御上神社(みかみじんじゃ;野洲市三上)~近江富士の近くに大きな銅鐸を埋めた人々
高槻から名神高速で向かうと、栗東ICの手前くらいで真正面に三上山(近江富士)の美しい姿が目に飛び込んできます。このように、それほど高い山でもないのにかなり周囲から望見できる姿を拝見すると、なるほどその山の北方(大岩山)から24個の銅鐸が発掘されるくらい、古代から神の山として信仰の対象になっていた事に納得します。門前の道路は交通量が多く、少し北方に行けば安土城跡や彦根城など有名観光地が存在する地らしいにぎわいもありました。・本殿から鳥居まで一直線に南面します【ご祭神・ご由緒】ご祭神は天之御影大神。「先代旧事本紀」では、孝霊天皇の六年に三上山に御降臨され、社記によれば、その後約一千年にわたって御上祝が三上山を磐境と定めて斎き祀っていました。そして、718年に藤原不比等が元正天皇の勅命により、榧木原と呼ばれていた現社...御上神社(みかみじんじゃ;野洲市三上)~近江富士の近くに大きな銅鐸を埋めた人々
2022/04/30 10:22