かい思い出。 私の脳と心に、妻はたくさん残してくれた。 それらは、私の人生に彩りを添えてくれた。 妻と出会ってなければ、 私は、今とは違った自分になっていただろう。 妻を失った後、妻への郷愁は残っているけれど、 妻が私の心の中に置いていった温かい思い出は、...

  • 4ヶ月ぶりに妻の夢を見た

    妻の夢を見た。 夢は毎日見てると思うが、 その内、朝起きた時、記憶に残っている妻の夢は、 過去を調べると、 2022年5月、9月、2023年1月、4月、 そして、昨日となる。 これを見ると、3、4ヶ月周期で見ていることになる。 ということは、年に3、4回見るということになる...

  • 二人の自分

    私には、現在、二人の自分が存在する 以前は、一人の自分でよかった。 妻とのより良い生活だけを考えていればよかった。 妻を亡くして、二人の自分になった。 一人は、 妻を亡くして、 孤独と共に「今」という「現実」を生きている自分。 もう一人は、 いない妻と繋がろうとしながら、生...

  • 妻に似た人

    ブログには、 心の中の“もやもや”を吐き出せる場所として、 心のケアをしてもらっているが、 記憶を書き留めておく場所としても、 利用させてもらっている。 今回は、“妻に似た人” について、記録することにした。 テレビを見ていて、 「あれ、この人、妻に少し似ているな」と思える...

  • 妻を探す

    妻はもういないのに、 何故、私は、妻を探すのだろう。 姿を見せないことはわかっている。 しかし、どっかに隠れているはずだ。 その見えない妻を探し出すことが、 死別経験後の、私の仕事であり、趣味であり、宝探しとなっている。 そうしている時、 子供の時の、“かくれんぼ”のように...

  • 心の中の雨

    関東も梅雨が明けた。 これからは、雨が降らないので、より暑くなる。 空からの雨は降らなくても、 心の中の雨は降り続く。 妻が亡くなって一定の期間は、 台風の豪雨に対して、吹き飛ばされないように、 興奮気味に、ずぶ濡れになりながらも、 傘が飛ばないように、立ち向かっていた気が...

  • 小さな復活 2つ

    7月は、私にとって、2つ復活したものがあった。 こういう書き方をすると、 すごいことかと思われかねないですが 極めて、小さなことです。 1つ目は、 結婚する前の独身時代以来、30年ぶりにご飯を炊いたこと。 妻がいた頃は主に外食、 妻が亡くなってからは、パックご飯で済ませてい...

  • 弱い人からもらえる感動

    外を歩いていると、蝉の鳴き声が聞こえるようになった。 家にいる時、 毎年、バルコニー前の木から聞こえていたのだが、 今年は、聞こえて来ない。 その理由は、 最近、木の剪定が行われ、枝や葉が減り、 蝉が寄りつかなくなったからだろう。 蝉の鳴き声を聞くと、 妻が毎年口にしていた...

  • 私の人生は3種類

    人は、その人でしか持ち得ない「過去」をそれぞれ持っている。 私の過去は、私だけのもの。 私しか経験してない過去だ。 特に過去の中で、妻と生活した24年半は良かった。 これがないと、私の過去は、 平凡な過去になっていたであろう。 この24年半を長いと見るか、短いと見るか。 愛...

  • 妻が生きていたら

    人間、年を取ると、 体力、記憶力は落ち、外見も劣化していく。 このような、マイナスの面もあるが、 プラスの面もある。 経験を積み重ねることにより、人を見る目が養われ、 若い時には見えなかったことが、 見えて来て、本質を見分ける力もついてくる。 年を取ることを嫌う人は多いが、...

  • ブログを書く意味

    死別ブログを書き始めて5年弱になる。 私は、 ブログは、日記の公開版と考えている。 日記は、 自分のために書くものであり、 主に記録を残すのが目的となる。 ブログは、 自分だけでなく、他の人も目にすることになる。 私にとって、心の処方箋は、 励まされるよりも、 妻の話を聞い...

  • 絶対的な味方

    人が安心感を持つためには、 「絶対的な味方」がいるかどうかだと思う。 私のことを知らない、言わば他人は、 私の味方になることはないでしょう。 なる理由がないから。 私のことをある程度知っている知人、友人、兄弟は、 ある程度、私の味方になってくれるはず。 でも、その人達にとっ...

  • 人間は生物界の頂点?

    チョウがヒラヒラと、私に纏わり付くように、 一定の時間舞った。 こういう場面に出くわすと、 私は、「妻が現われた」と思うことが多い。 そのチョウの飛び方を見ていると、 自由を満喫している妻を想像して、 安心する。 このチョウは、 本当に、妻が生まれ変わった姿なのか、 あるい...

  • 夢見る高齢者

    今回は、見方によれば、 少しあやしいかもしれない、 人によっては、 不快かもしれない文章になります。 妻のことは、自分の体の中に入れたいくらい好きだった でも、お互いに生きている間は、体はそれぞれ独立しており、 物理的に無理なこと。 妻が亡くなって初めて、 妻を私の体の中に...

  • “普通”の生活

    人生を年表で例えると、 68年間の年表は書き終えた。 あと何年書き上げれば仕上げることが出来るだろうか。 5年、10年、はたまた30年。 いずれにせよ、まだ書き続けなければならない。 偉人年表ではなく、どこにでもいる普通人の年表なので、 誰も買う人はいなく、見る人だっていな...

  • 記憶の維持

    妻と二人で生きる環境から、一人で生きる環境に変った。 もとの環境に戻すことは出来ない。 以前の環境は過去のものとなった。 過去を今に引き寄せることは出来ない 今の環境に合わせる生き方以外は、選択出来ない。 しかし、 過去を思い出すことは可能だ。 妻と過ごした温かい思い出はた...

  • 妻の動画スライド作成

    私は週一でパソコン教室に通っている。 ここは講義形式ではなく、個別指導形式で、 事前予約制だが、直前の予約、キャンセルも応じてくれて、 自分のスケジュールに組み込むうえで便利な教室だ。 受講範囲は自分でカスタマイズすることが出来るので、 いろんな人が来ていて、 初めて店をや...

  • 妻に関係する二つのニュース

    たまたま、妻に関係する二つのニュースを見た。 まず、一つ目のニュース、 革新的ながん治療法(光免疫療法等)の競争力スコアで 日本が、アメリカを抜いて1位となった。 (特許出願数ではアメリカに次いで2位) 最近は、日本の競争力の低下が顕著だが、 久々にいいニュースを聞いた。 ...

  • 過去 現在 未来

    人の人生は、時間軸で、 過去 現在 未来の三つに分けられる。 「今」という点を基準にして、その前が過去、 この先、死ぬまでを「未来」と普通は考える。 でも、私は、 今から死ぬまでを「今」と考える。 この先、死ぬまでを「未来」と呼ばず、 いずれ訪れる「今」と定義する 即ち、今...

  • 「本能」と「笑いのツボ」

    夕方のニュースを見ていて、 サルとカラスの喧嘩を見た。 サルが、 家庭菜園で育てられていたスイカを食べたり、 監視カメラを破壊したりして暴れていた。 そして、サルが木の上で休んでいたところ、 このあたりを根城にしているカラスが現われ、 サルを威嚇し始めた。 その時、見守る住...

  • 佇まい

    その人を好きになる理由として、 明るい性格、外見、気遣いがあるところ、など 具体的な言い方で説明する場合が多いが、 私は、 妻の好きなところは、「佇まい」だと答える。 「明るい性格の人」や、「気遣いの出来る人」と聞けば、 おおよその人のイメージをつかむことが出来るが、 「佇...

  • 思い切り悲しんで生きる

    私は、毎日、妻を想っている。 そうしている時の自分が誠実に見え、 他のどの行為をしている自分よりも好きだ。 想っている時、 妻に向かって何かを発信している感覚があり、 それが心地良い。 でも、以前と違って、何かが足りない。 それは、 私から妻に向けた矢印はあっても、 妻から...

  • 年を取るということ

  • 人生100年

    「人生100年」という言葉、 数年前から、テレビの出演者が、ワンパターンのように、 口に出し始めた。 将来、平均寿命が100歳に到達するので、 退職してから30~40年ぐらいは人生が残っていることになる。 その長い期間を充実したものにするため、 「学び直し」や、「老後の趣味...

  • 特技が見つかった

    私は、これと言った特技はないのだが、 最近、 「特技かもしれない」と思えるものを見つけた。 それは、 泣いている子供を泣きやめさせる という特技だ。 「そんなの特技になるのか」と言われそうだが、 “資格”と違って“特技”は、独自の認証でいいと思っている。 私には、子供がいな...

  • 希望は持っていた方がいい

    明日、“5月23日”は。 妻が、“余命1年のがんの告知”を受けた日だ。 6年前のこの日は、 私の人生で、最も辛い1日であり、 今においても、それは変わることはない。 私の人生が大きく変ることを宣告された日となった。 その日、外出して歩いている時、涙が出てきて、 止まらなくな...

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